2015年08月18日

【色々とみて】86_大栄橋の歩道整備と丸ヶ崎の街路整備で橋梁と地盤


s150818a.jpg 載せる機会が無くなりそうなモノを少し…。まずは、昨年度末に、県道2号線の大栄橋東側部分の歩道がセミフラット化されました。大栄橋は、大宮駅の北側でJR線や東武線を越える延長300mほどの陸橋です。10年ほど前、http://kurade.269g.net/article/1638835.htmlの中でも少し書いてますが、大栄橋は歩道の再整備時期の違いから、西側のみ当時の時点でセミフラット化されていました。東側もいずれ再整備されるとのことでしたが、昨年度で整備完了したようです。

 歩道レベルが少し下がり、縁石が立上がり、自転車や車いすなどでの転落の危険性がかなり減りました。なおかつ、東側では最近のさいたま市の歩道幅員の要件をみたす?ように、若干歩道が拡幅されています。車いすや自転車でのすれ違いに支障ないようにしているそうです。と、書いてきましたが、ここの歩道は自転車の通行可の歩道だったと思うのですが…。車道というか路側帯がほぼ無くなり、急勾配の長い坂のため、自転車の車道通行はかえって危険な区間なので。バス

s150818b.jpg こちらは違う場所で、半年ほど前にウォーキングで通りがかった、さいたま市都市計画道路「3.4.12大間木丸ヶ崎線」の工事区間です。現在は、もっと工事が進んでいると思われますが、まだ開通はしていないようです。芝浦工業大学の大宮キャンパスの北東側の辺りで、大学のサイトhttp://www.shibaura-it.ac.jp/educational_foundation/facility/omiya_campus.htmlのキャンパスマップでは、すでに道路が整備されたようになってますね。

 上は、見沼代用水東縁を越える橋梁の工事部分です。代用水沿いの歩行者通路が、工事中でも通れるように仮設されているので、近くから橋梁というものを見ることができました。以下の写真はすべて、一般の歩行者通路から撮影したものです。橋梁の向こう側が少し高く、こちら側が用水沿いの低い土地になるので、その高低差をつなぎ代用水を渡るための橋梁のようです。この橋梁の下は車などは通らないため、このような低い位置に架かっているようです。

s150818c.jpg 回り込むと橋梁の下側も目の前に見えます。S+PC造?の橋梁を受けるRC造の橋台?の部分です。土木は全く詳しくないのですが、支持部分はこのような小さいものがいくつもある感じのようです。この部分によって構造的に縁が切れている訳なんですよね…。目

s150818d.jpg さらに丸ヶ崎側に歩いていくと、地盤が悪い所なので、道路盤の下の地盤改良?の工事がされているようでした。私には、どういう状況なのか見ても分からないのですが、ちょうど道路予定地の範囲にあたります。

s150818e.jpg こちらの区間は、地盤改良が終わって埋め戻しているのか、それともこれからなのかよく分かりません。ただ、レベルが出されている感じなので、設計レベルまで埋め戻しているように見えました。この先の前方に、先ほどの橋梁があります。

s150818f.jpg さらに、国道16号線に近い方に来ると、このように道路用地としての整備は終わっているようです。あとは、道路としての表面整備、いわゆる道路整備が行われて完成となるのでは…と思います。るんるん

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2015年08月09日

【色々とみて】85_「木風堂II きぐらし館」の独特な和風の魅力


s150809a.jpg 1ヶ月ほど前になってしまいましたが、打合せの場所として訪れた川口市安行にある「木風堂(きっぷうどう)II きぐらし館」http://www.kippudo.jp/です。外見は、普通の住宅のような感じですが、内装は、木材に関わる仕事をされているオーナーさんのこだわりで改装されており、その個々の部分にこだわった感じが現れていて独特な魅力があります。家

s150809b.jpg 入口の玄関の敷居をまたぐとたたきの土間です。「きぐらし館」の改装には、会津の古民家の部材を活用しているそうで、玄関の引戸やその脇の建具は、古民家の建具をきれいに直して再利用しているものかもしれません。少し手が掛かった建具の意匠が、いい雰囲気を演出してくれています。

