床暖房の工事が、だいたい終わりました。左は、2階の床暖房パネル工事の様子です。床暖房は、シードさんの温水式床暖房で、熱源は都市ガスです。シードさんは、http://www.seed21.co.jp/です。捨て張りの上にパネル割を墨出しして、パネルを仮敷きしていきます。捨て張り前に熱源との間に入れておいたさや管に、7A(だったかな)の架橋PE管を通して、そのPE管をパネルにはめていきます。PE管は、1ゾーンごとに、熱源の出のヘッダーから戻りのヘッダーまで1本で、途中につなぎ目やジョイントなどは全くありません。
2階の床に、こんな感じで床暖房パネルが施工されていきます。パネルは12mm厚で、硬質ウレタンフォームをアルミ蒸着フィルムとクラフト紙で挟んだようなものに、溝を凹ましている感じでした。それに、フローリング材を留めるための木部分が組み合わされています。
この住宅は、2階床は剛床でなく根太床なので、床暖房パネルの木部分を、尺ピッチの根太に合わせています。フローリング材は、根太に固定したいとのことからです。そのため、壁にからむ部分では、どうしても床暖房パネルが壁と干渉してしまいます。そこはシードさんの良いところで、パネルを欠いて、PE管のルートを引き直してしまいます。その他、現場で施工しながら、部分部分を良いようにルートを納めていってくれます。パネルの構造や施工方法など、とても合理的で感心してしまいました。
最後に、PE管部分にアルミの幅広テープを貼って、床暖房のパネル工事としては終わりです。引き続いて、床暖房パネルの無い部分を、大工さんが合板で埋め平にして、フローリング張りの下地を整えていきます。●1階の置き床工事と床暖房工事
1階の置き床が施工されました。マンションなどRC造のスラブ上に組まれる床と同じ構成です。300mm弱のゴム足の付いたボルトで、20mm厚のパーティクルボードを支持します。框部分の土台と、壁部分の際根太は、ボルトではなくて大工さんが造ってくれたようです。床下のスラブ上には、断熱材を敷いています。
1階の置き床工事に引き続いて、1階の床暖房工事も終わっています。1階の土間部分は、架橋PE管を打ち込みます。15mm厚の硬質ウレタンフォーム(防湿紙付)を敷き、その上にメッシュ筋敷いて、メッシュ筋にPE管を配管しながらくくっていきます。後は、この上にコンクリートを打って完了です。
1階の置き床の上は、2階のと同じパネル式です。家具の部分などを避けながら、狭い所にパネルが敷かれていきます。
外の熱源機が設置される部分では、架橋PE管の端部にヘッダーが取付けられて、PE管の検査のための圧力がかけられています。ヘッダーには「0.26MPa」と書かれてるので、2.6気圧がPE管にかかっているようです。フローリング張りなどの内部工事が終わるまで、このままなのだと思われます。
玄関引戸の枠が取付けられました。引戸は、YKKapのコンコードの内付けタイプのものです。本来、木造住宅用の玄関戸なのですが、メーカーやサッシ屋さんとの話しで、RC躯体にも取付け可能とのことで採用に踏み切りました。RCのスラブ上、梁下、開口、懐などのスペースを慎重に設計と施工をして、木下地を介して無事納まってひと安心です...。
3階は、壁の断熱と気密の工事が終わっています。断熱材は、外壁の外部仕上の防火構造の関係から2種類を使い分けています。断熱性能のスペックとしては、従来の住宅金融支援機構の仕様よりは上ですが、次世代省エネ基準(温熱環境等級4)は満たしません。この住宅では、好みと結露を考えて、冬場の暖房を全館暖房として低めに温度設定することなどから断熱性能を決めていますが、本来は、次世代省エネ基準を基本と考えるべきと思っています。4月に省エネ法改正が施行になったりするので、省エネ尺度となるQ値やCASBEEなどの算定にも対応していきます。
ルーフバルコニーの防水工事が進んでいます。写真は、防水材の乾燥養生中で、乾燥後、トップコートが塗布されるのだと思います。ニューリボールマイティLという防水材で、
