2012年02月03日

【堀崎町の家_アイデア】37_マイナス6.5℃での結露と結露を抑える全館暖房

■氷点下での窓と天窓のサッシの結露雪
s120203a.jpg 今朝7時の、気象庁サイトの気温アメダスです。北海道から九州まで、ほぼ全域が氷点下です。大島など島部を除けば、0℃以上の地点が、数ヶ所しかありません。かなり珍しいことで、相当寒いです...。さいたま市もマイナス5℃をちょっと下回り、ウチの外気温を計測する温度計では、マイナス6.5℃まで下がってました。

s120203b.jpg ここまで気温が下がると、結露しやすい低温の所を作らない全館暖房とはいえ、アルミサッシ+ペアガラスだと、さすがにカーテンの向こう側で結露します。今朝も、そこそこ結露していたようです。床暖房と吹抜けによる全館暖房については、http://home.kurade.net/article/34422633.htmlにあります。このリンク先に記載のある補助暖房には、現在は小型の石油ファンヒーターを、たまに使っています。
 今朝の窓の結露が、樹脂を使った断熱サッシ+断熱ガラスの仕様にすると完全に防げるかは、微妙なところだと思います。

s120203c.jpg ここまで気温が下がると天窓も結露します。写真では分かりづらいですが、窓枠にしずくのようなものができて、床にポタポタッとたまに落ちてきます。
 天窓は、樹脂アルミ複合の断熱サッシに、遮熱断熱ペアガラスが入ってます。それでも結露するのですが、恐らく夜露が凍ることも影響していると思われます。夜露が凍ることで、天窓の全面に氷が接触していることになり、サッシがしっかり冷やされてしまうのでしょう。天窓に雪が積もった時に、結露するのと同じことが起きていると思われます。

 このように天窓が結露するので、屋根下地の野地板合板も、室内側が暖かいと同じような結露が起きて、合板を痛めてしまいます。そのため、屋根の金属材と野地合板の間は、断熱材を挟んで金属の温度が野地合板に直接伝わらないようにしています。ですが、屋根の端部や軒付近、天窓付近は、なかなかそううまくはいっていないと思われます。また、野地合板の室内側は、断熱材を挟んでいても、室内に開放されいているに近い環境になるようにしています。

■野地合板での結露を抑える温湿度いい気分(温泉)
s120203d.jpg そこで、そのためだけではないですが、全館暖房の室温と湿度のどちらもを、高くしすぎないようにしています。この気温の低い時期は、室温を15℃(明け方など)〜18℃(晴れた日の日中など)、晴天時の相対湿度を40%未満にしています。湿り空気線図によると、乾球温度が0℃でもギリギリ結露しないラインの、乾球温度16℃で相対湿度35%程度の空気中の水分量を、目安にしています。
 湿度は特に調整していないのですが、調理や浴室、洗濯物、石油ストーブ程度の加湿であれは、無垢材と珪藻土漆喰の内装なので、晴天時の夜間でも30%〜40%に保たれるようです。

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【光と風と素材の家 アイデアとメンテ】 一覧

  引き続きアップしていきます。るんるん
01 [アイデア]月と星とお魚の引戸
02 [アイデア]空間をつないで全館での冷暖房と換気
03 [アイデア]便利な広い土間と再生ガラスカレット
04 [アイデア]室内に風を導く窓+全館冷房室温測定1
05 [アイデア]在来浴室でシンプルに使いやすくする
06 [アイデア]木の加工の雰囲気と見える金物
07 [アイデア]珪藻土の左官壁と杉の板壁
08 [アイデア]手作りアプローチと庭を草花で覆いつくす
09 [アイデア]飾り棚のカエル+白っぽくなった下見板+室温測定2
10 [アイデア]ヒノキ集成材のアイランド型オープンキッチン
11 [アイデア]色々な照明その1(吹抜け・ダイニング・キッチン)
12 [アイデア]色々な照明その2(個室・ホール・屋外・その他)
13 (メンテ) 床のワックスがけとデッキのメンテナンス
14 [アイデア]住まいの環境の評価その1(CASBEE)
15 [アイデア]住まいの環境の評価その2(熱損失係数Q値)
16 (メンテ) 木部のオイル塗布メンテと階段の滑り止め
17 [アイデア]床暖房による全館暖房の室温測定
18 [アイデア]陶器製の洗面器の良い雰囲気と苦労
19 (メンテ) 乾燥による木材の割れと無垢フローリングの隙間
20 [アイデア]打合せスペースはIKEAの家具に
21 (メンテ) 床の節割れの手入れとカウンターと壁の取合い
22 (メンテ) 1年が経過した下見板張りの変化
23 [アイデア]陽の光と灯りの影と表情
24 (メンテ) 戸当たり交換と食洗機位置修正とスイッチシール
25 [アイデア]給排水の露出配管とメンテナンスしやすさ
26 (メンテ) 恒例秋のメンテナンス作業(床、窓枠、天板、デッキなど)
27 (メンテ) 小屋裏パイプファンの交換と個室のLED照明増設
28 (メンテ) 1階外壁の板張りの塗り直し
29 (メンテ) 床の杉の縁甲板のオイル塗布
30 [アイデア]室内温度と換気と換気框の開け閉め
31 (メンテ) 上吊りレールの補強やキッチン天板の乾燥収縮など
32 [アイデア]住宅の電力消費の推計
33 (メンテ) サッシの雨漏りとプリーツ網戸修理
34 (メンテ) 玄関脇ののれんとBSアンテナ設置
35 (メンテ) 収納のねこ達の侵入防止と無垢材の調整など
36 (メンテ) 外部下見張りの状態と玄関引き戸の調整など
37 [アイデア]マイナス6.5℃での結露と結露を抑える全館暖房

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2012年01月13日

【堀崎町の家_メンテ】36_外部下見張りの状態と玄関引き戸の調整など

■3年経過の外部下見張りはいい状態目
s120113a.jpg 外部仕上げの、無塗装の木の下見張りですが、板の経年変化をずっと見ていくことにしています。外部の板張りについては、http://home.kurade.net/article/27808144.htmlにあります。張ってからほぼ3年が経過したので、晴天が続いているところで、あちこちから板の様子をうかがいます。

 上は北東面で、午後なので日陰になっています。下から見上げると、このようなシルバーというかグレーの色味できれいな状態です。木の黄色っぽい色味はほとんどありませんが、これが元々想定していた木の状態で、無塗装の木の自然な状態です。樹種による違いは、北東面は色味ではほとんどありません。
 大きな木の反りやあばれがほとんどないのは、大工さんに感謝です。働き幅の小さい下見張りの陰影も、細かい動きを気にならなくする効果が出ている感じです。

s120113b.jpg 窓から見ると、こんな感じです。近づくと、節の違いから、樹種がなんとなく判別できます。やはりマツ系は、板というか対になる節の間で、割れたい動きが見えます。年数が経過すると、割れてくるかもです。
 下見板は15mm厚ですが、やはり下地胴縁と合わせて、少し収縮しているのが、ビスの頭を見ると分かります。ですが、板自体も張られている状態も、まだまだ全然ガッチリしています。

s120113c.jpg こちらは南西面です。陽があたっていることもあって、少し板っぽい色味があります。そのせいか、樹種による色味の違いも、少し分かります。
 ただこちらの板面の方が、黒っぽい色が目立ち、板色と黒っぽい色の縞模様のようになっています。

s120113d.jpg 近づいて見るとこんな感じです。ちょうど太陽の反射になる角度で見ると、少し反射している木のシルバーっぽい色味はきれいです。こういのをキレイと思うのは、マニアックなのかもですが...。
 下見板の下端の方にできてる黒い帯は、汚れです。手で触ると手が真っ黒になります。この汚れが、木の表面から出るものなのか、空中から付着するものなのかは不明です。ただ南西側は、北東側に比べて雨がかかる量が断然少ないので、汚れを流れ落とすほどの雨量がなく、板の下端に汚れを集める程度になってしまうようです。ちなみにこれら下見張りは、軒が全く無いことで、雨によって洗われることを想定しています。

