2011年07月23日

【色々と見て】旧青木家那須別邸へ

■「蔦型スレート」張りの表情るんるん
s110724a.jpg だいぶ前になってしまったのですが、那須へ行った時に「旧青木家那須別邸」をみてきました。http://www.city.nasushiobara.lg.jp/www/toppage/1142245103817/APM03000.htmlなどにあります。復元工事がされてから13年ほど経つようですが、外観もきれいに維持されているようです。
 写真では分かりづらいのですが、一番高い屋根の上に、小さな物干し台のような屋上があるのが面白いです。見晴らし台のようなトコだったのでしょうか。

s110724b.jpg 外壁は「蔦型スレート」張りだそうです。模様とはちょっと違う、こういう表情のある外壁はいいですよね。窓飾りの装飾と組み合わさってこそ気がします。

■ペンキ塗装の簡素な室内家
s110724c.jpg こういう保存建物としては珍しく、室内も撮影ができます。
 室内は、とても簡素で、そこで「別邸」を感じたりします。説明を読むと、「明治42年とおおむね同じ状態に戻す」ために「壁や天井は板張りにペンキを塗った簡素な仕上げに」とのことです。ペンキ塗りは簡素ですが、ペンキを塗っている板自体は、今の時代では、それなりにしっかりした板材です。
 地となる壁がグレーで、図となる枠などが白という組合せで、天井も同じです。床は板色のままで、白っぽい空間を落ち着けています。

s110724d.jpg 階段も同じ仕上と配色です。とくに空間を高めるような装飾もなく、生活のための建物という印象を受けます。

s110724e.jpg 浴室も同じ仕上と配色です...本当なんですかね。浴槽などの設備品は、当時とは違うものなので、雰囲気だけなのかもです。

■実はドイツ式?の木軸組が見所だけど目
s110724f.jpg 壁の一部に、壁の内側の構造を見せているとこがあります。すでに、斜材で壁を補強する木構造で造られていたことが分かります。
 パンフを見ると、小屋裏部屋の軸組が見所のひとつのようですが、残念ながら非公開だそうです。見たいですが危ない箇所とかがあるんですかね。

s110724g.jpg 帰りに通気口から、床下がどうなってるのか、のぞいてみました。一部だけ見ると、石積みの基壇は外周だけのようで、中は床の高い普通の木床の造り方のようです。意匠から高さを決めてると思うのですが、これぐらい高いと、湿度の高そうな那須でも、地面からの影響は少なくなるのでしょうねぇ。

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posted by ki at 23:50| Comment(0) | 色々と見て
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