2018年04月15日

【色々とみて】120_「ここから2」、マスキングテープ展、国立新美術館など


s180415a.jpg 先月ですが、少し展示会などに寄ったりしてました。まずは「ここから2ー障害・感覚・共生を考える8日間」http://www.kokokara-ten.jp/ で、"国立新美術館"http://www.nact.jp/ で開催されていました。"国立新美術館"については、後で触れてます。
 障害のある方の創作作品の展示だけでなく、視覚や聴覚や触覚によって表現される作品など、アクティブなアートも展示されていました。私は、いわゆる作品的なモノが好きなので、展示作品の中では岩元哲文さん("しょうぶ学園"?http://www.shobu.jp/)の、趣くまま?のたくさんの刺繍が好きでした。

s180415b.jpg 会場内で、吉祥寺の「マジェルカ」さんhttp://www.majerca.com/ が出張販売されていて、やっぱり魅力的で買ってしまいます。
 左のロボット君は「Hazai-ECOtchi(エコッチ)」というんですね。"おかし屋マーブル"http://www.cookiesproject.com/ のカウンターでおなじみで、上手いこととてもよくできてます。「杉並希望の家」さんhttp://www.kibounoie.net/ で作られているようですが、サイトには出てないですね。右の「アニマルブローチ」は、青がイイ感じのカメ殿を選んでみました。「マジェルカ」さんの企画商品で「すいーつばたけ」さんhttp://www.medakafamily.jp/ で製作されているようです。るんるん

s180415c.jpg その後、"東京ミッドタウン"の「デザインハブ」http://designhub.jp/ で開催されている「JAGDAつながりの展覧会 Part 1 マスキングテープ」へ寄ってみてます。「エイブルアート・カンパニー」http://www.ableart.org/ に所属する障害のある方の作品を、JAGDAデザイナーがマスキングテープに仕上げたとのことで、172種類ものマスキングテープが拡大されて、のれんのような掛け軸のような感じに吊られて展示されています。マスキングテープは、かの"カモ井加工紙"さんhttps://www.kamoi-net.co.jp/ によるものです。

s180415d.jpg 多々ある中から、柴田貴一郎さん・宮本憲史朗さん・山崎智明さん・伊藤樹里さんの4本を買ってきました。巻で置いておいても仕方なく、テープとして使わないと絵が見えないのですが、何に使うといいですかね。目

s180415e.jpg 「VOCA展 2018」http://www.ueno-mori.org/exhibitions/ も、"越ちひろ"さんhttps://www.chihirokoshi.org/ の作品が展示されるとのことで観に行ってました。1つだけ、作品通りに輝いている感じでした。でも、今どきの平面作品は、オジさんの好きな感じの流れではないようでした…。あせあせ(飛び散る汗)

s180415f.jpg 最初の「ここから2…」が開催されていた"国立新美術館"です。10年経って初めて行きました。とにかく建物とその空間の存在感が強く、一般の公募展や企画展などの会場貸し美術館としては、とても不釣り合いに感じます。展示室などの空間スケールもとても大きく、まるでルーブル美術館級の作品が常に展示される前提かのような違和感があります。展示される作品を押しつぶしてしまっては、本末転倒だと思うのですが…。

s180415g.jpg しかし、建物とだけ見れば、やはり独特な空間は面白いです。うねったガラスウォールに、円錐形の風除室が取り込まれています。

s180415h.jpg 空中レストランの逆円錐のコンクリートの塊が鎮座しています。美術館ではなく、科学博物館とかのような雰囲気です…。

s180415i.jpg こうやって見ると、不思議な感じです。高い所苦手なので、空中レストランは怖そうですね。普通のフラットに見える天井も、灯りが入る時間になると演出あるのですかね。

s180415j.jpg 床下空調の吹出口は、ランダム?に配置されているようです。ランダムだと、慣れるまでは、どうしても何か落ちてるように感じてしまいますね…。モバQ

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posted by ki at 17:27| 色々と見て

