2012年03月19日

【色々と見て】今和次郎展、ザ・タワー展、黄金の顔、POLLOCK展ほか

 今年になってから、少し時間があるので、いくつか展示会を見に行ってます。その中で、印象に残っているものです。

■「今和次郎 採集講義」るんるん
s120319a.jpg パナソニック汐留ミュージアムで、今度の日曜日まで、http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/12/120114/です。
 やはり、関東大震災後の暮らし風俗や人々の姿を、観察して記録した「考現学」の展示に、見入ってしまいます。街や人々がどんどん変わっていく背景があったとはいえ、それを淡々と観察しようとした視点が興味深いです。それをデザイナーとして、一目見て何を表現しているか分かる、グラフィックに落とし込んでいるのが、またマニアック?で好きです。
 その前の時代に、日本の民家をまわって調査、スケッチ記録をされています。そのスケッチの観察力とスケッチ力もとても魅力なのですが、100年も前に、すでに当時減りつつあった?民家を、記録しておこうという動きだったのも少し驚きです。

■「ザ・タワー 〜都市と塔のものがたり〜」晴れ
s120319b.jpg 江戸東京博物館で、5月6日まで、http://tower-ten.jp/です。
 特に昔の人の、タワーに対する様々な思いが感じられて、とても面白いです。パリのエッフェル塔の建造時だけでなく、その博覧会後に、エッフェル塔を改修するためのコンペ案?が、想像を超えていて良いです。東京の凌雲閣(浅草十二階)のできた時の盛り上がりと、震災で崩れて解体する時の対比や、大阪の初代通天閣とルナパークを造ろうとする人たちのすごい思いなど、とても惹き付けられます。
 これらの人くさい時代から比べると、東京タワーを造る時代は、だいぶスマートになってしまって、思いの強さが現れにくくなっているのかなと感じます。

■「太陽の塔 黄金の顔」ひらめき
s120319c.jpg 上の江戸東京博物館の常設展の方で、5月20日まで、http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/feature/です。
s120319g.jpg 万博の「太陽の塔」の、一番上に付いている顔です。1992年の改修の際に交換された、オリジナルの方の黄金の顔が、ドーンと常設展の床に寝そべって置かれています。「黄金の顔」自体には、形やパーツを組んでいったエネルギーをすごく感じるのですが、置かれている状況は、少し寂しそうです。

■JACKSON POLLOCK展目
s120319d.jpg 東京国立近代美術館で、5月6日まで、http://pollock100.com/です。
 実際にたくさんの作品を見るのは初めてですが、その強いエネルギーとバランスをとっているような感じ?の共存は、とても刺激的です。今回の作品がなのか作風なのか分からないのですが、色味がとても少なく、地味な配色や墨単色な作品が多いです。さすがに、とても有名なので、新しい驚きはもう無く、ああっていう感じなのも正直なところです。

■印刷博物館本
s120319e.jpg http://www.printing-museum.org/です。ギャラリーの企画展を見にいったのですが、そちらより常設の総合展示の方が想像以上にしっかりしていて、良かったです。印刷技術の変遷が、実物を中心にして実感を得られるように構成されています。活字や浮世絵の版木、初期の大きい印刷機など、技術好きなので、もっと時間のある時に行ってみようと思います。活版印刷などの技術伝承のための、「印刷の家」というワークショップスペースもありましたので。

■「トウホクノチカラ」展夜
s120319f.jpg 渋谷西武で3月11日までやってました。http://www.tuad.ac.jp/newsevents/headline/newpage_20120222_102929/です。
 2月の朝日新聞の「Next Art展」で、いいなと思った方が東北芸術工科大学の学生さんで、その方の作品も展示されるというので寄ってみました。スペースの関係もあるのか、全体的にこじんまりとした作品が多かったのですが、若い人のまだ未完成な考えている感じが、いいのかもです。

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posted by ki at 20:34| Comment(0) | 色々と見て
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