2009年02月23日

【色々と見て】江戸東京たてもの園へ_その1

●江戸東京たてもの園と「建物のカケラ」展るんるん
s090223g.jpg 先日、都立小金井公園にある、江戸東京たてもの園に初めて行ってきました。特別展の「建物のカケラ 一木努コレクション」を見に行ったのですが、それ以上に、園内に移築保存されている建物を見てまわるのが、とても楽しかったです。実は、こんなにたくさん建物があるとは思っていませんでした...。以前勤めていた会社で、この近くに住みたいと言っていた方の理由が、やっと分かりました...。江戸東京たてもの園は、http://www.tatemonoen.jp/です。「建物のカケラ」展は、3月1日までです。
 「建物のカケラ」展は、なんとも不思議な感じが良いです。単なるモノとして観賞すると、単なる廃棄物に近い物にしか見えず、そこに何の建物のカケラかが合わさって、オーラが出てくる感じです。なので、知ってる建物と知らない建物のカケラでは、見え方が大いに違ってきます。それより、全体から強烈に伝わってくる一木さんの自己満足感?が、オタク心に響いてきて、気持ちが盛り上がります...。

●「下町中通り」と奥深い建物の表情目
s090223a.jpg 時間が無かったので、たてもの園の建物を全部を見て回ることを主にして、建物の中は、あまり時間をかけて見ることができませんでした。なので、また行こうと思ってます。そんな中でも色々思ったことを、いくつか紹介したいと思います。1回で納まらないので2回に分けますが、連続してアップとはいかないかも...です。
 東ゾーンの方からです。写真は、「下町中通り」を都電の前から「子宝湯」の方を向いて撮ってます。建物単体でなくて、町並みを作ろうとするのが面白いと思いました。今、地域や時代など異なる10棟が建っているようですが、東京の街自体がそういう色々な建物が混在する街なので、違和感は感じません。まだまだ、移築する余地があるので、増えていって街らしい密度になったらいいなと思ったのでした。
s090223b.jpg 建物の空間的なコトも好きですが、表情がもっと好きです。左は「丸二商店」の外観の一部です。細かい銅板葺きの壁面の表情と、窓回りの表情の組合せは独特です。そこに、ヒョコっと丸い灯りが生えているのが、良い感じのアクセントになってる気がします。

s090223c.jpg こちらは「川野商店」だったと思うのですが、お庭の方に回って、母屋の建物を見上げたところです。元々少し焼きが入っている板のようですが、黒っぽくなった外壁板壁と白い漆喰壁の表情は、とても好きです。そこに2階のすだれも加わって、素材感や色だけでなくて、奥行きや陰影や隙間など、とても奥深い表情を作り出していたことを、あらためて感じたのでした。

s090223d.jpg 遠足?で来ている子どもたちが、昔の遊びをしています。竹馬や輪ころがしやベーゴマで遊んでいます。これが「たてもの園」というお金を払って入る特別な場所なのが、なんか不思議な感じがします。こういう古い建物に囲まれてちょっと前の遊びをするっていうのが、普通の街中にあってもいいような気がしますが、そうはなかなかいかないってことなのですよねぇ。タイムスリップ料を払ってる感じですかね。

●「天明家」のハッとする空間スリップ感カチンコ
s090223e.jpg こちらは「天明家」という、とても立派な農家のお屋敷です。長屋門をくぐって主屋にアプローチするのですが、門の暗がりに切り取られたお庭と主屋の見え方に、ハッとするくらいの空間のスリップ感があります。天気が非常に良かったので、コントラストが強かったのもあるのですが、お庭の奥行きや主屋の屋根の高さなども合わさってのことのように感じます。

s090223f.jpg 「天明家」の土間から座敷の方を見ています。12畳くらいの座敷に、障子の明かりと40W電球1コと囲炉裏の火だけの空間になっています。囲炉裏を焚いているので、天井の方は黒っぽくなっている印象です。明るい空間ばかりに慣れているので、昼までも暗い空間ってのもあってもいいかなと思ったりしました。囲炉裏は、園内に多数いらっしゃるボランティアの方々が焚いているそうです。このお屋敷はほとんどの部分に天井が張られていて、茅葺きの屋根が見えて、それを直接燻しているという感じではありませんでした。

続きは、http://home.kurade.net/article/27349604.htmlにアップしました。
posted by ki at 00:05| Comment(0) | 色々と見て
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