2018年03月05日

【色々とみて】119_川崎市市民ミュージアムと"みうらじゅんフェス!"など


s180305a.jpg 先月になってしまいましたが、都内から多摩川を越えて、川崎市市民ミュージアムでやっている「MJ’s FES みうらじゅんフェス!マイブームの全貌展 SINCE 1958」https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/へ寄ってみました。みうらじゅんさんは、"とんまつりJAPAN"や"いやげ物"あたりで知って、"ゆるキャラ"から安齋肇さんとの"勝手に観光協会"あたりを薄く知っている…という程度ですが、隙間を縫うような着眼点にすごさを感じます。

 私自身は、個々の"ブーム"も面白いのですが、すでに情報として知れ渡っているので、それよりは、子どもの頃から一つ一つ考えて書いたり描いたりしてこられた作品の圧倒的な量に、頭と手がどんだけ動くのだろうとビックリです。ご本人も「…たぶん、みな様はその数に圧倒され、開いた口が塞がらないと思います。…」と書かれています。学校へ行ってる頃に、こんなこと考えていて、これだけキチンと完成させるまで仕上げているのか…と思いながら見ていると、展示の最初で時間がかかってしまいます。

s180305b.jpg その、みうらじゅんさんの展示会ですが、菊竹清訓さんによる川崎市市民ミュージアムは、空間の存在感という主張がとても強い建物なので、いわゆる美術作品らしい作品の展示向きな印象です。川崎市市民ミュージアムは当初から「…写真・漫画・ポスター・映像などの複製芸術の収集・展示に力を入れている…」とWikiにありますが、建物設計時にはまだこの方針は出てなかったのですかね。
 また、等々力緑地内という郊外ロケーションも、展示には合ってない印象でした。ごちゃごちゃとした街中の雑然とした展示会場で観れると、もっと楽しさが増した気がします。
 ちなみに、写真左のミュージアム屋外の展示物は、保存されている"トーマス転炉"というものだと初めて知りました。

s180305d.jpgs180305c.jpg
 帰りは、等々力陸上競技場の方をまわってバス停に向かいました。新しく建て替えられた競技場のメインスタンドhttps://www.nihonsekkei.co.jp/projects/は、横に様々な層が連続する感じで、ちょっとカッコイイ風です。スマホの横連続写真を使いこなせないので、2枚の写真になっております…。
 右写真の、木部ひさしへの、下の白い三角屋根からの反射は意図したものなのでしょうか。この反射による木部の陰影の変化は、建物の質感をとても高めていると感じます。

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posted by ki at 20:20| 色々と見て

2018年01月21日

【色々とみて】118_亀戸天神社あたりと春日部ふれあいキューブの


s180121a.jpg 先月ですが、亀戸方面へ行く機会があり、亀戸天神社http://kameidotenjin.or.jp/あたりへ少し寄ってました。都内生まれ育ちですが、亀戸天神社は初めてです。こんな立派な藤棚があることを忘れていて、ちょっと予想外の風景に驚いたりでしたが、やはり藤のきれいな季節に来るべきでした。写真は、男橋の上から見てますが、亀戸天神社+藤棚+スカイツリーという不思議な景色も、藤が咲いているとより象徴的になりそうです。
s180121b.jpg この季節は寂しい藤棚と池の景色です。それでも観察していると、藤棚の密度が高く、とても手入れされていることを感じます。次回は、藤の季節に寄ってみようと思います。目

s180121c.jpg その近くにある「くず餅」の"船橋屋"http://www.funabashiya.co.jp/の亀戸天神本店です。「くず餅」をよく買っているので行ってみましたが、蔵前橋通り沿いのビルが建ち並ぶ中に、ポツンと昔の姿のまま残っていてとても良い雰囲気でした。防火など法規制がり、こういう雰囲気での建て替えはできないので、可能な範囲で現状の建物を維持してほしいと感じてしまいます。
 この時は、店内でお茶する時間はなく店内は見なかったあとで、帰りに赤羽エキュート店で「くず餅」を買って帰ることになり、少し残念でした。

