2011年03月20日

【建物を考える】「建築・建材展2011」他で樹脂製サイディングなど

 地震の直前、東京ビッグサイトへ「建築・建材展2011」などを見に行ってました。埼玉の私の周辺でも、地震によって、特に地盤があまり良くないと言われる所などで、外構の損傷や住宅設備の転倒などが少し起きていました。瓦屋根の棟ののし瓦ずれは、場所を問わず、いたる所で起きています。瓦屋根に対する相談を、何件か受けましたが、木材や屋根材が入手しにくい状態なので、思うようにいかない場合もありそうです。
 直接地震には関係ないですが、「建築・建材展2011」などで気になったものを、いくつか紹介しておきます。私が行った時は、店舗や建築や照明の展示ホールより、セキュリティやリテール用製品の展示ホールの方が圧倒的に混んでいたのを見て、世の中の重心が変わってきていることを感じました。目

■軽量で合理的な塩ビ系サイディング晴れ
s110320a.jpg 塩ビ系樹脂製のサイディングです。信越ポリマー(株)さんの「ポリマパネル」http://www.shinpoly.co.jp/product/construct/index.htmlと、ゼオン化成(株)さんの「ゼオンサイディング」http://www.zeonkasei.co.jp/product/c/intro.html、アメリカのPLY GEMさんの樹脂サイディングhttp://www.plygem.com/index.htmlの3社を協会で紹介していました。塩ビのサイディングは、知っていましたが、製品を見たのは初めてです。見た目なども、思っていたより、ずっと良くできています。軽量、安価で柔軟性があり、塗装も不要と、建物によっては非常に合理的な外装材に思います。あとは、紫外線による影響を、どの程度受けるのかで、交換が必要になるかどうかというところのようです。

■引戸のソフトクローザーダッシュ(走り出すさま)
s110320b.jpg 引戸のソフトクローズ機構の付いた上吊り金物です。スガツネ工業さんhttp://www.sugatsune.co.jp/が、色々展示していた中で、引戸のクローザーが印象に残ってます。上吊りレールのサイズも、基本的に従来と同じなので、既存の上吊り引戸を金物とレールの交換で、クローザー付きにできるようです。他社からも、同じようなのが出揃ってきたので、引戸のクローザーは、装備する機会が増えそうです。

■楽しそうなシャワーユニット霧
s110320c.jpg (株)小笠原さんhttp://www.ogasawara-agp.com/の、浴槽付シャワーユニット「コンフォートバス」です。高齢者施設や単身者住居などの、1100×1400サイズの浴室のリフォーム用に開発したユニットだそうです。中に座ることもできて、狭い浴室が楽しくなりそうですが、浴槽的な使い方やフタなどは難しそうです。なので、シャワーユニットと呼ばれるのかもですが、うまい使い方を考えたくなる形です。

■プリント模様がキレイな洗面ボウルたらーっ(汗)
s110320d.jpg (株)日本セラティさんhttp://www.ceraty.jp/の洗面ボウルです。中でも、強化ガラス製の「AQUAアクア」は色々な模様があってとても良いです。カウンターの下に照明を入れて、下から明るくすることもできます。製造法をきいたら、三層のガラスの真ん中のガラスに直接印刷して、それから加熱成形しているのだそうです。なので、色々な模様が自由にデザインできるようです。

■金属メッシュと石積みの壁家
s110320e.jpg (株)TAKAOさんhttp://www.takao.co.jp/の「ガビオス」です。以前、外国の建築などで見られた、金属メッシュの中に石を積んだ壁を、既製品化したもののようです。ステンレスのメッシュフレームの中に、火山岩や砕石など7種類の石を入れられるようです。パンフレットには、100厚で高さ1,200mmまで図面があります。あの石積みと金属メッシュの表情が、比較的に手軽に再現できるのは、面白いかもです。

■高輝度になってきたLED照明ひらめき
s110320f.jpg LED照明の方は、輝度の高い製品が出揃ってきて、屋外を含め、建物がらみの照明は、LEDでほぼ置き換えが可能なようです。住宅用の照明も、輝度が上がり、明るさとしては白熱球とほぼ遜色なくなったようです。まだ、電球のように照射角がとても広いようにはいかないようですが、クリア電球のような点光源を再現した照明が、オーデリックさんから出ていました。この高輝度の点光源LED電球?、それだけは手に入らないのかなぁ。

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2011年01月07日

【建物を考える】11月のIFFTインテリア…展で古船材の家具など

 だいぶ経ってしまったのですが、昨年の11月に、「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」http://www.ifft-interiorlifestyleliving.com/も、見に行ったりしてました。一応、気になったモノを少し紹介します...。あせあせ(飛び散る汗)

■古船材の家具とハンギングチェアと桐ベッド晴れ
s110107a.jpg 熊本のアントインターナショナルトレイドさんhttp://www.ant-i-t.com/の、「オールドペイントオリジナルデザインシリーズ」です。解体したインドネシアの古船のチーク材を使った家具です。様々な色のペイントがされていた材なので、使い込んだ感じなどの良い感じの表情が出ています。古船の色のままなので、1コ1コ違ったモノになるのも魅力です。

s110107b.jpg ヤマカワラタンジャパンさんhttp://www.yamakawa-rattan.co.jp/の、卵形の籐編みハンギングチェアです。結構大きいのですが、形がいいので、空間にぶら下がっている姿だけでも面白いです。どうも、座るとブランコ気分になってしまうのは、私が大した人ではないからでしょう。私は、リラックスするのに、足がブランブランなのはダメなようです...。
 関係ないですが、もらったカタログ見てたら、1969年!にグッドデザイン賞を受賞した籐編みの座椅子が載ってます。伝統的とは違ういい感じの形なんですが、もう半世紀近く経っても、なお古くならないデザインは驚きです。
s110107c.jpg 家具の里プロダクト研究所さんhttp://www.kagusatoken.jp/の、「桐のすのこベッド」です。桐たんすで有名な広島県府中市の家具屋さんだそうです。最近、埼玉でも、新しい家具づくりを模索している桐だんす屋さんに会いましたが、桐だんすではなかなかキビシいそうです。
 そこで桐の良さを活かしながら、シンプルに製作したすのこベッドだそうです。一応ベッドですが、非常に単純な構造なので、他にも使えそうかなと思いながら見てました。

