2014年02月09日

【建物を考える】地盤調査、基礎工事から棟上げと柱おとしなど


s140209a.jpg 川口市内の現場が進んでいます。コンパクトな土地に、コンパクトな木造住宅の計画です。左の写真は、SWS試験による地盤調査の際に、実際に土質を掘って確かめるハンドオーガーをしている途中です。掘り始めてすぐに、右上にある赤茶色のローム土が出てきました。ロームは安定した粘土層の土で、埼玉周辺では住宅の地盤として理想的な土質です。ただし、掘り返したりして荒らしてしまうと地耐力は落ちてしまうので、すき取るように根伐り底は造ります。目

s140209b.jpg べた基礎の底盤を打設した直後の様子で、底盤の表面を鳶さんが均していました。土間などの底盤の上にモルタルを敷くところは木ゴテで、それ以外の部分は金ゴテでと、使い分けています。この均す作業をすることで、仕上りの精度はかなり違ってきますし、基礎の強度的な面でも、多少なりとも効果があると思います。

s140209c.jpg 基礎の立上がり打設後に、一応アンカーボルトを確認している時です。既にコンクリートが打設されているので、修正ができるわけではないのですが…。左の短いアンカーボルトが土台を固定するM12ボルトで、右が柱を固定するM16ボルトです。どちらも埋込部が笠形のもので、M16は耐力認定がされているカナイのフィストアンカーボルトM16です。ひらめき

s140209d.jpg 土台敷きの時に、現場に職場体験の中学校の学生さんが2名来ていました。草加市の(株)アンザイhttp://anzai.cc/という地元密着の工務店さんの現場なので、こういう地元での関係が色々とあるそうです。工務店なので、事務所で仕事を体験するよりも、実際に住宅を造る現場で少しでも時間を過ごせる方が、経験の幅が広がりますよね。ただ、あまり危なくない必要もあるようで、土台敷きはちょうどいいタイミングなのかもです。晴れ

s140209e.jpg 棟上げですが、コンパクトな住宅なので、午前中のうちにほぼ完了できました。特に問題なく棟が上がると、ホッとするひと区切りです。ご近所の方も見て話しかけてこられますが、2階の上に載っている軸組のことを、色々と聞かれました…。塔屋や小さな屋上があるのです。

s140209f.jpg 隅柱の一部は、工務店さんのこだわりのある柱落としになっています。柱落としは、柱に掛かる荷重等の軸力を、土台を介さずに基礎へ伝える組み方です。土台の上に柱が載らないことで、土台への柱のめり込みによる影響をなくしています。その代わり、柱の根元を固定するために、両側の土台にボルトで引き寄せています。ただこの引き寄せボルトを掘込むと、柱の根元の欠損が大きくなるので、軸組が太目の方がより効果がありそうに見えます。るんるん

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posted by ki at 21:44| Comment(0) | 建物進行中など
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