s150809c.jpg その玄関を入って土間から正面を見上げると、吹抜けになっています。単純な吹抜けではなく、両側の各部屋が面することに加えて、正面に階段、上に2階の廊下が見え、吹抜けの天井も母屋と野地板(天井材)が見える勾配天井になっています。さらに意匠的に古民家の梁が渡っていて、薪ストーブの煙突も上り、照明も昔風のデザインの笠付きのものが付いています。シンプルな空間より、こういう様々な要素が詰まっている方が見るものが多く、私には楽しく感じます。

s150809d.jpg この「きぐらし館」は、全体がカルチャースペースとして貸し室のようになっています。玄関を入って左側には土間が続き、さらに縁側へと続きます。そこに広い和室があり、この時は食事をするスペースとして使っていました。我々もここで打合せをさせていただきました。和風の住宅というよりは、高級な旅館のような空間でとても落ち着いた感じで過ごせます。目

s150809e.jpg 「らんちカフェ木ぐらし」http://kigurashi.wix.com/kigurashiが館内に併設されていて、食事やお茶ができます。そのスペースがこのような感じで、真ん中に一枚板の大テーブルが鎮座した板の間のスペースです。写真の左側に厨房スペースや販売棚があり、地元や見沼福祉会さんの授産品が置いてありました。

s150809g.jpg その中で、このどんぐりのちりめん細工ブローチを買ってきました。小さいものですが、とてもイイ感じです。るんるん

s150809f.jpg 2階の貸しスペースの天井です。壁は珪藻土漆喰の左官壁で、下に掛かっている2本の大梁は、古民家の梁を意匠的に架けたものだと思います。その上の本当の梁や小屋組はきれいに磨かれていますが、垂木と野地板(天井板)はやり直していると思うので、新品ではなく何かの再生したものなのでしょうか。新しい屋根は、この上に新しく組まれているのだと思います。晴れ

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2015年08月01日

【色々とみて】84_「パークシティ大崎」と「ゲートシティ大崎」とひさしと


 ここのところ、品川や大崎方面に行くことが多いので、以前、勤めていた頃に少し関わった開発などを、ちょっと見に寄ったりしていました。見に行って撮影した時期は、5月末〜7月上旬にかけてです。

s150801a.jpg 9月11日に街開きとなる「パークシティ大崎」http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2015/0520_01/で、再開発事業としては「北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業」です。写真は、「大崎ニュー・シティ」デッキから、そこに直結される「パークシティ大崎」へのデッキを見ています。ちょうど正面に31F建ての業務棟「大崎ブライトタワー」がそびえています。その右手前に、既存のマンションが残っているの感じが、ここの事業の特徴かなとも思います。

s150801b.jpg 小関橋を渡ったあたりから「パークシティ大崎」内の方向を見ています。この新しく整備された街路を中心に、その両側を再開発するというスタイルで、通常は街区単位的に開発されるケースが多いことを思うと、こういう沿道型というのは珍しいと、当時思ってました。おそらく、従前の地域のつながりが、以前も南北に通っていた道に沿って広がっていたのかな、と思います。
 沿道両側に2本タワーがそびえますが、その向こうは従来の市街地が残るので、高い建物が見えません。徐々に開発が進むのだと思いますが、今は急に街の終点があるような感じです。目

s150801c.jpg 小関橋交差点には、なんと4本のオリーブの大木が、シンボルツリーとして植えられています。その植込みは五角形平面で80cmくらい高くなっており、まるで街の神木か何かのようで面白いです。公的な開発事業は、どうしてもよくある開発になってしまいそうですが、こういう小ネタはイイですね。

s150801d.jpg 「大崎ブライトコア広場」です。都心なので、都会的なランドスケープの広場ですが、これだけの広いオープンスペースが造れたのは、生活や景観だけでなく防災などの面からも意味があるという時代になったのかなと感じます。暫定利用ではないと思うので、容積は隣接のビルで消化しているのだと思いますが。

s150801e.jpg 「パークシティ大崎」を北へ通り抜けると、かつてのソニー街があります。解体工事が進んでいるようで、「パークシティ大崎」のすぐ北側(白い仮囲いの敷地)のビルも、解体されたようです。ソニー街は今後どのように変わっていくのですかね…。ビル

