2009年01月20日

【堀崎町の家】屋根工事と外壁面材と中間検査

●屋根工事がほぼ完了家
s090120a.jpg 一部の水切や雪止め金物の取付けを除いて、屋根工事がほぼ終わっています。張り上がると、このアキレスのイイヤネは見た目が結構きれいです。ですが、天窓まわりの納め作業は、かなり大変でした...。写真の、軒先の断熱材を隠す軒先面戸は専用品、けらば包みや棟包みは現場加工品です。

s090120b.jpg 屋根全体は、このような形状です。多少強引に、手前の片流れから途中で切妻に切り替わっています。その切り替わり部が三角に凸になっていたりして、屋根板金屋さんに、考えて納めていただきました...色々と感謝です。

●構造用合板とモイスTMの外壁面材ひらめき
s090120c.jpg 外壁の面材が張られ、サッシが取付けられていきます。左の写真は、モルタル左官仕上の壁で、12mm厚の構造用合板を張り、この上にAPM工法でラス下地を張っていきます。この構造用合板は、構造設計上の耐力面材としての役割もありまして、壁体内の筋交いと合わせて必要な壁倍率を確保しています。なので、耐力面材となる耐力壁部分は、構造用合板を柱などに留める釘の種類やピッチを確認していきます。

s090120d.jpg 一方、こちらの外壁は南京下見板張りの壁で、9.5mm厚のモイスTMを張り、透湿防水シートを張って竪胴縁を付けていきます。この住宅の外壁は、いわゆる法22条区域内で延焼のおそれのある部分にあたるので、準防火構造以上にしなければなりません。建築基準法の例示仕様には、板張り仕上とするに適当な仕様が無いので、必然と認定仕様となります。ですが、準防火構造の認定というのはほとんど無いので、実際は防火構造の認定仕様の中から、適当なものを探すこととなります。その中で今回は、板張りの方法や面材の性質などから、モイスTMを下地とした認定仕様としました。確認申請にあたっては、このモイスTMの認定仕様と、板張りでのモイスTMの性能試験結果を合わせて提出しています。モイスについては、http://www.moiss.jp/にあります。
 このモイスTMも、構造用合板と同様に、耐力面材としての役割もあり必要な壁倍率を確保しています。こちらも、構造用合板とは、またちょっと違う釘の種類やピッチを確認していきます。

●サッシの取付けのふかし晴れ
s090120e.jpg 南京下見板張り部分のサッシは、モイスTM面から少し外にふかして取付けます。竪胴縁と下見板の重なる部分の厚さが約55mmくらいになり、サッシの出は面から約45mm程度なので、ちょうど構造用合板1枚分の厚さを大工さんがふかしてくれています。

●さいたま市の中間検査目
s090120f.jpg 一部木造の3階建の住宅なので、さいたま市の建築物の中間検査の対象となります。http://www.city.saitama.jp/www/contents/1228196805594/index.htmlにあります。市の指定確認検査機関である日本ERIさんの中間検査を受け合格しました。日本ERIさんは、H19年の基準法改正の絡んだ時期に、この複雑な?住宅の確認申請に色々とつき合っていただいた経緯もあり、建物の要点を分かっていただいているのでお願いしてます。
 中間検査では、建物の位置や主な寸法、木構造に関する耐力壁の位置や種類、開口部の位置や大きさなど、現場に担当者が来られて確認となりました。また、この住宅はRC造部分があるので、コンクリートの4週強度や圧接などの試験結果や配筋工事の写真なども確認しました。
 合格のシールをいただいたのですが、宣伝も兼ねているのか大きく、確認表示に納まらない...です。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。