s180121d.jpg さらに、"亀戸梅屋敷"http://www.kameume.com/という観光物産店があったので寄ってみました。意外に有りそうで無かった江戸の雰囲気のお土産やさんという品揃えで、外国からの方を意識している印象です。
s180121e.jpg 江戸切子協同組合http://www.edokiriko.or.jp/のショールームもあり、手かずのかかった本物の江戸切子はとてもキレイで感動します。後日、購入するために再度行っています。

s180121f.jpg 亀戸には、都内のローカル線?の東武亀戸線が来ています。この日は、2両編成のオレンジ色8000系が運用中でした。晴れ

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s180121g.jpg もう一つ先月、(→”暮らしやすい地域は”)の時に、"春日部ふれあいキューブ"へ行ってました。"山下設計"のページhttp://www.yamashitasekkei.co.jp/works/にあるように、「全国初の鉄骨造と木造のハイブリッド構造」の建物とのことです。外からは、5,6階の木造LVLパネルが写真のように見えるのですが、合板の表情がそのままなので、何か不都合があって中から板で塞いだようにも見えて、少し残念な印象です。板も焼けると思うので、金属やガラスと組み合わせる場合は、合板のままでなくていいのかなと思ったりです。

s180121h.jpg 1Fの多目的ホール部分にしか行ってないのですが、そのトイレのこの鏡の配置は、避けたほうが良かったのではと感じます。右側のトイレサインと矢印が本物で、左側は、それがミラーに映ったモノで、まるで左側にも行けるような錯覚に陥ります。人によっては衝突の恐れがあると思います。床から天井まで高さのある通路幅のミラーが壁に張られているのが原因なので、一部をフィルムで装飾するだけでも、かなり改善されそうに思います。ミラーは姿見の役割のあるのかもですが、通路途中のコーナー部に設置されており、空いていなければ立ち止まることができず、姿見としても使いづらい位置だと思いますので。あせあせ(飛び散る汗)

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posted by ki at 16:42| 色々と見て

2017年12月14日

【色々とみて】117_「オットー・ネーベル展」・あべとしゆきさん・タラブックスなど


s171214a.jpg 秋は興味を感じる展示会が多くなり、先月から今月にかけていくつか観に行っています。こちらは、渋谷の「Bunkamura ザ・ミュージアム」http://www.bunkamura.co.jp/museum/で開催中の「オットー・ネーベル展」です。今度の日曜日12月17日までやっています。
 作品を遠目や印刷物で見ると、単純に描いていそうに感じる抽象表現ですが、実物の表現を観察すると構成などの完成度がとても高く、かなり凝っているのが分かり、とても面白いです。
 私は抽象表現が好きなので、20年ほど前に、ワシリー・カンディンスキーさんにハマってた時代があります。カンディンスキーさんと比べると、ネーベルさんの方が作品の幅がより広く、一つの作品の完成度も高い印象で、展示会を観た後ではネーベルさんの方が好きな印象です。20年前の当時は、バウハウス時代を勉強した中では、ネーベルさんの作品や存在の印象は全く無かったです。かわいい

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s171214b.jpg こちらは、あべとしゆきさんhttps://www.abety-art.com/の水彩画展です。勤めていた時の絵の好きな上司の方が、水彩画を教わっていた先生ということをFBで知って、そこから表現に興味を持っていました。そのあべとしゆきさんの展示会が大宮であるとのことで、寄ってみました。
s171214c.jpg "光を描く"というか、他を描くことで"光を生み出す"というか、その光を捉える感覚と技法がスゴいです。観る人が自分自身の光の記憶をたどって、共感するような感覚になります。正直、自分は真逆の、内面などを表現する動きのある抽象画などが好きなのですが、こういう静的な風景などの中で、余白を光に変えていく表現というものもとても興味深いです。晴れ