s150801f.jpg こちらは「ゲートシティ大崎」http://www.gatecity.jp/内のアトリウムです。三層の吹抜けに様々な形態の店舗等フロアが面していて、屋内でありながら、高さ感や奥行き感のこの独特な雰囲気は面白いです。アトリウムやサンクンガーデン全盛期?の建物らしさが出ていて、フラッと寄っても、お店以外の居場所があちこちにあってイイです。今だと、事業の有効率的にも空調などの効率的にも、良しとされないのでしょうね…。

s150801g.jpg 同じ「ゲートシティ大崎」を歩いてみていたら、こんなエリアがありました。サンクンガーデンに面する一画は全く別な雰囲気です。この建物と背後にそびえるタワー棟との対比が不思議ですが、これらの建物はつながっています。それにしても「ゲートシティ大崎」には、あちこちにベンチが置かれていて、色々な人が休んだり仕事したりしていて、低層部は小さな広場や通りがたくさんあるような印象で、穏やかな空気感があります。るんるん

s150801h.jpg これは「大崎ニュー・シティ」http://www.ohsaki-nc.jp/の「日精ビルディング(3号館)」ですが、外装に後から、各窓2枚のひさしが追加されたんですね。元々、唯一凹凸のあるデザインの外観だったので、補強材は出るもののひさしはすんなり納まっている印象です。「大崎ニュー・シティ」は、完成から早くも30年が経つそうで、店舗フロアなどリニューアルが進められているようですね。晴れ

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2015年07月13日

【色々とみて】83_シャトーメルシャンのワイン資料館の空間とビニルハウス


 http://kurade.269g.net/article/19905875.htmlに、山梨県甲州市方面にノイエスタッフで行ってきたことは書いてますが、さくらんぼ農園以外でも「シャトーメルシャン」の「ワインミュージアム」http://www.chateaumercian.com/places/winery/に寄ったりしています。雨

s150713b.jpg 左の白い建物が「ワインギャラリー」で、ぶどう棚のあるとてもデザインされたテラス空間を挟んで向かいに、下記の「ワイン資料館」が建っています。ぶどう畑にあるような懐かしい醸造施設の雰囲気を想像してしまうのですが、「ワインギャラリー」はとてもモダンなシンプルな建物で、「ワイン資料館」は日本の伝統的な土壁の蔵づくりの外観です。
 ちなみに、ぶどう棚の向こうに見えるのが「宮光園」http://www.city.koshu.yamanashi.jp/shisei/shisetsu/detail/%E5%AE%AE%E5%85%89%E5%9C%92で、個人でワインを醸造していた住まいとのことで興味はあったのですが、この時は寄れませんでした。

s150713c.jpg 「ワイン資料館」は、1904年から60年ほど使われたワイン醸造所だそうで、国内では2番目に古いものとのことです。屋根が高く平面形も大きく、昔の工場というような雰囲気です。長い腰屋根は、排熱と採光の役割をしていたと思われ、手前の下屋は、屋外環境からの緩衝的な役割をするスペースなのでしょうか。目

s150713d.jpg 「ワイン資料館」の中の空間構成は、とても興味深いです。地上レベルからは上下2層にスッキプしていて、階段を下りると半地下の貯蔵庫(現在もワイン貯蔵庫として使用中?)があり、階段を上がると展示室(当時の作業スペース?)があります。半地下の貯蔵庫は、一年を通じて温度の安定している地面に大半を接しています。また、天井と地面レベルとの間に、開閉式?の欄間のような通気スペースが確保されていて、暖かい空気や湿気がこの通気スペースを通して貯蔵庫外へ流れていくように思えます。そのため室温の安定している貯蔵庫は、暖かい季節にはひんやりとしました。冬の場合は、少し温かく感じるのではと思います。

s150713e.jpg 一方、階段を上がった作業スペースの方は広く、間口が六間くらいありそうですが、柱は中央の一列しか立っていません。それを実現しているのは、小屋組のトラスとのことでしたが、その小屋組までは見に上がらず、ちょっと後悔しています…。その小屋裏を通して、腰屋根による棟の通気と採光を活用しているようです。るんるん

s150713a.jpg 少し違いますが、気候に対応していく…という意味では、この広瀬園さんの、観光用のさくらんぼ畑を広く覆う、開閉式のビニルハウスの屋根が気になります。アーチ型のビニル屋根が連なるのですが、下には、写真のよな細いつなぎ材と、とても荷重を支えているとは思えない支柱が立つのみです。電動開閉式とのことですが、屋根部分はほぼビニルだけなので、軽量だと思うのですが、一方で少々の荒天にはなんともない…という構造の美しさ?がありそうです。
 雨の多い日本なので、公園やキャンプ場の一部も、こんな感じに覆ってみたくなりますが、費用含め、そんな簡単に設置できるものではないんでしょうね…。雪

