2008年12月23日

【堀崎町の家】天井・屋根下地工事と3階の床張り

●やや特殊な天井工事と屋根下地工事家
s081223a.jpg 屋根の工事が進んでいます。この家の屋根構造は、実験的な部分があり、やや特殊です。工事の順に説明していきますと、3尺ピッチで架かった90角の勾配垂木の間に、3階の天井となるシナランバーコアを張るための受木をビス留めしていきます。ビス留めなのは、室内環境と近い状態に置かれる野地板の点検のために、受木とシナランバーを外して断熱材をどけ、野地板を見るためです。この受木にシナランバーを、勾配垂木と天端ゾロになるように固定していきます。

s081223b.jpg この上に、横垂木を1.5尺ピッチで勾配垂木に固定し、軒先部には広小舞、けらば部には登り小舞に相当する部材を取付けていきます。ちなみに、屋根の軒は、外壁面までしか出ないので、軒側も妻側も出が無いのと同じことになります。
 この横垂木の間に、断熱材であるスタイロを敷いていきます。スタイロ厚より横垂木のせいを大きくして、少し空気の動ける余地を確保します。この空間がいわゆる天井裏に相当するのですが、防湿シートの施工をしないため実際は室内空間扱いです。
s081223c.jpg そのため、この横垂木の上に、野地板となる特類の構造用合板を張り、その上に張る断熱材付きの屋根葺き材が、本当の断熱ラインとなります。つまり、屋根は外断熱のような形式になっており、先ほどのスタイロは、補助的な役割をするものです。また、最近多い屋根の通気層はとらず、野地板を室内側に開放と扱って、小屋部分の環境調整によって、湿気等の影響を調整しようと考えています。とはいえ、屋根葺き材の断熱に大きく依存するため、経年変化の不安があり、そのため前記の野地板を点検できる天井構造となったわけです...。
 このあとすぐに、ルーフィングを張り、屋根材を葺く工事となります。
s081223d.jpg 屋根の天窓も、付けられました。小さめの05405サイズの、外側のガラス掃除もできる中軸回転手動のタイプです。ガラスは、法22条区域なので、網入りと高遮熱高断熱ガラスのペアです。枠を取付ける前なのですが、このすっきり納まってる感がいいので、枠も網戸も付けないでいけないか考えたくなりました...。

●3階の根太レス床の合板張り目
s081223e.jpg 3階の根太レス床の、厚28の構造用合板が張られました。この杉表面の合板については、http://home.kurade.net/article/24213105.htmlにあります。私は高い所が苦手なのですが、これで安心して3階まで上がれるようになりました。

s081223f.jpg この3階の床合板は、このまま2階の梁間の天井面となります。そのため、この床合板張りの施工精度を上げるためには、プレカットで建て方時に張らないことが良かった、とのことでした。
 やはり、節を数えたくなる板もありますが、間伐材を利用してるということを感じることもできます。あまり気になる場合は、何か考えようと思っています。梁が杉なので、理想的には杉以外のヒノキなどのパネルにして、表面にそこそこ上等な板面を貼ったものがいいのかと思います。が、価格が上がってきます...。
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