浴室の床のかさ上げや、1階RC造部分の間仕切り下、框下、階段受け土台下の立ち上がりのモルタル工事が進んでいます。
1階の立上がりの方は、クランクしている部分が框の位置になります。これより左側が土間、右側が置き床になります。奥に見えている短い立上がりが、階段受け土台の位置になります。
外部のモルタル左官壁のAPM工法が進んでいます。APM工法は、
スターターと水切りの上に重ねるように、透湿防水シートを張る要領で、エアパッセージシートを横に張って行きます。ですが、透湿防水シートと違って、とてもかさばるので、20mひと巻きをいっぺんに...というわけにはいかないようです。継ぎ目は重ねて防水テープ留めしながら、張っていきます。
次は、エアパッセージシートの上に、リブラスを張っていきます。ラスを浮かす胴縁となる折り加工がされており、その部分をSUS製のステープルで@100mm程度で、がっちり固定していきます。リブラスは、ラス自体も非常にしっかりしていて、モルタルの食いつきも良さそうですが、3×6サイズのものを重ねて張っていくため、こちらも手間がかかります。
サッシ回りは、サッシに取付けた防水シートの内側にエアパッセージシートを差し込んで、通気スペースを確保しつつ納めました。本来は、サッシ上部は防水シートの上にエアパッセージシートを張りたいのですが、それだと納まらないので、上部に防水テープを貼って、侵入した水の回り込みを防ぐことにしました。これらをラスの下に挟んで、留めてしまいます。
写真は、下見板壁とモルタル左官壁の見切りの部分です。左側の透湿防水シートの方が下見板壁で、ラスが見えている右側がモルタル左官壁です。コーナーでの見切りは難しかったので、左官壁を柱心まで回り込ませて、アルミのCで見切り、下見板壁の端部が隠れるようにしました。黒く見えるのは、アルミのCに防水のために貼っているブチルテープです。
1回目の軽量モルタル塗りも進んでいます。ひび割れ防止のメッシュを伏せ込みながら、防火構造とするための20mm厚となるように塗っていきます。今回のモルタル壁は認定仕様ではないので、建築基準法の告示の通りの厚さが必要になります。この後、2回目のモルタル塗りの後、仕上塗りとなります。
一方、屋内では、2階の床を張るための設備工事が終わって、床張りが進んでいます。排水は、できるだけすぐに外壁の外に出すようにしているのですが、給水と給湯のさや管入りの架橋PE管は床下を通っていきます。そううまくは曲がれないので、設計者で考えたルートのようにはなかなかいきません。
その他、床暖房のオレンジ色のさや管も敷設されました。写真は、1階RC造部分のPSにあたる部分です。床暖房は、この後、パネル敷設時にパネルごと1本の架橋PE管を、熱源機からさや管を通ってパネルをまわり、またさや管を通って熱源機に戻るという設置作業が行われます。
工事真っ最中なのですが、2/7(土)に工務店さんによる現場見学会があります。埼玉県の県産木材利用推進関係の方もみえるかもとのことです。興味ある方は、
3階にあるルーフバルコニーの下地が終わり、ドレンも付けられています。貼ってある透明なシートは、防水工事までの防水養生のためのシートです。
外部では、板張り外壁の部分に、透湿防水シートが張られました。写真は、まだサッシまわりの防水等の納めが行われる前の状態です。透湿防水シートは、楽しげな?お花のマークの田島のタディスバリアが入ってきました。ワッフル地のような加工のされたPE製のシートです。
一方の、モルタル左官の外壁は、透湿防水シートは張らずに、その透湿防水と通気層とモルタル防水紙の機能を併せ持つ、エアパッセージシートを張っていきます。が、部材が来たと思ったら雨で、来週になってしまいました。写真の真ん中のグレーのものです。APM工法は、
内部では、2階床の床組が行われてます。下に敷かれているのは、1階RC造部分の天井断熱のスタイロフォームです。大引の束位置を一旦切り抜いて、束を立てた後、切り抜いたスタイロフォームを利用して、隙間を埋めていきます。
