2011年09月16日

【色々と見て】岩手〜宮城〜福島〜茨城へ その4

■南相馬市とビジネスホテル六角と迂回
 仙台空港からさらに南下して、福島県に入ります。相馬市内を通らず国道6号のバイパスを進むと、震災の影響で現在もまだ停止中の、新地火力発電所の大きな建物が見えてきます。その先の「道の駅そうま」http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/roadstation/fukusima/fu08.htmlも、寄ってはいませんがやっています。

 さらに南下して南相馬市へと入ります。国道6号沿いでも、コンビニとガソリンスタンド以外は、だんだんと閉まっている店を見かけるようになっていきます。「道の駅南相馬」http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/roadstation/fukusima/fu16.htmlは、寄ってはいませんがやっていました。

s110916a.jpg 国道6号で進める南端ギリギリの大甕に「ビジネスホテル六角」があります。ここは、震災後、南相馬の物資を扱う拠点のひとつになった所だそうで、現在もその支援活動が続いています。そこに、少し生活物資を届けて、ボランティアをしていた被災した方と話しをしてきました。身ひとつで津波から逃れたものの、放射線の影響もあって戻るところない生活は、むなしく厳しいようです...。

 南相馬からは、いわきへ向かうのですが、原発の影響による規制区域を大きく迂回して行きます。県道12号原町川俣線で飯館村へ越えていくと、途中の八木沢峠は濃い霧に覆われていました。さらに川俣町から国道349号を南下して船引へ抜けます。途中、「道の駅ふくしま東和」http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/roadstation/fukusima/fu11.htmlで休憩しますが、もう夕方だったので販売の方は終わっていました。船引三春から磐越道でいわきへと行ったのですが、3時間近くかかりました。国道6号を真っ直ぐ行けた時は、1時間半くらいだったそうです...。

■波立海岸と四倉
s110916b.jpg いわきで泊まり、翌朝まずは四倉へ向かいます。波立海岸の弁天島まで行き、波立薬師に参拝して岩場の景色を眺めます。柵などの損傷があって行けない所もありますが、岩場の姿はとても良い雰囲気です。

s110916c.jpg 少し戻って「道の駅よつくら港」http://www.429-love.jp/に寄ります。まだオープンして2年経っていないそうですが、港周辺と共に津波を受けた痛々しい姿が残っていますが、建物の一部を使って、道の駅は再開されています。イベントなども企画されていて、この前日には「四倉わくわく広場」が開催されたそうです。私は、仮営業時間が短くなっているのを知らず、開店の1時間前に行ってしまい、開店まで待てず...でした。

■いわきマリンタワーとアクアマリンふくしまと小名浜港
 そこから豊間などを通って、小名浜港の方へ向かいます。途中のいわき市のこの辺りの低地部も、かなり津波の受けていることを知りました。

s110916d.jpg そして、見えてきた「いわきマリンタワー」http://www.iwakicity-park.or.jp/misaki/に初めて上がってみます。いわきも2回来ていますが、上がるのは初めてです。

s110916e.jpg マリンタワーはいいです。最上部の屋外!に「スカイデッキ」という展望フロアがあって、風におびえながら、360度いわきの街と太平洋を眺めることができます。ただ、私がいる間は他に誰も来ませんでしたが...。写真は、小名浜港の方を見ています。右に写っているのは、清掃ゴンドラのレールです。この距離から見ると、港の街は普通のように見えるのですが、後で行ってみると地震と津波の影響は大きかったようです。

s110916f.jpg そして、その小名浜港にある「アクアマリンふくしま」http://www.marine.fks.ed.jp/です。震災時、津波と停電の影響を大きく受け、お魚たちも含めかなり苦労があったようですが、7月から再開されています。施設周辺は、凸凹で立ち入れないですが、来館者の通るエリアは、支障ないまで仮復旧がされています。

s110916g.jpg 館内では、いわきの幼稚園の面々が来ていて、多数の「こんにちわ!」攻撃?を受け、気持ちが元気になります。ゴマフアザラシの「きぼう」君も元気ですし、私は、ずっとこっちのガラスに向いて、足をこいでるエトピリカさんが、とても好きです。写真は、館内から、海の方を見ています。目の前の岸壁は崩れたままです。

■日立駅自由通路
s110916h.jpg さらに南下して、妹島和世さんが監修した日立駅に立ち寄ります。ガラスの箱状の自由通路をずっと進んでいくと、広い太平洋の景色にぶつかります。ここに立って、海を眺めていく日立関係?のスーツの方が何人かいます。

s110916i.jpg ずっと海を見て来ているので、なんとなく海は怖く見えます。すぐ前に、国道6号の日立バイパスが海の上を通っていて、そこをトラックや車が、何事もなく走っているのも、少し不思議な感じになってしまいます。

■阿字ケ浦と白亜紀層と那珂湊
 ここからは、国道245号を南下して、ひたちなかを目指します。途中、日立港あたりでは、道路面がかなりうねっていて片側通行になっていました。東海村に入り、原子力発電所の横を通り抜け、阿字ケ浦海岸や平磯辺りで岩場の風景を眺めます。海の向こうには、常陸那珂火力発電所と東海原子力発電所が見えています。

s110916j.jpg 平磯あたりでは、斜めに顔を出している中生代白亜紀層といわれる、独特な岩場の景色が見れます。ただ白亜紀というと約1億年も前で、まだ日本列島の部分がユーラシア大陸と一体な時代ですよね。今回の震災でプレートの移動距離の最大が5mくらい、この地層は、いったいどれくらいの地殻変動を経てきてるのだろうと思うと、地球スケールの大きさを感じます。

s110916k.jpg そして那珂湊へ入って行きますが、ここも海沿いからの道は、通行止めのままです。それでも、おさかな市場の周辺は、平日にもかかわらずたくさんの車で、結構混んでいました。お店は、ほとんどやっていますが、地元の港で揚がる魚は少ない?ので、東日本の他の港で揚がった魚も併せて販売しているようです。その分、多少安くはないですが、ベースのレベルが高いので、とてもおいしそうです。いくさんの好きなサンマとマグロの味噌漬けを買って帰ります。北海道産と静岡産ですがそれは関係なく、埼玉ではなかなかない美味しくいただきました。

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posted by ki at 22:59| Comment(0) | 色々と見て
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