2015年07月22日

【ばり研通信】子どもの頃のAちゃんとBちゃんとの記憶 その2

「ばり研」は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」174号(2015年4月末発行)の私の連載より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #70

* 子どもの頃のAちゃんとBちゃんとの記憶 その2 *

s150722.jpg Bちゃんは、小学校1年生から6年生まで、ずっと一緒の組だったクラスメイトです。Bちゃんは自閉症のような感じで、独り言のように同じ言葉をつぶやいていたり、決まった動きを繰り返したりしていました。会話をするのは難しかったですが、普通に小学校に通い、クラスでみんなと同じように授業を受けていました。体育や音楽などの授業や学校行事なども、ほとんど一緒にやっていたと思います。だた週に1日(だったかな…)、別な小学校の障害学級へ行っていました。夕方になるとBちゃんは、住んでいた団地の階段の電灯を点けるのが日課だった?ようで、自転車で各住棟をまわっていたりしました。

 学校でのBちゃんは、たまに授業中に動き回ったり教室から出て行ったりしていましたが、高学年の時には、先生はそこであえて?何もせず、クラスメイトがBちゃんに、席へ戻るよう言いにいっていた記憶があります。また、Bちゃんは、「髪の毛〜♪」と言いながら、女の子の髪をかき上げるのが好き?でしたが、それをされた女の子たちからは、「やめて!」と普通に怒られて?ました。クラスの中では、Bちゃんは会話はできなくても話せば分かるという感覚で、ダメなことはクラスメイトが伝えなければ…みたいな空気感でした。当然、Bちゃんは普通と「違う」という感覚だったのですが、何か特別なことにしてはいけない…という意識もクラス内にあり、他のクラスメイトと同じに接するものと考えていました。目

 Bちゃんは授業以外でも、班での色々な当番や放課後の勉強会などのメンバーに入っていて、そのことを先生ではなくクラスメイトから発案して伝えることになっていました。ですが、今思えば、先生の方で相当フォローしていたのだと思いますが…。ある時、体育館に5年生全員が集まり、キャンプの班を決める集会がありました。クラスで自由に2人組になり、さらに違うクラスの2人組と自由に組んで班を作る、という方法で、いっせいのせで始まりました。当然その中にBちゃんもいるのですが、Bちゃんは自分から誰かとペアにはなれないので、クラスメイトの中で自然にBちゃんを…という流れができ、その中で私がペアを組むことにしました。ただ、特に意識していないつもりだったのですが、実はその時の私には、背負ったプレッシャーが重く、本番のキャンプは仮病で休んでしまいました…。

 こんなこともありました。Bちゃんが自分のことを「Bちゃんはね…」と言ってしまうので、先生からの話しで、ある時から、Bちゃんを名字の「D君」と呼ぶように変わりました。私は、Aちゃんの経験http://home.kurade.net/article/136733298.htmlがあったので、あだ名で呼んではいけないこと=あまり親しくしてはいけないこと=他のクラスメイトとは違う対応…、というように受取りました。私以外の人はそのようには感じてないと思いますが、私はこれ以降、Bちゃんに対しては、距離が離れた感覚になったのを覚えています…。時計
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 私は、このAちゃんやBちゃんとのことを思い返した時、まだ物心がついてなかった?うちは、どんな人もそのままに見る感覚しか知らなかった気がしました。自分でこうしようと思って、接して見たり話したりして得たことだけが、その人の全てだったような気がします。そこから年月を経て、自分以外の人の考えや動きに触れるようになり、自分の感覚だけを頼る感じから、友達や先生などがやっている考え方、自分が暮らしている社会に広まっている?考え方を、なんとなく取り入れていったように思います。

 この歳になり、また障害者の方々や子ども達と接するようになった時、自分にも根付いていた普通の成人?とは違う特別な配慮のいる人…という意識が、逆に不必要な区別までしてしまうことに気づきました。その意識を取り払いたくなり、自分が接して得たことだけでその人を見よう…と思った時に、この何か昔に経験していた感覚?に出会ったのでした。しかしながら、もう当時のようにニュートラルにはなれないので、ただ横に並んで自分の思ったままに話したりする…(かな…)ことで、当時の感覚に近づこうとしている感じです…。モバQ

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posted by ki at 20:15| Comment(0) | ばり研通信
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