2009年07月21日

【色々と見て】ギャラリーのようなスタジオと植物が覆っていく外壁

●「蟻の家」と「地下住居」のような3つのスタジオ目
 少し前、都内の練馬区へオープンハウスへ行ってきました。鈴木アトリエさんhttp://www008.upp.so-net.ne.jp/atelier555/が設計した「Quiet Branch Studio」という、A,B,Cの3つのスタジオからなるRC造の建物です。3つのスタジオは、一応、住宅ですが、事務所など色々に使えるようになっていて、基本的に土足もまま使うのだそうです。

s090721a.jpg 地下の駐車場から鉄のトビラを入ると、左のような4層のCスタジオの一番下のスペースに入ります。打放しのコンクリートの空間に、吹抜け上部のトップライトから光が落ちてきて、とても良い感じです。そこに製作?の部材が細く少ないグレーのらせん階段が、静かに進む方向を示しています。カメラの画角が狭いので、これしか入ってませんが、室内高は高く左右も広く感じます。まだ全く生活感が無いので、美術館か何かの展示室のような雰囲気に感じます。

s090721b.jpg らせん階段を上がると、光の通る吹抜けに面して2層のスペースがあります。1つは、店舗並みの業務用の厨房機器が並んだ、もう1つは写真のベッドルームを想定した、どちらもコンクリート打放しの空間です。さらにその上に、仕切りの無いバスルームのある空間があります。こちらもギャラリーのような印象です。紹介では「1層=1室=1用途。蟻の家ってこんな感じですよね。」とあります...。

s090721c.jpg 一方、小さめのA,Bスタジオは「バス=キッチン=ルーム。全部同じように部屋としてつくりました。」のだそうで、特に浴室・トイレは、観音開き?のトビラ開くと、白い防水の部屋に、バスタブとトイレが置いてあるという感じです。キッチンも、普通の部屋の中に、できるだけ存在感が薄い?キッチンユニットを製作して、置いてたる感じです。
 また、「カッパドキアの地下住居の感じをイメージしてます。」そうで、写真のような単純な間仕切り壁で空間を仕切ってあります。壁の真ん中の穴?をくぐったりまたいだりして、他の部屋へ移動していく感じは、あまり経験の無い感覚です。

●植物に覆われていく建物の外壁晴れ
s090721d.jpg 外部は、角部やサッシ回りを除いて、打ち込まれた木毛セメント板が一時的な?仕上になっています。この木毛セメント板は、とても良い感じなのですが、「5年後にはすべて植物で覆われるよう」に、この外側にさらに植物が育つための仕上?が行われるのだそうです。当日も、検討の打合せがされていましたが、ツル系でない植物を育てるために、壁に土を持たせ、水を適度に蓄えるのはなかなか大変そうです。今後の展開が、とても興味深いです。

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posted by ki at 22:51| Comment(0) | 色々と見て
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