2014年11月18日

【ばり研通信】車との接触を、運転者に気付かれることから考える

「ばり研」は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」168号(2014年9月末発行)より、一部、修正して掲載してます。
-----
とりあえずいってみますかぁ♪ #64

* 車との接触を、運転者に気付かれることから考える *

s141118.jpg 車イスを利用している人は、座った姿勢で移動するために背丈が低く、一人で道路を横断したり進んでいる時は、車の運転者から気付かれにくいことがあります。手動の車イスの人は、地面からの背丈が約100〜120cmで、幼稚園〜小学校低学年の子と同じくらいの身長です。電動車イスの人は、それよりやや背丈が高く約120cm〜140cmです。私は、車の運転中に、車イス利用の人を見かけることはあまりないですが、施設近くで見かけた時を思うと、ヘルパーさんのような一緒に歩いてる人に、先に気付づいている気がします。車(RV)

 道路交通法には歩行者保護の規定がありますが、100%その通りになるわけではありません。実際に車とぶつかってしまえば、過失云々は色々あるかもですが、当人がケガをしたり亡くなってしまう現実は、どうにもなりません。現代の人間社会の中で暮らしている以上、自分の身は自分で守るという意識が、道路を進んでいる時でも必要なのが現実です。

 ちなみに、道路交通法の主な歩行者保護規定は次の条項です。文中の「…」は読みやすくするための省略です。

第18条第2項 車両は、…歩行者の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない。
第38条第1項 車両等は、横断歩道等に接近する場合には、…横断しようとする歩行者等がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前…で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
第38条の2  車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断しているときは、その歩行者の通行を妨げてはならない。
第71条第1項2号 身体障害者用の車いすが通行しているとき、目が見えない者が…つえを携え、若しくは…盲導犬を連れて通行しているとき、耳が聞こえない者若しくは…身体の障害のある者が…つえを携えて通行しているとき、又は監護者が付き添わない児童若しくは幼児が歩行しているときは、一時停止し、又は徐行して、その通行又は歩行を妨げないようにすること。
同項2の2号 前号に掲げるもののほか、高齢の歩行者、身体の障害のある歩行者その他の歩行者でその通行に支障のあるものが通行しているときは、一時停止し、又は徐行して、その通行を妨げないようにすること。


 車の運転者の側も、早めに気が付いていれば、わざわざ突っ込んで来ることはありません。なので、自分の身を守る方法の一つに、自分が道路を横断したり進んでいることを、いかに早く気付いてもらうかというのがあります。目

 そこで、ノイエのメンバーと、道路を横断したり進んだりする時に、車をどう意識しているか、どうしたら車の運転者に気付かれやすくなるか、話してみました。
 車イス利用のメンバーは、「来る車がどうか確かめて」「渡ってる最中も車を見る」「ライトを付けている」など、とのことです。道路を横断する前に車は確かめますが、横断している最中に、何か特別目立つようなことをする、ということは、さすがに無いようです。他のメンバーにも聞くと、「運転してる人を見て、行っていい?、あっども、という感じで」「渡るときは急いで」、逆に「車は意識しない、(転んだりしないよう)いつも通りで」とのことです。

 この企画のきっかけになったAさんは、一人で信号の無い道路を横断する時は、左右を確認して渡り始めると、右手を高々と伸ばし、大股で全身をはずませるような見事なオーバーアクション?で、急いで渡っていきます。車の運転者から見ても、ちょっとビックリするくらい目立つと思います。るんるん

 さて、車イス利用の人はどうしたら良いかですが、そのアイデアはメンバーも私も思いつきません…。特に手動車いすの人は、手を挙げるような動作は、車イスをこげなくなってしまうのでできません。冗談では、のぼりを立てて進むとか、フラフラ道路の真ん中進んでる方が目立つとか話しましたが、フラフラ進むのは目立つけれどそれ以上にリスクを高めるので本末転倒です…。車イスを派手に装飾するようなことも、室内の生活でも使う物なので、そうもいかないですよね…。

 話した中では、車の特に運転者の方を見て、車に気付いていることを伝えることと、夜間などの暗闇でライトや反射板で光るようにすることが、基本だと思います。ただ、車を見るのも、渡ってる最中にずっと見ることはできないので、渡る前に渡りたいことを視線で気付いてもらうことが、メインになるのかもです。車の側では、最近、車へ搭載されるようになった衝突被害軽減ブレーキにも、様々な歩行者を見つけ出し、その動きの予測精度が上がることを期待ですかね。モバQ

くらしデザインスタジオ@考(^^;)トップへ

posted by ki at 23:13| Comment(0) | ばり研通信
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。