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s171214d.jpg こちらは、「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」展http://www.itabashiartmuseum.jp/で、板橋区立美術館で来年の1月8日までやっています。インドの出版社「Tara Books (タラブックス)」の、繊細に描かれた独特な民族画による絵本の原画展です。
s171214e.jpg 色々あった絵本の中で、やはり「The Night Life of TREES (夜の木)」が一番好きでした。絵本には19の木のことが描かれているのですが、それぞれを一本の木の中に細かく描き込んだ表現がとても魅力的です。文化の違いなどもあってテーマもなかなか想像が難しいものですが、それらの描き方はもっと想像を超え、夜を表現する黒い紙と合わさりとても神秘的です。
s171214f.jpg なので、日本語版のタムラ堂の「夜の木」https://www.tamura-do.com/絵本-夜の木/を買ってきました。インドでハンドメイド印刷製本されているので、紙の感触やインクの匂いは、それだけで雰囲気を醸し出しています。
 さらに、タラブックスを紹介する「タラブックス」(玄光社)の愛蔵特装版http://tarabooks.jp/sp/があったので、買ってきました。この本の出版に至るいきさつも、タラブックスの本をとても愛する気持ちが伝わってきてイイです。るんるん

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s171214g.jpg さらに、「第8回埼玉県障害者アート企画展『うふっハート埼玉でこんなのみつけちゃった♪』」http://artcenter-syu.com/info/です。ここ数年は毎年行っていて、昨年は(→”障害者アート感じる”)にあります。毎年開催ですが、常連の作家さんも少しずつ作品が変わってきていたりで、新鮮な出会いがあります。
 私は、島田素美子さんの「おに」と、渡邉あやさんの水色と金と黒の「飛行機」の作品が好きでした。今年は展示会場も作品も撮影ができたのですが、観ただけは写真ではなかなか載せられないです。目

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posted by ki at 15:29| 色々と見て

2017年10月26日

【色々とみて】116_「ぷるすあるは」さん「子どものきもち絵本原画展 part.3」


s171026a.jpg 週末に、さいたま市プラザノースで開催されていた、「ぷるすあるは」さんhttps://pulusualuha.or.jp/の「子どものきもち絵本原画展 part.3 ─ ぷるすあるはのチアキのアイデアが生まれるところ」へ行ってみました。「ぷるすあるは」さんは、今年の3月にあった展示会で初めて知り、それ以来、活動やちあきさんの絵やイラストに興味があり、SNSなどをフォローしたりしていました。3月の展示会のことは、(→”ぷるすあるはライブ”)に書いています。目

s171026b.jpg 展示会の会期を使って、ちあきさんが作品を創り上げていく「ライブペインティング」があり、作品の作られていく過程を少し見れたり、最後にどうなるかも分からない…というところが、私はとても好きです。写真は、最終日の朝の、製作途中の様子です。今回は、当初の予想を超えた「ライブ工作?」になっていったそうで、平面的には納まらず?空間に広がって、基地?工房?部屋?…と、表現する言葉が見当たらないイイ感じでした。。創作工作?好きな身としては、とても魅力的な空間になっていました。

s171026c.jpg ダンボールで作り始めたら、やはり、どんどん立体に広がっていったとのことです。立体というか、1コ1コの何かしらの思いが込められた?ちょっと気になるパーツ?の、集合体?みたいな感じでがイイです。るんるん

s171026d.jpg そういえば「工作」よりも、もっと「自由に何かを作ったりすること」を表現する言葉が無いですね、みたいな話しをしたりしていました。「創作」は広すぎる気がしますし、お高い感じの「アート」は違いますよね…きっと。
 子どもたちも大人たちも含めて、好きに何を作っても描いてもいいみたいな、常設の工作工房みたいなのが本当にあると、原稿用紙を前に固まるタイプ?は、とても居心地がいいかも、と話したりしてました。

s171026e.jpg 「ライブ工作?」の他に、展示されている個々の原画や絵、来訪者向けの創作コーナーのぬりえなどのイラストなども、とてもイイです。とても難しい、子どもや人の内面にある様々な気持ちを表現しようとしているのに、それがこれだけ伝わってくるというのは、スゴイことなのではと思うのです。アート

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posted by ki at 18:58| 色々と見て