■新しい畳とルワンダのバスケット目
s110107d.jpg 新しい畳のライフスタイルを考える「TATAMO!プロジェクト」さんhttp://tatamo.jp/です。左は「yoga」という畳表をトコトン?デザインしたヨガマットです。畳の持っている精神性などを活かそうというもののようです。持って歩くための、ショルダーストラップもあります。
 右は「floor」という、フローリングサイズの畳です。これは敷き並べるのですが、この他に、普通のフローリング材にこの畳を固定した不思議なモノも展示されていました。いずれにしても、不整形には対応できないので、対応できる形の枠の中に張るというのは、畳らしい?ままのようです。
s110107e.jpg ルイズビィさんhttp://www.ruiseb.jp/が展示していた、ルワンダの、お皿のような「バスケット」と壷のような「アガセチェ」です。イシンギ草とサイザル麻を編んだモノだそうですが、色や模様やプロポーションがとても良いです。私はやっぱり、アフリカのモノが好きですねぇ。

■弦のドアチャイムと茶筒るんるん
s110107f.jpg 北海道旭川市のササキ工芸さんhttp://sasaki-kogei.com/のドアメロディです。ドアに付けて、開け閉めの時に音が出るやつですが、これは3〜4本の弦が張ってあって、それを木琴のバチのようなものが揺れてたたいて音が出ます。にぎやかな所には向かないですが、とてもやさしい音がするのがいいです。木工房ということで、形も30種類近くあるのもいいです。

s110107g.jpg 最後は、石川県加賀市の我戸幹男商店さんhttp://www.syosenjapan.com/の「Karmi」という、茶筒です。木を旋盤加工(というのかな...)で、回転して削った形と表面の波?が、とても良い感じです。大きいものは8種類も形があるのですが、私は「帽BOU」というのが好きですね。

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2010年12月06日

【建物を考える】ジャパンホームショー2010で金物工法や自動ドアなど

 先月、東京ビッグサイトで「ジャパンホームショー2010」や「HOSPEX JAPAN 2010」などをのぞいてきました。今年は、エコなどの話題は、別な展示会に流れて?いるようで、中小規模と外国の建物本来部分のブースが多かったように感じます。そんな中で、新たに知ったモノをいくつか紹介です。

■集成材+金物工法を考えるるんるん
s101206a.jpg (株)タナカさんhttp://www.tanakakanamono.com/の「SSマルチ金物工法」です。木造で無垢材でない方が良い場合は、金物工法が頑丈で合理的だと思っていますが、施工やコストの面で、慎重に考えなくてはとも思っています。金物工法も改良が進んでいるそうで、「SSマルチ金物工法」もモデルチェンジで、ナットが不要になり、金物の種類やドリフトピンの本数が減り、ドリフトピンやマルチボルトの施工性が良くなったそうです。
 材の心で引き寄せる力学的強さと、断面欠損の少なさは合理的に見えます。その結果、現れる金物やピンも少なく、見た目もスッキリしてます。土台まわりも、HDを使わなくとも、アンカーボルトと柱脚金物で十分強度が出るそうです。コストも下がってきて、金物工法は、これがいいかなと思ってしまいます。
 少し弱点?に見えるのは、柱はホゾパイプとピンで抜け止めるだけで、引き寄せる力はあまり無さそうです。なので、通し柱に梁を掛けるのが基本だそうで、管柱はできるだけ避けた方が良いのかもです。それでも、偏心しているHDより、抜け止めの力はありそうに感じますが、どうなのでしょう...。

■置き敷くだけのフロア家
s101206b.jpg (株)北洲さんが輸入販売する「イノヴァーフロア」http://www.hokushu.net/import/inovar.htmlです。HDFを基材にした、釘や接着剤が不要のフロア材です。釘や接着剤の代わりに、クッションシートや床暖房対応のデュプレックスを敷いて、特殊なサネ形状のフロア材をはめ込んで、置き敷きするだけです。表面は、土足可能な酸化アルミコートがされたプリント木目と大理石模様です。
 床も頻繁に模様替えのあるIKEAの床材として採用されているそうです。ある程度平らな下地が必要と思いますが、下地に置くだけなので、店舗などに向いているのでしょう。価格も下がってきて、北洲さんの?住宅用にも使われるそうですが、素足にはちょっと硬そうです。

