2011年09月14日

【色々と見て】岩手〜宮城〜福島〜茨城へ その2

■海岸低地部とリアスホールとかもめの玉子
 さらに国道45号を南下して、大槌町、釜石市と通っていきます。当たり前ですが、映像などで見ていた市や町の中心部に限らず、リアス式海岸の低地部は、ほぼ全て津波の影響を受けています。岩手県の海岸北部〜中部にかけての低地部は、草が生い茂り、元から空いた土地であったかのように感じてしまう風景です。ですが、段丘部に上がると元のままに近い風景になり、その繰り返しはなんとも考えさせられます。

s110914a.jpg さらに進み、大船渡市へ入り「リアスホール」http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1226654674469/index.htmlへ寄ってみます。建築としても特徴のある建物なのですが、その無機的なデザインの空間に、300人近くが避難所として生活していた感が、感じられないかなと思ったのでした。避難所としては、8月中には閉鎖になっているのですが、まだ一部、何かの支援活動の動きが続いていました。

s110914b.jpg その一方で、図書館や文化施設を利用する人や学生さんも色々訪れています。建物の隙間から見える図書館は、普通に図書館の空気感です。このコンクリートの建物の中で、人の動きが徐々に戻っていくのが見えていたのかなと思います。

s110914c.jpg 大船渡といえば、甘いもの好きとしては外せない、さいとう製菓さんhttp://www.saitoseika.co.jp/の「かもめの玉子」です。地震や津波の影響を受け、4月末から製造販売が再開されています。この中と外の組合せは、すばらしくおいしく、私はミニがより好きです。今回は、「黄金かもめの玉子」と「いか鮮べい」も併せて買ってみます。買ったお店は、この後に寄った、陸前高田の仮設店舗です。

■陸前高田市と仮設店舗と高田松原
 陸前高田に入ると、これまでとは違う光景が広がります。車で走っていても、視界を遮るモノが少なく、2kmぐらい先まで見通せます。視界を遮るのも、残った建物とがれきの大山です。地面も草があまり生えておらず土の部分も多く、街があったことも津波を受けたことも十分想像でき、とても怖い気持ちになります。

s110914d.jpg その市街地から国道340号を上っていき、仮の市庁舎を過ぎた辺りに、スーパー「マイヤ滝の里店」http://www.maiya.co.jp/の仮設店舗があります。その土地の条件その他から期限付きの仮設なのだそうですが、広さや商品は普通にスーパーです。山田町の時と同じで、たくさんの人が来ています。その横に、上のさいとう製菓さんの仮設店舗などのお店が出ています。元々、同じマイヤの店舗内にあったお店だそうです。

 陸前高田の海沿いに広がっていた高田松原は、7万本もの松のうち、1本を残して、津波に流されてしまいました。その流されてしまった松の木を使って、復興資金のためのキーホルダーなどが作られているということで、それを探しに、「山十・伊東文具店」の仮設店舗へ向かいます。空き地?に何軒かの仮設店舗が集まっている中にありました。スーパーやこれらの仮設店舗がやっていて、人が来ている様子を見ると、人が集まってそこに色々なモノがあるっていうのは、とても大事なことに思えました。

s110914e.jpg 右が目的の、村上製材所さんのキーホルダーです。その他に、かわいかったので「おやこ広場 きらりんきっず」さんのありがとうのステッカーと、「がんばっぺしTシャツ」を買ってみました。

s110914f.jpg その1本立っている松を見に行きます。見通しが良いので、遠くからも見えているのですが、近くに停まって見れる場所はありません。なので、川の対岸からこの松を見させていただきます。背後の建物は、中央がキャピタルホテル、その右は高田高校だと思います。それぐらい、遠くまで見通せます...。

■巨釜半造と気仙沼
s110914g.jpg さらに気仙沼へと向かうのですが、その手前の唐桑半島の巨釜半造に寄ってみます。http://www.city.kesennuma.lg.jp/www/contents/1231222632692/index.htmlなどにあります。日曜日の午後だったのですが、他に誰も来ていないので見れないのかと思ってしまいました...。今回の津波では折れなかった?「折石」の強く立っている姿も、しっかり見ることができます。大理石の岩場の景色は、とてもすごいのですが、目の前に広がる三陸沖の海を見ていると、なんだか海が怖く見えてきます...。

 気仙沼の市街へ入って行くと、北部は通り抜けることができず、山側の裏道を迂回になります。ちょっと驚きながら港の市営駐車場のトコに出ると、多く残る被災建物に衝撃を受けます。気仙沼は3回来たことがあるので、街の印象を比較できてしまうのでなおのことです。それでも、少し街の北〜西の高い所の東浜街道を走っていると、街が生活している空気感になっているのは、半年という時間の経過を感じます。

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posted by ki at 22:53| Comment(0) | 色々と見て
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