一部の水切や雪止め金物の取付けを除いて、屋根工事がほぼ終わっています。張り上がると、このアキレスのイイヤネは見た目が結構きれいです。ですが、天窓まわりの納め作業は、かなり大変でした...。写真の、軒先の断熱材を隠す軒先面戸は専用品、けらば包みや棟包みは現場加工品です。
屋根全体は、このような形状です。多少強引に、手前の片流れから途中で切妻に切り替わっています。その切り替わり部が三角に凸になっていたりして、屋根板金屋さんに、考えて納めていただきました...色々と感謝です。
外壁の面材が張られ、サッシが取付けられていきます。左の写真は、モルタル左官仕上の壁で、12mm厚の構造用合板を張り、この上にAPM工法でラス下地を張っていきます。この構造用合板は、構造設計上の耐力面材としての役割もありまして、壁体内の筋交いと合わせて必要な壁倍率を確保しています。なので、耐力面材となる耐力壁部分は、構造用合板を柱などに留める釘の種類やピッチを確認していきます。
一方、こちらの外壁は南京下見板張りの壁で、9.5mm厚のモイスTMを張り、透湿防水シートを張って竪胴縁を付けていきます。この住宅の外壁は、いわゆる法22条区域内で延焼のおそれのある部分にあたるので、準防火構造以上にしなければなりません。建築基準法の例示仕様には、板張り仕上とするに適当な仕様が無いので、必然と認定仕様となります。ですが、準防火構造の認定というのはほとんど無いので、実際は防火構造の認定仕様の中から、適当なものを探すこととなります。その中で今回は、板張りの方法や面材の性質などから、モイスTMを下地とした認定仕様としました。確認申請にあたっては、このモイスTMの認定仕様と、板張りでのモイスTMの性能試験結果を合わせて提出しています。モイスについては、
南京下見板張り部分のサッシは、モイスTM面から少し外にふかして取付けます。竪胴縁と下見板の重なる部分の厚さが約55mmくらいになり、サッシの出は面から約45mm程度なので、ちょうど構造用合板1枚分の厚さを大工さんがふかしてくれています。
一部木造の3階建の住宅なので、さいたま市の建築物の中間検査の対象となります。
サッシも現場に入ってきまして、窓台やまぐさの取付けが進んでいます。写真は3階なのですが、軒桁の高さを低くしているので、サッシは軒桁のすぐ下に付くような感じになります。この窓は、たてすべり出しとFIXの連窓なのですが、この15013というサイズは無いので、16513サイズのFIX部分を切り詰めしてます。また、FIX窓は、建築基準法のいわゆる非常用進入口の代用進入口でもあります。
この住宅は、いわゆるシックハウス対策の24時間換気の吸気口として、このサッシの換気框を付けています。写真は、たてすべり窓のガラス枠内に取付けるタイプの換気框です。ここでは数少ない引違い窓は、枠に換気框が組込まれています。
1階のRC造部分のビルサッシにもガラスが入りました。1階の窓は、防犯のこともあって、開く部分は幅サイズの小さいたてすべり窓だけにして、その他はFIX窓です。
小屋部分の変形を抑えるための雲筋交いも入りました。30×90のダブルで、桁行方向だけでなく梁間方向にも、結構入れています。小屋裏が3階に開放されているので、これらの雲筋交いもみな見えます。小屋裏の空間は、不思議?な感じになってきました。
3階床の合板張りと平行して、筋交いが入れられていきます。設計当初のもくろみとしては、外壁を45×90の片筋交い+耐力面材、内壁を45×90のたすきの組合せで納めたかったのですが、構造計算の結果、そうはいきませんでした。やはり混構造3階建てのため、平19建告第593号の告示条件を満たさないと、構造計算の適合性判定が必要となるためです。