■住宅用自動ドアとカーブ引戸のトイレ目
s101206c.jpg 橋田技研工業(株)さんの「ロボコンドア」http://www.hashida-giken.co.jp/robocon/です。住宅の室内向けに特化して、コンパクト化された自動ドアです。メインは折れ戸なのですが、引戸も玄関用もあります。駆動部が約100mm(引戸は約120mm)の高さに抑えられており、既存の高さ2,000mmの枠にも取付けできます。タッチセンサーだけでなく、無目式センサーも用意されていて、電源を引ければ、簡単に室内自動ドアが作れてしまうようです。

s101206g.jpg (株)岡村製作所さんの「Waveletウェイブレット」http://www.okamura.co.jp/product/kenchiku/toilet.htmlです。カーブ状の引戸を採用したトイレブースです。スペース効率が良く、引戸操作も出入りもしやすいように感じました。昔からあるにはあったと思うのですが、日本で量産ベースで見るのは、私は初めてかもです。

■柔らかい浴槽と壁付アンプと鳥害対策いい気分(温泉)
s101206d.jpg (株)タケシタさんの「Soft Bath」http://www.takeshita.com/axa-softbath.htmlです。文字通り、浴槽内がやわらかい浴槽です。ビニール製のソファをお湯に沈めたような、不思議な感覚です。通常のアクリル樹脂バスにウレタンフォームを貼って、外側をウレタンのシートで覆っているようです。

s101206e.jpg パイオニア(株)さんの「ACCO」http://pioneer.jp/housing/acco/です。住宅の壁設置専用のアンプだそうで、4部屋の天井などに埋め込んだスピーカーとつないで、iPodなどのポータブルオーディオやインターネットラジオなどの音楽を、室内に流せます。オーディオは詳しくないのですが、気軽に家の中に音楽を流しておきたいという方々向けの製品ですかね。

s101206f.jpg 最後は、(株)アンテックさんhttp://www.kk-antec.co.jp/です。製品というより、鳥害対策の専門の会社があるってことに感心してしまいました。電柱とかに付いてるトゲトゲしたヤツとか、専用ネットなどを開発販売しているのだそうです。

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2010年09月14日

【建物を考える】アトリエ ユニ 吉田紗栄子さんの「住み続けるために」

s100914.jpg 先々週、NPO都市住宅とまちづくり研究会http://www.tmk-web.com/が、毎月開いている「一木会」へ初めて参加してきました。なんと、第181回目という、歴史?あるものだそうで、住まいや暮らしに限らず幅広い分野の人の話しを、興味ある人たちが集まって話しをしているそうです。
 会場のとしまち研のあるCOMS HOUSEは、コーポラティブハウスなどを手がけてきているとしまち研が、最初にまとめたコーポラティブハウスだそうです。早めに行って、建物など見てみようと思ったのですが、残念ながら到着は開始ギリギリになってしまいました。

 第181回の一木会は、吉田紗栄子さん((有)アトリエ ユニ 代表取締役・NPO法人高齢者の住まいをつくる会 理事長)http://w3.mmp.co.jp/uni/をお迎えして、「住み続けるために」というテーマでした。吉田紗栄子さんから、障害のある方の住まいに対する考え方と実際に設計した住宅を、パワポなどで説明していただきました。目

 学生時代の卒業制作からずっと一貫して50年近く、「障害のある方々の生活環境、主として住宅の設計を通して住まいを見つめてきた」とのことです。まだ、バリアフリーなんて言葉の無い1964年の東京パラリンピックで、「陽気で、普通に家庭を持ち、仕事を持った上でスポーツを楽しむごく普通の...」とても素敵なイタリア選手の方々と過ごしたことで、車いすの方の住宅を設計することになったそうです。その時には、障害者という観念は全くなく、ただ車いすを使用しているという設計条件が加わっただけだったそうです。
 やはり、障害やバリアフリーありきではなく、その人の魅力的な暮らしがあってだと思うのです。この感覚に、日本で半世紀近く前に出会っていた方がいたことが、なんだか素敵な感じがます。

 設計の考え方の中では、出かけやすくする玄関アプローチ、居食と寝室とトイレ浴室の3点セットの将来イメージを持つこと、視覚に対する情報や配慮に気を配ることが印象に残ります。
 出かけるのがおっくうになってしまうと、気持ちだけでなく、だんだん出かけ体力も無くなっていってしまいますし。トイレやお風呂も、行くのがおっくうになってしまうと、だんだん自力でできなくなってしまいますし。ベッドとトイレ浴室は、できるだけ近づけることもあるという例も見せていだたきました。
 視覚では、高齢になると緑内障でなくても、色の区別が付きにくくなるので、浴室や階段など危険箇所は、その人が見える色やコントラストや凸を設計することが大切だそうです。暗く感じるようになるので、明るさが欲しくなるのでもあるそうです。逆に、白内障の手術をされた方は、輝度が高い光や光源は、普通の人よりまぶしく感じることがあるそうで、窓や照明の設計に配慮をしているそうです。
 また、車いすなどは、乗り換わると高さが変わるので、洗面などの設備は、高さ方向は調整がきくようにしておくと良いというのも、なるほどと思うのでした。るんるん

 吉田紗栄子さんの住宅で一人暮らしをされている方(車いす利用)も、会場にいらしていて、経緯や設計でのやりとりの話しをしていただきました。24時間介護なので、ヘルパーさんの負担を少しでも軽減できるように、住宅を建て直したそうです。かなり生活はしやすいようですが、色々なヘルパーさんが出入りするので、機器や建具などは、どうしても壊れてしまうことが多いそうです。なにより、家にいても1人でなく、ずっとヘルパーさんがいるというのがどうなのかなと、思ったりしていました。家

