2015年03月29日

【建物進行中など】アルミの木造制震装置・スイッチプレート色々・藍染めなど


 今月上旬、4年ぶりに「日経メッセ 街づくり店づくり総合展」https://messe.nikkei.co.jp/の「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「ライティング・フェア」を見にいってきました。その中で気になったものを少しアップしてみます。カチンコ

s150329a.jpg 木造向けの制震装置がいくつか出ていたのですが、金属の主にアルミを地震のエネルギー吸収材として用いているものが、主流になっているようです。オイルダンパーは、温度変化や速度変化の影響を受け、経年によっても多少性能の変化が出てしまうとのことです。その点金属のアルミであれば、常にほぼ安定した性能が得られるそうです。
 手前は、ホリーの「WUTEC-SF(ウーテック)」http://www.hory.asia/wutec/wutec-sf/、左上は、アイディールブレーンの「μ-DAM」http://www.ibrain.jp/?page_id=3583、右上は、理研軽金属工業の「ブレースリー」http://www.rikenkeikinzoku.co.jp/products/development/list/index.html#sect-003です。一度は使ってみたいものですが、個人事務所ではなかなかその機会はなさそうです…。目

s150329b.jpg 今年は、取替え用のスイッチプレートがたくさん出展されていました。メーカーの既製品では部屋の雰囲気に合わないというところに、ユーザーの目がいくようになってきたのでしょうね。
 右は、スガツネ工業の「スイッチ・コンセントプレートPXP型」http://www.kodawari-kanamono.com/plate/?%20pr_id=20150105_lpの中で、今年発売されるトグルスイッチのシリーズです。これはなかなか面白く、メーカー品になった安定感も期待できるので、使う機会がありそうです。
 左は、内外http://www.oj-naigai.co.jp/の「Kivaキヴァ」という、I型手すりとスイッチプレートのシリーズです。フィンランドの製品で、多色層のフィンランドバーチLVL製だそうで、手すりぐらい長さがあると、その積層の表情がいい感じです。るんるん

s150329c.jpg こちらは、アスワンの水洗いできる繊維床材「ロボフロアー」http://www.aswan.co.jp/home/commodity/commodity_026.htmlです。が、その中に「ナチュラルズ」という、板フローリングの表情をプリントしたものが出たそうです。プリントのリアリティが高いので、板模様だけどなぜか柔らかい…という不思議な感じです。日本には、こういう自然な表情が求められるけれど、表面の硬いフローリングは張れないという施設などが多々あるようです。モバQ

s150329f.jpg 大利木材の「凛」http://www.dairinet.com/rin/aizome.htmlという、藍染めの杉材です。無垢の集成板や羽目板がきれいな色になっていて、調合した藍色とは違うような気がします。染めただけでは色落ちするので、オイルかウレタンで仕上がされています。写真のパンフは、複合フローリングで、MDF基材に藍染めの杉突き板を貼っているようです。そういえば、木の床を木の色でない色で仕上げるというのは、あまり見たことないですが、藍色などの日本の自然色は有り得るかもですね。アート

s150329d.jpg 明祥の「モザイコタイル」http://www.mosaicodigitale.asia/ですが、タイルではなく、モザイクタイル風の樹脂製装飾板という感じです。ベースのグラフィックをデザインして、それに多種ある目地を組み合わせて、モザイクタイル風に加工して仕上げるそうです。本当のモザイクタイルで、何かの絵を表現しようとするとタイル選びが大変なのですが、その逆の発想なので、表現の幅がタイルよりも幅広く、仕上がった感じもとても面白いです。ひらめき

続きは、http://home.kurade.net/article/116120195.htmlです。

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posted by ki at 20:12| Comment(0) | 建物進行中など
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