2014年09月29日

【ばり研通信】台風と洪水と竜巻と雷雨…の時は その2

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以下、「ばり研通信」166号(2014年6月末発行)より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #62

* 台風と洪水と竜巻と雷雨…の時は その2 *

 昨年の9月末に載せた、#54「台風と洪水と竜巻と雷雨…の時は その1」の続きですm(__)m。「その1」では洪水のことを書いたので、今回は、雷と竜巻です。
 今年もまた台風や大雨・雷の季節になり、関東では梅雨入りした(と思われる)6月の上旬から、雨の量が多く、雷も発生しています。さいたま市では、6月6日の深夜〜6月10日の朝まで、約3日「大雨警報」がほぼ出っぱなしの状態で、雨量が増えると「洪水警報」も発令されていました。6月14日には、秋田県の三種町で竜巻も発生しています。台風
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s140929.jpg 雷も竜巻も、積乱雲(入道雲・雷雲)が発達する気象条件で、ほとんど発生しているので、雷や竜巻から身を守ることは、この発達した積乱雲を建物内でやり過ごすことが基本です。積乱雲は、上空へもりもりとハッキリした形で盛り上がる雲で、太陽光の反射では真っ白に見えますが、積乱雲の下に入ると光を遮るのでとても暗くなります。まとまった積乱雲でも、発生から1〜3時間程度で弱まり、平面的にも大きく広がらないので、雲の移動と共にやり過ごすことができます。
 雨が降り始める前でも、近くに大きな積乱雲が見える、雲の下に入り急に暗くなった、雷鳴(ゴロゴロの音)が聞こえる、急に涼しい風が吹き始める、などの場合は、その段階で、大雨や雷が来ることが予想できます。今どきは、ネット上で気象レーダー等の雨や雷の状況を見れるので、この時点で確かめることも大事ですし、特に雲の様子が見えない夜間は有効です。
 大雨や雷が予想されたら、屋外の徒歩や自転車での移動を避けます。外にいる場合は、やり過ごす建物などを探してその建物の中で様子をみます。木造住宅程度以上のしっかりした建物(木造の簡易な建物は避ける)や避雷設備のある建物、電車や自動車など(閉じた金属空間)でやり過ごします。雷は、雨が降り始める前や、雨がやんだ後にも発生するので、降雨よりも積乱雲が離れていることを確認して、屋外の移動は判断します。雨

 落雷(対地放電)は、積乱雲から地面へと放電するため、高さの高い物に落ちて(を通って)地面へと電流が流れやすい傾向があります。また、人は電気抵抗が小さく、物よりも電流が流れやすいので、高い物の横にいると、落雷した場合に、その物から電流の通りやすい人を経由して地面に電流が流れます(側撃雷)。そのため、高い木の下での雨宿りなどは危険で、木に限らず高さの高い物から4m以上離れるようにします。逃げ込める建物などが無い場合に、道路上の電線(電流を受け流す)の直下は比較的安全と言われていますが、電柱は高さがあるので電柱から離れた場所に限られます。しかし、大雨と雷を屋外の電線直下でやり過ごすのは心理的にとても怖いので、やはり建物を探すべきでしょう。
 人が雷の直撃や側撃を受けると、主に瞬間的な大電流によって、生死に関わる心肺停止や脳や神経などの外傷を受けます。直撃や側撃を受けなくとも、落雷によって直近に発生する誘導電流(誘導雷)などでも影響を受けます。雷で電気製品に影響が出るのも、電線への直撃に加えて、この誘導雷によっても電線などに過大な電流が流れる(雷サージ)ためです。そのため、故障しやすい電気製品のプラグをコンセントから抜いたり、あらかじめ雷サージに対応する電源に接続しておくことで、電気製品に過大な電流が流れ込むのを防ぐことができます。
 また、持ち歩く程度の金属製品を身に着けていたり、車イスだからということで雷が落ちやすいことはありません。電動車イスでも同様ですが、ただ充電中はコンセントとつながっているので、雷サージへの対応をした方がよいと思います。故障しても、すぐに修理や買い替えができる製品ではありませんので。雷

 一方、竜巻は、いつどこで発生するか範囲を絞って予想できません。積乱雲があっても、雷に比べれば発生する確率ははるかに低いのですが、人命に関わる影響は雷よりずっと大きいです。
 建物などで大雨や雷をやり過ごしている時に、漏斗雲(竜巻の雲)が見えたり、風が急に異常に強まってきたり、物が飛ばされる音がし始めたら、建物内でも突風をやり過ごせるような物陰に隠れます。風が通り抜ける窓やドアは、突風に突き破られ、物が飛び込んでくるので離れます。頭を守るために頭を抱え込み、突風の抵抗を減らすために伏せて、突風が通り過ぎる数秒間ジッと待ちます。ある程度強い竜巻の場合、木造住宅や自動車は飛ばされてしまうので、竜巻から逃げる場合は、コンクリート造か鉄骨造の建物内に逃げ込むことが必要です。

 大雨や雷も竜巻も、屋外には安全にやり過ごせる場所や方法は無いと考えます。事前に建物などに避難できず大雨や雷が始まってしまっても、それでも建物や自動車へとにかく早く逃げ込むように移動する方が、その場で雨宿りするより良いとに思います。ダッシュ(走り出すさま)

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posted by ki at 20:24| Comment(0) | ばり研通信
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