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2015年06月13日

【色々とみて】82_旧前田家本邸洋館と日本民藝館とGA GalleryとNIPPONの47人


s150613a.jpg だいぶ前に行った話しですが…。目黒区の駒場公園内にある「旧前田家本邸(洋館)」http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/koen/komaba.htmlです。和館の方は、H28年度末まで予定の耐震補強工事の最中で、見ることができませんでした。写真は、芝生広場のある庭園側から、テラスなどのある側の建物を見てます。分節化されていて、色々な表情がデザインされているのも良い感じですが、周りの木々が大きくなって、建物と一体となる時間が経過した感じが現れていてイイです。写生をしている方々がいるのが分かります。

s150613b.jpg こちらは玄関側です。馬車寄せなど全体の雰囲気は、庭側と違って威厳を感じさせるような姿に感じられます。

s150613c.jpg 1階の来客スペースは、いわゆる西洋館の空間スケールの大きい堂々とした空間ですが、2階は少し生活の空間というスケールになり落ち着きます。写真は寝室で、当時の家具で様子を再現されていますが、とてもいい雰囲気の空間です。右の窓からは、1枚目の芝生広場のある庭園が眺められます。

s150613d.jpg ロの字型の平面なので、真ん中に小さな中庭があります。ただ当時も今も、設備のための空間という感じで、新しい配管の傍らに、このような味のある煙突が立っています。

s150613e.jpg その近くにある「日本民藝館」にも寄ってみてます。館内は撮影できないので外観だけですが、入口を入ったところの階段と見上げる空間は、なかなか親しみを感じるけど新鮮な空間です。想像より光りが入っていて明るく、旅館のエントランスのような銭湯のような空間を思い出します。

s150613f.jpg 柳宗悦さんの住まいとアトリエだった西館ですが、調べてから行かなかったので、この日は公開日ではなく、中を見ることはできませんでした…。

s150613h.jpg さらに、千駄ヶ谷の「GA gallery」へ「GA HOUSES PROJECT 2015」を見に寄ってみますが、なんだか学生時代に戻ったようなとても懐かしい気分になります。さすがに「GA gallery」は古い感じになりましたね…。見た目とかではなく、空間の作り方というか部分の作り方というかが、居るだけで20,30年くらい前にタイムスリップした感じです。展示の方も、コンセプト見ても、それが実物で使われるようにならないと興味がわかなくなったのは、歳をとったということでしょう…。

s150613g.jpg 「GA gallery」の近くで工事をしていた、日建設計さん設計のオフィスビルのようです。模型のようなRC造?の構造に、なにやらたくさんぶら下がっている外観が目を引きます。風のある日には、色んな音が出るようになってたりするんですかねぇ…。

s150613i.jpg 渋谷ヒカリエでやっていた「NIPPONの47人 2015 GRAPHIC DESIGN」も見てきました。これはとても面白かったですし、刺激にも参考にも?なりました。右のプログラムは、しばらくはデザインの参考書として使いそうです…。左は、その時に買ってきたメロン柄の滋賀の「もりやまてぬぐい」です。佐野絵美さんhttp://www.digimomw.com/のデザインですが、この方のデザインは、私はけっこう好きです。

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2015年05月16日

【色々とみて】日光大猷院の装飾と市街の国道119号整備と鬼平江戸処


s150516a.jpg http://home.kurade.net/article/128937586.htmlの続きで、日光で見てきた中から、徳川家光公の墓所である大猷院http://rinnoji.or.jp/precincts/taiyuinです。東照宮を含めたこの豪華絢爛な様式を造営された家光さんのための建物ということで、隅々まで装飾の手がかけられている印象です。その威圧感は、見ているとだんだんと怖くなっているくらいです。
 大猷院廟までいくつか門をくぐって行くのですが、途中の各門も見事で、写真はそのうちの夜叉門です。

