昨年の12月に、写真のような「片手で袋入れ作業する機(仮名のまま…)」を試作していました。片手だけの操作で、ビニル袋の口が開けられ、ビニル袋に中身を入れてる間、ずっと口を開けといてくれる…という道具です。埼玉県立小児医療センター内の"おかし屋マーブル"で、月に1回、"パレスホテル大宮"による「シェフ弁」販売(→”シェフ弁配達と店番”)があります。そのお弁当に付ける、ナプキンやカトラリーをビニル袋に入れたセットを、"マーブル"に関わる方々が事前に用意します。その中に、片手の不自由な方などもいるので、何か道具が簡単に作れないか話しがありました。
極力単純な構造にして壊れる箇所を減らし、予算が無いので費用をかけず…という作戦で考えます。ビニル袋を一時的にくっつけるのに、耐震ジェルが便利という話しを聞いていたので、そのジェルで挟んだ後、バネのように勝手に開くように考えます。色々パーツや道具を見てまわった結果、食品を挟むトングが、バネもあり単純で安く良さそうでした。ということで、100円ちょっとでレモントングだけ購入して、それをウチにある床フローリング材のサンプルに結束バンドで括る…、というシンプルな案にします。トングの先に、こちらもサンプルでもらっていた耐震ジェルを養生テープで留め、テープ穴の大きさでくっつき具合を調整します。床材サンプルの裏に足として、ウチに余ってる家具用のすべり止めを四隅に貼ります。
結果、そこそこビニル袋を開けておけるのですが、レモントングは長さ10cmほどで、写真の袋も小さな8号でこんな感じなので、ちょっと小さかったようです。実際に使うビニル袋は9号で、もう少し開いた方が良さそうでした。
なので、ひと回り大きいケーキトングを物色して、最初の写真のようになりました。大型化してビニル袋の開きが大きくなり、中に入れやすくなりました。本当は、バネ入りトングの方が操作性が良かったのですが、ジェルを貼る部分が平らなトングが見つかりませんでした。バネ入りは葉っぱ型の"万能"しかないみたいですね…。くらしデザインスタジオ@考(^^;)トップへ
自然を描いた日本画作品なので、ペンキや金属的な表情を避け、木で製作します。適度に節が有り、素朴な印象が良いのでスギ材を選択します。本来、スギは表情の柔らかさゆえ木自身も柔らかく、強度も比較的弱いので、細い枠を組むにはあまい向いていません。ですが今回は、表情を優先してチャレンジです。
作品を固定する背板も、合板等ではなくスギにしたいので、9x180mmの材を3枚使い、14x30mmの縦桟を裏打ちして製作します。薄い板なので、時間と共に反ったり退けたりしますが、それを縦桟でなんとかすると考えます。
枠は、外枠9x60mmの部分は、クリアのオイル塗装にして、スギの色と表情をそのまま見せます。
内枠14x30mmの部分と背板は、墨色のオイル塗装をして、拭き取りで仕上げます。しっとり落ち着いた墨色に、スギの木目の表情が組み合わさり、とてイイ感じになります。ちなみにオイル塗装は、いつもの太田油脂さんの「匠の塗油」
背板の縦桟と枠は、ビスで留めたり外したりします。表面にはアクリル板をはめるのですが、見付9mmのスギの枠のように見せたいので、アクリル板は前から内枠の見付面へ強力両面テープで貼る方法にしてます。両面テープは黒色のものを使い、木の色の9mm枠とアクリル板が表面で、その内側は墨色と黒色というように見せます。写真は、両面テープの剥離紙がまだ付いた状態の時です。
アクリル板を貼るとこのような感じになり、前から見た状態は完成です。細い木の枠の額のように見えるでしょうか。アクリル板は厚3mmの押出し透明で、樹脂材加工屋さんに、必要な寸法にカットし切断面を処理してもらったものです。
最後に、背板の縦桟にひも掛けの金具を取り付け、ひもを掛けます。額が大きいので、金具はしっかりとビスで留められる薄いタイプのものです。ひもは、伸びない丈夫な素材がいいのですが、適当なひもがなかなか見つからず、黒い極太のアクリルひもで当面いくことにしました。写真は、仮に掛けた細いアクリルひもです。
先月ですが、"わらじの会"
先月の時は、左官作業の初日だったので、左官材メーカーの方から方法を学びながらでした。使用していた珪藻土の左官材料は、(株)ユーディーの「MPパウダー」
施設の職員の方に加えて、利用者の方々も左官作業に参加して壁を仕上げていきます。初めて作業する方ばかりだったのですが、コテにすぐに慣れて上手くなる方がいたり、素手で塗っていい感じの表情を作ったりする方など、ドタバタですが作業はなかなかイイ雰囲気でした。
