
先月ですが、"わらじの会"
http://warajinokai.sakura.ne.jp/の中で越谷市にある「くらしセンターべしみ」
http://beshimi.sakura.ne.jp/が、施設改修工事に伴い、室内壁を珪藻土でセルフ左官するとのことで、興味があって手伝いに行ってました。「くらしセンターべしみ」は、10年ちょっと前に、社会福祉士資格取得のための実習でお世話になって以来、たまにお邪魔したりしていました。

先月の時は、左官作業の初日だったので、左官材メーカーの方から方法を学びながらでした。使用していた珪藻土の左官材料は、(株)ユーディーの「MPパウダー」
http://www.useful-d.co.jp/product/という製品でした。珪藻土+火山灰+すさ+食品糊という自然素材だけで作られており、液性も中性で、作業時の伸びや乾燥、汚した後の掃除なども、とても扱いやすくて良い製品でした。

施設の職員の方に加えて、利用者の方々も左官作業に参加して壁を仕上げていきます。初めて作業する方ばかりだったのですが、コテにすぐに慣れて上手くなる方がいたり、素手で塗っていい感じの表情を作ったりする方など、ドタバタですが作業はなかなかイイ雰囲気でした。
私自身は、(→
”壁の漆喰塗りの誘惑”)以来だったので、かすかな感触を思い出しながらの左官作業でした。「くらしセンターべしみ」では、まだまだこれから期間をかけて3部屋の壁をセルフ左官していくそうなので、今後もお手伝いに行く機会はありそうです。

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某所の使われていない換気口に、風雨の侵入対策をしていました。ウェザーカバーの交換まで含めて方法を考えた結果、アルミの複合板とアルミアングルでフタすることにして、各部材のプレ加工をして現地で調整しながら取り付けます。

雨掛かりになるので、下のアングルは水切りを兼ねて大きくして先付けして、横と上のアングルで複合板を押さえています。主に屋内用のアルミアングルですが、ステンビスで枠に留めることで大丈夫だろうと判断しました。既存の劣化したウェザーカバーは、仕上モルタルが上に被っているので、このままにしておくことになりました。
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某所のパイプファンの交換もしていました。トイレに設置されているパイプファンが、10年近く経ちモーター音が大きくなってきていました。元々設置されていたのは、簡易シャッター付のタイプでしたが、基本的に24時間常時換気で使うため、現在の電気式高気密シャッターは必要なく、通常のインテリアパネル付パイプファンにしています。
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