2016年08月16日

【ばり研通信】80_仕事の服装と普段の服装のこと。


「ばり研」(=ノイエ)は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」184号(2016年4月末発行)の私の連載より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #80

* 仕事の服装と普段の服装のこと。 *

s160816.jpg 今回は、就職など向けて頑張ってるAさんと、今、気になっていることや、なんでだろう…と思ってることをいくつか話しをした中から、「ファッション(服装)」のことです。Aさんは「仕事とかによって、どんなファッション(服装)があるのか興味があります」とのことでした。仕事によって様々な制服や作業着などがありますが、それはAさんが出会う人と話してもらうことにして、ここでは私自身のことと合わせて少し書いてみます。目
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 Aさんは昨年、就職に向けた面接などでスーツを着ていました。今のところ事務仕事を志望とのことで、勤めるようになった場合もスーツの可能性が高そうです。Aさんは車いすを使用していますが、着替えなどはほぼ問題なくできるそうです。ですが、ネクタイだけは難しいようで、家族とは「事務職で働くとなると、毎日ネクタイしないといけないのはきびしいね…」と話したそうです。
 今のスーツやワイシャツは、ブランドや高級生地などにこだわりが無ければ、形状記憶やシワも付きにくく汚れにくかったり、洗濯機で洗えて速乾だったり…と、使い勝手がとても便利なものがあるようです。ネクタイもワンタッチネクタイなどがあり、Aさんでも、スーツ類の扱いが大変にならずに済む方法がありそうです。

 と、他人事なのは、私自身スーツを着たのは、20数年前の就職した当初しか経験がありません。スーツやネクタイを保守的な人物の象徴?と捉えていた世代なので、とにかく嫌いですし、クリエイティブさが求められる業界なので、実際にスーツ+ネクタイだとマイナスイメージになることもありました。上下お揃いのパジャマみたいな寒そうなカッコに、首からよだれ掛けをぶら下げて恥ずかしい…という風にしか見えません…。

 と言いながら、行政や企業さんのかなり偉い方が出席する会議や、逆に地元の住民の方が集まるような会議では、余計な突っ込み所を増やさないように、ネクタイをしめていました。私は、設計やコンサルなどの技術系ですが、行政や民間などのクライアントさんとの会議は頻繁にありました。ですが、入社してすぐにスーツ+ネクタイを減らし、綿シャツ+ノータックチノ+ジャケットに移行して、必要な時だけ持ち歩いているネクタイをしめる…というスタイルになりました。

 独立後も会議的な場では同じですが、新たに、住宅などの工事現場へ通うことが多くなり、大工さんはじめ様々な職人さんと打合せするようになりました。そうなると、綿シャツ+チノでも、それは汚れない仕事としてのスタイルなので、現場とは一線を画しているように見えてしまいます。なので、現場へは、ホームセンターで売っている汚れていい作業着で通い、設計監理者の立場ですが、現場の中で一緒にやっていくことをしています。ただ、作業着でも上下お揃いが嫌いなので、上は作業着+下は汚れていい安いチノにしています。ブティック
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 再びAさんの話しに戻りますが、今一番着てみたい服装を聞くと「野球のユニフォーム」とのことで、なるほどです。ユニフォームの中では「縦縞(東海大系列高校のような)のが」好きで、他に「龍谷大付平安高校のローマ字や、関西の学校のはカッコイイのが多い」とのことです。野球のユニフォームは、私も何度か着てますが、アンダーシャツやストッキングなど普通とちょっと違う着方のものがあり、特別な服装をする感があります。車いす利用の人でも、ベンチサポートメンバーとして野球チームに入って、試合の時はユニフォーム着てベンチに入る…というのは、なかなか難しいですか…ね。

 Aさんは、普段の服装では、最近は「持っている服をどう組み合わせるか(コーディネート?)」に凝っているそうです。その日に何を着ていくかは、全部自分で決めて用意しているそうですが、今どきの若い男性としては、それはとても大事な気持ちに感じます。私は、他の人の服装のことをあまり言えないのですが、Aさんはすんなりスマートに着ている印象があります。
 ちなみに上の写真は、上着をかぶるように着ている最中のAさんです。ひざの上で先に上着に両手を通してから、上着を頭の上を通して着る…という方法です。Aさんはずっとやっていたようですが、私は服装の話しをして、それがなかなか上手い方法であることに初めて気付きました…。野球

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posted by ki at 14:29| Comment(0) | ばり研通信
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