2017年09月05日

【色々とみて】115_丸木美術館とヨコハマトリエンナーレと「魔女の宅急便」展


s170905a.jpg 載せられることが少ないので、見てきたネタが続きますが…。先月末、東松山方面へ行った時に、久しぶりに丸木美術館http://www.aya.or.jp/~marukimsn/へ寄ってきました。企画展でやっていた「ジミー・ツトム・ミリキタニ展」に興味があったこともあります。一連の「原爆の図」なども見て回りますが、2回目ですが、絵に入り込まないようにしていないと、自分自身が怪しくなってしまいそうです。

s170905b.jpg 「ジミー・ツトム・ミリキタニ展」では、硬い画材で強く何十本も繰り返される細い曲線や、猫や生き物の目の強さが印象に残ります。それが、画家の方が生きてこられた道に基づいた、強い意志や執着の現れのように感じたりしてました。目

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s170905c.jpg さらに後日、仕事区切りで会議後に横浜へ向かい、横浜美術館などへ寄ってみました。何回も来ているみなとみらい駅ですが、いつもこの地下ホームから吹き抜けて上が見えるところを眺めてしまいます。横浜らしくない?東武50070系だったので、記念に撮っておきました。

s170905d.jpg 開催されている「ヨコハマトリエンナーレ2017」http://www.yokohamatriennale.jp/2017/で、風間サチコさんhttp://kazamasachiko.com/の版画が見れるとのことで、行ってみたいと思っていました。

s170905e.jpg 初の横浜美術館でしたが、上の写真の正面全面を使った難民問題をテーマにした救命胴衣とボートのインスタレーションの前で、グランモール公園にある噴水で小さい子たちが楽しそうに水遊びをしている光景は、その対比まで見越しての作品なのかも…と思ったりしてました。あせあせ(飛び散る汗)

s170905f.jpg 風間サチコさんの作品は、ニヤリとしてしまう痛烈なテーマと、構図や表現の強さがとても好きです。美術館内の他のトリエンナーレ作品も見てきましたが、私には一番強い印象が残りました。

s170905g.jpg もう一つ、こっそり木版画が展示されていまして、川上澄生さんの「南蛮船図」という1939年の作品です。絵自体にテーマ性みたいなのは無いと思いますが、第二次大戦前に、こういうかつての外国船を楽しそうに表現する文化があったのかなと思うと、それは少し救われるような気持ちになります。ペン

s170905h.jpg せっかくなので、さらに神奈川近代文学館http://www.kanabun.or.jp/まで登りまして、「角野栄子『魔女の宅急便』展」にも寄ってきました。角野栄子さんhttp://kiki-jiji.com/hoge/の本の挿絵には、大人になってからモノトーンの表現がいい感じと思ってから興味をもったのですが、正直、ジジ見たさも少なからずあります…。他の作品の挿絵なども展示されていて、キャラクターの設定ややさしい表現の絵もいいですね。

s170905i.jpg 実は、人生初の港の見える丘公園でしたが、今はあまり港という感じの風景は見えないんですね…。マンション・ガントリークレーン・ベイブリッジ…。地下にある元町・中華街駅と、港の見える丘公園のものすごい高低差も初体験でしたが、こんなに深く、こんなに高かったのですね…。るんるん

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posted by ki at 19:20| 色々と見て

2017年08月20日

【色々とみて】114_「日本の家」展と「プチプチタングル」と杉谷知子さん切り絵


s170820a.jpg 先月ですが、東京国立近代美術館の企画展「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」http://www.momat.go.jp/へ寄ってみました。「日本の家」というタイトルですが、海外での展示会タイトルを邦訳した?ままだと思うので、実際の展示内容は、日本のアトリエ建築家が手がけた住宅の展示です。建築家に関わる方々はこういうのに詳しい方が多いのですが、私は知識的には覚えられないので疎く、純粋に新鮮な気持ちで楽しめました…。