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2010年01月31日

【建物を考える】エコプロダクツ2009にて

 今さら...ですが、「エコプロダクツ2009」です。昨年12月に、のぞきに行ってきたのですが、何も載せてなかったので、ちょっと載せておこうということで...。

■住宅の直流配電雷
 一番印象にあるのは、写真は無いのですが、パナソニックさんが住宅用の直流配線システムの独自のシステムを展示してたことでした。業界で規格を検討している段階なのだそうですが、まだ電圧もコンセント形状も決まっていないそうです。ある程度のモーターを回そうとすると、48Vでも低いかもとのことで、パナソニックさんでは、直流とこれまで交流と併用を検討しているそうです。一方、シャープさんは、直流一本でやろうと考えているとのことでした。
 パナソニックさんの、直流コンセントの試作品が展示されていました。直流は、電極に触れた場合に交流より逃れづらい面もあるようで、欧米の交流コンセントのような、接点が奥にありプラグ端子が奥までささる、より安全性の高そうな形状になっていました。

■段ボールと紙パネルメール
s100131a.jpg 右は、日本で最初に段ボールを製造したレンゴーさんhttp://www.rengo.co.jp/でいただいた「段ボールおもしろブック」です。段ボールの作られ方や歴史などが、子ども向けに書かれています。段ボール原紙は、古紙利用率98%近くなのだそうです。
 ヨーロッパ製の段ボールというか紙パネルのRe-boradです。日本製図器工業さんhttp://www.nsksystem.co.jp/reboard/index.htmlの扱いです。このたぐいは、段ボールと違ってパネルなので、軽量で加工も簡単なので使ってみたいのですが、汎用的な材料としては流通してないようです。基本的には、加工までまで含めて、付加価値の高い状態で販売したいようです。

■消熱塗料・ガラス遮熱塗料晴れ
s100131b.jpg リンクアースさんの消熱塗料ネオコートhttp://neocoat.jp/です。熱を反射するのではなくて、熱を塗料内の熱交換分子の運動エネルギーに変換するのだそうです。この熱交換分子は、気温5℃〜25℃では運動エネルギーが発生しないそうで、暑くない時は、熱を吸収してくれるようです。効果は、微妙な感じですが、発想はとても面白いです。

s100131c.jpg 窓ガラスに後塗りタイプの遮熱塗料もいくつか出てました。左は、ギガテックさんのガラクルhttp://www.giga-technology.com/product/energy.htmlで、右は、アスクリンさんhttp://www.asucurin.co.jp/のクールセーブです。フィルムでないので、可視光透過率が高く、塗布は室内側からでき、3割ぐらいの熱量をカットできるようです。

■CCFL照明・改良バッテリーひらめき
s100131d.jpg オプトロムさんhttp://www.greentec-gtpi.com/の、CCFL管を使った蛍光灯です。いわゆる40W型蛍光灯として使用でき、定格電力が22W、光源寿命6万時間以上とのことです。さすがにムラのない光り方がキレイで、スリムな見た目も良い感じです。あとは、お値段が下がれば...ですね。

s100131e.jpg バッテリーも色々出てまして、こちらは東芝さんのSCiBという二次電池http://www.scib.jp/です。各社改良を進めているらしいリチウムイオン電池のなかの1つです。外力による熱暴走などの安全性、6,000回を超える充放電、約5分での急速充電など、すばらしく改良が進んでいるのが感じられます。やはり二次電池の時代が来たようです。

s100131f.jpg 一方でこちらは、浜田さんのリユースバッテリーhttp://www.kkhamada.com/battery/battery.htmlです。鉛蓄電池は、BRS技術を用いて、かなり再生することができるのだそうです。この浜田さんのブースは、自社でリユースしたバッテリーに、自社の太陽光発電で充電してものを持ち込んで、必要な電力をまかなっていました。

■カートリッジ小便器・レンタサイクルシステム電車
s100131g.jpg INAXさんのカートリッジ式小便器http://iinavi.inax.co.jp/ialetter/pt0809/k001.htmlです。水を流さない小便器なので、給水配管が不要になるそうです。カートリッジ以外にも、使用頻度や専用洗剤での拭き取りなど、微妙な感があるのですが、京浜急行の六郷土手駅などに既に導入されているそうです。

s100131h.jpg 最後は、無人のレンタル自転車の管理システムです。左は、日本コンピューターダイナミクスさんのエコポートhttp://www.ecostation21.com/ecoport/で、右は、フルタイムシステムさんのフレンツhttp://www.chari24.com/です。何ヶ所かの地方都市で、レンタサイクルは実験が行われているそうです。こういうのを見ると、リスクやトラブル側の対応システムが、どのように組まれているのかの方が知りたくなりますが、その辺は、紹介されてないんですよねぇ...。

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2009年12月07日

【建物を考える】ジャパンホームショー2009その2(地下室・便座・銅など)

 http://home.kurade.net/article/33977659.htmlの続きです...。

■ミニ地下室・アラミド繊維接合・ネジ固定アンカー家
s091207a.jpg これは、玉田工業さんhttp://www.tamada.co.jp/の「ミニ地下室・倉庫 デポエンジェル」です。地下タンクメーカーによる横置き円筒タンク型の設置型の地下室です。強度的に有利な形状と、スチールとFRP、断熱材、PETフィルムの一体構造の絶対的な防水・耐久性が魅力的です。室内も、調湿塗料と強制換気装置が導入され、環境が改善されたそうです。
 窓が作れないので、当然居室としては作れないのですが、ストックスペース+αの空間が創れそうです。もしかしたら、出入口のハッチを、採光の採れる位置にガラス製などで製作すれば、居室とする可能性もなくはないのかな。