■玄関引き戸の調整と引き込み清掃モバQ
s120113e.jpg 玄関引き戸が、最後まで開かなくなり、クローズの勢いが強くなってきてしまったので、調整します。玄関ドアはYKKapの既製の引き戸ですが、クローズシステムはリョービ製でした。引き戸は、閉まる25cm手前からかかるブレーキの強さと、ドアを閉めておく引き寄せの強さで調整するようです。

s120113f.jpg 引き戸が最後まで開かないのは、奥で何かがジャマしているようです。玄関引き戸は、玄関収納の裏に隠れているので、引き戸の引き込み奥のメンテのために、私が開けたメンテ口から中を見ます。ビニール袋に入れてしまってますが、引き戸が集めたホコリのかたまりと、ねこが入れた?スーパーボールが出てきました...。

■木部オイル塗布はカウンターのみるんるん
s120113g.jpg 毎年恒例の秋冬の木部メンテは、キッチン、洗面、トイレの木製カウンターへの、オイル追加塗布だけしかやってないです。床は、まだワックスを塗布しなくても大丈夫そうなので、床暖を使わなくなる春?まで先送りです。

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2011年11月28日

【堀崎町の家_メンテ】35_収納のねこ達の侵入防止と無垢材の調整など

■個室収納のねこ達の侵入防止策るんるん
s111128a.jpg 少し前ですが、個室の収納の扉を開けて、ねこ達が中に入るようになってました。中に入って寝てるぐらいならいいのですが、誰かが中でトイレをし始めました。そこで、収納の扉を開けられないようにすることにします。

 収納の扉は、写真の左の1枚は開き戸で、右の2枚はレールの無い中折れの開き戸になってます。マグネット式のキャッチが付いているのですが、ねこ達は、扉の下の方にツメを引っ掛けて開けます。キャッチを強いものに変えても、扉の大きい折れ戸の方は開いてしまいそうなので、違う方法を考えます。打掛のようなカギ類も、ズレるようにも開く折れ戸を留めるには難しく、オトシだと何ヶ所も必要で、加工もロックする手間も大変なのであきらめます。

 で、金物見たり考えてたどり着いたのが、写真のカンヌキ方式です。カンヌキ棒が木製で曲がるため、開けようとすると多少扉はふくらみますが、開くことはありません。人が開けるときは、カンヌキ棒を持ち上げて外せばいいだけで簡単にです。多少、見た目の良し悪しはありますが...。

s111128b.jpg 金物は、クランク状に折れているフック金物を逆さまに取付けます。扉がフラッシュなので、下地がある位置で、一応、ねこ殿たちの届かない人の扱いやすい高さにします。カンヌキ棒は、30×9×910mmのヒノキ材です。本来なら、もう少し硬い材の方が良いのかもです。

■無垢材の節の調整と左官壁はそのままで晴れ
s111128c.jpg 戸枠も節有の杉材を使っているので、材の動きによる調整が多少必要になります。写真は、唯一の開き戸の戸枠で、節にからむ部分がこちら側に凸に曲がってきて、戸に当たるようになりました。なので、かんなで削ったところです。この後、同じオイルをウエスで塗布して、調整完了です。

s111128d.jpg 以前も書いてますが、杉の節有の縁甲板床は、節の収縮割れで、たまにくつ下などが引っかかることがあります。なので、気付いた時に、ノミをあてておきます。写真は、作業前に撮ってますね。

s111128e.jpg 左官壁には、だいぶねこ殿たちの3本のツメ跡が増えてきました。写真の場所は、上の窓台に上がるのに、飛び上がって後ろ足が上がりきらず、後ろ足が壁を蹴った跡ですね。左官壁は、部分的に直すことは難しいので、このままです。骨材の珪藻土をふるって、漆喰だけで埋める地味な方法もあるのですが、製品と色が同じでも製造時期が違うと、微妙に色が違ってきますので...。

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2011年09月29日

【堀崎町の家_メンテ】34_玄関脇ののれんとBSアンテナ設置

■玄関脇の目隠しのれん目
s110929c.jpg 少し前、ずっと付けてなかった玄関脇の収納の、目隠しのれんを付けました。こんなように、玄関脇のオープン棚に色々置いているのが丸見えでした。そこの上に、写真のように棒を渡して、のれんを掛けます。のれんの棒は、使わないままウチに在庫してた、タペストリー用のφ20くらいのアルミ丸棒を長さにカットしてます。

s110929a.jpg 棒を受ける部材も、なるたけ単純にして、片側は12mm厚の約40mm角のヒノキ板に、φ24mmくらいの穴を開けたものを、2本のビスで固定してます。

s110929b.jpg 反対側は、同じ大きさのヒノキ板を、こちらは上からのれん棒が出し入れできるようU字に加工して、2本のビスで収納に固定してます。一応、両側とも、多少のキズと汚れ防止のため、オイルフィニッシュを塗ってます。
 棒の長さは、湿度と気温の高い、両端間の距離が最も縮まっている時期に調整しています。ですが、両側合わせて受けが24mm分しかなく、これから乾燥して気温が下がり、両端間の距離が広がる時期に、棒が落ちないか少し心配しています。

s110929d.jpg のれんは、かみさんが制作してます。若干、足が重なり気味なのはご愛嬌でしょう。

■BSアンテナの設置TV
s110929e.jpg 真夏に、BSアンテナのお皿設置をしました。テンペストが観たいという突然の理由で、まさにNHKさんの思惑にはまったようなカッコです...。
 設置したアンテナは、東芝テクノネットワークのBCA-453です。http://www.toshiba.co.jp/tcn/eng/eng/new/010.htmにあります。キット付きで5,000円ちょっとです。単に、形が横長なのが珍しかったという理由で選んでます...。

 バルコニー設置はジャマなので、写真のように、UHFアンテナのポールに取付けました。手前のバルコニーというか物干のポリカの屋根の上に上がって、取付け作業をしてます。やや位置が高めなのは、向こう側の金属屋根からの雨の跳ね返りをあまり受けないようにです。

s110929f.jpg BSアンテナからUHFと同じルートで、引き込みボックスまでアンテナケーブルを引っ張ってきます。そのボックス内には、屋外用のCSBS/UV混合器を設置して、F型接栓加工をして接続します。混合器は、特に理由無くYAGIさんのBS側のみ電流通過のCS-FHW-Bで、2,400円くらいです。既設のアンテナ配線は、電気屋さんが5Cでやってくれているのですが、このBSアンテナキットの付属品は4Cの白色で、やや耐久性には劣る感じです。