s170820b.jpg 興味ひかれるのは、構成や軽さよりも、やはり「13.新しい土着(Vernacular):暮らしのエコロジー」の住宅になってました。エコロジーというのはよく分かりませんが、土着的なイメージが面白いです。「光の矩形」五十嵐淳さん、「ニラハウス」藤森照信さん、「屋根の家」手塚建築研究所など、知ってはいてもあらためてまた見てしまいます。
 しかし、夏休み時期なのもあり、建築を学ぶ若い人向け…という空気感が強く、オジサンはお呼びでない感じでした。なので、展示場内は撮影可能エリアが広いのですが、あまり撮影する気持ちにはなりませんでした。家

s170820c.jpg その展示出口のところにあった「プチプチタングル」がとても面白い姿をしていて、ついミュージアムショップで買ってみてしまいました。「ファッションデザイナーの津村耕佑さんが考えた」「…おなじみの『プチプチ』をつかったシート状のパズル』だそうで、https://www.fashionsnap.com/the-posts/などにあります。
s170820d.jpg 三角形と四角形があり、それぞれ柔らかめと固めのプチプチが売られてましたが、その中から固めの三角形を1パック12枚を買ってきました。現在も、ウチでそのまま雰囲気があるのでオブジェのようになってますが、どう使うといいか考えています。
 そのプチプチを製造されている川上産業さんの「プチプチSHOP」http://shop.putiputi.co.jp/も、なかなか楽しそうです。るんるん

s170820e.jpg 同じ頃に、恵比寿の「ギャラリーまぁる」さんhttp://galeriemalle.jp/でやっていた、「ライター&切り絵作家」の杉谷知子さんhttps://ameblo.jp/kirie-and-tomoko/の個展にも寄ってみました。版画や切り絵も好きなのですが、Facebookで偶然に見かけて、とても好きな切り絵の印象だったので、フラッと行ってみました。

s170820f.jpg カットされているラインや、切り取られた線の表情、全体の絵の構成など、切り絵独特の強い表現に優しさがあり、とても好きです。少しお話をさせていただき、50歳を過ぎて剪紙から始められて10年ほどとのことで驚きです。

s170820g.jpg 作品の中から、小さめの「涙の成分」というシリーズの1つを、購入させていただきました。絵の構成と女性の髪の表現など、すごいですしイイです。かわいい

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posted by ki at 20:51| 色々と見て

2017年07月08日

【色々とみて】113_佐倉城址や武家屋敷の散策と成東駅前広場


 先月、仕事の関係で千葉方面に行くことがあり、その前に少し佐倉に寄ってみました。佐倉へは、(→”歴史民俗博物館へと”)以来、7年ぶりだと思います。ですが、月曜日で佐倉の博物館や武家屋敷などは休館日にあたるため、街を散策を目的にして2時間ほど歩いてみました。佐倉の観光に関しては、佐倉市の観光ガイドhttp://www.city.sakura.lg.jp/などにあります。晴れ

s170708a.jpg まず、京成佐倉駅から佐倉城址へ向かいます。城址にある国立歴史民俗博物館のあたりから、土塁などの城郭の雰囲気が出てきます。城址に建築物の史跡は残っていないのですが、木が生い繁っているものの、城郭の雰囲気が残っており、それらを読み取りながら本丸跡まで進んでいきます。写真は、二の門跡近くの土塁の切れ目を通っていく小道ですが、自然の地形とは違う人工的な造成が独特な雰囲気です。

s170708b.jpg 大小の堀がいくつもあるのですが、東側にはこのような大きな空堀があります。城址の西側は台地の縁になっているので、東側にこのような人工的な防衛の地形を造ったのだと思われます。城址公園内は自由に利用できるようで、この日も幼稚園の子ども達が三逕亭近くへ遊びに来ていてにぎやかでした。目

s170708c.jpg 佐倉城址から武家屋敷方面へ向かいます。一旦、坂を下ってから「ひよどり坂」を登ってから、武家屋敷通りへ行きます。

s170708d.jpg 「江戸時代とほとんど変わらない竹林に囲まれた古径」とのことで、確かにこの通りだけタイムスリップしたかのような別世界です。途中で少し折れ曲がっているので先が見えず、びっしりと背の高い竹林で覆われているので、晴れた日でなかったら少し怖いくらいです。

