2009年04月17日

【堀崎町の家】左官仕上と羽目板張りの壁仕上、階段取付け

●珪藻土漆喰の塗放し左官仕上
s090417a.jpg 内部の壁仕上も、ほぼ終わってきています。1階のRC造の部分の内部は、コンクリートの打放しです。木造部分には2種類の仕上がありまして、一つは珪藻土漆喰のエコクィーンNSZ-3の左官仕上です。エコクィーンはhttp://www.ecoqueen.com/にあります。左官は外部と同様に塗放し仕上で、左官屋さんの均したコテ後が光の加減見えるくらいの感じです。うっすら黄色っぽい、しっとりとした壁の表情がとても良いです。
 この左官壁は、床との取り合いは普通に60mmの巾木で納めているのですが、天井が無いので梁との取り合いは、梁の下端あたりで止めています。壁は横胴縁も付けた大壁なので、左官壁の面が梁側よりも30mmほど前に出ているような納まりになっています。左官壁の上部はピクチャーレールで見切り、フックを下げることにより、左官壁にも装飾がしやすいようにしています。

●たてのスギ羽目板張り
s090417b.jpg もう一つは、たてのスギ羽目板張りです。上の左官壁との対比で部屋の雰囲気を作ろうと考えているので、各部屋とも、この2種類の壁仕上がそれぞれに違って組み合わさっています。壁や天井がみな同じ仕上というのは、面白さが足りない感じがしてしまうので...。
 この板は、工務店さんが仕入れていた目透しの羽目板だったのを、実の部分をつめる加工をして張っています。なので、働き幅は100mm弱で、よく見ると板の継ぎ目は丸身になっています。上小節と無節の板を混ぜているので、この住宅の板の中では、比較的節が少ない部分かもです。羽目板は、今のところ無塗装のままの予定です。一番最初の設計では、焼スギにしようと考えていた壁仕上です...。
 この板壁の方は、巾木は無く、床から3階の床合板下面まで、板が伸びています。そのため、梁や火打や金物などとの取り合いに、加工手間がありましたが、大工さんが色々と工夫して納めてくれています。
s090417c.jpg 板壁の一部に、凹みの飾り棚を並べたところがあります。裏側に、電気配線の集中する壁があり、ふところを稼いでおくこともあって、壁をふかしています。そこを利用して、こういう飾り棚を作ってみました。写真は、製作途中の時点です...。飾り棚の中は左官を考えたのですが、作業困難なので、シナランバーに塗装したものになりました。

●階段取付け工事
s090417d.jpg 階段も付きました。階段も柔らかいスギの集成材で作ってみました。木造の2〜3階の階段は、通常の側桁階段なのですが、写真には写ってない下の3段がオープンのようになっていて、段板が後ろから入らないので、納めるのに大工さんが苦労していました...。この後、壁の左官が仕上られまして、最後に手すりが付けられます。
 この住宅では、厚18mmの横胴縁を標準にしているのですが、この階段の部分だけ、階段の有効幅を確保するために、横胴縁を無しにしています。

s090417e.jpg RC造の1階と木造の2階を結ぶ階段は、側桁のオープン階段なのですが、こちらもスギの集成材で作ってみました。色々な事情により、一番最初の設計のスチールの階段から変更されてきた結果、至った階段です。側桁、段板とも厚めの設計をしていますが、それでもやはり揺れはあります。
 オープン階段なので、段板にはつま先止めを付けて、足が段板間にすべり落ちそうな時に、ちょっと引っかかりになることを期待してます。この後、側桁の上に木製の手すりが組まれていきます。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。