 そして、室内のアンテナ端子に分波器をかませて、テレビやレコーダーに接続しなおせば配線は終了です。あとは、テレビのアンテナ受信感度を見てもらいながら、屋根の上でBSアンテナの微妙な向きを調整します。テレビ前のいくさんと私の携帯で、家族間通話でずっと受信感度の数値の変化を読んでもらいます。BSアンテナは、角度がけっこうシビアというのはきいていたのですが、ちょっと合わせるのに苦労しましたが、無事、設置完了です。こないだの台風15号でも、ズレたりしてないので大丈夫でしょう。

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2011年08月08日

【堀崎町の家_メンテ】33_サッシの雨漏りとプリーツ網戸修理

■引違いサッシの雨漏り?雨
s110808a.jpg 4〜5月頃、2階の南東面の引違いサッシから、雨漏りがありました。写真の上レール脇のビス穴から水が垂れてきました。写真では、中の乾燥のため、ビスを抜いて穴になっているトコです。

s110808b.jpg 一番最初に漏った時に、サッシ上に残った水を吸い取ってみると、50mLくらい出てきたので結構な量です。ほんのりピンク色なので、木の色でも移ったのでしょうか。そう思うと、少しの期間、サッシ上に貯まっていたのかなと想像します。

s110808c.jpg 雨漏りの原因を考えるのですが、このビス穴は、サッシのツバの内側にあります。上の壁づたいと考えると、透湿防水シートを通って下地の合板づたいでないと、ツバの内側に水は来れません。真上に3階のサッシもあるし、防水シートや左官壁のためのラスなどを留めるステープルの穴も開いてるので、合板づたいの可能性はあります。合板とサッシのツバは、ブチルテープで張ってあるのですが、表面が凸凹な合板なので、水みちはあるでしょう。

 あとは、サッシの上に軒もひさしも無いので、サッシの上面にたまった雨水が、サッシの縦枠と上枠のパッキンの隙間から、入り込んでいるという方が可能性大でしょうか。この部分の外壁が左官仕上のため、サッシ上部のシールをしていないこともありそうです。下地木材の乾燥収縮と、冬場の低温と乾燥による収縮で、サッシと外壁仕上との間に隙間ができてきましたし。そこに、南風の状態で雨が降ると、サッシの上面に雨がかかって...。写真は雨漏りのあった後ですが、壁がまだ湿っているので、南から雨が降ったことが分かります。

 壁の中は分からないので、原因は不明ですが、7月の台風6号で南からジャンジャン雨がかかっても、ここには全く雨水が入ってきませんでした...。うーむ、乾燥収縮のある冬〜春限定なのでしょうか。一応そのうち、冬場にサッシ上のシール打ちを考えますかねぇ。

■プリーツ網戸のツメ修理るんるん
s110808d.jpg http://kurade.269g.net/article/14697297.htmlの、プリーツ網戸のツメが折れてしまったので、縦枠を交換する前に、強引に修理してみました。アルミ製の枠に、PP製のツメで引っかかってたので、日々の開け閉めにはもたなかったようです。

s110808e.jpg 0.5mm厚のステンレス板を7mm幅に切って、ツメ型に強引に折り曲げ小ビスで固定します。ビスが小さいので、緩みとガタツキ防止のため、間に柔らかいアクリル両面テープを挟みます。

s110808f.jpg 以前に比べ、縦枠と網戸との間に、ビス頭の分だけ隙間ができてしまうので、蚊が入って来づらいように、余っていた虫除け隙間テープを貼って完成です。網戸だけでなくカーテンの役割もあるので毎日開け閉め頻繁です。3ヶ月近く経ちますが、問題なく当面使えそうです。

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2011年07月01日

【堀崎町の家_アイデア】32_住宅の電力消費の推計

s110701.jpg 今日から、電力制限などの節電の動きが本格的になるようです。そこで、自宅で実際に使用している電力を、個々の積み上げから推定計算してみました。完成から2年が経過し、生活パターンが安定しているので、月や季節ごとの消費電力に関しても安定していて、計算による推定がしやすい状況です。http://home.kurade.net/category/749263-1.htmlにあるように、住宅自体はやや特殊ですが、参考にはなりますかね。
 住宅の基本スペックとしては、オール電化ではなく、太陽光発電などの設備もありません。給湯もガス給湯機ですが、キッチンコンロはIHです。冷房は一般的な壁掛け形で、暖房はガス温水式の床暖房で、どちらも全館の冷暖房が前提になっています。その他詳しくは、http://home.kurade.net/category/749264-1.htmlの中にあります。るんるん

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[A]基本の1ヶ月の消費電力(冷房も暖房も使わない場合)の推計家

カテゴリー別(多い順)

 1.調理家電 【約210kWh 約65%】
    (IH,冷蔵庫,食洗機,純水冷温機,電子レンジ,炊飯器,トースターなど)
 2.生活家電 【約35kWh 約11%】
    (洗濯乾燥機(乾燥2回/月程),温水便座,掃除機,アイロン,ドライヤーなど)
 3.AV機器類 【約30kWh 約9%】
    (TV(液晶),BD,ゲーム類,PC類,TEL,FAXなど)
 4.照明器具 【約25kWh 約8%】
    (蛍光灯20〜40W,電球形蛍光灯7〜10W,LED4〜7W)
 5.空調機器 【約15kWh 約5%】
    (24h換気,レンジフード,空気清浄機)
 6.給湯設備 【約5kWh 約2%】
    (ガス風呂給湯機)
 合計 【約320kWh】

機器別(多い順)

 1.IHコンロ 【約96kWh 約30%】
 2.食器洗い乾燥機 【約30kWh 約9%】
 3.冷蔵庫  【約27kWh 約8%】
 4.純水器(冷温機能付) 【約26kWh 約8%】
 5.TV(液晶26x2+19)+BD 【約19kWh 約6%】
 6.炊飯器  【約18kWh 約6%】
 7.掃除機(0.5h/1日程) 【約11kWh 約3%】
 8.洗濯乾燥機(乾燥2回/月程) 【約10kWh 約3%】…

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[B]夏の1ヶ月の消費電力(冷房を最大限使った場合)の推計晴れ

上の[A]は、ほぼそのまま(温度や日照時間が影響する機器が若干増減)に、エアコン(5kWと2.2kW)の日中と一部夜間の稼働と、扇風機が加わる形になります。

カテゴリー別(多い順)

 1.空調機器 【約365kWh 約55%】
    (24h換気,レンジフード,空気清浄機,エアコン(5+2.2kW),扇風機)
 2.調理家電 【約210kWh 約32%】
 3.生活家電 【約30kWh 約5%】
 4.AV機器類 【約30kWh 約5%】
 5.照明器具 【約20kWh 約3%】
 6.給湯設備 【約5kWh 約1%】
 合計 【約660kWh】

機器別(多い順)

 1.エアコン(5+2.2kw) 【約336kWh 約51%】
 2.IHコンロ 【約96kWh 約15%】
 3.食器洗い乾燥機 【約30kWh 約5%】
 4.冷蔵庫  【約29kWh 約4%】…

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[C]冬の1ヶ月の消費電力(暖房を最大限使った場合)の推計雪

 上の[A]は、ほぼそのまま(温度や日照時間が影響する機器が若干増減)に、床暖房(24時間ON)用給湯機と、補助用石油ファンヒーターの消費電力が加わる形になります。

カテゴリー別(多い順)

