2009年02月18日

【堀崎町の家】玄関引戸と壁の断熱工事と防水工事など

●玄関引戸枠の取付け家
s090218a.jpg 玄関引戸の枠が取付けられました。引戸は、YKKapのコンコードの内付けタイプのものです。本来、木造住宅用の玄関戸なのですが、メーカーやサッシ屋さんとの話しで、RC躯体にも取付け可能とのことで採用に踏み切りました。RCのスラブ上、梁下、開口、懐などのスペースを慎重に設計と施工をして、木下地を介して無事納まってひと安心です...。
 玄関引戸は、玄関前のポーチに軒があるとはいえ、雨がかりを完全に避けることはできません。木での製作も検討したのですが、開き戸と違って引戸は反るとすぐに影響が出てくるので、いくつか検討した結果、既製品のアルミ製の玄関ドアとなりました。

●壁の断熱材と防湿シートと横胴縁雪
s090218b.jpg 3階は、壁の断熱と気密の工事が終わっています。断熱材は、外壁の外部仕上の防火構造の関係から2種類を使い分けています。断熱性能のスペックとしては、従来の住宅金融支援機構の仕様よりは上ですが、次世代省エネ基準(温熱環境等級4)は満たしません。この住宅では、好みと結露を考えて、冬場の暖房を全館暖房として低めに温度設定することなどから断熱性能を決めていますが、本来は、次世代省エネ基準を基本と考えるべきと思っています。4月に省エネ法改正が施行になったりするので、省エネ尺度となるQ値やCASBEEなどの算定にも対応していきます。
 写真の左側の壁には、パーフェクトバリア10K厚70mmが充填されています。外壁は、モルタル左官仕上の部分なので、内部に12.5mm厚の石こうボードを張ることで、断熱材は自由がききます。そこで、私としては、素材的に無害で安定していて吸湿性がほとんど無く、繊維間にたまった湿気も比較的放湿しやすいと思っている、ポリスチレン系の断熱材のパーフェクトバリアを充填しました。パーフェクトバリアは、http://www.endeavorhouse.co.jp/にあります。
 一方、右側の壁には、グラスウール10K厚75mmが充填されています。外壁は、下見板張り仕上で下地にモイスTMを張っています。こちらは、このモイスTMの防火構造の認定仕様によるため、認定仕様に記載のある断熱材しか使うことができません。
 さらに、断熱材を充填した室内側を、防湿シートで覆って壁体内に湿気が侵入するのを、できるだけ防ぐようにします。本来、気密を求める住宅では、このシート端に全て気密テープも貼るのですが、この住宅では、気密を出すには向かない壁等の構成のため、高気密となるにはそもそも無理と考えている面もあります。
 この上から、石こうボード下地となる横胴縁が付けられています。石こうボード部分は、左官仕上となるので、石こうボードの動きを抑えたいのと、壁の横回し配線スペースの確保のためです。

●ルーフバルコニーの防水工事雨
s090218c.jpg ルーフバルコニーの防水工事が進んでいます。写真は、防水材の乾燥養生中で、乾燥後、トップコートが塗布されるのだと思います。ニューリボールマイティLという防水材で、http://www.rivall.com/にあります。防水層の構成や施工方法はFRP防水に似ているのですが、固くならず柔軟性?があったり、接着性能が強力?だったりするようです。水性のため溶剤の臭いは無いものの、乾燥期間が必要だったり、比較的施工がしずらい?材料だったりとするようです。
 木造3階部分で、下に部屋のある1.5坪のルーフバルコニーという、やや条件のキビシい防水ということで、柔軟性や補修のしやすさなどから使ってみることにしました。

●浴室と1階のモルタル工事いい気分(温泉)
s090218d.jpg 浴室の床のかさ上げや、1階RC造部分の間仕切り下、框下、階段受け土台下の立ち上がりのモルタル工事が進んでいます。
 在来の浴室は、左側が浴槽、右の高い部分が洗い場となります。スラブ上に断熱材を敷き、CDメッシュ筋を埋め込んでモルタルでかさ上げしていきます。この写真のドレンレベルで防水工事をした後、洗い場の方は、もう100mmほど高い位置がタイル仕上の高さとなります。防水材は、バルコニーと同じニューリボールマイティLです。
 在来浴室といえども、洗い場と脱衣所の床レベルをできるだけ近づけたいので、このように洗い場が高くなってしまいます。浴槽の設置や配管に難儀するのですが、ライニングスペースを設けて、なんとかできるようにしています...。
s090218e.jpg 1階の立上がりの方は、クランクしている部分が框の位置になります。これより左側が土間、右側が置き床になります。奥に見えている短い立上がりが、階段受け土台の位置になります。
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