s091207b.jpg こちらは、J建築システム(株)さんhttp://www.j-kenchiku.co.jp/の「JBRA-1システム」です。アラミド繊維を使った接合金物で、主にホールダウンとして使えるそうで、その他補強として、基礎やアンカーボルト的な役割にも使えるのだそうです。アラミド繊維は、ほとんど外的な影響を受けない安定した軽量の素材で、建設では、コンクリート柱の耐震補強で巻かれたりしているモノです。
 エポキシ系の接着剤を使うそうですが、この施工精度が確保されれば、木材の加工は伴わないので意外と合理的な感があります。ですが、貼っているので剥がれる方向の力がかかると弱くなりそうなので、平に貼れるよう面を合わせなくてはとなると、やや使用場所が限られるようです。

s091207c.jpg 小さいもので、日本パワーファスニング(株)さんhttp://www.jpf-net.co.jp/の、コンクリート用ねじ固定式アンカー「タップスター」です。写ってるサンプルは、M6×45のステンタイプです。いわゆるPレスアンカーみたいにネジでコンクリに食いつくタイプで、なおかつオスタイプのアンカーなので、従来タイプより施工が簡単でより精度と強度が出るそうです。専用ソケットと共に、ホームセンターとかで扱い始めたらしいので、これなら私でも扱えるかなと。

■オストメイト用便座と銅の殺菌作用るんるん
 同時開催していた「HOSPEX Japan 2009」http://www.jma.or.jp/hospex/JP-top/jp-top.htmにも、見に行ってます。
s091207d.jpg こちらは、開発者の方々が個人として出展していたオストメイト用の便座です。当事者からの要望で、座ってパウチの処理作業ができるようにした便座だそうです。形状の特徴は、パウチ処理をするために手前が大きく広く開いていて、座位の安定と跳ね上げ防止のため奥の方が狭くなっています。実際に座らせてもらったのですが、サイズや微妙な形状は非常に検討がされているようで、通常の使用でも問題ないぐらいの完成度です。
 この前側が広いのは、他の介助の場面でも日常でも便利な面がありそうです。後ろ側が狭いのも、ウォシュレットの水がまわって濡れそうなくらいで、お尻の小さい子どもとかも安定するので、良いように感じました。私は男性の立場しか想像ができないのですが、女性の方はどう感じたのでしょうか。
 今の楕円形みたいな便座の形状の根拠は見つからないのですが、おそらく便器の構造的な形状に合わせた形ではないかと想像します。便器もアクリル樹脂で作るようになると、形状もかなり自由になると思われます。そういう意味では、便座ももっと使い勝手から形状が考えられてもいいように思うのです。もう少しすると、ウォシュレット以来の洋式トイレの大きな転換がありそうな気がします。

s091207e.jpg 最後は、(社)日本銅センターさんhttp://www.jcda.or.jp/が、銅の殺菌力の展示をしていました。O-157やレジオネラ菌、MRSAなど細菌に対して殺菌作用があるそうです。その殺菌作用を利用して、特に病院などでの感染対策として、銅製のハンドルや水栓や手すりなどを使用する例があるそうです。これらの黄銅の雰囲気は、一昔前には真ちゅうと言われててたモノが、また復活してくる感があります。ただ、今、銅は中国が国力で買い集めてるから値がどんどん上がってるからなぁ...。
 こういう銅の殺菌作用は全然知らないばかりか、緑青が毒性があるとまだ思ってました...。緑青は、もう25年くらい前に、無害同様と扱われるようになっていたんですねぇ。
 そこで、グリップ部が銅でできたボールペンをいただいてきました。病院内の特定な場所で使うペンには、こういう所まで配慮するのだそうです。

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2009年12月02日

【建物を考える】ジャパンホームショー2009その1(制振・備長炭塗料など)

 先月、ジャパンホームショー2009と関連展示会http://www.jma.or.jp/JHBS/へ行って、また色々物色してきました。製品そのものを探すというよりは、世の中の流れを知っておこうという意味合いが強いです。単に、新しモン好きとも言われますが...。
 今回は、お世話になってる(株)森島工務店さんhttp://morishima-koumuten.com/や、先輩の(株)あすなろ建築工房さんhttp://sekio.cocolog-nifty.com/blog/が、JBN(社)工務店サポートセンターhttp://jbn-support.infodnn.com/の出展社で入っていて、現地でお話しすることができました。家

■木造住宅用の制振装置を色々モバQ
s091202a.jpg 今回は、木造住宅用の制振装置のことを、一番聞いてまわったような気がします。以下、見てのことを書いていますが、正確には、各メーカーさんの情報を確認してください。
 これは、東海ECさんhttp://www.tokaiec.co.jp/の、左が「K-ブレースSiB」、右が「パワーガード」です。「K-ブレースSiB」は、特殊ホールダウンと一体となった金属製のブレース部材だと思います。一定の変形荷重までは水平保有耐力を有し、それ以上の荷重がかかると、特殊形状の金属部分が変形して、振動エネルギーを吸収する仕組みです。変形した後は、復元力はないそうです。
 「パワーガード」は、柱と梁の接合部に、複数組合せて設置するタイプの制振部材です。振動エネルギーは、摩擦パッドによって熱に変換し、アーチ型の特殊バネがある程度までの復元力を補助するのだと思います。こちらは、耐震壁としての壁倍率はみれません。ですが、以下を含め、私が見た5つの制振部材の中では、感覚的に一番印象が良い感じがしました。
s091202b.jpg こちらは、東海ゴム工業(株)さんhttp://www.tokai.co.jp/の「TRCダンパー」です。封入された特殊粘弾性ゴムによって、振動エネルギーを熱に変換して吸収します。ゴム系なのである程度の復元力があり、筋交いタイプと仕口タイプの2種があるそうです。筋交いタイプは、ダンパー自体は筋交いの途中に入るので、筋交いの端部は通常の金物を用いた筋交いの納めになっています。ダンパーとの反力との間で、先に破損することのない仕様になっていると思うのですが、なんとなく気になるところです。

