安全柵の設置の翌週は、仮設のトイレ、給水、電気の設置と、既存の汚水マスの撤去程度の動きでした。この中で給水は、引込はされていてもメーター設置はまだだったので、メーターの新設申請に時間がかかりました。この後、重機屋さんと鳶さんの予定の都合で、1週間ほど現場では動きのない状態となりました。
●根切り
先週から根切開始です。レベル設定をしたのち、鳶さんが根切り範囲のラインを引いています。基礎形式がRC造の連続基礎なので、基礎ベースの幅から500mmほど逃げを含んだ範囲を根切りします。なので、建物が隣地境界や道路境界と近い箇所は、根切れるギリギリまで掘ることとなります。
敷地奥から根切り開始です。基礎梁のせいが900mmあるので、根切り深さは1m以上になります。幸い地盤が良好な関東ロームで、地下水レベルももう少し下なので、比較的順調に根切りが進みます。根切りの側面に、関東ロームの地層が見えていました。一番浅い黒っぽい土が造成時などの盛土、その下の少し黄色っぽい土が多少植物等の混じったロームの粘土層、その下の黒っぽい土もロームの粘土層でこれが支持地盤になります。
床付け作業は、ユンボで大まかに掘った後、ばか棒でレベルをチェックしながら、根切り底などを鳶さんがスコップで仕上げていきます。そして根切り底に、砕石の敷き厚と捨てコン厚を示すレベルを立てていきます。
見た目に良好な地盤なのですが、一応、ボーリング調査時の土質標本の支持地盤サンプルと照合します。土の置かれている状態で水分量が変わってますが、問題なく同じです。さらに一応、指でこねて粘土層であることを確認します。
連続基礎といっても残る島の面積が小さいので、結果的には総掘りという形になりました。なので、根切りと根切り側面の覆いと砕石敷きに3日ほどかかり、現在、2/3ほどまで進んでいます。砕石は、いわゆる砕石クラッシャーラン40-0を敷き厚100で突き固めます。しかし、根切り底の地盤の状態が良いので、底を荒らさないようランマーによる転圧は1回程度としました。砕石は、青っぽい色のものが入ってきました。最近使われている再生砕石は丸っこいものが多く固めづらいそうで、この方はまだあまり使っていないとのことでした。
最近の木造住宅のべた基礎などと違って根切り量が多いので、住宅地内でこういう根切りがあると地下室があるのかと思われてしまうようです。が、基礎のためだけなのです...。
7月5日、梅雨の谷間の晴天に恵まれて、地鎮祭を行いました。上の写真は、祭場の準備をしているところです。四隅に青竹を立てて、注連縄(しめなわ)で囲い、祭場の中では、神主さんが祭壇の準備をしています。今回は、地元の神社の神主さんに、地鎮祭をお願いしました。
下の写真は、祭礼が始まる直前に、祭場の祭壇のまわりを撮影させていただいたものです。左端に榊が見えます。祭壇の左にお酒、祭壇の上に海のものと山のものをお供えしています。中央に神様を呼ぶ神籬(ひもろぎ)を立てて、その前にお酒、お水、お米、お塩をお供えしています。鎮め物も祭壇に置かれています。祭壇の右側に、刈初(かりそめ)、穿初(うがちぞめ)、鍬入(くわいれ)のための、木製の鎌(かま)、鋤(すき)、鍬(くわ)が置かれています。このさらに右に盛り砂があります。
隣地間にあった既存のブロック塀をフェンス化して控え壁を撤去するため、先行して塀をカットしました。ただこのブロック塀は基礎が浅く、根切の際に対応の検討が必要でした。
現場脇の道が人や車の通りが多く、子どもの多い所なので、基礎工事前の時点から、道路境界にはカラーフェンスの設置、隣地境界は養生ネット張りがされました。
内部の石こうボードを張らなくて良い壁を、通常は外部に使用する焼杉の羽目板張にしようと考えてました。そもそも内部の木部の塗装をすべてしないのですが、ただ通常の杉の色では板張り感が強すぎるので、塗装でなくて墨色にする方法として焼杉を考えました。炭の脱臭等の効果も期待できないかなと思いまして。
1階のRC造は、外側に後貼りで断熱をしたいので、その外側のカバーを何でするか色々と考えてました。最初は、ポーチとかの屋根で使うポリカーボネートの波板を張って、メンテのためにも中の様子がうっすら見れるようにできないかと考えました。しかし、スタイロなどの断熱材は紫外線で劣化するので、光を通す材料は不可ということから、アングルを下地にガルバリウム鋼板のスパンドレルとしました。
モザイクタイルが好きなので、どこかに必ずモザイクタイルを貼ろうと思っています。現在は、浴室の壁面の一部と屋内床の一部にモザイクタイルがあります。モザイクタイルも色々なメーカーを探して、色味や価格的に納まりのつくものを選んでいます。
設計条件で優先順位が高く、1階にしか配置できない、庭、車庫、自転車置場、物置、流しで、敷地の3/4が埋まってしまいます。この時点で、3階建とする方向で調整となりました。
●各機能の配置
3つの個室と、奥さんの作業スペースを配置しています。作業スペースに連続して、物干を設けています。寝室、浴室、洗濯機、物干の洗濯物の移動が、できるだけ短くなるようにしています。
南西側の道路上空より
東側の道路地上より