s170708e.jpg そこを抜けると、きれいに整備された武家屋敷通りに出ます。「通りの景観としても江戸時代の雰囲気をよく残している」とのことで、通り沿いに5棟の武家屋敷が残っているそうです。歩いても江戸時代の通りのようには感じないのですが、武家屋敷という立派な通りのスケールが、現代のスケールに近いからかもしれません。土塁の上に生垣を築いた通り沿いの景観は、これがずっと続いていたと想像すると、とても立派な空間だったと感じます。

s170708f.jpg このように3棟の武家屋敷が公開されているのですが、この日は休館日なので、外からの雰囲気だけを写真に納めます。階段のアプローチと門と生垣越しの茅葺き屋根はとても良い組み合わせで、それぞれ高さも計算されている感じがします。るんるん
 
s170708g.jpg その後、佐倉駅からJR線で移動して、成東駅にも寄ってみました。ちょうど南口駅前広場が工事中http://www.city.sammu.lg.jp/でした。ずいぶん前ですが、成東駅を降りた時の駅や駅前の印象は、古く何も無いという記憶でした。2008年に改修されたそうで、内外ともキレイになり、バリアフリー対応もされて、駅出入口にはこのようなレンガアーチ風のポーチが付いていました。そこからバス乗り場へは、ガラス屋根でつながれるようです。

s170708h.jpg その駅前広場のバス乗り場等の屋根は、軒天に無垢材が張られています。ロータリーの形状に沿った曲線形状と、それに合わせて張られた木の組み合わせが、いい感じです。完成すると、レンガ風・ガラス屋根・木の軒天の組み合わせとなり、成東駅のイメージも大きく変わりました。カメラ

s170708i.jpg 余談ですが、日暮里駅から京成佐倉駅まで乗った京成本線特急は、徐々に廃車が迫ってきた3600形の3678編成でした。キビキビと軽快に走っていて、まだまだいけそうなのですがね。電車

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posted by ki at 21:28| 色々と見て

2017年05月30日

【色々とみて】112_尾山台団地50周年フェス準備と話しをするきっかけ


s170530a.jpg (→”尾山台団地へ手伝い”)や(→”昭和34年団地記事”)にも少し書きましたが、週末、上尾市にあるUR都市機構の尾山台団地の、自治会http://oyamadaidanchi.blog.fc2.com/による「50周年記念フェスティバル」準備のお手伝いを少ししていました。
s170530b.jpg 尾山台団地は、外側はよく通るものの、団地内を歩いたのはほぼ初めてでした。外からの印象とは違い、静かで緑豊かな住環境はとても良い感じなので、建物だけが時代に合わなくなっているという、よくある団地のパターンのようです。
s170530c.jpg 団地ショッピングセンター周辺もキレイになってお店も復活しており、懐かしい雰囲気のスーパーマーケットは周辺からのお客さん含めにぎわっています。晴れ

s170530e.jpg 「尾山台団地50周年フェスティバル」に関しては、前記の自治会さんのサイトにあります。その中で、自治会の方の「何かお話ができる機会がないものか…」「…創るプロセスでいろんな方とお話ができたら…」ということで、「団地今昔物語」と「灯りのダンボール団地」の準備を少しお手伝いしました。「団地今昔物語」の団地の昔の写真や当時の新聞記事は、掲示の準備をしている段階から、通りがかる多くの方が興味を持って立ち止まって見て、話しかけていかれてました。その様子は撮り忘れて、夜になってから撮ったものしかなかったですが…。懐かしく感じる方々や、写真にご自身が写っている女性の方が話していかれたりと、尾山台団地のとても良い空気感を感じたりしていました。るんるん

s170530d.jpg 「灯りのダンボール団地」は、四角い窓を切り抜き障子紙を貼ったダンボール箱が1つの住棟になり、その中に電球を配線配置して中から照らすものです。

s170530g.jpg ダンボール団地は、尾山台団地の実際の全住戸・住棟分制作され、点灯の際には実際の住棟配置を再現しているので、住民の方の自宅が必ずあるのがとてもイイです。全部で45棟ほどもあるダンボール団地は、芝浦工業大学の学生さんが、2週間かけて製作されたものです。

