2022年08月02日

【色々とみて】159_民家の屋敷森デイキャンプと一点物の薪ストーブ


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先週、"アトリエコルト" さんのデイキャンプのお手伝いで、蓮田方面に行ってました。ウチから車で20分で、こんな風景の中の、民家の屋敷森へトリップできるんですね。

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近くの見沼代用水沿いの田んぼも、緑がとてもキレイでした。

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特に何かをするわけでなく、遊んだり話したり食べたりで、時間を過ごす感じがイイです。なんとなく緩やかに、枝豆茹でたり、薪を割ったり、その薪でご飯炊いたり、色々焼き物したり、スイカ割ったり…もしてました。この何かをするわけでない感じで、そこに居られる彼女さん彼さんもいるののかな、と思ったりでした。

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デイキャンプ場所の民家は、かつては名主さんの一般的な家屋と思いますが、今となってはとても立派な貴重な建物です。見上げると、黒光りする小屋組と、今は金属屋根の下に隠れている茅葺きの屋根が見えています。土間のかつての炊事場の上部で、現在は囲炉裏が置かれて、その煙りが上っていってます。

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この民家は、地元で金属加工業をされている "曽和製作所" の曽和靖夫さんが、残したいと引き取られ維持されている家屋です。地元の方々で利用されているそうで、そのため、家屋中には色々と気になるモノが無造作に置かれています。この大きなケヤキの根っこのテーブル?は、500kg以上あるそうで、強烈な存在感があります。

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"曽和製作所" さんは、現在は、同社において「稼働を止めた工作機械の、最上級の鋳物」を再生再利用した、一点モノの薪ストーブ「樵焚炉(しょうぶんろ)」製作に、専念しているそうです。その「樵焚炉」の一部も置かれています。7.8台置かれてる中には、かつての工作機械に由来する、なんとも魅力的な形状の薪ストーブもあります。特徴ある空間に設置するには、個性的な姿の薪ストーブがいいかもしれません。

曽和さんの製作加工工房も見させていただきました。写真は無いですが、木材や金属問わず、自社や地元に既にある利用されにくい材料を組んで空間を造り、廃棄される木製パレットを引き取って屋根を組んだりと、省資源と廃棄削減への強い思いをお持ちです。先の民家も同様で、建築への利用の少ない国産木材もついても、もっと活用すべきとは話されていて、その通りと思ったりでした。晴れ

"Atelier cort(アトリエコルト)"_こどもとおとなのあそびとたいわ
https://www.atelier-cort.info/
"樵焚炉薪ストーブ"_曽和製作所
http://www.shobunro.com/
「暖かい癒やしの炎…100年200年もつ『世界で1台だけの薪ストーブ』」_FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/articles/-/123772

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posted by ki at 13:38| 色々と見て