2016年07月13日

【色々とみて】98_さいたま市西区役所の道路付きと交通弱者用押しボタン


 5月から、さいたま市西区役所のピアショップ販売http://www.city.saitama.jp/002/003/004/003/008/p001518.htmlへ、ノイエhttp://blog.goo.ne.jp/neue-blogスタッフで行くようになりました。リフト車で行くのですが、西区役所へのアクセスというか道路付きは、なんとも不思議です…。車(RV)

s160713a.jpg 西区役所の南側には、写真の幅員6mほどの区画道路があります。ですが、埼玉栄高校側(写真の奥側)から入って来ると、西区役所の南側前で自動車は行き止まりで、写真の30mほどの区間は歩行者・自転車専用道路になっています。行き止まり部分は、車が回転できるスペースが作られていますが、そこにタクシープールの標識が立っていたりして、道路でありながら、半ば西区役所の車寄せのような状態です。私もそこにリフト車を一時的に停めて乗り降りをしていますが、向かい側の沿道業務施設の駐車場出入口も面していたりします…。

 上の写真は、歩行者・自転車専用道路のすぐ東側の指扇東通線(2車線,幅員14m)からなので、この道路と自動車の通行をさせてもいい気がしますが、国道16号西大宮バイパスの交差点と近いからでしょうか。そのためか、西区役所の駐車場へは、別な区役所西側や北側の幅員6mほど区画道路を経由しないと入れない状態で、とても新しい土地区画整理事業で整備された街区の計画とは思えません…。

 区画整理は、UR都市機構による「大宮西部特定土地区画整理事業 Liv-Field 西大宮」http://www.ur-net.go.jp/ur-stage/html/area/omiya/です。土地利用計画図を見ると、区役所周辺の道路付きの様子が分かります。区画整理の事業期間は1998年からですが、西区役所は、まだ基盤整備がされていない2003年4月に先行する状態で、国道16号バイパスから沿道街区分だけ離れた位置に整備されました。その時に、写真の南側道路も国道16号からアクセスのために整備されたのですが、区画整理完了後のこの道路の位置付けと西区役所の駐車場アクセスが、計画と設計がうまく整合できてなかった印象です。目

s160713b.jpg こちらは、西区役所近くの交差点信号機に設置されている「交通弱者用押しボタン」です。このボタンについては、https://www.police.pref.saitama.lg.jp/p0170/kenke/ps-tokorozawa-shingouki.htmlに少し説明があります。国道16号西大宮バイパスは、交通量の多い4車線道路のため、横断歩道での横断にもそれなりに時間がかかりますが、通常の歩行者信号の青時間は、私でも急がないといけないくらい短く設定されています。そのため、急いで歩けない人が横断する時のために「交通弱者用押しボタン」が設置されています。

 この「交通弱者用押しボタン」は、これまでもあちこちで見かけていましたが、視覚障害の方のための案内音が鳴るだけでなく、青時間が少し延長されるということを、この信号での横断方法を教えてもらって初めて知りました。青時間延長のことを知っていれば、車いすの人との移動の時など、他の交差点でも積極的に押すようにしておけばよかったと感じます。このボタンには、青時間延長など何のために押すのかなど標示はなく、交差点でもこそっと付いてるので、なるべく押さないようにするものと思ってました…。西区役所からは、お昼ご飯を食べに国道16号バイパスを渡らねばならないのです。レストラン

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2016年05月18日

【色々とみて】97_別所温泉の北向観音様・常楽寺と上田電鉄など


 http://home.kurade.net/article/175190828.htmlと同じ日に、上田電鉄に乗って別所温泉http://www.bessho-spa.jp/へも行ってみました。2時間弱ほどの時間でしたが、駅から歩ける範囲で見てまわりましたが、今回は温泉には入らず…でした。歩きながら「かしわや本店」さんhttp://www.kashiwayahonten.com/に泊まってみたいけれど…と思ったりでした。晴れ

s160518a.jpg こちらは北向観音http://www.kitamuki-kannon.com/という珍しい名前の観音様、霊場です。山の北斜面にあるので、名前の通り北西を向いており、参道も北西の側からアプローチしていきます。通りから北向観音様に向かう参道は、写真のように一旦階段を下って川を渡り、再び観音様に向かって階段を上るという、これも珍しい参道です。

s160518b.jpg 境内はこのような感じで、けっこう広くて明るいのですが、北斜面という光の向きや影になる部分が広かったりと、少し見なれた雰囲気と違う印象は、霊場らしく?もあります。

s160518c.jpg 鐘楼です。足元というか裾?と、屋根の広がりがとても伸びやかで、躍動感ある姿がとてもいいです。昭和46年に再建された建物とのことですが、再建前もこのような姿だとすると、けっこう斬新ではないでしょうか。この鐘楼の背後にそびえる大きな木が、小説にもなった「愛染カツラ」と呼ばれる樹齢1200年といわれる桂の大木です。霊木とのことですが、木がそびえ枝が伸びる様子に圧倒的なオーラがあります。

