2008年12月01日

【堀崎町の家】土台敷きから建て方へ

●土台敷き 家
s081201a.jpg 土台敷きは、雨の中となってしまいました。土台は、4寸角のひのき無垢材です。1階はRC造のため地面から離れているので、防腐等の期待はそれほどではないのですが、柱の土台へのめり込み抑えは必要です。でも一応、ひのきの天然の防腐成分に期待して、グリーン材としています。
 土台に、アンカーボルトとホールダウンの穴を現場であけ、その穴位置や柱下、継手や仕口位置などに土台パッキンを打ち付けていきます。その後、アンカーボルトや座金ボルトを通しながら、土台を組んでいき、アンカーボルトのナットを締めていきます。この時点で、雨天なので、柱のほぞ穴に養生テープを貼り、ホールダウン用のボルトの頭に、黄色い注意喚起のキャップをかぶせていきます。
 最後に、水平を確認して本締めされ、雨天のためシートで養生されます。

●建て方と上棟 るんるん
s081201b.jpg 土台敷きの翌日、いよいよ建て方当日です。あいにく昨日からの雨が続いてます。昼頃に雨は止むものの、風が強くなるとの予報で、やれるところまでやろうということでスタートします。木造が2,3階部分のため、2階の建物内と仮設荷台へ、木材を揚げるところから始まります。
 が、敷地は、上に東京電力の高圧線、下にNTTの電線と上下とも電線があるので、東電の高圧線の上を超えるクレーン作業となります。13tのラフタークレーンで、ジフまで目一杯使って、敷地奥までギリギリ届く状況でした。

s081201c.jpg 雨の中、2階の管柱が立ち始めました。

s081201d.jpg 通し柱が立ち、3階の床梁も架かり、3階の管柱が立ち始めました。この頃は、もう雨は上がっています。

s081201e.jpg 3階の小屋梁が架かり、小屋束が立って、母屋が載って、ついに棟木が上がりました。9時前に建て方が始まり、15時前にはここまできます。鳶さん、大工さん、クレーンとそのオペさんには、頭が下がります。この頃には、見事な青空です。

s081201f.jpg この休憩中に、中の写真を撮らせてもらいます。筋交いも面材も入っていない状態で、屋根もまだないので、木造のフレームだけが見えるわずかな期間なのです。
 土台のひのき以外はすべて杉で、主要な構造材はKD材、通し柱と一部化粧柱は天乾材です。埼玉県から東京都にかけての山から切り出された杉材です。この杉の梁材は在庫できないのを忘れていまして、杉梁の乾燥期間の2週間ほど、建て方が延びたかっこになってしまいました。木加工はプレカットなので、加工の限界が多少ありますが、素直に受け入れてまとめる方が、加工手間を増やすよりは良いのではと思っています。
s081201g.jpg 3階床が根太レスで、元々構造計算を要する建物なので、どうせならと梁を3尺ピッチで入れて、梁せいを抑えめにしてます。なおかつ、天井を張らずに階高を抑えているので、上の写真の梁のフレームはこのまま見えてきます。その梁には、既に羽子板ボルトで引かれているのが見えます。羽子板ボルトをあえて隠ぺいせずに、標準仕様のままにしています。羽子板ボルト自体も最も汎用なZタイプで、各梁の羽子板ボルトの向きと、座金だけ丸座に変えて、うまく見せられないかと考えてます。

s081201h.jpg この後、簡単に上棟式が行われます。幣束(へいぐし)を棟木の中央に東向きに飾り、酒と米と塩を備えます。現場監督、鳶頭、棟梁、施主で礼をして、建物の軒の四隅に塩と米と酒を散じて、お清めをします。高い所での動きは危ないので、棟梁と鳶頭にお願いをします。この写真も、棟梁に撮影いただいたものです。

s081201i.jpg さらに引き続き、仮筋交いを入れる作業や、風の予報があるので風対策が、日が暮れるまで作業は続きます。
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