2008年03月26日

【色々と見て】さいたま市プラザノース事前見学会にて

 3月13日に、さいたま市北区に建設中のプラザノースの、周辺の福祉関係者向けの事前見学会に介助者として参加してきました。プラザノースは、5月1日にオープンするさいたま市のコミュニティ、ホール、芸術創造ユーモア機能と、北図書館、北区役所の複合施設です。北区内のステラタウンの西側に位置します。http://www.city.saitama.jp/www/contents/1191917301634/index.htmlなどに載ってます。

●市民広場のエコーと外観るんるん
s080326a.jpg 敷地の南東角に市民広場があります。市民広場に面する建物部分はRになっていて、そのRの中心がちょうど広場の中央のグレーチングの所にあたります。この建物のRは120度くらいの範囲に渡り、なおかつ反射率の高いガラス面なので、Rの中心付近ではエコーが楽しめます。小さな声でも、かなり大きく耳元で話されているかのように感じます。設計の方も施設の方も誰も意図してなかったとのことですが、ここは個人的にかなりおすすめです。

s080326b.jpg 下の写真は、北区役所部分の外観です。市民広場に面するアトリウムや東側の北図書館やセミナールームのある建物は、ガラス面がかなり広い建物ですが、北区役所の建物は、RC造系のなんとなく公共施設?っぽい建物になっています。災害時などの活動拠点など区役所の機能的な要件があるのかと思いますが、機能的効率的な建物も複合されているのが面白いかなと思いました。
 この2枚の写真は、見学会の始まる前に撮影したものです。

●アトリウムなど晴れ
s080326c.jpg プラザノースは、区役所、ホール、図書館とセミナールーム等、ユニークプラザとギャラリー等の4つの建物の間を、アトリウムにしてつなぎの空間にしたようなプランになっています。写真は、アトリウムの一番区役所側の所で、市民広場に面したカフェができるあたりです。明るく気持ちのよい空間で、鉄骨の柱や天井の梁があらわしになっていて、スタジオ的な雰囲気が漂っています。
 今時の公共施設なので、全館で段差らしい段差は全くありません。唯一、建物全体が一体で免震装置の上に載っているそうで、そのため通常の建物より外構レベルと1階床レベルに差があるそうですが、各出入口は特に気になることなくスロープ処理がされていました。

●吹抜けや屋外デッキなどリゾート
s080326d.jpg 外観の比較的シンプルな印象と異なり、内部に入ると非常に変化に富んだ空間を体験できます。平面プランがかなり凹凸になっていて、凹んだ部分は吹抜けていたり、写真のような屋外デッキになっていたりします。その他、廊下や踊り場にもちょとしたスペースがあって、隠れ場所的に時間を過ごせる居心地のよさそうな場所が、あちこちに点在します。
 吹抜け等の効果で、目線や音など空間的なつながりがとても感じられたり、ガラス面が多用されているので光を感じられる場所が広く、とても明るい印象です。さらに、死角を減らすことにも配慮されているように感じました。断面形状も場所場所でとても変化があり、目の不自由な方でも空間の変化を楽しめるのではないかなと思ったりしました。

●3面ガラス張りの交流スタジオ目
s080326e.jpg セミナールームやキッチンスタジオやギャラリーを見学させていただいな中では、交流スタジオが印象的でした。CSのステラタウンと連絡する2階デッキのたもとの人通りの多そうな場所に、3面ガラス張りの交流スタジオがあります。さらにスタジオ内は上階と吹抜けていて天井が高く、3階のガラス面からも交流スタジオ内を見下ろすことができそうです。
 公開ワークショップなどを想定しているようですが、意外に見られたい会議ってあるようなので、なんの集まりだろうという感じもできそうです。これだけ丸見えだと、おちおち寝てられない会議にもなるなあと思ったりしました。このスタジオの前もちょっと広くなっていて、色々な使い方ができそうで面白いです。単なる部屋貸し以上のイメージが湧いてきます。

●木内装のホールカチンコ
s080326f.jpg プラザノースには、いわゆるホール型のホールと可変タイプの多目的ホールの2種類のホールがあります。どとらも2階床レベルが客席へのメイン通路レベルとなっていて、このレベルに車いす対応の客席スペースを用意できるようになっていました。
 そのうちメインホールの内装は、木を使った縞模様とやわらかい白い塗装?部分との組み合わせが、とても良い感じでした。壁の木の縞部分は、角材を4色?程度の色違いのステイン?で塗装して、1本1本厚みを微妙に変えて貼っているそうです。当然ながら内装制限をクリアする壁と天井の仕上げになっているそうです。ホールはとても落ち着いた空間でありながら、なんとなく特別な感じや高揚感が演出されているようで、観る人や演じる人を刺激してくれるのではと思ったりしました。

●トイレはまた後日...車椅子
s080326g.jpg 実は、一番盛り上がったのは、いわゆるみんなのトイレでした。プラザノースには、10ヶ所のみんなのトイレができるのですが、それぞれ中の機器の構成やレイアウトが全て少しづつ異なることになります。さらにこれらのトイレを案内するためのパンフレットが用意されます。自分が利用しやすいトイレを選ぶことができるよう想定をしています。1年前の事前説明会などで出た話で、実現に至った部分のようです。この日は当然引き渡し前なので2ヶ所しか見れず、4月に予定されている市民向け事前公開で、車いすの方と10ヶ所回ってみようかと思っています。なので、トイレの具体はその後で載せようかと思います。
 この日の時点でも、出入口の戸が手動でなおかつ全開で止まらないので、ドアのハンドルを握れない人や片手でジョイスティックを操作してる人は入れないかも、と想像はされました。また、TOTOの白い正方形の操作リモコンは、点字がなかったり乾燥が小さかったり、壊れやすい部分もあって公共用には厳しいかなと思うのでした。
posted by ki at 01:56| Comment(0) | 色々と見て
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