s160518d.jpg こちらは、温泉薬師瑠璃殿というそうです。薬師堂なのですが、下から見上げると、お堂の半分は高さ10mほどもある木の足組の上に載っています。1809年に再建された建物とのことですが、重量のあるお堂を200年以上も支えているのはすごいです。なぜこの位置でこの高さなのかや、どうやって参拝するのかはよく分かりませんでした…。元の川沿いにあった時の姿を再現しているのでしょうか。いい気分(温泉)

s160518e.jpg こちらは、その北向観音様の本坊となる常楽寺です。一見民家のようにも見えますが、とても大きく立派な茅葺きの本堂です。平成15年の修復工事の際に「建立当時の建築様式に改めました」とのことですが、茅葺き屋根の厚みのある柔らかい表情に加え、むくりや反りもあって、眺めていると癒される感じの姿がいいです。

s160518f.jpg 本堂の前には「御船の松」という、見事な生命力を感じる大きな松があります。樹齢350年といわれているのだそうです。目

s160518g.jpg 別所温泉へは、上田電鉄で向かいました。もう基本的には、元東急1000系で運用されているのですね。丸窓の7255編成は下之郷駅に留められていましたが、降りて撮るまではしなかったです。

s160518h.jpg ワンマンなので一番後ろで景色を見ながらです。のんびりの風景の中をガタゴトのんびり走る電車ですが、運転台は東急のワンハンドルという、とても都会なギャップが面白いです。

s160518i.jpg 別所温泉駅に保存されているモハ5252です。1986年まで走っていた車両だそうですが、製造されたのは1928年とのことです。60年ほども使われて、その後30年間資料館として保存されてきているにもかかわらず、かなりきれいな状態です。丸窓の雰囲気は当時はかなり特徴的だったようで、これが愛されたのでしようね。電車

s160518j.jpg おまけです。サントミューゼの向かいにあった「アリオ上田」の一部建物に、写真のような太陽光発電パネルの屋根が覆いかぶさっていました。覆っている建物の平面より面積が広く曲線的な形状なので、下の建物が、太陽光を避けるために日除けをかざしているように見えて面白いです。るんるん

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2016年05月06日

【色々とみて】96_上田市のサントミューゼと越ちひろさん展へ


 GW前に、長野県の上田辺りへ行ってきました。越ちひろさんhttp://www.chihirokoshi.org/の展示会などが目的ですが、別所温泉なども半日ほど見たりしてきました。寄った順では最後でしたが、まず展示会をやっている「サントミューゼ」https://www.santomyuze.com/(上田市交流文化芸術センター・上田市立美術館)の建物です。何の前知識も入れずに行ったのですが、ビル型の建物ではない、なかなか面白い建物でした。家

s160506a.jpg 上田駅から歩いていくと、ショッピングセンターの向かいにこのように見えてきて、コンクリートの四角い建物なんだ…と最初は思いながら、アプローチを進んで行きます。近づいていくと、遠目では開口のように見えていた部分は、コンクリートの壁の縦凹凸で、一部着色してこういう表情になっているのがわかります。大きなコンクリート壁面の、印象を和らげるような意匠で、庇のようなデザインと合わさってとてもいい感じです。

s160506b.jpg さらに進んで施設の中心へ近づいてくると、だいぶ様子が変わってきます。コンクリート製の大きなゲートや、写真の通路屋根のようなゲート?の向こうに大きな芝生の広場が見えます。この日は、平日の月曜日だったので閑散としていますが、休日などは市民の方々でにぎわうようです。この写真の通路屋根は一般的な屋根の高さよりだいぶ低く、この低いものをくぐって入っていくという感じが印象的です。

s160506c.jpg これは建物内にあった案内図ですが、平面図はこのようなことになっていてちょっと驚きです。左のホールと右の美術館自体は普通な感じですが、そのエントランスホールにあたる空間が、丸い芝生の広場と、その周りを一周する屋内の通りの空間からできているようです。この屋内の通り(呼び名があるかもしれませんが…)の両側に、個々に独立した様々な機能空間がぶら下がっていて、箱の中に居る感じが全くないのがとてもイイです。ちなみに、メインエントランスは駅とは反対の駐車場側のようです…。目

s160506d.jpg 広場全体はカメラに納まらないですが、赤い部分がホールへの階段室、青い部分が美術館への階段室、その手前にある小屋の形をした部屋は子どもアトリエです。広場に展示されいてる2本の丸太は、ちゃんとは見てこなかったのですが、建物にも使われている上田の木材を紹介しているもののようです。

s160506e.jpg 小屋の形をした離れのような部屋は10室くらいあり、写真はスタジオですが、このような形をしています。RC造の平屋ですが、勾配屋根に板を張った外壁の意匠で、違う建物が紛れ込んだような不思議な感じです。空調などは結構考えて設計されているのだろうと、感心してしまいます。るんるん

