「ばり研」(=ノイエ)は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」177号(2015年7月末発行)の私の連載より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #73
* 特別支援学校の学生さん達に伝えるとしたら… *


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Aさんは、普段「ストレスがたまっているので」、「夏休みとか長い休みに入ると」気分がいいよ、とのことです。「どこにも行かなくていいし、面倒なやつら(ノイエのメンバー?)に会わなくていいし」と。休み中は、「どっかに行くわけでもなく、ひたすら寝て、ダラダラする」のが最高で、「休みは基本的に昼夜逆転」と。いつ頃からほっといてもらえる?ようになったか聞くと、「昔から母親が(仕事で)ほとんど家にいない」ので「一人でいられたから」と、一人で自分の時間を過ごすことが多かったようです。
誰にもジャマされず自分の時間を過ごすことも大事…という感じでしょうか。長く寝るなど心身の回復もあると思います。こんな感じに自分の時間を過ごせるには、家族との信頼関係ができてないと…というのもありますね。

Bさんの伝えたいと思うことは、Aさんにも手伝ってもらって考えます。その中から「いかに気付かれないようにカラオケをやって帰ってくるか…」が一番活き活きしてる?かな、となりました。人力車の販売中に、上階でやってるカラオケ教室に、ノイエの誰にも気付かれずに行って、販売の片付けまでに戻ってくる…ということです。Bさんは、どうやって行こうか様々な作戦を考えて実行していて、販売中のメンバーに気付かれないぐらいは「おちゃのこさいさい」みたい…だと。
やりたいことは、自分でどうやってやろうか考えて実行してみる…という感じでしょうか。ただ待っていると、大抵はやらないままで過ぎてしまいますからね。

Cさんは、「コンビニのおばさん(店員さん)が、僕が行くと、今日は何がいいの?と出て来てくれるようになった」とのことです。おばさんのどこがいいか聞くと、「覚えていてくれて、気さくにどんどん話しかけてくれて、これが買いたいと言ったらスーッと動いてくれる」と。そうなると「僕も土日も行くようになるし、そこの商品を買いながら、おばさん今日もいるかなと見たりする」と。どうしてそういう関係になれたのか聞くと、Cさんの方からも「これから仕事に行ってきます」とか「仕事帰りに顔を見に来ました」とか、話しかけているから、とのことです。
お店などでも、自分のできないことを分かってもらうだけでなく、お互いの人づきあいがあって、もっといろんな意志疎通ができるようになる…という感じでしょうか。年齢を重ねると、気にかけてもらう立場から、徐々に気にかける立場に変わっていきますしね。

Dさんは、「二十歳すぎの頃に、小学校の時の同級生だった友達と、ショッピングとかして、おしゃべり」するのが楽しかった、とのことです。おしゃべりはどういう感じで楽しかったか聞くと、「時間が経つのを忘れる」くらい夢中になっていたと。そういうおしゃべりはどうしたらできるようになるか聞くと、「自然体になれば」と、気負ったりしないのがいいようです。
友達とかとおしゃべりをしよう…という感じでしょうか。様々な人と色々気軽なおしゃべりは、特に女性には楽しいと思いますし、人づきあいも広がりますよね。

Eさんは、「ネイルとか、おしゃれとか」がいいとのことで、特にネイルは「人に見せられるし、自分で眺めていても楽しい」とのことです。「友達との話しのネタにもなるけど、やっぱり自己満足」が大きいとも。ネイルをしていると「気持ちが晴れてくる」けれど、逆に「少しでも欠けると凹む…」のだそうです。ネイルを始めたきっかけを聞くと、「友達がキレイでうらやましかったので」と、やはり女性はおしゃれそのものが楽しいんですね。
女性はおしゃれを楽しみましょう…、もしかしたら、今どきは男性もおしゃれを楽しみましょう…という感じでしょうか。自分の気持ちも盛り上がってきますし、自己満足は日々の活動の大事なエネルギー源だと思います。

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