 1.調理家電 【約230kWh 約60%】
 2.生活家電 【約35kWh 約9%】
 3.空調機器 【約35kWh 約9%】
    (24h換気,レンジフード,空気清浄機,石油ファンヒーター)
 4.AV機器類 【約30kWh 約8%】
 5.給湯設備 【約30kWh 約8%】
    (ガス風呂給湯機,床暖房給湯機)
 6.照明器具 【約25kWh 約6%】
 合計 【約385kWh】

機器別(多い順)

 1.IHコンロ 【約114kWh 約30%】
 2.純水器(冷温機能付) 【約32kWh 約8%】
 3.食器洗い乾燥機 【約30kWh 約8%】
 4.床暖房用給湯機 【約26kWh 約7%】
 5.冷蔵庫  【約24kWh 約6%】…

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[D]1年間の消費電力の推計ひらめき

 上の[A][B][C]の月数の割合を加味し、加算することで推計します。

カテゴリー別(多い順)

 1.調理家電 【約2,545kWh 約58%】
 2.空調機器 【約735kWh 約16%】
 3.生活家電 【約420kWh 約9%】
 4.AV機器類 【約400kWh 約9%】
 5.照明器具 【約275kWh 約6%】
 6.給湯設備 【約110kWh 約2%】
 合計 【約4,485kWh】

機器別(多い順)

 1.IHコンロ 【約1,195kWh 約27%】
 2.エアコン(5+2.2kw) 【約505kWh 約11%】
 3.食器洗い乾燥機 【約350kWh 約8%】
 4.純水器(冷温機能付) 【約325kWh 約7%】
 5.冷蔵庫  【約315kWh 約7%】
 6.TV(液晶26x2+19)+BD 【約220kWh 約5%】
 7.炊飯器  【約215kWh 約5%】
 8.掃除機(0.5h/1日程) 【約125kWh 約3%】
 9.洗濯乾燥機(乾燥2回/月程) 【約115kWh 約3%】
 10.PC機器類 【約115kWh 約3%】…

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 以上のような感じですが、あくまで自宅という、特定な住宅・生活スタイルを含めての推計です。おそらく、一般的な住宅や電化住宅などとは、結構違うと思いますので...。あせあせ(飛び散る汗)

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2011年06月12日

【堀崎町の家_メンテ】31_上吊りレールの補強やキッチン天板の乾燥収縮など

■ライティングレールの照明リモコンひらめき
s110612a.jpg 冬場の夜、http://home.kurade.net/article/42711073.htmlの個室2の照明を、ベッドから出ないで消して寝たいというリクエストがあって、ELPAのスポットライトリモコンをためしに付けてみました。http://www.elpa.co.jp/product/li01/elpa166.htmlにあり、ホームセンターで普通に売ってます。
 ライティングレールと器具の間に挟むのですが、意外に大きいです。電源のON/OFFは、赤外線リモコンでできるので、全く使っていないMacBookのリモコンを登録して使います。これで、ベッドに入ったまま、照明のON/OFFができるのですが、リモコンを取付けている元のライティングレールは、電源が来たままになっています。壁付けなこともあって、ホコリや掃除などに注意が必要です。あまり使わない時は、壁のスイッチでOFFにしておくのが良いでしょう。

■食品庫の上吊りレールの補強ファーストフード
s110612b.jpg キッチン脇の食品庫の、上吊り戸のレールが、片側で下がってしまいました。写真は、上吊りレールの抜けたビスを真下から見上げていまして、左下のモノが折戸で右側が食品庫の中です。食品庫は、天板も24mm厚のシナランバーで製作されていて、そこに通常の木ビスでレールを留めてました。なので、折戸の重さや動きに耐えられなかったようです。
 
s110612c.jpg 食品庫の上は、予備的な収納スペースとして天井まで空いているので、ビスの代わりに天板にボルトを貫通させて、上から座金とナットで留めてしまうことにしました。ビス程度の細い皿ボルトと振動で緩まないナイロンナットで固定します。正面から見ると、こんなことになりますが、位置が高いので下からはナットは見えません。食品庫の上も、ねこ殿は行ってますが、モノは置いていないので、問題ないようです。

■シンクをコンパウンドで研磨たらーっ(汗)
s110612d.jpg キッチンのシンクに使っている白いCOMOシンクは、さすがに汚れが目立ちます。普通の台所の汚れは、洗剤できれいになるのですが、シンクに置いた鍋などの表面を削り取って付く汚れは、なかなかとれません。塗装面がとても硬く凹凸があるので、メッキなどの表面を削ってしまうようです。
 基本はクレンザーで研磨するのですが、それでもダメな時は、コンパウンドで磨いてます。本当はワックス成分の入ってないコンパウンドがいいと思うのですが、なかなか無いので、自動車塗装面用のコンパウンドで研磨してます。これで、かなりきれいになりますが、包丁などで付いたごく細い溝に入った汚れには、およびません。

■梁にフックなど自由に取付けブティック
s110612e.jpg 梁などが露出しているので、このように引っ掛けるフックが欲しくなっても、ビス留めだけで、かなり自由に取付けられます。この時は、室内で洗濯物などを掛けるフックを、火打梁に追加です。ただしビスは、フックに付属の木ネジではなく、もう少し長いビスで強度を出してます。

■キッチン天板の食洗機による乾燥収縮いい気分(温泉)
s110612f.jpg キッチン天板などの収縮による、壁の隙間です。冬場の乾燥時には、側面で5mmほど、上面でも1mmほどの隙間ができています。下に見える黒いモノは食洗機なので、その上部の天板は、乾燥収縮が最も進む部分なのだと思います。同じ天板でも、食洗機上部以外の部分は、これほどの収縮はしていません。ちなみに、天板はヒノキ集成のオイルフィニッシュ、壁は珪藻土漆喰の左官壁です。
 以前、http://home.kurade.net/article/36610223.htmlに、天板と壁の取合いの隙間隠しのことを書きましたが、食洗機の影響が大きいとはいえ、木口側と壁の取合いも隙間ができます。木で天板を作る場合は、先に壁を仕上げてからキッチンを据えるか、取合いを巾木などで納める必要がありそうです。あるいは、食洗機の熱が木の天板に伝わらないように、なんかしらで断熱するのかもです。

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2011年05月08日

【堀崎町の家_アイデア】30_室内温度と換気と換気框の開け閉め

 吹抜けや階段を利用して、特別な設備なしで、室内全体の室温を快適に保つことを考えてあります。冷暖房の設備やその関連では、http://home.kurade.net/article/30028842.htmlhttp://home.kurade.net/article/34422633.htmlに書いてます。家

s110508.jpg その他に、室内全体の室温をコントロールするのに、写真の換気框がそれなりに影響しています。換気框は、主に24時間換気のための換気扇に対する給気口として、設置しています。そのため、常に負圧にしたい浴室やトイレを除いた窓サッシに設置してあり、20ヶ所ちょっとあります。そのため、全ての換気框を開けておく必要はなく、部分的に閉めたりすることもできます。そこで、室温と外気温の関係から、開ける場所と閉める場所を季節で変えてみると、特に冷暖房時は、効率が上がるようです。これまで、どう変えると良いか何パターンか試してきて、少しみえてきました。るんるん