某所の使われていない換気口に、風雨の侵入対策をしていました。ウェザーカバーの交換まで含めて方法を考えた結果、アルミの複合板とアルミアングルでフタすることにして、各部材のプレ加工をして現地で調整しながら取り付けます。
雨掛かりになるので、下のアングルは水切りを兼ねて大きくして先付けして、横と上のアングルで複合板を押さえています。主に屋内用のアルミアングルですが、ステンビスで枠に留めることで大丈夫だろうと判断しました。既存の劣化したウェザーカバーは、仕上モルタルが上に被っているので、このままにしておくことになりました。
某所のパイプファンの交換もしていました。トイレに設置されているパイプファンが、10年近く経ちモーター音が大きくなってきていました。元々設置されていたのは、簡易シャッター付のタイプでしたが、基本的に24時間常時換気で使うため、現在の電気式高気密シャッターは必要なく、通常のインテリアパネル付パイプファンにしています。
少し前、某所の網戸張り替えなどをしてました。夏前に時間がとれず、この時期になってしまいました…。20年以上前に、網戸が取り付けられた時のままで、樹脂網が劣化して破れてしまった所を、セロテープでペタペタ貼ってつないでいました。
網戸張り替えは、アパート暮らしだった頃以来で久しぶりで、1枚目はコツを思い出すまで少し苦労しました。私の場合は、押さえゴムの端部を網戸の上側にもっていくので、下側から網を上に引っ張りながらゴムを押し込んでいきます。上に向かって網戸の左側を、ある程度先にゴムを押し込んでから、右側で網の水平を確認しながら網を引っ張り、ゴムの押し込みを追いかけるというのを繰り返していきます。網戸の上側は、網を上側に引っ張りながら、同じく左側から右側にゴムを押し込んでいって、余ったゴムを切り、余分な網も切り落として完了です。
事前に押えゴムの太さが分からなかったので、ダイオ化成の「太さが変えられるゴム」
1枚目の網戸を、探り探りでもなんとかたるまずに張れて、残りの3枚はスムーズに作業が進みました。
少し前、とあるお宅で、破損した浴室すのこの部品交換と再調整をしていました。浴室すのこは、TOTOの「浴室すのこ(カラリ床)」EWB474
しばらく破損したまま無理して使っていたようで、危なかったので、キチンと部品交換ができるまで、一旦、暫定措置をしてました。表面パネルを外して脚の固定と調整をやり直し、破損した表面パネルを身体の触れない側にくるようパーツを入れ替えました。その作業中に、当初設置された時に、脚高さの調整と固定がキチンとされておらず、脚が正しく接地しておらず、固定するパーツも足りない状態なことが分かりました。浴室ドアと床とのクリアランスの関係で、水上側の一部の脚はスペーサーを外さないといけない低さなのですが、外さないままに高さ調整したため、脚固定のネジ山のかかりしろが少なくなり、さらに、脚を固定するためのロックピンも納まらないため省略されてしまったようです。これらも破損の原因になっているようです。
この浴室すのこは、本体以外の表面パネルや脚関連部材は、全て部品交換ができるようになっています。そこで、破損と不足している部品を発注することになったのですが、肝心の表面材は常時在庫ではないため、入荷するまでに3週間ほどかかってしまいました。
右の3つのパーツが浴室すのこの脚です。ネジ山が切ってある脚と、その右は長さを延長するスペーサー(短)、黒いものは脚の下にはめ込むゴム座です。写真は脚からスペーサーを外した状態ですが、スペーサーを外すための治具が左のUの字形のモノです。このスペーサーを外して脚の長さを短くする作業がされていませんでした。
浴室すのこは、暫定時の向きからまた反転して当初の向きに戻し、もう1枚の浴室すのこと見ためが揃うように戻します。実際に浴室に敷いて、もう1枚の浴室すのことの高さを揃え、浴室ドアに干渉しない高さに8本の脚を調整します。脚を調整したら、今度は8本全ての脚をロックピンで固定し、使っているうちに脚の高さが変わってしまわないようにします。
最後に、破損した表面パネル交換して、表面パネルと端部カバーを元通りに取り付けて完了です。ちなみにこのお宅では、この浴室すのこは敷きっぱなしではなく、使用時だけ写真のように敷いています。それ以外の時は、浴室内に立てかけて、浴室の掃除やすのこの乾燥がしやすいようにしているそうです。ですが、このTOTOの浴室すのこはかなり重量があるので、敷いたり立てかけたりの作業は、少し慎重にやる必要があるようです。
以前、