s150516b.jpg 四夜叉が安置されているそうですが、ちょっと怖い感じでじっくりは見れません…。なので、主に門の装飾を見ますが、すごいです。牡丹をモチーフにした装飾が目立たなくなってしまうくらい、門の各部材一つ一つが見事に装飾されています。

s150516c.jpg こちらは唐門ですが、大猷院の奥の門や建物になるほど金箔の面積が広くなるようで、拝殿手前の唐門は、金色の門という感じです。手の触れてしまう部分にも金箔がほどこされているので、ガラスで仕切られています。中央の青い玉を持った?白龍は「青海波に玉取りの白龍」とパンフにありました。

s150516d.jpg 大猷院廟の本殿の一部ですが、かなりの部分が金箔です。装飾が、金箔の金とそれ以外の黒っぽい色で見えてくるのですが、一番奥のロケーションもあってか、金と黒の組合せは、かなり怖い雰囲気をかもし出しています…。目

s150516e.jpg この時は、東照宮の中には入らなかったのですが、五重塔が心柱の公開をしていたので覗いてきました。特別公開が常時公開?になっているようです。五重塔も控え目?ながら装飾が立派です。

s150516f.jpg 実際の心柱は写真が撮れないのでパネルですが、断面の図面がなかなか興味深いです。断面図の標高差からは、地面から塔の先端までは約34.5mのようで、8〜9階建の建物に相当しますが、もう少し高く感じます。心柱は塔の中央に3本継いで?立っているようですが、その周りに4本の柱も立っていて、サイコロの5のような柱の配置で塔を支えているようです。ひらめき

s150516g.jpg こちらは、日光市街の国道119号です。日光駅から東照宮へ向かう途中までは、こんなにきれいな道に整備されたんですね。この時は、まだ電線等の地中化が途中のようで上空に電線が通ってますが、現在は地中化されて無くなっているようです。街灯は、龍の足が玉を抱えた形を模したデザインとのことで、何ヶ所か龍の頭に玉をデザインした街灯もあるとのことです。http://blog.npo-nikko.jp/?cat=13のNPOさんのサイトが分かりやすいです。
 歩道は広く、多少参道を感じさせるデザインで、沿道の建物もそれなりの雰囲気で建替えられているので、歩いていて楽で、気持ち良いです。引き続き御幸町工区が事業化されるそうですが、神橋まではさらにもう一事業?が必要なようで、完成は早くて10年後…くらいでしょうか。晴れ

s150516h.jpg 帰りに寄った、東北道の羽生PA「鬼平江戸処」http://www.driveplaza.com/special/onihei/です。まさにテーマパークですが、とても楽しめます。こういう雰囲気を、法規等を満たして再現する外装材や塗装のノウハウに、近づいて見てると感心してしまいます。

s150516i.jpg 屋内は、写真よりもっと暗いのですが、空が塗装されているのを撮るために明るく撮ってます。店の雰囲気と軒で裏通り的な雰囲気を演出しています。空模様の天井には、当然ながら、必要な検知器等の設備が並んでいますが、ほとんど気になりません。るんるん

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2015年05月10日

【色々とみて】「日光田母沢御用邸」の多様な木造様式と見せる展示

s150510a.jpg 一ヶ月ほど前に日光で見てきた「日光田母沢御用邸」http://www.park-tochigi.com/tamozawa/です。明治から大正を経て戦時中まで使われた、木造の大きな御用邸です。多様な変遷を経ているため、紀州徳川家の江戸中屋敷部分から大正天皇の御用邸としての増築まで、様々な木造の様式が組み合わさっているのが特徴ですが、多すぎて書けないので前記の施設のHPを参照ください…。2000年に修復と大正時代の姿への復元が完了したそうで、とてもきれいな状態で見ることができます。さらに、見るだけの文化財ではなく、一部を改修して研修室やホールとして市民利用ができるようにしており、来訪者が増えて建物も活きてくると感じます。
 写真の3階のある部分は、江戸中屋敷時代からのものだそうで、江戸時代にもお屋敷に3階建てがあったことが分かります。平面的にも凹凸があり、屋根の形も違ったり、見ていて飽きないですが、それはそれぞれの時代に思いを込めて造っているものが集まっているからだと感じます。単に複雑なこととは違う何かがあります。

