2009年12月13日

【堀崎町の家_メンテ】16_木部のオイル塗布メンテと階段の滑り止め

●木部のオイルフィニッシュ塗布家
s091213a.jpg もう冬ですが、梅雨が空けた頃から少しずつ進めている、木部のメンテナンスのネタです。
 無塗装のままとしていた木部は、陽当たりの良いところから少しずつ焼けてくるので、順次オイルを塗っていきます。鉋やスポンジやすりで下地を均して、いつものオイル「匠の塗油」http://www.ohtaoilmill.co.jp/products/perrilaoil.phpを塗布します。杉集成材の階段の踏み板からスタートして、写真のたくさんある木製の手すり、巾木、吹抜け部分の梁などへと進んでいます。床の杉の縁甲板と、壁の杉の羽目板は、無塗装のままでいく予定です。
 また、同じオイルを塗布したキッチンhttp://home.kurade.net/article/32001357.htmlのヒノキ集成材の天板と、洗面台のスギ集成材の天板も、半年経ったところでオイルの再塗布をします。水栓まわりなどにシミやカビができているので、やすりなどで磨いてから、たっぷり塗布します。ヒノキの集成材の方は、吸い込まない分はキムタオルなどで拭き取るつもりの感じで塗布しています。

s091213b.jpg 一方、階段の側桁と蹴込板は、踏み板や手すりとは違う色味をためしてみようと、違うオイルを塗布します。こちらは、シナの塗装に使って残っている、エシャの「クラフトオイル」にホワイトステインを少し混ぜたものhttp://home.kurade.net/article/28629305.htmlを刷毛塗りして拭き取ります。写真は塗布後で、踏み板の色と比べて側桁は白っぽい感じになってます。ただ、ホワイトが少なく拭き取りをするので、木目はつぶれずに、逆に引き立つ感じになりました。ホワイトの影響で、ほとんどツヤが見えず、少し不思議な印象になってます。

●屋外手すりの再塗装晴れ
s091213c.jpg バルコニーの木製の手すりも、雨と太陽にさらされている部分の塗装が、半年経って薄くなってきていました。ここは、塗装屋さんに塗ってもらった部分なので、その時にもらった残りを再塗装します。オスモの「ウッドステインプロテクター」のバークグレーhttp://www.osmocolor.jp/products/items/woodstain.htmlです。下地の調整をした次に、少しでもオイル分を長持ちさせようかと、http://home.kurade.net/article/33143660.htmlの時に残っていたリボスの「デュブノ」を下塗りしてみたのですが、さすがにほとんど吸われませんでした...。乾燥後、オスモをたっぷり塗装します。かなり沈殿するので混ぜながら塗っていくのですが、今どきなんで、この塗料の臭いはあまり好きではないです。

●階段のすべり止めテープるんるん
s091213d.jpg 階段の踏み板は、オイルのみでワックスはかけてないのですが、特にストッキングで滑るようです。段鼻のトコに溝を掘ったりもしてなかったので、滑り止め対策をすることにしました。色々考えて、ホームセンターで売っている屋内用の透明のすべり止めテープを貼ってみることにしました。日東電工の「素足用アンチスキッドテープ」のクリアというもので、50mm×5mで2千円ちょっとします。
s091213e.jpg このテープを2つの階段の計28段に貼るので、25mm幅×600mmにカットして、さらに剥がれにくいよう角を落とします。これを、減っていく段鼻から4mmほど空けて、貼付けていきます。
s091213f.jpg オイルが塗ってあるので、接着がどうかと思ったのですが、今のところしっかり付いています。透明なので、視覚的に段鼻を示すことはできないのですが、木の雰囲気を残しながらでも、滑り止め効果はしっかりあります。

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