 冷房(屋根裏室内設置)を使う時期、暖房(1,2F温水床暖房)を使う時期、どちらも使わない時期の3パターンで、換気框を開け閉めするのがいいようです。晴れ

・冷房を使う時期: 3Fを開けて、1,2Fは閉める
  (→暑い外気は屋根裏に入れ、エアコンで下階に送り冷気を貯める)
・暖房を使う時期: 1,2Fの南側を開けて、3Fは閉める
  (→冷たい外気を床暖で下から暖め、3Fにも暖気を貯める)
・それ以外の時期: できるだけ開ける (→換気を重視)

ただし、
・キッチン付近: 常時開けておく (→キッチン局所排気のため)
・洗面所,脱衣室付近: 空気が乾燥する冬場以外は閉める
  (→浴室24h排気を利用した湿気排出の方がいい)

ちなみに、24h換気は、
屋根裏(室内)、3Fトイレ、2F浴室、1Fトイレの4ヶ所あります。台風

 暖かい空気が上に、冷えた空気が下に、という基本は、やはりかなり大きいようです。室内でどのくらい空気を回すかというのもありそうです。床暖の場合、暖め過ぎて上昇する気流が強くなると、その分、窓で冷えて下降する気流も強くなるということが起こります。
 また換気も、排気がどのあたりの給気から流れているか、考えることが必要です。室内の湿気などを排出することを考えると、ショートサーキットさせないことも大事なのでしょう。目

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2011年04月11日

【堀崎町の家_メンテ】29_床の杉の縁甲板のオイル塗布

 小上がりと3階の床に張っていた杉の縁甲板ですが、表面がやや焼けてきて、節の色が抜けてきたので、ぼちぼちなんかした方が良いかなと思ってました。特に、陽当たりの良い小上がりは、だいぶ焼けてきてました。そこで、床の杉の縁甲板にオイル塗布をしてみます。

 テスト的な意味合いのあるので、主に床に直で何かする小上がりと、主に足で歩く小上がり以外の3階の床と、塗るものを変えてみます。小上がりは、自然系ワックスのような表面形成はしたくないので、単純なオイルのみで、3階床の方は、少し保護成分の入ったオイルフィニッシュにしてみます。パスワード

s110411a.jpg まずは、小上がりの塗布で、作業は1月の末にやっています。下地処理をしますが、焼けた表面をはがしたりはせず、色々こぼしてできたシミだけを、スポンジ研磨材でこすって消します。足に引っかかる節は、軽くノミで突いて均します。
 続いて、特に根拠は無いのですが、写真のように、先に節に下塗り用のオイル(ずっと余ってるリボスのデュブノ)を染み込ませておきます。これで少し、元気な?黒っぽい節色が復活します。目

s110411b.jpg 塗布するオイルは、いつもの太田油脂さんの「匠の塗油」http://www.ohtaoilmill.co.jp/products/perrilaoil.phpです。あまり床に使うものではないと思うのですが、小上がりの床は手で触るので、こういうのでいいかなと思うのです。
 写真は2階の小上がりを塗布している途中です。塗布はウエスでそのまま塗り延ばしていきます。左側が塗った直後で右側がこれから塗る縁甲板の部分です。かなり濡れ色が強いのですが、その分、木目や赤味が引き立ってきます。床は、色や模様が濃い目強めの方がいいかなと思っているので、良いかもです。かわいい

s110411c.jpg こちらは、3階の小上がりを塗り終えたところです。日が暮れてしまったので、灯りを点けて撮ってます。真ん中で色が違っているのは、工事途中で杉の縁甲板が変わったからです。小上がり手前が、まだ塗っていない3階の床の縁甲板です。
 框の杉と違って、大工さんの鉋仕上ではなく月日も経過しているので、表面は全くツヤが無く光を反射しない仕上りになりました。床らしくない?しっとりしただけの感じなので、杉の柔らかい感触はそのままです。それでも、上で色々しているうちに、表面は均されて少しツヤが出てくるのだと思います。家

 残りの3階床の杉の縁甲板ですが、オイルはだいぶ前に入手済みなのに、まだやってません...。あまり気温が上がらないうちにやろうと思ってはいるのですが...(^^;)。

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2011年02月25日

【堀崎町の家_メンテ】28_1階外壁の板張りの塗り直し

 少し前ですが正月開けに、早くも、1階外壁の板張り部分の再塗装をすることにしました。http://home.kurade.net/article/28314178.htmlに、1階外壁の工事時の塗装前後の様子が載っています。この工事時から、杉板に木材保護系の塗装のため、3年ぐらいで塗り直しが必要になるだろうと思っていましたが、塗装の劣化は予想より早かったです。軒が出てないので、太陽光も雨も当たり放題なことが大きいのでしょう。工事時は、塗装屋さんに塗ってもらっていますが、今回の塗り直しは、自分でやります。晴れ

s110225a.jpg 南西面の塗装の状態はこんな感じになってました。陽が当たっている状態です。表面は、ツヤがなくなっていて、カサカサです。こすると、紺色が粉状に剥がれてきます。冬場なので、板が縮み、実の部分の塗装がされていないトコが見えています。

s110225b.jpg 再塗装は、同じリボスのタヤエクステリアです。色も同じで、ブルー:ブラックを15:1で混ぜ合わせた紺色です。本当は2回塗りするつもりで2.5L缶を手配したのですが、時間の関係で1回塗ったとこで終わりのようになってしまい、かなり残ってます。今回、雨や太陽光の影響が少ない、ピロティ状の部分はまだ全然塗装が大丈夫なので、塗り直しはしていません。なので、この部分の塗り直しなどの時に、また使います。目

s110225c.jpg こちらは、南西面の塗り直しの途中です。塗った方はまだ乾いてませんが、このぐらい違っています。
 下地処理は、ほぼそのまま上に塗り重ねています。この頃は、年末にひと雨あったあと、ずっと晴天だったので、壁面はホコリも少なくきれいでした。なので、塗装前に布で乾拭きして、剥がれる汚れや塗装だけサッと拭き取るだけで済まします。板の収縮や動きによる凸凹は、気にしないので、そのままです。サッシや水切りなどには、一応マスキングをします。
 塗装は、刷毛でひきずりながら塗っていきます。特に、見えている実の無塗装の部分が塗れるよう、刷毛を押し込みながら塗ります。やはり、塗装屋さんのように、素早くしっかりムラなくとはいきません。たれないようにと塗る量が控え目になりがちです。刷毛も押しつけすぎ気味で、刷毛跡が残ってしまいます。次回は、もう少し上手く塗れるようにならねば...。
s110225d.jpg こちらは、北東面の塗り直しの途中です。こちらの面の方が、塗装が残っています。北東面の方が、雨が掛かることは多いのですが、太陽光が直接当たる時間は短いです。一概に言えないですが、雨よりも太陽光による板や塗装の影響の方が大きいのですかね。雨