大工さんが選定していただいた金物を一部紹介しますと、左は2倍(45×90)用の筋交いプレートで、カナイのターミネーションプレートです。写真は映り込みで黒いですが、SUS製の薄い合板張りに支障しないタイプです。このプレートは、3尺と6尺両方の筋交いに対応します。一見、付け方がおかしいように見えますが、これが指定の付け方で、ビスも筋交いに対しては9穴のうち7本を取付ける指定になっています。横架材への取付け位置が柱からずれてくるので、羽子板ボルトとの干渉に配慮がいるタイプです。このプレートは、ガイドのようなそうでないような筋交いのラインが入っていたり、なんか変な?気分がしてしまいます...。
こちらは、1.5倍(30×90)用の筋交いプレートで、カナイのN-フリーダム筋かいプレートです。1.5倍の他に、ビス違い?の2倍用、3倍(90×90)用も使用されています。1.5倍用は薄いタイプが無いので、壁内で筋交いと柱を固定するこのプレートで固定します。3倍は、ホールダウンとの関係で、M12ボルト固定とこのプレートでの固定を使い分けています。
こちらは、ホールダウンの付かない管柱端部の固定に使用している、カネシンのエーステンプレートSです。いわゆるVP同等金物です。外壁面用の薄いタイプなので、このように上から構造用合板を張っていくことができます。この他、内部の管柱端部には、同じカネシンのコーナープレート2と、その合板床用で固定しています。
一方、屋根にはルーフィングが張られました。田島の汎用改質アスファルトルーフィング(通称ゴムアス?)のPカラーEX+です。設計時には、3寸のやや緩勾配と強風等の影響から、粘着層タイプをためしてみようかと考えてましたが、タッカーの効く野地ですし、天窓がある施工性を考えるとタッカー留めタイプで十分とのことになりました。田島ルーフィングは
この上に張る、断熱材付きの金属屋根材、アキレスイイヤネです。
が、予想通り?天窓まわりの納まりは、やはり難儀します。厚みがあるので、単なる金属葺きの様には納まらず、瓦屋根の納まりに近いです。が、イイヤネの断熱材は屋根の構成上重要で、なおかつ屋根勾配が緩いので、瓦屋根の考え方のように、広い逃げを作るわけにもいきません。板金屋さんと現場主任と私とで色々とアイデアを出して、板金屋さんがためしてくれて、納まりを決めていきます。
屋根の工事が進んでいます。この家の屋根構造は、実験的な部分があり、やや特殊です。工事の順に説明していきますと、3尺ピッチで架かった90角の勾配垂木の間に、3階の天井となるシナランバーコアを張るための受木をビス留めしていきます。ビス留めなのは、室内環境と近い状態に置かれる野地板の点検のために、受木とシナランバーを外して断熱材をどけ、野地板を見るためです。この受木にシナランバーを、勾配垂木と天端ゾロになるように固定していきます。
この上に、横垂木を1.5尺ピッチで勾配垂木に固定し、軒先部には広小舞、けらば部には登り小舞に相当する部材を取付けていきます。ちなみに、屋根の軒は、外壁面までしか出ないので、軒側も妻側も出が無いのと同じことになります。
そのため、この横垂木の上に、野地板となる特類の構造用合板を張り、その上に張る断熱材付きの屋根葺き材が、本当の断熱ラインとなります。つまり、屋根は外断熱のような形式になっており、先ほどのスタイロは、補助的な役割をするものです。また、最近多い屋根の通気層はとらず、野地板を室内側に開放と扱って、小屋部分の環境調整によって、湿気等の影響を調整しようと考えています。とはいえ、屋根葺き材の断熱に大きく依存するため、経年変化の不安があり、そのため前記の野地板を点検できる天井構造となったわけです...。
屋根の天窓も、付けられました。小さめの05405サイズの、外側のガラス掃除もできる中軸回転手動のタイプです。ガラスは、法22条区域なので、網入りと高遮熱高断熱ガラスのペアです。枠を取付ける前なのですが、このすっきり納まってる感がいいので、枠も網戸も付けないでいけないか考えたくなりました...。
3階の根太レス床の、厚28の構造用合板が張られました。この杉表面の合板については、
この3階の床合板は、このまま2階の梁間の天井面となります。そのため、この床合板張りの施工精度を上げるためには、プレカットで建て方時に張らないことが良かった、とのことでした。
