2009年02月12日

【堀崎町の家】モルタル左官壁のAPM工法と2階設備工事

●モルタル左官壁のAPM工法家
s090212a.jpg 外部のモルタル左官壁のAPM工法が進んでいます。APM工法は、http://www.yamalath.co.jp/にあります。まず、土台部分にスターターと呼ばれる90mm幅のエアパッセージシートを張って、その上から水切りを取付けます。エアパッセージシートは、見えている白い面が防水シートで、その内側に段ボールのような硬めの透湿材で作られたコアが貼り付けてあります。このコア部分が通気層になるので、これで水切りの内側を空気が通るようになります。
s090212b.jpg スターターと水切りの上に重ねるように、透湿防水シートを張る要領で、エアパッセージシートを横に張って行きます。ですが、透湿防水シートと違って、とてもかさばるので、20mひと巻きをいっぺんに...というわけにはいかないようです。継ぎ目は重ねて防水テープ留めしながら、張っていきます。

s090212c.jpg 次は、エアパッセージシートの上に、リブラスを張っていきます。ラスを浮かす胴縁となる折り加工がされており、その部分をSUS製のステープルで@100mm程度で、がっちり固定していきます。リブラスは、ラス自体も非常にしっかりしていて、モルタルの食いつきも良さそうですが、3×6サイズのものを重ねて張っていくため、こちらも手間がかかります。

s090212d.jpg サッシ回りは、サッシに取付けた防水シートの内側にエアパッセージシートを差し込んで、通気スペースを確保しつつ納めました。本来は、サッシ上部は防水シートの上にエアパッセージシートを張りたいのですが、それだと納まらないので、上部に防水テープを貼って、侵入した水の回り込みを防ぐことにしました。これらをラスの下に挟んで、留めてしまいます。
 また、角部には、角補強用のメタルラスを重ねて張って、補強していきます。

s090212e.jpg 写真は、下見板壁とモルタル左官壁の見切りの部分です。左側の透湿防水シートの方が下見板壁で、ラスが見えている右側がモルタル左官壁です。コーナーでの見切りは難しかったので、左官壁を柱心まで回り込ませて、アルミのCで見切り、下見板壁の端部が隠れるようにしました。黒く見えるのは、アルミのCに防水のために貼っているブチルテープです。

s090212f.jpg 1回目の軽量モルタル塗りも進んでいます。ひび割れ防止のメッシュを伏せ込みながら、防火構造とするための20mm厚となるように塗っていきます。今回のモルタル壁は認定仕様ではないので、建築基準法の告示の通りの厚さが必要になります。この後、2回目のモルタル塗りの後、仕上塗りとなります。

●2階床張り前の設備工事ひらめき
s090212g.jpg 一方、屋内では、2階の床を張るための設備工事が終わって、床張りが進んでいます。排水は、できるだけすぐに外壁の外に出すようにしているのですが、給水と給湯のさや管入りの架橋PE管は床下を通っていきます。そううまくは曲がれないので、設計者で考えたルートのようにはなかなかいきません。
 電気は、もっと大変?なことになっています。2階の天井も3階床のふところも無いので、結局、2階は床下を通って配線されることになりました。設計者としては、壁を横胴縁でふかしてそこを横回しの配線ルートにできないかと考えていましたが、電気屋さんとしては、心配なので極力壁配線は避けたいとのでした。また、一部に露出配線もあり、そこは黒で見せたいことから、結局ほとんどのケーブルが黒色のものが使われることになりました...。

s090212h.jpg その他、床暖房のオレンジ色のさや管も敷設されました。写真は、1階RC造部分のPSにあたる部分です。床暖房は、この後、パネル敷設時にパネルごと1本の架橋PE管を、熱源機からさや管を通ってパネルをまわり、またさや管を通って熱源機に戻るという設置作業が行われます。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。