2018年07月28日

【色々とみて】126_"工房集"の展示・アトリエと「ブラジル先住民の椅子」展


s180728a.jpg 展示会ネタが続きます…。先週、川口市にある"みぬま福祉会" kobo-syu.com の"工房集"さんで開催されている「ポップ・クリエイティブ・ライフ展」kobo-syu.com/.../4122/ へ寄ってきました。
 "工房集"さんは「…福祉の現場にギャラリーがある福祉施設であり、アトリエ、ショップ、作品展中はカフェにもなるという色々な機能を兼ね備え…」、"工房集(KOBO-SYU)"は「…メンバーの表現活動を社会につなげるプロジェクト…」とのことです。
 建物の内外装にも、メンバーのアーティストさんたちによって様々に描かれていて、建物ができた後も、どう使ってどういう空間にしていくのか、考えているようです。写真には撮れませんでしたが…。

s180728b.jpg アーティストさんの作品は、以前から他の展示会で観たりしていましたが、"工房集"さんへは初めて訪れました。展示会の作品はとてもイイのですが、それ以上に、アトリエとそこで創作しているアーティストさんの空気感も、とても良かったです。ずっといて自分も創作してみたくなります。
 カラフルで細やかな作画や、キッチリした形の表現、超々立体的な油絵、他にも繊細な彩りのさをりや超ロングな手編み物などなど、想像よりずっと表現の幅が広く、その表現力や完成度が高く、とても感動でした。

s180728c.jpg 少しアトリエの雰囲気を撮らせていただきました。下の写真は、左にチビた色鉛筆が大量に入った缶、右に筆先に油絵の具の大玉ができた筆…と、画材や道具にも目がいってしまいます。

s180728d.jpg 平日に寄れたので、アーティストさんやスタッフの方など、色々とお話しもさせていただき、ありがとうございました。


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s180728e.jpg こちらは、「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」展 teien-art-museum.ne.jp/...benchesofthebrazilian.html を観に、東京都庭園美術館 teien-art-museum.ne.jp へも行ってみました。
 聖なる動物の姿を造形した伝統的な椅子で、千年以上前から現在において作り続けられているそうです。我々でいうところの、寺社の仏具などに相当するのかもしれません。とても良い姿の椅子がいくつもあり、興味深くかつ楽しめます。当然ながら、展示のみで座ることはできませんが…。椅子というか、我々でいうところの"スツール"のような椅子のイメージを、大いに広げてくれます。
 つい、ショップで"珈琲人形 積込"なるものを買ってしまいました。人形として、とても可愛くよくできているのですが、人形のデザインからは、差別と強制労働の表現がテーマのように思います。

s180728f.jpg 東京都庭園美術館は、リニューアルされたからは初めて行きました。建物のアールデコ装飾が元々魅力的で、それがより綺麗になっただけでなく、現代の照明が付加されて明るくなり、よく見えるようになりました。展示会よりは、建物と装飾を見に来ている感じの外国の方もいました。

s180728g.jpg 一方、増築された新館は、現代アート風の美術館らしい白い空間で、そこに使われているウネウネした大きなガラスが、私は好きでした。

 しかし美術館としては、アールデコ装飾の印象が強いので、今回のような時代や文化の重ならない展示では、互いに主張し合うみたいな印象になり、椅子があまり見えてこないです…。といって、新館の真っ白い空間も、民俗的なモノは拒絶されているように見えてしまいます…。もっと土着的な?空間で、椅子の展示があったらより良かったのですかね。

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posted by ki at 19:35| 色々と見て