s160506f.jpg 右側の、屋内の通りの丸い建物の外周には、細い角の木材がずらっと縦に張られています。左の美術館の建物は、上記のホールと同じでコンクリートの壁面に縦と庇の凹凸を付けた意匠です。間に立って見比べると、左の考えて創られた表情よりも、右の角材の張った都合による完全には意図できない表情の方が、私は惹かれるものがあります。

s160506g.jpg 屋内の通りは平面上丸いので、このように常に先が曲がっており、見通せない先に何かありそうな期待を感じます。芝生広場側の内側は開口ですが、反対の外側は角材張りになっているのも、通りの曲がっていることを引き立てているようです。上を渡るブリッジは美術館へのアプローチです。天井に伸びる柱は丸い鉄骨?CFT?なので、ここはRC造やS造の組み合わせなのですかね。

s160506h.jpg 張られている角材は、このようなことになっています。サイズが2種類?あることと、角でなく一面を斜めにカットしているのが、壁のランダムさを創り出している勘所でしょうか。それにしても角材張りの面積を考えると大変な施工手間ですが、その手間の分、魅力になりますよね。ひらめき

s160506i.jpg 公共施設なので、屋内外とも誘導ブロックが通っているのですが、誘導ブロックも通りの円の中心に合わせて?、きれいなRを描いて貼られています。こういうのは案外珍しいかもしれません。床のタイルは、当然ながら通りのRに合わせてキッチリ張られているのですが。

s160506j.jpg 余談ですが、屋内の通りに置かれていたイスです。細い鉄骨のフレームに、小さい木の背もたれ、白い柔らかい座面で、置かれている姿がイイ感じです。頼りなさそうだけど存在感がとてもある…という感じです。

s160506k.jpg 越ちひろさんの展示会は、想像と違って、とてもパワフルというかエネルギーに満ちている展示でした。あさって5/8(日)までやっています。日にちの都合でライブペインティングの作業は見れなかったのですが、作品のキラキラ感とは少し違って、その大きな作品を描かれる熱さをとても感じました。様々なものを描いていたり壁面や和の内装で描いていたりと、その作品の持ってる強さにとても驚きます。アート

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2016年04月22日

【色々とみて】95_上野公園と上野東照宮の見事な装飾など


s160422a.jpg だいぶ前になってしまいましたが、上野恩賜公園内にある修復工事が終わった上野東照宮http://www.uenotoshogu.com/へ寄ってきました。上野動物園入口脇から東照宮へ向かい、大石鳥居をくぐり灯籠の間を歩いていくと、このように見えてきます。黒っぽい色に輝く金色の存在感は、上野公園の中でも違う場所へ入って来た感があります。参拝はこの唐門の外側からするようになっていました。数年前に来た時は修復工事中で、社殿が描かれた工事用のシートで覆われた状態でした…。晴れ

s160422b.jpg 拝観料を払って透塀の中へ入って、社殿を近くで見てみます。その前に、脇にある栄誉権現社に参拝してから、透塀の中へ入ります。写真は、唐門の内側の装飾ですが、見事というかすごいです。iPhoneでの撮影のため、全体は画角に納まりませんでした…。柱間の透彫もすごいですが、屋根の唐破風の形状と装飾や、柱に軒桁が乗る所の斗や肘木や木鼻の装飾の細かさがすごいです。
 日光含め東照宮全体の装飾は、思いつく限りをとことんやり切ったように感じます。これらの装飾を考えて追求する熱意と造り上げるエネルギーはすごく、その結果、完成した建物が放つオーラは、日常とは一線を画した特別な空間であることを醸し出しています。1年ほど前に、日光の大猷院などを見てきていたhttp://home.kurade.net/article/131169735.htmlので、それと同じ意図で建てられた建物が、都内にも残っているのも驚きです。
 ですがそこは、現在は上野公園内の動物園に隣接する立地なので、敷地の横を動物園に来た子ども達が通って行く声が響いていたりします。このような混在やギャップ?が、上野公園テーマパークの面白さでもある気がします。

s160422c.jpg こちらは拝殿です。金色がメインですが、ベースの黒色が効いているので、軒などはとても洗練されている印象です。屋根や各垂木先の金色の並びは、きれいです。参拝者のことを考えてか、唐破風の両サイドの屋根には雨どいが付けられていますが、なるべく気にならないように?単純な形状で納められているようです。

s160422d.jpg 拝殿の南西側背面です。柱上部の斗などは細かく色が使われた装飾ですが、それよりさらに黒色と金色の印象が強く、屋根の隅部や各垂木の装飾が見事です。屋根の上はほとんど見えないのですが、棟の先端にある鳥衾(というのですね…)が長く伸びているのがいい感じです。るんるん

s160422e.jpg 社殿を囲う透塀ですが、寺社を仕切る塀としては緩やかな印象です。4.5尺くらい?の幅の装飾が200枚以上連続しているそうで、立派な屋根が乗っています。装飾は1枚の中に上下2ヶ所あり、それらが全て違う装飾になっているそうで、手前に設置された柵兼手すりに、それが何の装飾かのラベルが貼られていました。中段の青緑色の斜め格子の装飾は、装飾の意味は分からないのですが、そこだけがまわりと違う意匠に感じます。

s160422g.jpg 東照宮の参道から撮った、旧寛永寺五重塔ですが、上野公園にあると思うとやはり新鮮です。私の世代には、上野は公園の印象なのですが、こういうエリアにいると、かつては大きな寛永寺の境内だったということを感じられます。目

