
私自身は、個々の"ブーム"も面白いのですが、すでに情報として知れ渡っているので、それよりは、子どもの頃から一つ一つ考えて書いたり描いたりしてこられた作品の圧倒的な量に、頭と手がどんだけ動くのだろうとビックリです。ご本人も「…たぶん、みな様はその数に圧倒され、開いた口が塞がらないと思います。…」と書かれています。学校へ行ってる頃に、こんなこと考えていて、これだけキチンと完成させるまで仕上げているのか…と思いながら見ていると、展示の最初で時間がかかってしまいます。

また、等々力緑地内という郊外ロケーションも、展示には合ってない印象でした。ごちゃごちゃとした街中の雑然とした展示会場で観れると、もっと楽しさが増した気がします。
ちなみに、写真左のミュージアム屋外の展示物は、保存されている"トーマス転炉"というものだと初めて知りました。


帰りは、等々力陸上競技場の方をまわってバス停に向かいました。新しく建て替えられた競技場のメインスタンドhttps://www.nihonsekkei.co.jp/projects/は、横に様々な層が連続する感じで、ちょっとカッコイイ風です。スマホの横連続写真を使いこなせないので、2枚の写真になっております…。
右写真の、木部ひさしへの、下の白い三角屋根からの反射は意図したものなのでしょうか。この反射による木部の陰影の変化は、建物の質感をとても高めていると感じます。
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