棟上げまで終わりまして、現場に養生シートが張られました。着工から4ヶ月ほど経って、ようやく施工いただいてる工務店の看板が架かりました。今回は、さいたま市桜区の(株)森島工務店さん
棟上げの後、建て入れ直しが行われ、柱の垂直を確認しながら、仮筋かい等を入れていきます。その後、小屋の火打梁が入れられ、勾配垂木も架けられました。勾配垂木は90角が3尺ピッチで入り、さらにその上に直角方向に横垂木がのります。
プレカットは上記の主要な軸組材までなので、この後大工さんは、屋根や3階天井、3階床、小屋裏床などの材を、次々と加工していきます。ちょうど雨が避けられるので、1階の車庫スペースが、現場の作業場のようになっています。平行して、木造軸組の接合金物も、大工さんが取付けていきます。
材の加工が終わり施工できる床や屋根の部分も、取付けが始まりました。写真は、小屋裏の床に28mm厚の構造用合板が張られたところです。この下に天井は張らないので、このまま見える仕上りとなります。この構造用合板は、
これから、床や壁や天井に使う色々な合板などが、続々と現場に入ってきます。その度、品質や規格やシックハウス対策の「F☆☆☆☆」などを確認します。写真は、上の床用の構造用合板の表示です。JAS規格に基づくもので、接着性能「特類」、板厚「28mm」、強度試験の種類「2級」、サイズ、板面の品質「C-D」、「F☆☆☆☆」などが確認できます。
一方、1階のRC造部分では、建て方より前にサッシが入りました。外付けのため、額縁や水切り部材の取付けを考慮しながらモルタル埋めが行われ、その後、額縁や水切りがサッシに取付けられました。コンクリート面からこれだけ出っ張ってるのは、断熱材や仕上によって、外壁面がふけるのに合わせるためです。
土台敷きは、雨の中となってしまいました。土台は、4寸角のひのき無垢材です。1階はRC造のため地面から離れているので、防腐等の期待はそれほどではないのですが、柱の土台へのめり込み抑えは必要です。でも一応、ひのきの天然の防腐成分に期待して、グリーン材としています。
土台敷きの翌日、いよいよ建て方当日です。あいにく昨日からの雨が続いてます。昼頃に雨は止むものの、風が強くなるとの予報で、やれるところまでやろうということでスタートします。木造が2,3階部分のため、2階の建物内と仮設荷台へ、木材を揚げるところから始まります。
雨の中、2階の管柱が立ち始めました。
通し柱が立ち、3階の床梁も架かり、3階の管柱が立ち始めました。この頃は、もう雨は上がっています。
3階の小屋梁が架かり、小屋束が立って、母屋が載って、ついに棟木が上がりました。9時前に建て方が始まり、15時前にはここまできます。鳶さん、大工さん、クレーンとそのオペさんには、頭が下がります。この頃には、見事な青空です。
この休憩中に、中の写真を撮らせてもらいます。筋交いも面材も入っていない状態で、屋根もまだないので、木造のフレームだけが見えるわずかな期間なのです。
3階床が根太レスで、元々構造計算を要する建物なので、どうせならと梁を3尺ピッチで入れて、梁せいを抑えめにしてます。なおかつ、天井を張らずに階高を抑えているので、上の写真の梁のフレームはこのまま見えてきます。その梁には、既に羽子板ボルトで引かれているのが見えます。羽子板ボルトをあえて隠ぺいせずに、標準仕様のままにしています。羽子板ボルト自体も最も汎用なZタイプで、各梁の羽子板ボルトの向きと、座金だけ丸座に変えて、うまく見せられないかと考えてます。
この後、簡単に上棟式が行われます。幣束(へいぐし)を棟木の中央に東向きに飾り、酒と米と塩を備えます。現場監督、鳶頭、棟梁、施主で礼をして、建物の軒の四隅に塩と米と酒を散じて、お清めをします。高い所での動きは危ないので、棟梁と鳶頭にお願いをします。この写真も、棟梁に撮影いただいたものです。
さらに引き続き、仮筋交いを入れる作業や、風の予報があるので風対策が、日が暮れるまで作業は続きます。