 1回塗りで終わってしまったので、次の2年後まで持ちこたえてくれるでしょうか。あるいは、塗るのは楽しいので、毎年、塗装も恒例行事にしてしまいますかねぇ。時計

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2011年01月18日

【堀崎町の家_メンテ】27_小屋裏パイプファンの交換と個室のLED照明増設

■小屋裏パイプファンの交換台風
s110118a.jpg 昨年末に、ロフト部分というか小屋裏スペースに付けていた、24時間換気のパイプファンから、少し甲高い音がするようになっていました。パイプファンは羽根型のファンが高速回転するので、シロッコファンに比べて、元々ファンの音は大きめです。ですが、安さと天井裏の配管工事がいらないメリットで、採用することがあります。風音が大きくなってきたら、羽根に付いたホコリを掃除すると、元の音の大きさに戻ります。
 ですが、甲高い音はそれとは様子が違うようで、掃除しても音は変わらず、モーターそのものから音が出ているようです。おそらく、あまり掃除しないことや、外壁高所のパイプファンなので、外圧その他によるモーター負荷が大きいのかもです。静まった夜は耳につくこともあり、パイプファンは安く、交換も簡単なので、消耗品と考えて交換してしまいます。ちなみに、性能は問題ないのですが、2年弱での交換です。

s110118b.jpg このファンは、新築工事時に、下地などの準備がうまくなく、壁に修正した跡があったりします。小屋裏スペースなので部分処理で問題ないのですが、部分補修が難しい左官壁の悩ましいところです。その修正の関係か、電源がコンセント配線になっているので、なおのこと交換しやすいです。
 カバーを外して、2本の固定ビスを外すだけでとれます。φ75用の小型のパイプファンなのですが、壁にはφ100のVU管が入っているようです。なかなか修正に苦労した感がありますが、このままパイプファンの交換だけで済ませます。

s110118c.jpg 位置が壁の角近くで狭いので、交換は、同じφ75用のV-06PXLDにしてみます。だいたい5,000円くらいです。元のより、本体はよりスリムで、カバーがインテリアパネルタイプになっています。
 元のパイプファンからプラグの付いたコードを付け直して、新しいパイプファン本体を壁にビスで留めます。

s110118d.jpg あとは、カバーを被せて、プラグをコンセントに差して、本体のスイッチを入れれば完了です。パネルタイプの方が、音が少し静かかなと思ったのですが、この場所では、そんなに変わらないようです。

■個室のLED照明増設?ひらめき
s110118e.jpg 小さめに作った個室1と2は、照明が壁付けのライティングレール+スポットやソケットになっています。ですが、レールと反対側の壁側で、夜、ベッドの頭になる方がやや暗く、手元灯なども置きづらいので、照明を増設?することにしました。
 個室2は、このように小梁の側面に、ずっと使ってなかったコード付きの0.5mのライティングレールを取付けました。

s110118f.jpg コードは、このように小梁の上を2mほど通って、

s110118g.jpg 壁のライティングレールに取付けたコンセントへ接続して電源を取り、このレールのスイッチと連動にします。

s110118h.jpg 最初は上の写真のように、持っていたE17スポットに、D形の電球形蛍光灯と反射カバーを付けたのですが、今どきなので、安くなってきたLED電球をためしてみます。で、取付けてみるとこんな感じです。このスポットだと、電球の長さがちょっと長いです...。

s110118i.jpg LED電球は、エスティイーさんhttp://www.stejp.net/のデコライトLED電球です。口金や光色や照射角度や長さに多々種類があって、ドイトで1コ1,600円ぐらいで手に入る便利さが良いです。小さくすっきりしたライトの形も私は好きです。
 左が、上のスポットに取付けた、口金E17+長さ8cm+照射角60度+温白色WW色(3200K)の、4WLED電球です。右は、下のソケットに取付けた、口金E26+長さ6cm+照射角120度+温白色WW色(3200K)の、4WLED電球です。

s110118j.jpg 一方、個室1の方は、レールの無い側の壁に、エアコン用のコンセントがあります。用意はしたものの、もうエアコン増設は無さそうなので、このコンセントを利用します。
 なかなかうまいモノが無く、結局、コード付きのソケットを梁と火打に留めて、ぶら下げるだけにしました。ソケット部分に付いているスイッチで、電球のONとOFFができます。

s110118k.jpg このソケットに、上のLED電球を付けます。昔のローテクなソケットなのに、最新のLEDを組合せると、なんだか最近の照明器具のように見えなくもないです...。
 どちらの個室も、このような使い方に、LED電球の色や明るさは適度で良い感じです。

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2010年10月29日

【堀崎町の家_メンテ】26_恒例秋のメンテナンス作業(床、窓枠、天板、デッキなど)

 今年は暑い日が長かったので、毎年恒例になりそうな秋のメンテ作業が、9月末になってようやく始められました。オイルの性質やオイルを吹き戻したりする木の特性から、気温が10℃から25℃くらいの間で、なおかつ気温が下がっていく時間帯にやりたいのですが...。

■無垢床のワックス塗布家
s101029a.jpg 1年に1回ペースの、ウォールナットの無垢の床のワックス塗布です。ウレタン塗装でないので、毎年塗布が必要です。1年前の作業http://home.kurade.net/article/33143660.htmlと、基本的に同じです。1階のメープルの方は、まだ大丈夫そうなので春に先送りします。
 壁の杉板は無塗装のため、写真の塗料の後ろのように、壁の下端をマスキングします。今年は、シミや水まわりで表面の荒れた部分にやすりをかけたら、残ってた浸透性オイルの「デュブノ」を薄ーく塗って、乾かしてからエシャの「米ヌカワックス」を塗布しました。1年前に残ったワックスですが、問題なさそうです。基本的に1時間ぐらいで乾くのですが、翌日に気温が30℃近くまで上がってしまい、1週間ほど少しペタペタする状態でした。

■カサついた木部のオイル塗布晴れ
s101029b.jpg 無塗装の木部や、オイル塗布した木部で、陽当たりなどで表面がカサついてきた部分に、オイルを塗布していきます。今のところ、現しになっている梁の、春に塗り残していた一部と、写真の窓枠のうち窓台にあたる部分にオイル塗布しました。オイルは、いつもの塗りやすい「匠の塗油」http://www.ohtaoilmill.co.jp/products/perrilaoil.phpです。

■玄関框のキズ塗り目
s101029c.jpg 玄関の框も塗りました。框が杉のため、かなり凹み傷が付き、その部分が白くなっていました。なので、凹みを黒く埋めるような意識で、塗っていきます。http://home.kurade.net/article/28412937.htmlの時の残りの「匠の塗油」の墨色を拭き取りで仕上げます。

■キッチンと洗面所の無垢カウンターのオイル塗布ビール
s101029d.jpg 洗面所とキッチンのカウンターの天板も、オイル塗布をします。写真のシンクのある方のカウンターは、半年ごとにオイル塗布なので、今回で早くも4回目になります。オイルがしっかり定着してきたので、水が染み込むことはほとんどなく、シミもかなり付きにくくなりました。

s101029e.jpg こちらのコンロのあるアイランドのカウンターは、1年ぶりの塗布になります。縞模様なのは、表面の凸凹を多少調整するため、かんながかかった部分が白くなっています。この白い色が、最初の状態のヒノキのカウンターの色です。これが3ヶ月もすると、縞模様があまり目立たないくらいに焼けていきます。
 他に、洗面所の杉のカウンターも、1年ごとの塗布をしました。ただ、柔らかい杉のため凹み傷やシミなど付きやすく、その手入れに、ヒノキよりちょっと手間がかかります。

■デッキのイペ材入れ替え雨
s101029f.jpg 同じhttp://home.kurade.net/article/33143660.htmlにあるデッキで、徐々にイペ材の表面の状態がみえてきました。そしたら、表面の荒れやすい板が、最も足で踏む場所に張られていたようなので、踏まない場所の板と入れ替えをしました。製作時に、大工さんが色味のバランスをとってくれていたと思うのですが、使い勝手で変えてみました。

