●バウハウス・デッサウ展
上野公園奥の東京藝術大学大学美術館http://www.geidai.ac.jp/museum/で、7月21日まで開催しています。大学でバウハウスは勉強?したりしていましたが、存在位置がなんとなく分かってきたのは、ここ10年くらいです...。そのバウハウスの歴史の中で、最もバウハウスらしい?デッサウにあった時代をとりあげた展示会だそうです。展示数は非常に多く、見応えがあり、楽しめます。学校の課題やその作品の展示という部分も多く、いーかげんに大学をこなしてきた自分と比較すると、表現ための基礎教育?がかなりなされているように感じます。左の絵はがきにあるような、グラフィックや建物は、今の時代に見るとまた新鮮な感じがします。一方、家具などのプロダクトは新鮮さを感じないので、今はまだ同じ流れの中にあるってことでしょうか。
ちなみに、左上は、展覧会のチラシに、展示作品などがズラーッと印刷されてたトコに、真っ赤なチケットを置いて撮ったものです。
芸大美術館は大学の中にあり、美術館のカフェにも学生がたくさんいます。懐かしい学生スケールの空間というか、学生くささというか...とても感じられます。
●青春のロシア・アヴァンギャルド
シャガールからマレーヴィチまで モスクワ市近代美術館所蔵
渋谷の東急Bunkamuraのザ・ミュージアムhttp://www.bunkamura.co.jp/museum/index.htmlで、8月17日まで開催しています。ロシア.アヴァンギャルドは、前衛的でエネルギーのある作品のイメージで私はきてますが、どの時代のどういう作家の活動を指すのか、未だに良く分かっていません...。作品数はあまり多くなく、絵画が中心でした。実用されたポスターのようなグラフィックや、いってしまっているような作品を期待したのですが、とても落ち着いた展示でした。キュビズム程度までなので、「青春の」というのは初期の頃って意味なのかなと思ったりしました。
そんな中で、左の絵はがきの左は、Marc Chagallシャガール氏です。右は、Aristarkh Lentulovレントゥーロフ氏です。このレントゥーロフ氏の絵は、暗い色味が多い中で明るい色味があって、輝いて見えました...。
久々に渋谷へ行ったのですが、もうなじめない身体になっていました...。10年くらい前までは、人ごみも気にならず、そこをスイスイと歩けたのですけどねぇ。
●アールブリュット/交差する魂
ローザンヌ アール・ブリュット・コレクションと日本のアウトサイダー・アート
汐留の松下電工汐留ミュージアムhttp://www.mew.co.jp/corp/museum/で、7月20日まで開催しています。こういう美術のための芸術でない作品で、伝わってくるモノは好きです。さらに、何かのポスターやジャケットみたいに、実用的な要素と組み合わされてくると、より興味を惹かれる存在になります。展示数はあまり多くなく、日本の方が半分なので、もう少し他国の方の作品が見たかった気がします。日本の方の作品はなんとなく傾向があるように感じ、私も日本の人なので、想像や共感できる範囲にあるように感じました。果たして社会の違いで、作品がどう変わってくるのか、ある意味社会的な部分そのものを表現してくれるのでは、と思うところもあるので...。
その中で一番気持ちを感じたのは、Nek Chandチャンド氏の「チャンディガールの石の庭園」の、「...チャンドが造園を開始してから14年後、再開発対象エリアに2ヘクタールにも及ぶこの類をみない造形物群があることを知り驚いた市当局は、検討の末それらを正式に認め造園が継続されるよう、彼に作業員と給料を提供する決定を下しました。...」でした。