s091202c.jpg こちらは、(株)住宅構造研究所さんhttp://www.homelabo.co.jp/の、制振補強壁「ガーディアンフォース」です。左右の柱に取付けられた面材が、中央で粘弾性体を介してつながれていて、振動時には、その粘弾性体が摺れるような感じで振動エネルギーを吸収するらしいです。ホールダウン金物と直結する構造になっていて、壁倍率も高いのですが、かなり固定ビスも多く、取付け精度が必要そうな感じです。
s091202d.jpg ほかに、ホリー(株)さんhttp://hory.jp/が、制振ブレースの試作品を展示していました。資料はまだ無いそうですが、こちらは木軸の変形を前提にしているようで、ブレース端部はピンヒンジで、中央で摩擦部材が一定の力以上になると滑り出し、振動エネルギーを熱に変換して吸収するらしいです。もっとも制振装置っぽかったのですが、実際の製品になるとどうなるのでしょうか。

■備長炭の塗料とデザインウッドるんるん
s091202e.jpg その他ですが、太平紙器(株)さんhttp://www.taiheishiki.co.jp/の「チャコールペイント」です。備長炭を塗料にした製品だそうです。備長炭の持つ、吸着、吸放湿、食害防止などの作用のある塗料なのだそうですが、その塗装した凹凸のあるマットな真っ黒感は、まさに炭の深みがある感じです。床下や内装だけでなく伝統的な建物等の外壁にも塗装されたりしているそうで、まだ数年の塗装実績だそうですが、日射や雨の影響はほとんどないそうです。黒い外壁をやることがあったら、使ってみても面白いかもです。

s091202f.jpg こちらは、中西木材(株)さんhttp://www.n-wood.co.jp/の「デザインウッド」です。国産杉材の白味と赤味の組合わせて集成することで、色々な種類の模様を作っているそうです。板材だけでなく、その突き板も作れるのだそうです。なんだかこういう板材で、家具のとびらとかを作ってみたくなりますが、お値段をきくと突き板がせいぜいというところでしょうか...。

すいません、力つきたので、あと半分は数日中のうちにアップします...m(__)m。

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2009年07月10日

【建物を考える】CISなど色々な太陽電池と風力発電など

●CIS、CIGS、ハイブリッド、フィルムなど色々太陽電池晴れ
s090709a.jpg 先月、PVJapan2009という展示会を見に幕張メッセへ行ってきました。太陽光発電に関する総合イベントというサブタイトルが付いていて、第4回新エネルギー世界展示会との同時開催の催しでした。たまたまネットで、昭和シェルのCIS太陽電池が出展されているのを見て、行ってみようかと思たのでした。
 展示会は、太陽電池やモジュールよりも、その部品や製造装置や検査システムなどの方が、多くスペースを使っているような内容でした。それでも、20社弱の太陽電池モジュール・パネルの製造メーカーがブースを出していました。
s090709b.jpg 海外勢はお付き合い?で出展している感じの中、やはり気になるのは、昭和シェルの「solacisソラシス」http://www.showashell-solar.co.jp/です。なぜシリコンを使わない方が良いのか見てみると、1)シリコンのような原料供給不足等がないこと、2)厚さが2〜3μmと薄いため製造時のエネルギーが削減でき、EPTを大幅に短縮できること、3)パネル全体で片側から片側へ電気が流れる並列のような構成のため、シリコン系のモジュールを直列配置したタイプのような、一部日影などによる出力低下があまりないこと、4)シリコン系よりも分光感度特性が良いこと、っていう感じのようです。パネルの色は黒いです。
s090709c.jpg 同様に、ホンダがシリコンを使わないCIGS太陽電池http://www.honda.co.jp/soltec/を展示していました。詳しいとこまで分からないのですが、特徴もsolacisと似たような太陽電池だと見えました。

 その他、多結晶シリコンにアモルファスシリコンを融合?させた太陽電池をカネカhttp://www.a-sic.kaneka.co.jp/j/が、単結晶シリコンにアモルファスシリコンを融合?させた太陽電池を三洋電機http://jp.sanyo.com/solar/が展示していました。

 京セラは、日本以外の海外市場向け?と日本国内向けの両方を展示していたのですが、明らかに海外市場向け製品の方が、モジュール配線を裏通ししたり、ブラック色のシリコンモジュールがあったりと、良さそうに見えます。話しを聞くと、特に日本の住宅向けは、寄せ棟の多い狭い屋根面積の事情から、そこでできるだけ設置面積をかせげるように、効率的なある意味特殊な形のパネルにしていかないとということのようでした。そのせいか、京セラは、色々な屋根への設置金物の実物展示がされていました。やはり重いので、大きいです。

 あと、富士電機がフィルムタイプのアモルファス太陽電池http://www.fesys.co.jp/sougou/seihin/fwave/index.htmlを展示していました。かなり自由に曲げられるので、ガルバリウム鋼板などにも貼れるそうです。で、興味を持ったのは、このフィルム型太陽電池の上から保護?のために覆う、ETFEというフッ素系の樹脂素材です。旭硝子のhttp://www.fluon.jp/fluon/index.htmlにありますが、これで大丈夫であれば、強化ガラスを使っているパネルもこういう樹脂素材に置き換えていけないのかなと、思ってしまいます。