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2016年03月22日

【色々とみて】94_大正〜昭和初期のままの旧安田楠雄邸の空間 その2


s160322a.jpg http://home.kurade.net/article/174428228.htmlの続きで「旧安田楠雄邸庭園」http://www.national-trust.or.jp/properties/y-tei/y-tei.htmlです。「残月の間」の奥に、家族の日常生活の場として使われた「茶の間」があり、この2つの部屋の間の畳の下に防空壕があるそうです。防空壕は年に2回程度中を公開する日があります。「茶の間」はなじみのある空間スケールで、とても落ち着いた空間です。畳と段差の無い小さな踏み込み床もあり、庭側は猫間障子の付いた障子でだけで仕切られています。

s160322b.jpg 障子だけというのは、その障子を外側から見ると、写真内の右側のようになっています。ガラス戸などはなく障子がダイレクトに外に面し、濡れ縁になっています。障子1枚でも、写真のように軒が深いので、普通の雨であれば特に問題はないそうです。
 もちろん雨戸はありますが、日中は冬場でもこの障子1枚という建築当時と同じスタイルで、平成8年まで生活されていたそうで驚きです。普通はサッシを付けてしまいそうですが、それをしなかったため当時の姿が残っているのです。ここにも大きな沓脱石が置かれています。

s160322c.jpg 「茶の間」の襖を開けると、このような立派な水屋が作られています。この水屋は、家族が日常でお茶を楽しむために使われていたそうです。喫茶店

s160322d.jpg 「茶の間」の奥の北側にある「台所」です。目を惹く大きなトップライトは建築当時のもので、他にも勝手口などの大きなガラス窓に囲まれた、とても明るい空間です。この「台所」が唯一改修された箇所とのことですが、その改修も昭和4年とのことで、住宅の現代化への改修とは全く話しが違います。改修によって、コンロと流しを台所の中央に移し、調理人の方が使い勝手の良いアイランド型?になったそうです。

s160322e.jpg 「台所」は土間の手前に、床の張られた広い前室のようなスペースがあり、大きな戸棚と床下収納が作られています。この戸棚がとても興味深く、食器棚と調理した食品を置く棚を兼ねており、そのため戸棚は蝿帳として戸に網を張ったような造りになっています。風は通すけれど、蝿は入れないという仕組みです。
 さらに、この戸棚は前室の中央で仕切りのように設置されていて、空間を2つ分け、両側から使えるようになっています。写真は、女中部屋側から撮ったものですが、写真右側の方が、家族などが利用する表側になります。
 写真のように、このスペースにも天窓があります。昭和30年頃まで使われていた、氷を入れて冷やす木製の冷蔵庫なども残っていて、当時の邸宅の台所の様子を伝えるものがたくさん残っています。るんるん

s160322f.jpg 来客用とは別に、建物の奥の方にある階段は箱階段になっています。その階段を上がった所に、小さなスペースがありいい感じです。

s160322g.jpg この階段にあるガラス窓は、ちょうど目線の高さになる下から二段目に、写真のようなスリット状に磨り残したガラスが入っています。外の様子を見るためだそうで、とても面白いです。

s160322h.jpg 「茶の間」の上の二階に「予備室」と呼ばれる和室の部屋があります。後述の「客間」とプライベートなスペースとの中間にあたり、客用にも家族用にも、どちらにも使えそうな位置としつらえになっています。写真は、その「予備室」のあたりにあった装飾です。これも建築当時からのもので、モダンな柄を細いスリット状に丸で抜くような繊細な造作は、現代のレーザーで加工したかのようです。かわいい

s160322i.jpg 二階のメインとなる「客間」で、広さも天井の高さなどもスケールの大きな空間になっています。写真は、広いので床と書院のあたりを撮ったものです。

s160322j.jpg 「客間」の縁側は、庭の望むガラス戸が続く、とても明るい空間です。写真は1月なので、庭の様子は寂しい時期ですが、春は写真のしだれ桜を間近に楽しむことができたりと、当時から今でも、来客をもてなす建物の中心の空間になっています。

s160322k.jpg 「客間」と「次の間」との間の欄間は、このように繊細に組まれた筬欄間と呼ばれる組木細工が入っています。材や隙間のピッチなどとても見事な姿ですし、大正時代のものとは思えないほど全く狂いもなくきれいです。よく見ると、漆塗りの部分や朱塗りの部分もあり、とても手が掛かっているのが分かります。目

