●足場が外れて外部の全体が現る
外部の設備配管や雨樋など工事、窓のクリーニングなどを終えまして、ついに足場が解体されました。建物外部の全体像が、初めて現れました。まだ、1階の縦板張りは塗装前なので、ほんの数日間の貴重な姿です。赤味と白味の縞模様もなかなか良いので、このままでもいいかなと思ってしまいます。
白い部分が、エコクィーンの左官仕上、横縞模様の部分が、下見板張り仕上です。http://home.kurade.net/article/27808144.htmlでもう少し説明しています。サッシや土台水切、排気フードなどはシルバー色、雨樋はや軒水切などは黒色、設備配管は黒色やグレー色としています。
軒先が全く出ておらず、窓ひさしも最終的には辞めてしまったので、ツルっとした感じになりました。左官や板張りというある種伝統的な仕上なのですが、建物の形状からでしょうか、そのように見えないように感じます...。
左官仕上と下見板張り仕上の対比は、こんな感じです。サッシの色、軒先の色、さらに空の色も加わって、なかなか良い感じだと思うのです。ただ、板張りの方は、無塗装なので3,4ヶ月後には黄色味はなくなってきて、グレーっぽい色になると思います。その後の色味を想定しているのですが、実際、板がどのように変化していくかは、時間が経ってみないと分からないのが本音です。
エコクィーンGWT-1は、乾いていると思ったより白い仕上りになりました。雨で濡れている時は、雨がしみてグレーの濡れ色になってますが、そういう変化も最近はなかなかないので、面白いです。幸い、けらばもほとんど出てないので、濡れる時は、前面が濡れます...。
●1階縦板張りの塗装で外部ほぼ完了
その後、1階の縦板張りに紺色の塗装がされました。曇天の撮影なので、少し濃い目に写っています。これで外部は、ほぼ完成の状態です。1階奥の方の、コンクリート打放し仕上も合わせると、4種類の外部仕上が全て見えています。板が黄色っぽい今でも、それぞれの対比は良い感じです。
1階部分の塗装は、リボスのタヤエクステリアの青15:黒1で、2回塗りをしています。それでも板が杉なので、板目や節などが光の加減でうっすら見えるくらいの木の表情が残ります。
1階の紺色と、2,3階の下見板張り仕上との対比は、こんな感じです。サッシの形や色、ガラスブロックの配置など、建物の表情が出るようにしています。
下見板張りは、上記の1階塗装前の1週間ほど前に比べ、赤味や黄色みが薄れてきていて、すでに少しマイルドになってきています。特に、西日を受ける側の板の変化が早そうです。板の変化は、今後もずっとその様子を見ていこうと思っています。
2009年04月07日
【堀崎町の家】外部の全体像と1階縦板張りの塗装
posted by ki at 00:05| Comment(0)
| 風.光.素材の家_工事など
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