s150510b.jpg 建物が廊下を通じてつながっているため、中庭もたくさんあります。これは一番大きな中庭で、休憩所の縁側から見ています。

s150510c.jpg 外壁はこのような押縁で押さえた下見板張りです。その張り方も色々あるようで、柱が見えていたり見えていなかったりします。公園内なので他に建物は無く、大きい建物ですが一棟であれば、板張りの外壁で今も大丈夫なんでしょうね。晴れ

s150510d.jpg 中はもっと色々です。謁見所のあたりだったと思うのですが、天井が高く重厚感のある軸組に、しっかりした印象のガラス戸が並び、欄間で光りが奥まで入るようになっています。

s150510e.jpg こちらは、御日拝所だったと思うのですが、庶民的なスケールの空間に、細身の建具や手すりが組み合わされて、私には落ち着く感じの空間になっています。

s150510f.jpg 一転こちらは、御座所のあたりだったと思うのですが、スケールの大きな空間に太い柱で、いかにも地位の高い人が過ごした表の空間という感じです。家

s150510g.jpg 建物の一部に、どのように建物が仕上げられているかを見せてくれる展示があります。写真は、和紙張付壁の作業工程が分かるものですが、多い所では木ずりの上に、なんと11層も和紙が張り重ねられているそうです。初めから11層張り仕上というわけではなく、下張り以外は、年月を経て上から張り重ねられているのではと思うのですが。しかし、和紙張りで四周を黒い廻縁で押さえた壁仕上は、パッと見は大したことないように見えてしまうのですが…。

s150510h.jpg こちらは、一部の仕上に使われている漆塗りの工程を紹介した展示です。なんと32工程もあり、漆塗り工程だけでも8回ほど塗りと磨きを繰り返しています。

s150510i.jpg このように、天井の一部を中が見えるようにして、昔の電気配線が見えるようになっています。配電盤のすぐ近くの天井部分なので、このようにたくさんの配線が通り、碍子で固定されていたようです。今となっては、見るからになんとなく不安な密度です…。

s150510j.jpg その配電盤も、ガラス建具になっていて当時の配電スイッチを見ることができます。当然ですが、接点むき出しですよね…。目

s150510k.jpg 壁に照明?のスイッチが付いているのですが、大正時代の建物部分にこのような回転スイッチが並んでいます。とてもキレイなので、当時使っていたもの?をレストアした?感じなのかなと思いますが、面白いスイッチの姿です。

s150510l.jpg 最後は、展示室になっているエリアの、展示用のパネル壁の納まりです。真壁の柱や鴨居から、かなりふかして逃げもとって納めています。梁や鴨居より上の部分はそのままにしたこういう壁の納まりも、面白いかなと思います。るんるん

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2015年03月18日

【色々とみて】つくば美術館FINE ART展・浩乃湯足湯と消しゴムハンコ・意匠展


s150318a.jpg 二週間ほど前の週末、展示会やイベントへ出かけてきました。まずは、「新進芸術家育成交流作品展『FINE ART / UNIVERSITY SELECTION』http://www.fineart-univ.jp/を見に、茨城県つくば美術館http://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/へ行ってきました。つくば美術館への入口は、このような尖塔アーチの続くヴォールトが特徴的で、美術館の高尚な雰囲気と導入の演出がいい感じです。余談ですが、美術館の展示壁クロスはだいぶ汚らしいので、もう少し張り替えの頻度を増やした方がいいと思います…。

 国内と東アジアの大卒から30歳くらいまでの、絵画・版画・彫塑・書の分野で活躍している作家さんの展示会だそうです。若い作家さんの作品を見て、新しい感覚に出会えるのが好きなのと、知ってる作家さんも出展されていたので行ってきました。

 100号ぐらいの作品が中心で、卒業前後の作品なのかもですが、がっちり描き込まれているものが多く熱意を感じでイイです。その中では、リトグラフの版画の作品や、台湾の方の書、「羽化」というタイトルの絵画と彫塑の中間のような作品などが気になります。私は、静かに思いを表現する作品よりも、表現したい思いがあふれてきているような作品が好きなようです。

s150318b.jpg つくば美術館は、「つくば文化会館アルス」というホール・文化・社会・図書館などの複合施設内にあります。そのエントランスホールは、このようなRCアーチが並んでいて、ちょっと教会のような雰囲気があります。照明より下の部分の目荒らし仕上?もなかなかいい雰囲気ですが、少し空間が狭いかですかね…。ひらめき

