
写真のように、壁に直付けしてた照明家具用のモーガルソケットですが、10年目を前に全廃しました。照明を極力小さくしたかったゆえですが、(→
”53_玄関子機交換と壁の電球照明交換とパイプファン清掃”)にも書いたように、耐久面で無理がありました…。
石膏ボード面のモーガルソケットは以前の時点で交換してましたが、今回、比較的しっかり固定できていた板壁面も、全て交換しました。配線や端子がソケット内でむき出しなので、酸化が進みやすいのと、点灯時間の長い箇所もあり、変色焼けがみられたことなどもあります。

1ヶ所は、このオーデリック
odelic.co.jp のブラケットに交換です。設計検討用のサンプルとして試しにとったもので、使われずに在庫していました。90mm角ぐらいで小さめの型ガラスのブラケットで、見た雰囲気はなかなか良いです。

ですが点灯すると、交換不可のLED発光部ゆえに、光の大半が壁面と垂直の方向に向かい、かなり明るさもあるので、ギラギラとした印象になってしまいます。なので、向かいが収納になっているこの壁面に付け、収納内も照らせるようにして使うことにします。

3階廊下の2ヶ所は、こちらのオーデリックのブラケットに交換です。3階はプライベート的な空間で、夜間に長時間点灯していることが多く、電球や前記ブラケットのようなギラギラと明るくすることはやめにしました。

ブラケットのカバー側面は光を通さないタイプです。この側面は一応木製らしいのですが、木目も木の感じも分かりにくいので、ブラウン色のプラ製のような印象です…。
点灯するとこのような感じです。中の光源が斜め下向きのLED電球なので、光の7割ぐらいが下方向から出ているのが良く、床面まで十分に明るくなります。

さらに1ヶ所、このような階段真上の梁に、モーゲルソケットを直付けしてました。ここは直下の階段を照らせればいいので、下方向のみを照らす写真のダイコー
lighting-daiko.co.jp のブラケットに交換です。入手してから気付いたのですが、プラ製が主流の安価な中で、この照明はケースなどが金属製でした。

ただ取り付けの際に、接続端子が少し器具内に引き込まれた位置にあり、それまでのソケット接続のままでは長さが足りず、絶縁電線をコネクタで延長しました。ブラケット内は、このようなコネクタなどを納める余裕がありました。

こちらの照明も交換しています。(→
”11_色々な照明その1(吹抜け・ダイニング・キッチン)”) にあるダクトレール用ソケットで、電球形蛍光灯が製造終了になり、蛍光灯の寿命と共に、同程度の明るさの全方位形LED電球へ交換になります。

ソケットがE17ゆえにLED電球もサイズが小さく、以前のD形蛍光灯を想定した金属カバーでは深すぎ、部屋の上の方が暗くなってしまいます。MAXRAY
maxray.co.jp の製品を調べると、浅いタイプの金属カバーは引き続き販売されており、交換して以前と同じような照らし方となりました。
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