 太陽電池パネルも、取付金物まで含めると15kg/平米くらいありそうです。3.0kwで25平米くらい載せるとなると400kg近くにもなります。地震の関係で屋根はあまり重くしたくないので、このほとんどがガラスの重さによると思うと、ガラスが樹脂に置き換わらないかなと思ってしまいます。
 ちなみに、屋根葺き材(仕上材)は、大雑把にいうと、和瓦だと約60kg/平米、コロニアルだと約20kg/平米、金属葺きだと約3kg/平米ぐらいです。そこに、太陽電池パネルが載ると、+15kg/平米となるわけです。

s090709d.jpg もう1社、気になるのはYOCASOLです。http://www.yocasol.com/にあります。なんだこの会社はと思ったら、前身のMSKを、数年前にSuntech社が買収したけど、すぐにこの福岡工場が閉鎖方針になり、旧MSKの工場メンバーで会社を設立して、EBOによって福岡工場の営業譲渡を受けて開業したと、沿革の中にあります。なんだか、この会社の製品を使わなければ...と思ってしまいます。

●ゼファーの風力発電とエコ灯油台風
s090709e.jpg 太陽電池以外では、風力発電のゼファーhttp://www.zephyreco.co.jp/が出展していました。TVで見て知ってましたが、軽量コンパクトなサイズ、風速2m/s〜50m/sまで回って発電する能力など、細部を見ても、非常に良く考え検討された設計と製品に、感動的な感じです。太陽電池などと組み合わせたシステムも、組むことができるのだそうです。国内の制度では、風力発電には逆風が吹いていたり、日本の地上部では、安定して風が吹く箇所がないので、普及しずらい面もあるみたいですが、夜でも雨天でもこちらは発電します。なにより、この魅力的な国産開発の製品を、生かしていきたい気持ちになります。
s090709f.jpg 最後は、昭和シェル石油の「エコ灯油」http://www.shell-ecotoyu.jp/です。原油ではなく、天然ガスを原料とした、臭いや硫黄含有量の少ないファンヒーター専用の灯油です。昨冬、存在に気づいたのですが、埼玉ではまだ売ってなくて、ためせていません。来冬に向けて、全国で提供できるよう準備を進めているそうです。

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2009年03月08日

【建物を考える】JAPANSHOP 2009/建築・建材展 2009/ライティング・フェア

 今年も、東京ビッグサイトの「JAPANSHOP 2009/建築・建材展 2009/ライティング・フェア」へ行ってみました。今年は、店舗と建材系では、細かい?デザインの仕上材に目が行きましたが、一番印象的だったのは、「ライティング・フェア」の照明でした。9割がLED照明かなぐらいの勢いです。大手照明メーカーも、この春から夏にかけて一斉にLEDの新商品を発売するのだそうで、照明の考え方が、一気に変わってきそうです。

●端材集成の無垢フローリングるんるん
s090308a.jpg 「メルシー」という、北恵(株)さんの無垢建材シリーズ「リラクシングウッド」のフローリングです。http://www.relaxssingwood.com/ですが、まだ載ってないかもです。東南アジアで計画植林されたゴム、ユーカリ、マンゴー、ジャムジェリーの4種の端材を集成した無垢フローリングなのだそうです。土足用の耐摩耗塗装がされていますが、左がほぼ本来の木の色です。主に店舗向けだそうですが、無塗装の釘打用もあるので、住宅などにも使えそうです。床にモザイクタイルを張ろうとして断念したことがあるので、そういう明るく賑やかな床の雰囲気が作れそうです。
 その他、北恵(株)さんでは、サントリーの寿命のきたウイスキー樽のオークから作った、「ウイスキーオーク」というフローリングも良い感じです。それこそカラーの名前に「山崎」ってのがあります。

●国産スギの積層材目
s090308b.jpg 国産杉のLVL材で、(株)オロチさんの製品です。http://www.orochi-lvl.com/にあります。積層厚が120mmまで製作できるそうで、その厚120のLVL材を、積層方向と直角に12mm厚でスライスして、それを実加工した、積層面が見える縞模様の羽目板が展示されていました。それがなかなか面白い感じでした。家具の天板などで、積層面をそのままにして使うこともできそうですが、杉のロータリー単板なので、柔らかいのと抜節処理の配慮が必要な感じでした。

●細かいデザインのサイディング家
s090308c.jpg ニチハ(株)http://www5.mediagalaxy.co.jp/nichiha/index.htmlさんのサイディング、「モエンエクセラード」の新シリーズ「i-cube」です。写真は、カタログを撮ったものです。非常に細かく、微妙な色味がデザインされています。縦方向を意識させる模様で、よく見ると縦は455ピッチで模様が繰り返されてるのですが、ほとんど繰り返しに感じません。横も約3mあるそうなのですが、それでも縦のシール目地が出る場合でも、縦方向の目地デザインと同じに見えて、シールがそんなに気にならないようになっているようです。