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s150318c.jpg その翌日、和光市の成増寄りにある銭湯「浩乃湯」さんhttps://twitter.com/sento_kounoyuであった、「10円足湯@浩乃湯」へ行ってきました。「浩乃湯」さんのことは、http://home.kurade.net/article/53919622.htmlや、http://kurade.269g.net/article/17626525.htmlにも書いています。

 本当は、屋外の「むかし遊びコーナー」の手伝いなどをする予定だったのですが、雨天で中止になってしまいました。そのため普通に足湯につかりながら、銭湯へ来た方や和光の方と話しをしていました。

s150318d.jpg 足湯は、長くつかっていられて、話したりは自由にできるのでイイです。足湯を今後もできるかという話しや、カフェみたいに話したり長くいられることをアピールしたい…など、その地域の居場所としての話しが盛り上がります。こういう昔ながらの銭湯は、地域の財産でもあることを感じますし、近くのスーパー銭湯とのキャラクターの違いは魅力になるようです。いい気分(温泉)

s150318f.jpg 脱衣場では、銭湯ハンコ作家の十四三さんhttps://twitter.com/senju1043の「銭湯消しゴムハンコ」を展示していました。十四三さんご本人も来られていて、少し話しをさせていただきました。日本全国の銭湯をまわって、銭湯に関わる方や物、懐かしい看板などを消しゴムに彫っているそうです。銭湯への思いが表れていて、とても温かみを感じる版画の雰囲気が好きです。

s150318g.jpg こちらは「マニアックな下駄箱」という、銭湯の下駄箱を模した中に、懐かしい銭湯看板のハンコが並んでいます。看板のハンコもいいですが、松竹錠のハンコもいいです。

s150318h.jpg 全国の銭湯のご主人や絵師の方の表情を彫ったハンコで、小さいのですが、込められている思いが感じられていいです。紙製の額の周りも、切り絵のようになっていて面白いです。るんるん

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s150318i.jpg 銭湯での足湯の後は、千葉大学デザイン学校の卒業製作展「意匠展2015」http://ishouten.com/を見に、五反田の東京デザインセンターに寄ってきました。展示の様子ですが、中央の大きな銀色の作品は「水面のゆらぎと反射の再表現」なのだそうです…。

 屋内用の植物工場ユニットに関する作品が多いので聞くと、環境デザインで継続研究しているそうで、今年度は具体的な空間での提案をすることになった、とのことです。空間まで含めたライフスタイルの提案までは読み取れませんでしたが、今後も徐々に具体化されていくようです。他に、千葉県いすみ市との地域活動を活性化する提案なども、年々?具体化しているのに興味がわきます。目

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2015年02月03日

【色々とみて】お寺の門と新宿サザンテラスとターナーギャラリーなど


s150203a.jpg http://home.kurade.net/article/105950292.htmlで揚前工事をしていた実家近くのお寺の門です。正月に確認したところ、写真のように足元が新しいRC造の基礎になっていました。門柱の脚元は、まだピカピカの銅板張りでとてもいい感じです。

s150203b.jpg その門ですが、門の瓦落下防止なのか、避雷針なのかちょっと私には分からない何かが設置されていました。門の棟の上空にワイヤーかケーブルが張ってあり、それが門の脇に設置されたポールにつながっています。ワイヤーと思うと、大きな鬼瓦などにつながっているようにも見えますし、ケーブルと思うと避雷ケーブルが張ってあり、ポールを経由して地上にアースされているようにも見えます…。また、今度行った時に、よく観察してみようと思います。目

s150203c.jpg 先日、久しぶりに新宿へ行ったので、サザンテラスhttp://www.southernterrace.jp/でちょっとお上りさんしました。JR新宿駅新南口ビル(仮称?)の工事もかなり進んでいますが、線路上のルミネ?部分も含めるとかなり大きいビルですね。https://www.jebl.co.jp/admin/news/pdf/20120904.pdfなどにあります。来年春のオープンとありますが、見た感じ結構ギリギリな感じですかね。

s150203d.jpg あらためてサザンテラスを歩いていると、けっこうアップダウンが多いのに気が付きます。先にあった様々なレベルを接続するように造られた記憶があるので、仕方がないのですが、手動の車いすを利用する人には、トレーニング?ができそうなくらいに感じます。以前は新宿に勤めていたのですが、そういう視点で見る感覚が無かったので、アップダウンにはあまり気付かなかったですね。