ハンドルを回転させて操作する水栓のほとんどは、ハンドルを好きなタイプに簡単に交換できますし、今はホームセンターでも様々な交換用ハンドルが売られています。その中から、三栄水栓のスイングレバー「リングー」
交換してからは、レバーの向きを調整します。洗面の右側に壁があり、その方は左手でしか操作できないので、レバーは左手で操作できるように、適切なスピンドルの凹凸との噛み合わせを探します。色々操作を試してもらいながら、写真のような左に30度くらいの位置で止水して、右に押して出水する位置になりました。最後に、水が出過ぎて跳ねてしまうので、洗面器下にある止水栓の開きを少し絞って完了です。
こちらは別な家ですが、流しシンクに付いている混合栓です。使い方の問題なのか、かなり力を入れて閉めないと水がちゃんと止まらなくなっていました。水栓自体は、まだ6年ほどしか使っていないので、パッキンの劣化とも考えにくいのですが、一応交換してみます。
右が付いていた水栓のこまで、パッキンは厚めの多少節水型?のようなものが付いています。せっかくなので、パッキンだけでなくこまごと新しいケレップに交換してみます。これで軽く閉めても止水できるようになりましたが、止まるまでのストロークが少し長いので、この水栓自体に何か構造的な特性があるのかもしれません。
ウォシュレットの脱臭の排気からの臭いが多少気になるとの話しがあり、排気部分に入っている触媒組品を交換してみました。ウォシュレットは6年ほど前のTCF6220で、対応する触媒組品のTCA83-2Rを、TOTOパーツセンター
このように排気口を開けると、そのまま中に触媒が納まっています。古いものを引っ張り出して、中をとどく範囲で掃除してから新しい触媒を押し込み、排気口を戻すだけなので交換は簡単です。これも効果のほどはなかなか分かりづらいのですが、トイレの臭いが減った感はあるようです。
棚は2×8材を接いで作られているのですが、バラツキの多い材料なので、サイズや板厚を適度に落として調整されているようでした。それに近くなるように、同じホワイトウッドの2×8材のサイズを調整してから、板の重さがかなりあるので10mm径のダボと接着材で接ぎます。私の道具の範囲ではビスケットジョイントは難しかったので…。
棚板は取り外せるようにするため、横板は桟木で、縦板は棚ダボを利用して棚にハマるようにします。なおかつ桟木や棚ダボは見えないようにするため、棚板の側面に、桟木やダボをはめるための溝をトリマで掘ります。この時に、後述の、棚板のストッパーや荷重負担などを考慮して、溝の位置や長さを決めています。
現地で仮組みして棚板のサイズを微調整した後、既存の棚と同じように塗装します。「BRIWAX」
棚板を固定するための桟木を既存の棚に取付けますが、奥の壁は利用することができないので、両端の棚のみで棚板を支える必要があります。そのため追加する棚板が1.4mのスパンがあり、2×8材なのでほとんどたわまないとはいえ板厚が36mmありとても重いため、12mm×12mmのヒノキ材を接着した上に、ビスを多めにして固定しています。
この桟木に、棚板を写真のように前から差し込みます。溝の端部と桟木の端部がぶつかりストッパーのようになり、棚板が正しい前後位置で止まるように、溝と桟木を加工しています。普通は、この桟木と棚板を接着して固定棚とするのですが、今回は外して棚が大きいマスでも使えるように、接着はしないでおきます。それでも、棚板に重さがありシッカリはまっているので、動いたりすることはありません。
縦に仕切る棚板は荷重は受けないので、写真のように、ネジで取り外せるタイプの棚ダボを利用してはめています。棚板の上下に掘った溝をレールのように使い、左右には動かないようにしています。こちらも溝と前側の棚ダボでストッパーのようにし、棚板が正しい前後位置で止まるようにしています。
棚板を追加した完成形です。若干の色違いは、年月経過や塗装ワックスの微妙な仕様違いでやむを得ませんが、そう違和感なく納めることができました。何も置かれていない中央の6マスの部分が、元は大きい1マスでした。展示陳列するものが小物が多く、大きいマスでは使いづらいということでこのようにするそうです。この部分の棚板は外れるので、もし横長や大きなマスで使いたい場合は、それに対応することができます。
写真のように、カーテンの下端を窓枠の上に乗せて、カーテンのプリーツを畳みながら、左右の端部までなるべく隙間ができないようにふさぐだけです。レースカーテンでは、冷気を通してしまうので、あまり効果はないようです。気密性や断熱性のさらに低い古いサッシのような場合は、冷気の流れが強くなるので、何かを載せて押さえてしまってもいいのではと思います。
