2009年09月30日

【色々と見て】国際福祉機器展2009で色々見てきました

s090930a.jpg 今年も、国際福祉機器展H.C.R.2009へ行ってきました。昨年以前は、http://kurade.269g.net/article/13459669.htmlや、http://kurade.269g.net/article/908384.htmlにあります。
 今年は、昨年と変わって、にぎやかさが戻ってきました。小さい会社のブースもたくさん出ていて、来場者も多く、初日の午前中にまわったのですが、人気ブースの辺りは、車いすでは近寄れないくらいでした。でも、空いてるよりはずっと良いです。また、今年は学生さんらしき人たちがとても多く、幅広くプロモーションされている感があって、色々な人が来場しているように感じました。
 製品の方は、さすがに熟成期に入ってきているようで、全くの新商品というよりは、個々の機器の改良などが進んでいる感に色々惹かれます。るんるん

○勾配の緩い脚立家
s090930b.jpg まずは、新潟県の会社の製品からです。燕市の(株)シンドーhttp://www.shindo1947.com/さんの「ユニセーフステップ」http://www.shindo-net.jp/です。脚立と踏み台を合わせたような製品です。
 通常の脚立は不安定なので、脚立のステップを片面にして、階段程度まで勾配を緩くしています。蹴上げは180mm、踏面は200mmくらいです。天板は奥行きが300mmもあって、作業には十分広いです。ちなみに、一般的な脚立は天板には乗ってはいけないという、変なことになってますからねぇ...。
 このユニセーフステップは、舞台の上り降りとか仮設の踏み台としても使えそうに思ったのですが、天板の上につなぎ部材が入っていて、その使い方は想定されてないようです。
 さらに、設計やディテールが非常に良く考えられているようで、構造やバランスやロックの無い折りたたみなど、力加減?の設計がとてもスマートに見えました。足元に付いてる転がし移動用のキャスターが、ワンポイントになってるのも面白いです。

○スマートなクラッチ目
s090930c.jpg もひとつ、新潟県の会社、三条市の(株)諏訪田製作所http://www.suwada.co.jp/さんの「アルステッキ」です。クラッチなのだと思うのですが、あの病的?な見た目感が全くありません。一本杖のような気軽に使える感や、ウレタンの太いグリップもいい感じなのです。杖が必要になったら、私はこういう見た目のモノを使いたいです...。

○電気のいらない自動ドア電車
s090930d.jpg こちらは、会津若松市の建設会社?(株)友紀http://yuki-s.jp/さんの「オートドアゼロ」です。荷重によるシーソー?の原理を利用した電気のいらない自動ドアです。床の踏み込み感や戸の開閉速度などは、とても上手くチューニングされていて、違和感や危険な感じは全くありません。施工も、床レベル-50mmのユニット用の掘込みと、床レベル+20mmの踏み代を確保すれば良いようになっています。ただ、荷重による開閉速度等の調整などは難しい部分もあって、ようやく商品化までたどりついたそうです。

○シングルスイッチのテレビリモコンTV
s090930e.jpg パナソニック(株)さんの社内ベンチャー?ファンコム(株)http://www.funcom.co.jp/さんの「レッツ・リモコン」です。電源とチャンネルと音量に操作機能を絞り、外部のシングルスイッチ入力に対応したテレビリモコンです。足でも口にペンを加えても操作できるぐらい、凹みボタンの形や材質がデザインされているそうです。
 さらに、スイッチ入力に対応するLEDによるオートスキャンで、何かしらスイッチ動作ができれば、そこからリモコン操作ができます。その他、赤外線発信や2次元バーコードなどアイデアが形になっているのは、ブースにおられた熱い社長さんの人柄でしょう。
 ですが、よく考えるとテレビ自体に、シングルスイッチ外部入力を装備して、スイッチ操作でテレビメニューが操作対応できるモードを、ソフト上で設計してしまえばいいような気がするのですが...。今は、みんな画面が大きいですし、BDとか内蔵してると、シングルスイッチで録画もBDも扱えてしまいそうな気が。さらにネットに接続できるテレビだと...。でも、コスト削減競争の中では、マイナーなスペックを装備しても、商売にならないですよね...。

○60度回転する便座CD
s090930f.jpg 続いてトイレものです。(株)ミクロン・エンジニアリングhttp://www.micron-engineering.co.jp/さんの、回転式便座「らくレット」です。乗せやすさや座りの安定などから便座面を広げたタイプの便座が、右または左に60度回転します。男性なので、移乗の経験はあまり多くないのですが、女性だと回転のメリットは大きいのでしょうか。乗りやすい角度に回転したまま使ってしまえば...と思ったのですが、それは不可だそうです。
 今や、ウォシュレットや便座ヒーターは必須のようになっているので、こういう単独便座というのはなかなか難しいのかなとも思ったりしました。

○お尻を拭いてくれる装置モバQ
s090930g.jpg こちらは、豊中市の(株)岡田製作所http://okada-ss.co.jp/さんの「楽々きれっと」です。ウォシュレットで洗ったお尻を拭いてくれる装置です。温風乾燥では時間がかかるので、ペーパーで拭くことを考えたそうです。デモされていたのですが、見てるとこの拭く部分の動きがとても面白いです。普段は、左の装置の黒い穴のところに顔を出していまして、いざ出陣となると、中をくぐって便器に姿を現します。そから拭き取るための動き?で、クネクネ動きまわった後、また、左の装置へと戻っていきます...。

○DSを利用したケア記録本
s090930h.jpg 介護や看護?関連のシステムもたくさん出展されていました。が、よく分からない中に、DSベースのケア記録システムがありました。(株)ワイズマンhttp://www.wiseman.co.jp/さんの「すぐろくDS」です。移動入力端末としてDSを使います。DSは、あの値段のハードとしては、パネルやメモリや頑丈さなど、とても良くできていると思っているので、現場には良いかもと思ったのでした。ソフトの価格は分からないのですが、ハードの比較でも、専用端末やPDA的なものでも5万円は下らないように思うのですが...。
 あとは、ゲームしているように見えるのに、慣れてくればいいのですかね。

○イメージが変わってきた介護食ファーストフード
s090930i.jpg かまなくて良いいわゆる介護食も、色々出展してました。その中で、(株)エス・アイ・ティーhttp://www.appetit.jp/さんの「グランダペティー」です。ついに、病院や介護のイメージから離れた、レストラン風のプロモーションをするところが出てきました。真空パックの肉魚とチューブの野菜と小袋のソースを組合わせてつくる食事です。写真は、メニュー例にある海老フライです。パックのエビすり身と焼きパン粉とトンカツソースが縞模様になってます。これをスプーンですくっていただきます。

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posted by ki at 12:44| Comment(0) | 色々と見て
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