 この邸宅は、関東大震災も戦時中の空襲もくぐり抜けてきたそうです。さらに、邸宅とはいえ木造住宅で、70年もの年月を経ても、建物や木部が傷んだり傾いたりなどしているのが、とても少ないのにも驚きです。地盤の良い場所に独立基礎?ですが、建築時に地面からの湿気を防ぐため、全面に土間コンが打設されているそうです。浴室や土間まわりは、コンクリートで布基礎のようになっているようです。さらに建物外周のほとんどがガラス戸や窓の開口になっており、陽もたくさん入り、空気がとても通るので湿気も全くこもらない感じがします。
 土台や梁の材種は聞いてこなかったですが、柱は総栂の真壁造りで、適度な住宅スケールで区切られているため柱の本数はとても多く感じます。床も、廊下や縁側含め基本的に畳を載せているので、梁や床組などもかなりしっかりできているのではと感じます。家

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2016年03月11日

【色々とみて】93_大正〜昭和初期のままの旧安田楠雄邸の空間 その1


s160311a.jpg 1月末に、文京区千駄木にある「旧安田楠雄邸庭園」http://www.national-trust.or.jp/properties/y-tei/y-tei.htmlを見に行ってきました。邸宅は大正8年築の、敷地に合わせた雁行型の近代和風建築で、昭和初期以降はほとんど改築や改修がされておらず、建築当時の姿がほぼそのまま残されている、というのが驚きです。サッシ化された窓も無く、エアコンの設置も無く、洋室のカーテンは大正時代のものがそのまま使われており、当時の家具や生活用品も多数そのまま残されていたそうです。平成8年まで普通に生活に使われていたとのことで、70年間、ほぼ変わらない暮らし方をされていた…というのもさらに驚きですし、住まいへの愛着というものを強く感じます。そういう経緯や気持ちを踏まえて、住まいを見させていただき、感じさせていただく…という気持ちになります。平成8年に遺族の方から日本ナショナルトラストへ寄贈され、修復を経たのち一般公開されているそうです。とても、キレイに手入れや管理がされており、邸宅を使って建物に息を吹き込む季節の和の行事なども企画されており、また行きたくなる空間です。るんるん

s160311b.jpg 表玄関は広い土間に、巨大な沓脱石がドンとあります。4枚ガラス引戸だけでなく、障子の入った窓や欄間で明るい空間になっています。天井は、スギ板の張り向きを変えて市松にしてあります。写っている方々は、日本ナショナルトラストの関係で、建物案内などをされている文京区のボランティアの方々です。この日は冬シーズンでとても寒い日だったので、ほぼ私一人で案内していただき見学できました。

s160311c.jpg 玄関を上がった寄附の脇に、電話室があります。そこに昭和初期のダイヤル式の電話機がそのまま残っています。パンフレットによると「2号自動式壁掛電話機」というものだそうです。博物館とは違って、住宅の中にあるとたいそうな物だったのがよく分かります。電話

s160311d.jpg 玄関から近い位置にある応接間でここは洋室です。大正時代から昭和初期の、洋室の調度品が当時の雰囲気を再現するように置かれています。アームチェアと2段の丸テーブルは昭和4年の結婚祝い品だそうで、上段がガラスの2段丸テーブルは、どういう使い方をしたのかとても興味深い形をしています。チェアの表地は、最近、当時のまま残っていた生地を元に、当時の作り方を再現するようにして作り直し、張り替えたそうです。テーブル脇の2つの台は手あぶりというそうで、炭を中に入れて手を温めるのに使ったそうです。この手あぶりや奥のレースカーテンは、大正時代のままのものだそうです。

s160311e.jpg 応接間の奥、庭園側には、このような広い縁側のようなサンルームがあります。連続したガラス戸でとても明るいですし、床のゴムタイルもモザイクタイルような雰囲気を出していて、気持ちの良いスペースです。この床のゴムタイルも、劣化して脆化していたので、同じ物を再現して作り直し張り替えたそうです。

s160311f.jpg 応接間の一部のガラスはこのような結霜ガラスというものが使われています。「摺りガラスの表面にニカワを塗り、乾燥させると、ガラス面に食いついたニカワが収縮し、表面を剥ぎ取るためできる模様…」とのこです。「芋虫が這ったような模様」は若干気持ちが悪いですが、1枚と同じ模様にならないというのがいいです。

s160311g.jpg 応接間には、このような大正時代の蓄音機ビクトローラーがあり、現在もレコードを聴くことができるそうです。パンフレットには、米国ビクター・トーキング・マシン社の1923年製のVV-80というものだそうです。スピーカーにあたる拡幅器は、上段の観音扉を開けると中に内蔵されているそうです。このビクトローラーの右にちょっと写っているのは、昭和5年頃製造のヤマハのピアノで、ビクトローラーと共に2008年に修復され、現在もコンサートなどで使われているそうです。晴れ