●LED電球と有機EL照明と細径蛍光ランプひらめき
s090308d.jpg 「ライティング・フェア」の方ですが、ほぼ全てのブースがLED照明の展示です。東芝ライテック(株)さんが、発売するLED電球を展示していたのですが、電球サイドに装飾デザインがされていて、よりシンプルなスタンレー電気(株)http://www.stanley.co.jp/さんのLED電球の方が好みです。写真の左は、その電球を販売する丸善電気(株)さんのパンフを撮ったものです。スタンレー電気(株)さんは、100VのLED電球を、全周発光の他にスポットタイプも製造し、口金もE-11、E-17、E-26に対応する製品を用意するそうです。
 写真の真ん中は、有機ELパネルの照明です。Lumiotec(株)のパンフを撮ったものです。実物を見ると厚が5mmくらいしかない板が面で発光しているので、とても不思議な感じがします。照明部分はこの厚さだけなので、見える側だけでなく裏側にもフラットな、貼るだけの照明ができそうです。
 写真の右は、NECライティング(株)http://www.nelt.co.jp/さんの「+CLine」です。液晶バックライト用のφ4mmの細径蛍光ランプを転用した、間接照明用のランプです。とてもスリムですが、展示には写真にはないランプ1本タイプもあって、その分明るさは暗いですが、照明器具の幅が20mmなかったんではというくらい、さらにスリムでした。

●Re-boardのディスプレイプレゼント
s090308e.jpg 最後に、手前の紙コップ立てと奥の紙製のフォリオケースをいただいた、(株)ほしゆうhttp://www.hoshiyu.co.jp/さんです。強く軽くリサイクル可能な「Re-board」というダンボールなどに、UVインクジェット印刷をして、店舗ディスプレイなどを製作している会社だそうです。デザインや色味が非常に明るく、平面のダンボールパーツを組み立ててできるディスプレイの形が、とても楽しいです。
posted by ki at 00:09| Comment(0) | 建物進行中など

2008年03月16日

【建物を考える】JAPAN SHOP 2008と建築・建材展 2008にて

 2週間ほど前になってしまったのですが、東京ビックサイトのJAPAN SHOP 2008と建築・建材展 2008へ行ってみました。面白そうな材料探しと、今年は店舗のディスプレイ関係も見てみたかったので、JAPAN SHOPも練り歩いてみました。ディスプレイや広告用の巨大なプリンター?やフィルムの技術のすごさに感心しながら、マイナーな建材関係で、気になったものを少し載せてみます。小規模なブースに、変わったモノがたまにあるような気がします。
 館内撮影禁止なのですが、リボールさんとワンルーマーさんは、許可をいただいて撮影させてもらいました。

●ニューリボールマイティZたらーっ(汗)
s080316a.jpg 塗膜防水材です。特徴はFRP防水と違って、柔らかくて多少の伸縮性があること、非常に接着力が強いこと、防水材単体で不燃材料でかつ、下地合板で屋根飛火性能のDR認定を受けていることです。リボールは、http://www.rivall.com/です。
 堀崎町の家でもルーフバルコニーの防水として使用することにしています。認定施工制なのですが、FRP防水と異なり、サッシを先付してシールを打ち、その上からマイティZを塗れるそうです。接着力が強いので、サッシにも充分接着するそうです。ただし、水性のためオープンタイムが2週間ほど必要なことに、施工上で考慮してくださいとのことでした。

s080316b.jpg 在来浴室の防水としても非常に簡単で、合板下地にマイティZを塗るだけでも充分とのことでした。なおかつトップコートをしない状態で、一般的なサイズのタイルが普通のタイルボンドで充分貼れるそうです。このタイルが簡単に貼れることは事前に知らず、堀崎町の家の在来浴室はシート防水とモルタル下地になっているのですが、ギリギリのタイミングですが変えたくなりました。防水材料としては高価ですが、施工が単純なので、逆に良いかもしれません。

●essenceパスワード
s080316c.jpg 伊吹物産が展開しているessenceエッセンスという室内装飾品のシリーズです。写真は、カタログの一部です。水栓まわり、手洗鉢、スイッチプレート、棚やカーテンの装飾などを自社企画で生産しているそうです。essenceは、http://essence-i.com/です。
 住宅を設計される場合、水栓などの金属モダンデザインを好まない方は以外といるのではと思うのですが、大手にはほとんど選択肢がありません。外国製のものを使う場合も、排水等との施工性や、パッキンなどの消耗部品の将来手配などに不安が残ります。
 会場を歩いていたら、非常に雰囲気のある水栓が展示されていて、個々の製品の仕上がりがきれいで、かつ値段があまり高くないということで、話をしてしまいました。
 単水栓が3種、混合栓が1種あって、それぞれおもに3色あります。そこに、磁器製の主に3種類の形で各8色のハンドルを組み合わせることができるそうです。さらに、排水金具や配水管、さらに止水栓まで、水栓と同色のものを用意して露出配管に配慮しているそうです。

●和室用のミニキッチンレストラン
s080316d.jpg ホールの片隅に、座っての利用を想定した和室用のミニキッチンを発見しました。販売はワンルーマーhttp://www.oneroomer.jp/で、製造は亀井製作所とのことです。国際福祉機器展とかの方が適しているような、まわりとの違和感に惹かれてしまいました...。
 主に、高齢者施設向けに、天板高さの低いミニキッチンを販売しているようです。そのブースに、試作品としてこの座って利用の和室用ミニキッチンが展示されていました。企画者の方?と話をさせていただき、どうですかと逆にきかれてしまったので、「2世代同居パターンの住宅で、和室がおばあちゃんの部屋とかになることが多いので、そこに別にミニキッチンが欲しくなった時とかですかねえ...。」と、適当なことを答えてしまいました。
 座ってのミニミッチン利用が、便利か楽かはちょっと分からない感じです。でも、畳の部屋で立ってのミニキッチンというのも多少変なので、座ってというのがあり得るかもしれません。
posted by ki at 23:20| Comment(0) | 建物進行中など