上の写真のように、カーテンの下端を乗せるほど長さが無い場合に、冬場だけでも、カーテンの吊り高さを少し下げて、下端の余裕を増やすことができます。カーテンはこのように、吊り高さを調整できるアジャスターフックで掛かっています。写真は、上下逆さまですが、左から右のもののようにアジャスターの位置を変えることで、その分カーテンの吊り高さを下げることができます。
左が本来の高さで、右が下げた高さです。写真の窓では、一応カーテンレールが見えないくらいでも、最初の写真のような下端をふさぐような状態にできました。
寒さとは関係ないですが、窓つながりということで、川口技研の「ホスクリーン窓枠付MD型」
物干竿を掛ける時は、フックを回転させて写真の位置になるので、そこに物干竿を通して使います。そのため、左右一対で窓枠の両側に付いています。
15年くらい前に、島忠家具で買った普通のダイニングテーブルとイスのセットを使ってきました。テーブルは、180cm×90cmの最近では大きめのタイプで、天板も40mm厚、脚も無垢材でとても重さがあり、そこそこしっかりしたモノでした。
お付き合いのある地元埼玉の板材なども考えましたが、再利用するテーブル脚が写真のようなやや猫足なので似合わず、割り切って手に入りやすい安いラジアータパイン
天板全体を上から見るとこんな感じで、前記の1枚目の写真の突き板と比べると、かなり明るく木目も目立ちます。ダイングの雰囲気は、明るく少しアクティブな印象に変わりました。
集成材の表情は、かなり細く短い材を貼り合わせていて、節や汚れが出ないようにしている感じです。この集成材、フィンガージョイントのギザギザ面が見える向きで集成されています。板材の場合、板面方向に動かないようギザギザが見えない方向で集成されることが多いように思うのですが、この向きの方が、フィンガージョイント部に薄くはがれやすい部分が出ないというのもあるのですよね。
少し前に、歩道の改修と信号機設置のための調査と要望書作成などをしていました。上は、歩道改修を検討した県道の区間です。福祉関係の公共施設と最寄りのバス停との間にあたるのですが、マウンドアップ式歩道なうえに交差点付近のため横断歩道もあり、その切下げ勾配がきつく車道側へ傾斜しています。自転車通行可の歩道なのですが、最も狭い有効幅も1.2mほどしかなく、すれ違うのに注意が必要なだけでなく、車いすやシルバーカー利用の人などは、車道への転落の危険性が高くなっています。そのため、計画道路としての本来整備の前に、暫定的な歩道の改修を提案することになりました。
こちらは、横断歩行者と自動車の接触事故があった信号の無い交差点です。踏切が近いため、時間帯によっては、このように車が滞留してしまい、この車の間から安全を確認して横断するのが難しい状況です。横断の判断が難しい障害のある人や、横断に時間のかかる高齢者や小さい子ども連れのために、信号機の設置の要望が可能を検討しました。
信号機設置の指針には、自動車交通量等の基準もあるので、久しぶりに交通量調査もしました。ただ、参考とするための任意の調査のため、方法はスマホを使って一人でやってしまいました。色々アプリを探すと、タッチ操作でカウントでき、同時にタイムスタンプも打てるアプリがあったりして、それらを都合良く組み合わせて交通量をカウントしました。
某事務所の天井にロールスクリーンを取付ける際に使った、BOSCHの下地センサーGMS120です。天井が化粧ボード2枚張りで下地LGSの位置が分からず、その下地探しのために使いました。これで目安の位置とピッチが分かるので、あとは取付け時に下地確認針で突いて取付け位置を決めます。ちなみに、このGMS120は、木造の壁天井下地やS造の間仕切の下地、RC造の鉄筋、隠蔽配線などの位置の目安を付けてくれます。
見つけた天井LGS下地にブラケットを取付けて、ロールスクリーンをはめ込んでいきます。
実家の納戸が、納戸として活用されていなかったので、詰め込まれていた不要品を移動して、納戸として使えるようにしました。棚などが何もない作りになっているので、壁を有効に使うために棚を設置しますが、造り付けでは後々融通が効かないとのことで、写真のような既製家具を組み立てて設置しました。対面の壁には、ハンガー掛け用のパイプの下に、衣装ケースをずらっと並べています。こういう置くだけ家具であれば、後々利用状況が変わっても、自分たちで棚なりを組み換えることができるのがメリットです。