LED照明が増えてきまして、照明器具の選定でも、個々のLED光源とカバーなどをどう組み合わせているか、少し考えたりしています。そういう部分が好きなこともあるのですが…(^^;)。LED電球でも、実用的なモノが主体になってきて、たまに買ってみてチェック?してます。
昨年末に買ってみた東芝ライテックhttp://www.tlt.co.jp/tlt/products/led_lamp/のLED電球2種です。半年経つので、左のLDA9シリーズは、より広拡散タイプでスリムなものに代わっています。消費電力も8.8Wに減っているようです。
これは、電球色でも高輝度のタイプが増えてきたので、60W電球相当の電球型蛍光灯の明るさとどうかを比較しようと思ったのでした。ウチの環境では、反射光などもあってなかなかうまく計測できないのですが、下方向90度くらいの範囲では、同じくらいかそれ以上のようです。ただ、横から上方への光は少ないです。現在のLDA9シリーズでは、横から上はもう少し明るいのだと思いますが。さらに明るいLDA11シリーズも出ていて、消費電力10.6Wですが、これは60W電球相当よりは明るいのではと推測されます。
あくまで最近の私の感覚ですが、LED電球の光束量は、電球のW数相当の10倍ぐらいに考えるといいかなと思っています。その時の最近の消費電力は、LED電球は電球型蛍光灯(パルックボールプレミア)に比べて10%ぐらい少ないくらいかと。価格は、電球型蛍光灯がだいぶ値上がりしましたが、それでもLED電球は、電球型蛍光灯の2倍ちょっとするようです。
上の右のLED電球は、左のようなクリアタイプのLED電球LDA5シリーズのE17/Cです。E17用のクリプトン球置き換え向けなので、とても小さいですが、みっちりとした重さがあります。クリアタイプのLED電球も少し出てきたので、ためしに買ってみたものです。
カバーが透明樹脂なので、黄色いLED素子が良く見えます。そこから真っすぐ発光された光を、その先の透明なお椀型のガラス?樹脂?の屈折部材によって拡散させ、クリア球のように光らせようというモノのようです。ですが、やはり真っすぐ直進する光量が多いです。でも、乳白のカバーに比べて、こういう透明なカバーの見た目がなかなか良い感じです。
こちらは、最近買ったELPA朝日電器http://www.elpa.co.jp/product/li.htmlの、ミニ電球型のクリアタイプのLED電球です。仕組みは上のと同じですが、こちらはクリア電球のような姿をしていて、外側もガラスです。消費電力2.0Wの昼白色タイプなので、明るくはありません。40W電球相当の半分も光量はないと思います。
これは、http://home.kurade.net/article/32778160.htmlにある玄関灯を、元々もクリア電球の雰囲気に戻せるかなと思って買ってみたものです。夜間ずっと点いていることと、ご近所もあるので、あまり明るい必要もないのでためしてみてます。
やはり下向きの光量が多く、地面を四角く照らす感じなり、横方向も筋状のムラがあります。まあでも、これまでの電球型蛍光灯D形よりは、見た感じは良くなりますし、消費電力も7Wから2Wへとさらに減ります。
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2012年07月01日
【建物を考える】LED電球と電球形蛍光灯の明るさと消費電力を考える
posted by ki at 16:27| Comment(0)
| 建物進行中など
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