s160311h.jpg 玄関から長い畳廊下を通った先に、「残月の間」があります。写真は、中央が障子の出隅柱で、左側が「残月の間」、右側が縁側になります。廊下もここの縁側もずっとガラス戸が連続しており、1階でありながら、とても明るいのが印象的です。建物全体で、100枚以上の雨戸があり、毎日(あるいは公開日?)朝全て開けて、夕方全て閉めて…というのをボランティアスタッフでやっているそうです。光りと風を通さないと、建物がみるみる傷んでしまうので、大切なことだとは思いますが、なかなか大変な枚数です…。

s160311i.jpg 天井も、様々な意匠のものがあるのですが、この「残月の間」の縁側の天井は、このようなスギ板の天井です。うねるような模様のある板目を、引き立つように見せる意匠も珍しいですが、床を支えるかのようなさお縁というか野縁のような構造は、天井の水平剛性を高めているかのようです。

s160311j.jpg 建物内の照明も、建築当初からのオリジナルの灯具がかなり残っています。意匠的には、持ち手の上にロウソクを置いて持ち歩いた提灯?をモチーフにしたような灯具が多いです。写真は「残月の間」の灯具で、2灯の間に2羽の鳥を透かしでデザインした鋳物製で、案内の方が、鳥が見えるよう向こう側に白い紙をあててくれています。ちょっと周りからは浮いたような意匠に感じますが、独特な姿は面白いですし、鋳物にした中に電線を通しているというこだわりがとてもいいです。目

 続きは、http://home.kurade.net/article/174584528.htmlです。

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2016年02月17日

【色々とみて】92_アトレ浦和と蔦屋書店と「縫い−その造形の魅力」展


s160217a.jpg 先月、浦和へ行く機会があり、昨年11月にオープンしたアトレ浦和https://www.atre.co.jp/shiten/index.php?scd=21を、やっとこ見ることができました。ホームから降りてくると、アトレ北口というSuica専用改札口が新しくできて、アトレのNorth Areaに直接出られるようになっています。JR系の駅ビル直結の改札というのはあちこちにありますが、Suica専用にして駅員さんを置かないこういう形式が、標準的なスタイルになっていくのですかね。

 この改札を出た先が、すぐダイレクトに「浦和 蔦屋書店」http://real.tsite.jp/urawa/に入るレイアウトなので、その店内の様子が駅構内からもよく見えて、イイ雰囲気になっています。蔦屋書店の洗練された空間と独特なディスプレイ、そこにスターバックスコーヒーもあって、この空間の中に居ると埼玉な感じ?がしません。スペースとしてはとても興味が湧きますが、ここのスタバでは、私は緊張してお茶できないかもです…。喫茶店

s160217b.jpg こちらは、東口駅前広場側のSouth Areaの外観です。内部は人が多いので写真が撮れませんでしたが、こちらも店舗の構成と配置が面白いです。単なる持ち帰り用の食品店やスーパーだけでなく、コンパクトなカフェなどもあり、さらに中央に配置された休憩スペースを囲むようにテイクアウトできる飲食店が並び、そのスペースで食べることができます。別な時に、そこで食べたりしましたが、広くはないですが不思議なスペースで面白いです。ちゃんと手洗器などもあり、ちょっと立ち寄って食べるだけみたいな使い方に便利そうです。るんるん

s160217c.jpg その後は、うらわ美術館http://www.uam.urawa.saitama.jp/へ寄って、「縫い−その造形の魅力」展を見てきました。展示の中では、やはり宇梶静江さんの絵本の元作品がとても良かったです。平面の紙に印刷された絵本とは違う質感と立体感は、表現したいことをもっと力強く伝えてくる感じです。他にも歴史をたどる展示の中で、パンフにも載ってる「刺子半纏」の裏地の見事な華やかさや、「たっつけ」という青森のオシャレなボトムス?も、デザインが今でも通じる見事さです。

s160217d.jpg うらわ美術館は、浦和ロイヤルパインズホテルの入っている建物内にあります。初めて行ったのですが、ホテルと共通のエントランスホールを通り、エレベーターで上がるまでの空間は、オープンして15年の建物とは思えない、昭和のホテルの雰囲気満載のインテリアです…。目

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2016年01月25日

【色々とみて】91_障害者アート企画展とカフェフレンズNETと白幡沼


s160125a.jpg 先月ですが、「埼玉県障害者アートフェスティバル」http://www.pref.saitama.lg.jp/a0604/festival/index.htmlの中の「第6回埼玉県障害者アート企画展 Discover あなたも見つけに」を見に、埼玉県立近代美術館http://www.pref.spec.ed.jp/momas/へ行ってきました。私は展示会を知らなかったのですが、「クッキープロジェクト」http://ameblo.jp/cookie-pj/の方から誘っていただき、短い展示期間に行くことができました。土日を含むとはいえ展示日が5日間しかないので、一般の人が気付いて見に来るためには、2週間は期間が欲しい感じです…。それぐらいの充実した内容だと感じました。