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2010年09月03日

【堀崎町の家_アイデア】25_給排水の露出配管とメンテナンスしやすさ

 1階がスラブ有のRC造のため、木造の2階床とRCスラブとの間は狭く、土台もあるので設備スペースとしては使いづらくなっています。また、各階は天井を張っていないため、いわゆる天井裏のスペースもありません。そのため、設備ルートは色々と考えています。その中で、将来メンテが必要となる可能性のある給排水は、メンテ箇所にすぐ対処できるように設計しています。たらーっ(汗)

s100903a.jpg 2階、3階との縦配管は、屋内にメンテ作業のできるPSを確保するのが、管の樹脂の劣化などを考えると好ましいのだと思います。ですが、1階のラーメンのRC造のため梁があるのと、平面的にPSを確保できるほど広くないので、屋外への露出配管にしてます。見た目にあまり良くないので、隣地の建物が迫っている面に配管するため、水まわりはこの外壁面に沿って配置しています。さらに、トイレや洗面などの給排水も床上での配管として、すぐ外壁面を貫通して屋外に出してしまいます。
 給水や給湯は、どうしても多少横引きが必要になるのですが、前記のように床下は使いづらく、外壁は断熱材や筋交いや気密などの関係で、壁内に配管できないので、ライニングを設置してその中を配管ルートとしています。

 上の写真の4本の配管は、右手前から、3階トイレへの給水、2階浴室浴槽へのペアチューブ、同じ浴室への給湯、3階トイレからの排水です。この写真の下の方に、給湯機があります。左上を斜めに通っているのは、エアコンの配管です。手前右下にちょっと見えているのは、2階浴室の洗い場からの排水で、1階の物置内を経由して出てきています。

s100903b.jpg こちらの3本は、左から、2階洗面所等への給水、洗面所からの排水、ルーフバルコニー(物干)からのタテ樋です。これらの他にも、何本か配管が出てます。排水管は、普通のVU管のままですが、給水給湯管は、断熱をして外側を黒いカバーで覆っています。雨樋が黒だったので、それに合うよう設備屋さんが黒のカバーを探してきてくれました。

s100903c.jpg どうしても横に排水の出せない、在来浴室の浴槽と洗い場、洗濯機排水は、その直下を物置にしているので、物置の上空で横に配管して合流させて、物置のRC造の梁の下から屋外に出しています。ちなみに、左端は、上から流しシンクと洗濯機排水が、右端は、浴槽排水が降りてきてます。在来浴槽は、排水トラップが無いので、ここにトラップと掃除口を付けています。左の方で横管から通気管を立ち上げ、通気弁を付けています。ここも天井を張らないので、いつでもメンテができるようになっています。雨

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2010年07月12日

【堀崎町の家_メンテ】24_戸当たり交換と食洗機位置修正とスイッチシール

 今春頃に、メンテナンスほどではないのですが、少し作業してます。

■マグネットキャッチ付き戸当たり家
s100712a.jpg 1ヶ所だけある開き戸の戸当たりを、マグネットキャッチ付きに交換しました。単なる戸当たりだったので、窓を開けていると、風で突然閉まっていました。
 フック付きの戸当たりなど、いくつか検討した結果、自動的に戸をつかまえて止め、足でも簡単に解放できるマグネットキャッチ付きにします。フックだと、いちいちかがんで引っ掛ける作業が必要ですし。
s100712b.jpg マグネットキャッチ付きにも何種類かあり、色々見た中では、取付け方法やキャッチや解放の動きから、これが一番良さそうで選びました。メーカーは、なぜか不明です。私は、ジョイフル本田で、1セット900円くらいで買った気がします。戸が近づくと、マグネットに吸い寄せられて、戸当たりの金属板が自動的に持ち上がり、戸をつかまえます。戸を速く開いても、結構しっかりつかまえます。この戸当たりは、つかまえた戸が勝手には解放されないロック付きです。戸を開放するには、戸側の四角いカバーを上から押し下げれば、簡単に解放されます。
 戸には、写真のような四角いパーツが付いてしまいますが、床は、直径5cmくらい高さ4mmほどのフラットなパーツが付くだけになります。

■食洗機の位置修正目
s100712c.jpg キッチンの天板がヒノキのため、自然に乾燥が進むのに加え、食洗機の廃熱による乾燥で、650mm奥行きに対して5mm程度収縮してきました。その影響で、食洗機奥の浄水器への給水ホースと食洗機が、干渉するようになってました。食洗機が少し前に出るような感じになり、食洗機の音の漏れが大きくなっていました。
 なので、食洗機を1回抜き、裏の水栓を固定しているナットをルーズにして、ホースの動きに逃げをつくり、干渉をやわらげます。写真のように、食洗機はキッチンカウンターに、前からはめ込んであるだけなので、簡単に前に引き出せます。その際、食洗機のホースや配線に注意は必要です。
 作業の結果、食洗機が少し奥まで入り、元の位置に戻りました。

■照明スイッチの目印シールひらめき
s100712d.jpg 照明が多く、細かく分かれているので、スイッチがたくさんあります。どれがどのスイッチか覚えづらいので、スイッチにシールを貼りました。色による区別と、シールの方向で、点灯する照明のある方向をなんとなく示しています。シールは、ウチに余っていた、キラキラのハッピーフェースのシールです...。
 これで、スイッチを操作して、どこが点くかを確かめたりすることが減ってきました。

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2010年06月01日

【堀崎町の家_アイデア】23_陽の光と灯りの影と表情

■陽の光で季節や時間を感じる晴れ
s100531a.jpg 各スペースが色々とつながっていて、窓もあちこちにあるので、陽の光や影の表情を楽しむことができます。夕方、階段の上にある窓から、階段吹抜けの手すりを透して、床に陽の光の模様が落ちていました。この光は、季節によっては、吹抜けを透って下階のダイニングも照らします。

s100531b.jpg 屋根の厚さが薄いので、やや小さい天窓ですが、光がたくさん入ってきます。お昼頃、天窓からの陽の光が、小屋組を照らして、さらに壁に光が差していました。

s100531c.jpg ある日の午前中、3階の個室の天窓から、2階のダイニングに陽の光が差し込んでいました。吹抜けの下にあるダイニングは、季節や時間によって、色々なところから光が入ってきます。季節や時間を陽の光で感じられるだけでなく、予期せぬ光は新鮮な気分にしてくれます。

■夜の灯りの影や表情ひらめき
s100531d.jpg 照明も、単純にスペースを明るくだけではなくて、灯りが照らすところの表情や影を楽しむことができます。1階の照明は、よくある蛍光灯のベース照明ですが、その下に、スギの化粧野縁を吊っているので、こんな感じの光の表情になります。

s100531e.jpg 各スペースがつながっているので、陽の光と同様に、夜の灯りも色々な影や表情を見せます。左は、階段上の灯りが、吹抜けの手すりを透して、下階のダイニングをうっすらと照らしていたりします。

s100531f.jpg 建具を透して伝える灯りも、単なる小窓ではさみしいので、小さなステンドグラスにしています。トイレの引戸には、こんなステンドグラスです。その他、それぞれの戸には、ステンドグラスやhttp://home.kurade.net/article/29331204.htmlのような型抜き板を入れています。こうすると、戸が閉められていても、それをちょっと楽しむことができます。