s170530f.jpg 灯りとダンボールの団地の雰囲気がとてもイイです。さらに、雰囲気団地に暮らす方々が話しをするきっかけ作りのために、住戸の窓には、同大学の学生さんが、その住戸にお住まいの方の話しを聞きながらイラストを描いたセロファンが貼られていきます。

s170530h.jpg 明るいうちから、そのイラストを見ながら話しをされたりする様子が、とてもイイ感じでした。

s170530i.jpg 途中から、住棟の壁面を使って、イベント準備での出会いや昔の団地の写真などの投影も行われ、独特な空間感のコラボになっていたのも、またイイ感じでした。ひらめき

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posted by ki at 15:17| 色々と見て

2017年03月25日

【色々とみて】111_木を使ってリニューアルされた戸越銀座駅へ


s170325a.jpg 先月ですが、木を使って大胆にリニューアルされた、東急池上線の戸越銀座駅に寄ってみました。東急電鉄の「いい街 いい電車 プロジェクト」http://ii.tokyu.co.jp/に、プロジェクト全体のことが載っています。駅舎だけでなく駅ホームの屋根までデザインされる例は少なく、なおかつ、その屋根というか軒天井に木を使うというのが新鮮です。またその駅が、多少都内ローカルな東急池上線とはいえ、都心に近い品川区内にあるというのも驚きです。
 ホームの軒天は、集成材を編んだようなデザインで、まだ日焼けする前の木の色に加えて、その陰影とのコントラストもとてもキレイです。街中なので、周りにこのような色はあまり無く、行った日は快晴だったこともあり、輝くぐらいに目立っていました。私の他にも、戸越銀座に遊びに来た女性の方々が、駅のホームで記念撮影したりしていました。るんるん

s170325b.jpg 木の色がキレイに見えるのは、かなり高く設計された軒先によって、通常は暗くなりがちな軒天に、自然光が多く当たるようにデザインされているからと感じます。
 屋根は軽量な金属屋根だと思うのですが、集成材を多用した軒天はかなり荷重があると思われます。そのため、これらを支える軒桁の鉄骨はかなりせいがありそうです。でも、その重たさを感じさせないように上手いことデザインされていて、桁を支える黒っぽい丸柱もスッキリしたアクセントとしてデザインされています。

s170325c.jpg ホームは、軒天だけでなく、壁面も集成材をパターンに張った仕上げです。対向式ホームなのもあって、ホームにいると、なんだかログハウスというか木のテラスの空間にいるような感覚です。ホームの上屋は建築物でないのだと思うので、実はかなり自由にデザインできるのかもしれません。目

s170325d.jpg 柱を利用した案内表示などの駅設備も、ホームの特徴的な表情になってます。池上線だからかもですが、ここに表示や設備を集約できていて、木の表情をジャマするものがほとんどありません。また、ダークグレー色なのも、木の色に対していいアクセントになっています。

s170325e.jpg 改札の付近に、少し以前の屋根?の小屋組が残されています。積極的なものではないのかもですが、この部分があるために、階段を上がって行くホームの、特別な場所感が高まっている気がします。

s170325f.jpg 蒲田方面行き1番線の改札駅舎です。2番線方が切妻屋根のメインな駅舎だと思うのですが、旧駅舎のY屋根?を利用して、そこに鉄骨フレームの構えを組んだだけというこちらも面白いです。駅名の四角いデザインの切り抜き文字もイイ感じですが、木のホーム、グレー鉄骨の改札など、様々なデザインが組み合さっているのに、それぞれ違和感がないのはなかなか不思議です。電車

s170325g.jpg 新しい駅なのでホーム柵が設置され、乗車位置に関する情報が表示されています。そこにQRコードまであるので読みとってみると「3、2、3」のようです。乗車ドア位置をQRコードにしたようですが、どういう人がどういう時に使うモノなのか、想像ができませんでした…。モバQ

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posted by ki at 16:08| 色々と見て