 100名ちょっとのアーティストさんの作品があり、展示作品は数も多く、平面から立体まで表現方法も様々でとても見ていて楽しかったです。私はやはり、手間をかけて完成までたどり着いていると感じる作品や、作者の方が好きなように?自分の表現をしている感が強い作品に、興味がわきます。
 会場で、実行委員会の方と少し話すことができたのですが、作品は埼玉県内から公募のような形で募集して、作品を鑑賞したり、アートマネジメントを考えたりするワークショップの過程を経て、実行委員会やアーチストの方で展示する作品を選んだそうです。選ばれる前の作品数は、さらにもっとたくさんあるそうで、県内にそれだけの活動があり、アーティストさんが製作してるのかと思うと、ちょっと驚きです。目

s160125e.jpg これは、この「障害者アート企画展」のポスター兼フライヤー兼作品集と、出展アーティストさんの紹介冊子です。ポスター兼…のほうは、写真に写ってない片面はA2全面のポスターで、もう片面は折り畳むと写真のようにフライヤー兼作品集として配布できるようになっていて、よく考えられています。アーティストさん紹介冊子も、どのような人柄でどんなふうに製作に取り組んでいるかが全員について書かれており、アーティストさん自身にも着眼していることが伺えて良い感じです。るんるん

s160125b.jpg この日は他に、NPO法人フレンズネットワークさんhttp://www.f-net.or.jp/が、さいたま市南区別所にオープンした「カフェフレンズNET2」にも行ってきました。本格的なスパイスカレーや自家製シフォンケーキなどがいただける、自然で良質な食材へのこだわりのあるお店です。私は、シフォンケーキとコーヒーをいただきましたが、どちらもとても美味しいです。こだわりカレーを食べた方も、とても美味しかったようです。
 写真のように店内は広く、来客だけでなくお店で働く車いす利用の方にも、十分に動きやすいスペースになっています。また、店の奥には個室スペースもあり、サロンや広場など色々に展開できそうなスペースになっています。
s160125c.jpg お店で「フレンズNET」さんの自家製ジャムなどを売っていたので、色々種類がある中からラ・フランスのジャムを買ってきてみました。喫茶店

s160125d.jpg こちらは、「カフェフレンズNET2」すぐ裏手にある白幡沼です。冬場なので少し寒々とした景色ですが、水場があるのはやはり気持ちいいです。この頃は、まだ暖かい冬の日だったのですが、10人弱の方がカメラを構えて、水辺の鳥たち?を狙っていたようでした。晴れ

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2015年12月25日

【色々とみて】90_「大日本タイポ組合」と「地図展2015」とこどもトイレ


s151225a.jpg 先月の話しになってしまいましたが、「ギンザ・グラフィック・ギャラリー」さんhttp://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/の企画展、「大日本タイポ組合」さんhttp://dainippon.type.org/の作品展を見に行ってみました。フォントやタイポグラフィーが好きなのですが、文字を使って何かするのではなく、文字そのものの構造を、グラフィックあるいは立体にデザインし直してみる?、というテーマにとても興味を感じました。

 文字を分解して共通のパーツにして文字を組み直してみたり、立体やシンボル的なテーマの中に無理矢理?文字をあてはめてみたりと、考えたことのない発想で、なおかつ直接的には何かの役に立つというか目的を持っていない感じなのが、とても自由な感じでイイです。私は、平仮名の横書き筆記体というのが好きでした。ええっという驚きもあって、ちゃんとは読めないのですが、その発想と一字一字練られた曲線の感じがいいのと、用紙全体で眺めた時の雰囲気も、なかなか不思議で面白いです。目

s151225e.jpg つい缶バッジを買ってしまいました。4種類とそのミラー反転したパーツだけで、アルファベットとひらがなを強引に?組み立てていたデザインのもので、この展示会用に?組み立てた「字」です。サッカー

s151225b.jpg その時にもう一つ、「地図展2015 首都東京1945」展http://www.jmc.or.jp/chizuten2015.htmlにも寄ってきました。会場は「半蔵門線三越前駅(日本橋方面改札)と銀座線三越前駅(三越方面改札)の間の通路」とあって、長い乗り換え通路の幅員の広いエリアでの展示でした。ちなみに主催の「地図展推進協議会」も(一財)日本地図センターを中心に関係7団体によるものだそうです。

 米国公文書館から公開された、太平洋戦争の空襲前後の写真や被災地図を中心に、建物疎開や被災の状況を、地図そのものからダイレクトに感じて見ることができ、とても良い展示内容でした。「地図中心」を読んでいるhttp://kurade.269g.net/article/19176541.htmlので、ある程度内容は知っていましたが、展示では写真や地図のサイズも大きく迫力があります。人通りの多い時間帯だったこともあるかもですが、なかなか見ていて落ち着かず、ぜひじっくり見られるようなスペースにも、巡回したらいいのではと感じます。モバQ

s151225c.jpg 1941年(昭和16年)7月9日に当時の内務省から通達された「空襲時における家庭の心得」が、一画に展示されていました。要は、国民の覚悟と意志と努力と一致団結によって、空襲は恐れることは何もない、という趣旨だと私は読みましたが、写真や地図もなかなか恐ろしいですが、こういう文字の文章も、表面上は当たり前の内容っぽくみえるので、より恐ろしく感じてしまいます。