s150203e.jpg 写真に納まってませんが、奥がJR東日本の本社、手前が東京工事事務所の社屋です。新宿に勤めていた頃は、大きなプロジェクトで、ここに打合せに来たりしていたのが懐かしいです。晴れ

s150203f.jpg 先週、ターナー色彩の東京支店にあるTURNER GALLERYへhttp://turnergallery.net/、「TURNER AWARD 2014」を見に寄ってみました。かなり年季の入った?ビルですが、そこを強引に?ギャラリーなどにしているので、殺伐とした感のある独特な展示空間になっています。
 AWARDは学生さんの平面作品選で、新しい人たちの作品を見るのが好きなので、たまに行ってます。ですが、私が好きな感じとは少し違う傾向のAWARDなので、やはり気になる作品はあまりなかった感じです…。

s150203g.jpg 上の階のギャラリーへ、エレベーターで上がらず階段を経由します。RC造のビルで、コーナーの丸い階段室で、最近のより一回り小さいガラスブロックが積まれた光窓があって、腰からしたが濃いブルーに塗られた壁…の雰囲気は、相変わらずいい感じのタイムスリップ感です。るんるん

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2014年11月25日

【色々とみて】名栗加工と寺門の揚前工事と岩淵水門・荒川放水路など


s141125a.jpg 9月ぐらいから、移動のついでなどで見て気になったものを少し…。左は、中野セントラルパークビルhttp://www.nakano-centralpark.jp/のサウスの、店舗裏通路の内装に使われていた名栗加工風の凹凸のある内装材です。名栗加工は、木材の表面に釿(ちょうな)などのはつり跡の凹凸を残した仕上です。大型オフィスビルの内装で、間接照明と組み合わせて、これだけはっきりした陰影で壁の表情を作るようになったのですねと。ガラスや金属など見た目のシンプルスッキリから、人の感じるところへ変わってきてるのかなと感じます。目

s141125b.jpg 実家近くのお寺で、門の耐震化工事をしていました。門はそのままに、門の基礎をRC造に作り替え、基礎と門脚をアンカーボルトで固定するようでした。

s141125c.jpg そのため、門をそのまま上空に1m弱持ち上げる揚前工事をしています。アップとダウンの作業時以外は、ジャッキとかではなく、井の字に積み上げた栗?の太い台木に、鉄道のレールを渡して括って、持ち上げの支えと揺れ止めがされています。門は、相当な重さがあると思いますが、揚前工事中も下を参拝の人が通せるほどの安定感があるのがスゴイです。ひらめき

s141125d.jpg 以前、千住の仕事をしていたので、隅田川と荒川放水路の変遷に興味がありました。岩淵水門の所にある荒川下流河川事務所http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/に「荒川知水資料館アモア」があるのを知り寄ってみました。まずは周辺を見てまわり、旧岩淵水門(赤水門)で上流側です。左側の低い方が当初からの水門で、右端の高い水門が後年に地盤沈下等に対応するためかさ上げされた水門だそうです。

s141125e.jpg こちらは旧水門の下流側ですが、なかなか堅牢そうでかっこいいプロポーションです。これでも、本来の姿から2mほど水中に沈んでいるのですよね…。

s141125f.jpg 一方、現在の岩淵水門(青水門)です。よく見る水門の形状ですが、旧水門と比べるとヒョロッと高く頼りない見た目です…。この時は外部工事中で、足場に水門と同じ水色のシートが張られていて、より水色感?が強調されていました。

s141125g.jpg 荒川放水路の土手です。旧岩淵水門から上流の方で、川向こうの街並みは川口駅周辺です。荒川土手は、広い川幅、広い空、大きな斜面、水の流れ、遠くの景色…など、やはりとても気持ちがいいです。晴れ

s141125i.jpg 「荒川知水資料館アモア」は、荒川放水路を通すルートを決め、大工事を進めて沿川を造り変えていった過程の展示がとても興味深いです。都市の近くのスケールの大きな土木工事で、20年の時間がかかっており、その間の工事過程が地図に残っているのも面白いです。るんるん

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posted by ki at 13:41| Comment(0) | 色々と見て