9日、埼玉を出発して、仙台市内の中心部を目指します。「せんだいメディアテーク」http://www.smt.jp/が最初です。定禅寺通りからメディアテークの眺めです。中のチューブ状の柱というか吹抜けというかが見えて、独特の表情です。知っているから入れるものの、節電で照明も暗い?こともあって、工事中で作業している足場のようでもあります。
翌日から、この定禅寺通り周辺で「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」が開催されるとこで、会場の準備が街の中で進められていました。メディアテークでも、その晩の前夜祭の会場や器材の準備が進められています。無彩色の無機的な空間に、鮮やかなオレンジの有機的な形状のイスが並んでいるのがいいです。イスが盛り上がる人だと思えば、人が引き立つのがやっぱりいいかもです。メディアテークでは、震災の記録や活動の発信がされているらしいのを見に行ったのですが、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」で発信する情報は、上記サイトからネット上での映像やコミュニケーションが主のようです。メディアテークにはスタジオ(行った時は空き時間)があるぐらいでした。
仙台市内の中心部だけ、歩き回ってみたのですが、もう地震があったことを感じるモノは、私にはほとんど見つけられませんでした。メディアテークも7階以外は、普通にやっているようです。
■国道と道の駅やまびこ館
盛岡に泊まって翌10日、三陸海岸を目指し、国道106号を東に向かいます。途中、所々に「宮古盛岡横断道路」?の大きな構造物が見えて驚きます。三陸全体でも、「三陸自動車道」の整備が進められていて、道路というか基盤整備に、かなり力が注がれている地域なのかなと感じます。この大規模な土木工事と、震災復興のがれき処理などの工事の対比が、なんだか複雑な気持ちになります。
宮古へ向かうちょうど中間に、「道の駅やまびこ館」http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/roadstation/iwate/iw27.htmlがあります。震災直後も、ここまで来れば、あたたかい外食ができたというのをテレビで見た記憶があり、休憩がてら寄ってみます。朝一だったこともあり、産直もとても充実しています。お昼用のおだんごと、バッケ味噌(ふきのとう味噌)を買って出発します。
■浄土ヶ浜と宮古市
宮古市内へ入り、津波を受けた街を、自分の目で初めて見ます。ですが、まずは浄土ヶ浜http://www.city.miyako.iwate.jp/cb/hpc/Article-1382.htmlへ先に行きます。駐車場に着くと、こんなボンネットバス!が停まってます。園内を奥の浜まで送迎するバスなのだそうです。私は、乗らずに歩いてしまったのですが、その脇をすごいエンジン音で、ゆっくり走っていきました。
津波の影響を受けて、施設は軒並み傷んでいますが、白い流紋岩のそびえる姿と白い石の浜は、何事もなかったかのように見事な景色です。写真よりも、もっと白い印象です。この時の波はとても穏やかで、海の底がよく見えるほど水もきれいでした。土曜日だったのですが、同時に訪れていた人は数人で、バスがいってしまうと、浜には私とカモメしかいません...。
浄土ヶ浜から海沿いの道を通って市内へ戻ろうとすると、海辺へ下りた所から唐突に景色が変わります。とても見通しが良く、建物が建ち並んでいた様子が想像できないくらいです。海では船が動いています。市場も壊れた建物の一部に人が集まっているので、市場が一部再開していたのでしょうか。■山田町と仮設店舗と山田湾
宮古からは、三陸海岸沿いを国道45号で南へ向かいます。最終的には仙台市内まで国道45号を主に走ったのですが、わずかに迂回路が残っていますが、ほぼ問題無く走れる状態に回復整備が済んでいます。これは、予想以上でした。
山田町に入ってきたところで、仮設のローソンを見かけ寄ってみます。周りに建物は無い状態ですが、ローソンの品揃えは普通です。この後、津波を受けた土地でも、仮設などでコンビニは結構再開しているのに感心します。福島県いわき市の豊間では、トラックとテーブルで移動セブンイレブンで再開していました。何でもお店が開いているだけで、街の空気感や人の気持ちがかなり変わっているように感じるのは、他の街でもそうでした。
山田町の中心部では、「びはんプラザ店」というスーパーが、再開されていました。中で、ちょっと買い物をしたのですが、私には、内部も商品も普通のスーパーでした。その隣に、写真の「スマイルガーデン山田商店街」という被災商店が集まって再開した仮設商店街があります。食品や日用品など6店舗ぐらいのようでした。駐車場も広いので、この一角は人が集まってとてもにぎやかです。あまり観光の人が寄るとは思えないので、地元や周辺市町村の方々が来て、時間を過ごしているのでしょう。
そこから山田湾が見渡せる所へ走ると、かの養殖いかだが結構戻って来ているのが見えます。ホテルでテレビを観ていたら、残ったいかだの部材をできるだけ組合わせて、再開したのだそうです。ですが、湾の底にはがれきが...とテレビでは危惧していました。
さらに釜石方面へ向かって高い所に、「道の駅やまだ」http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/roadstation/iwate/iw16.htmlがあります。ここは震災後、地元の物資の拠点だったそうで、そのせいもあって観光向けの道の駅というよりは、地元向けの商品や産直を扱うお店のような感じでした。なので、駐車場が満杯に近い状態で、長く時間を過ごしている感じの方もいるように感じました。→その2へ
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