s151225d.jpg そこでは、なぜか「一等三角点標石ふせん」を珍しくて買ってしまいました。一等三角点については、http://www.gsi.go.jp/MUSEUM/TOKUBE/KIKA5-smain.htmに詳しいです。るんるん

s151225f.jpg その時に通りがかった、銀座線三越前駅の改札外通路部分に設置されていた公共トイレですが、男女の真ん中にある多機能トイレの入口部分に、こどもトイレが設置されていました。駅などの公共施設でも、こどもトイレの設置が進められているのは初めて知りましたし、初めて見ました。都心のデパートの最寄り駅という場所柄もあるのでしょうか。

 のぞくわけにはいかないのですが、外から見ても、男児用の小便器ブース?と男女児用の洋便器ブース?の2つもあり、写真には写ってないですが右側の壁裏には、ベビーベッドがあったと思います。そこまで…と思ってしまいますが、トイレにはとてもこだわるお国柄なので、どんどん改良が進められていくようです。

s151225g.jpg こちらは、4月にさいたま新都心にオープンした「コクーン2」のトイレにある、こどもトイレです。ショッピングセンターには、もう当たり前のようにこどもトイレが設置されていくようです。こども用の手洗いやベビーベッドなども当然のようにあり、トイレがショールームのように見応えが?あります。しかし、家庭では普通のトイレで?やってるけれど、外へ行くとこどもトイレがある…という感覚も少し不思議です。ひらめき

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2015年11月18日

【色々とみて】89_「すごいぞ、これは!」と多摩ニュータウンと寺田倉庫


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 先月ですが、埼玉県立近代美術館http://www.pref.spec.ed.jp/momas/でやっていた「すごいぞ、これは!」展http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=322へ行ってみました。久しぶりの近代美術館は、シンボルのようにそびえるイチョウの木は、まだ黄色くなり始める前でした。
 「すごいぞ、これは!」展は、12名のアーティストとして活動されている?方々なので、作品も手がかけられているものが多く、とても面白いです。私は表現のテーマにはあまり興味がないので、障害の有無に関係なく、他で見たことのない表現方法があると、そこに引き寄せられます。
s151118c.jpg 写真の絵は、撮影可能だった本田雅啓さんの「魂沙亜斗」ですが、見事な完成度の高さです。私は表現の達成感というかやりきった感みたいなのに興味があるので、他に、空の表情を色鉛筆で描いていた前田諒太郎さんや、音楽アーチストを描いている田湯加那子さんの最近の作品など、が気になりました。目

s151118d.jpg 今月初めには、約25年ぶりに多摩センターへ行く機会がありました。懐かしいいわゆる「ニュータウン」へのタイムスリップ感がイイ感じですが、建物や外構に多く使われている茶色のタイル張りのせいですかね…。今となっては、駅前から丘の上方面へとずっと続くスロープは、人によってはなかなかしんどいモノになってしまいました。風景としては、いいのですけどね。
s151118e.jpg 帰る前に展示会に寄ってみようと歩いていくと、こんな風景に出会うのですね…。午後の太陽の位置もあって、日陰になっている丘の上の通りの奥に、光り輝く「サンリオピューロランド」http://www.puroland.jp/です。晴れ

s151118f.jpg 寄ったのは、多摩美術大学美術館http://www.tamabi.ac.jp/museum/でやっていた「東京国際ミニプリントトリエンナーレ2015」http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/150926.htmです。小さいサイズ1作品での版画展ですが、展示されているアーティストさんの数が多く、技法も表現も様々あるので、とても面白いです。様々あるといっても、作品全体を通して、モノトーン的な雰囲気や、繊細な作品でも一発勝負的なオーラがあるので、そこが版画の魅力に私は感じます。といいながら、私は、版画の色々な技法については、よく分からないのですが…。モバQ

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 さらに、寺田倉庫さんhttp://www.terrada.co.jp/ja/が本社でやっている「T-Art Gallery」へ、「TERRADA ART AWARD 2015」http://terrada-art-award.com/も見に行ってます。「TERRADA ART AWARD 2015」では、残念ながら私の好きなタイプの作品は無かったのですが、やたらと?アートやデザインに力を入れてる寺田倉庫さんが面白いです。
s151118i.jpg 本社や周辺建物も、コーポレートマークでグラフィカルになっていたり、写真のように集成材の板で、なにやら装飾?されつつありました。天王洲アイル駅西側の、オシャレな?建物やイベントスペースが並ぶ運河沿いなので、こういうアート的な空間づくりが進められているのでしょうかね。私が歳をとってきた?ので、どうしても夢のないことを心配してしまいますが、それより街は、こういう楽しい要素が散りばめられている方がイイですよね。るんるん

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posted by ki at 22:40| Comment(0) | 色々と見て