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2010年05月06日

【堀崎町の家_メンテ】22_1年が経過した下見板張りの変化

 1年が経過した外壁の下見板張りの様子です。下見板張りについては、http://home.kurade.net/category/749263-1.htmlを参照してください。15mm厚×120mm幅の板を働き幅90mmで、脳天からコーススレッドで留めて張っています。樹種は、杉の赤味とヒノキとヒバと地松を混ぜていて、そのまま無塗装です。
 全体を目で見て、窓からも触った感じでは、不具合が生じるほど動いたり縮んだりしている箇所は無く、しっかりしています。大工さんの仕事に、あらためて感謝です。色味は、北東面と南西面でだいぶ違ってきました。

■シルバーグレーになった北東面
s100506a.jpg 北東面は、シルバーグレーになってきました。白っぽい板から黒っぽい板まで、結構色幅が出てきていい感じです。事前に想像した板色の変化に近い感じです。
 節をみると、地松が白っぽく、黒っぽいのは杉のようです。ヒノキとヒバは、ちょっと区別がつきません...。ちなみに、陽が当たる時間は、日の出から9時半頃までで、夏場の5時間ほど〜冬場の2時間ほどです。

s100506b.jpg 写真は晴天の日の様子です。軒がほとんど出て無いので、雨天の日に雨に濡れると、かなり黒っぽくなります。冬場は、北東から雨が降ることが多く、この北東面は、ちょうど雨に洗い流されて、表面が一番きれいになっている時期かもしれません。サッシからの雨だれの跡も、ほとんど残っていません。

■茶色っぽく油ジミ?のある南西面
s100506c.jpg 一方、南西面は、茶色っぽくムラがある感じになっています。よく見ると、木目がかなり見えます。秋〜冬にかけて、この面はほとんど雨が吹き付けないので、雨水が流れ落ちる下見板の先の部分はグレーになってますが、その他の部分はグレーになっていません。また、木の油分が流れたようなシミのようにもなっています。
 なので、これから春から夏にかけて、南からの雨で壁全体が洗い流されると、全体がグレーっぽくなってくるのかもしれません。

s100506d.jpg こちらの陽の当たる時間は、10時頃から日没の1時間くらい前までなので、夏場の8時間ほど〜冬場の5時間ほどです。北東面に比べて3時間ほど長く、西日で温度が高くなるので、油分が吹き出したようになるのでしょうか...。

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2010年03月22日

【堀崎町の家_メンテ】21_床の節割れの手入れとカウンターと壁の取合い

■無垢床材の節割れの手入れ目
s100322a.jpg 床の無垢フローリングは、節があるので、節割れすると節によっては、靴下などが多少引っかかるようになります。なので、気がついた時に、手入れをします。
 最初に、かんななどで、引っかかる部分を削り取った後、状況をみながらペーパーなどをかけて、均していきます。ですが、オイルフィニッシュとワックスの仕上げがされているので、ペーパーをかけると、その仕上げが無くなって、本来の木の色に戻って周りと色が違ってしまいます。また、床に使うような固い樹種は、無塗装の状態だと繊維がささくれるような感じになるので、手入れをする範囲は、できるだけ狭く抑えます。
s100322b.jpg なので、削ってオイルのとれた部分には、オイルを塗布してからワックスで仕上げます。この時は、バルコニーのデッキに塗布して余っていた、浸透性オイルのリボスのデュブノを、ウエスで軽く塗ります。デュブノが乾いた後、秋に床に塗布したワックスの余りを、ウエスで塗布して仕上げます。ワックスは、ターナーのESHAの米ヌカワックスです。以前の、デッキと床の手入れは、http://home.kurade.net/article/33143660.htmlにあります。
 これで、削って白っぽくなった部分も、周りとなじむ色味に戻ります。

■カウンターと左官壁の取合いにL形材るんるん
s100322c.jpg 左官仕上の壁と、集成材のカウンターの取合い部分も、集成材や壁が収縮して、隙間があいてきました。左の写真の、テープを貼っていない手前の部分のような感じです。広いところでは、3mmくらいにもなります。
 造付のカウンターを先に設置して、そのあとカウンターの天面まで珪藻土漆喰の左官仕上げをしています。この壁とカウンターの取合い部分に、幅木のような部材を入れておけばいいのですが、見た目と石こうボードの下地の関係で省略していました。写真の箇所はの洗面カウンターは、杉の集成材のため収縮が比較的大きく、左官の仕上材も塗り厚4mm程度と薄いため秋頃から隙間が見えてきました。見た目も気になりますが、見えないカウンターの裏は、仕上のない石こうボードのままのため、水がまわりにくいように対策をします。
 本来は、シールを打って、上から何かで覆えばいいのだと思います。ですが、自分でやりたいので、難しいシール打ちでない方法を考えます。その結果、シールの代わりに、細く切ったビニルテープを貼って、多少水が浸入しにくくし、ヒノキの棒材で覆うことにします。上の写真の黒いテープが、ビニルテープです。
s100322d.jpg 棒材は、できるだけ存在感を抑えるために、細工用の8mmのL断面のヒノキ材にしてみます。それを、発泡系基材のアクリル系両面テープで、左官壁側に貼り付けます。カウンターと壁の隙間は、季節や天候によって今後も動くと思われるので、付け巾木と同じ考え方で、壁に固定してカウンターとは固定しません。左の白いのが、両面テープを貼ったこれから壁に貼り付けるL形材です。奥の方は、壁に貼り付けたL形材の様子です。

s100322e.jpg 全部貼り終わるとこんな感じです。角や三角というのが通常ですが、L形もなかなかいいです。最後に、カウンターと同じ匠の塗油を塗布して終了です。
 同じような隙間があいてきた、キッチンの天板と壁の取合いも、同様の方法でL形材を貼り付けています。

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2010年02月25日

【堀崎町の家_アイデア】20_打合せスペースはIKEAの家具に

■様々に使えるテーブルとイスるんるん
s100225a.jpg ようやく、1階の作業場兼打合せスペースの土間の、打合せ機能の方が整いました。夜に写真を撮ったので、スクリーンが降りてますが、だいたいスクリーンのある範囲が窓です。
 作業場としては、すでに様々な加工作業を土間でやっています。打合せ機能としては、靴を脱がずに土間で打合せができるようにして、奥のワークスペースとつながった使い方もできるようにします。打合せのない時は、テーブルやイスは全て片付けられるようにするのですが、この方法を、半年くらい考えて図面書いたりしてました。コンクリートの壁のアンカーを検討したり、テーブルの脚の仕組みを考えたりしました。が、個人では対応できない問題に色々出会いまして、結局IKEAになりました...。
 テーブルは、1200×600mmのホワイトの天板に、ねじ込み式の伸縮脚を組合わせています。1Fは、コンクリの打放し面などでやや暗いので、ホワイトの天板にしてみました。伸縮脚を使うことで、天板レベルを土間から900mmにできます。土間と奥の床のレベルの差が200mm、ワークスペースの机が床から720mmなので、机とほぼ近いレベルになり、窓の外も見やすいようになります。
 伸縮脚は、土間から600〜900mmの高さで自由に調整できるので、状況によって良い高さに設定できます。また、天板にねじ込んで取付ける単純な構造なので、天板と脚は簡単に取り外してしまっておくことができます。幕板なども無い構造なので、テーブルの下が広く、車いすの人などには使いやすいかもです。その分、華奢なのですが、それを意識していれば問題はないです。
 イスの方は、やはり様々な使い勝手を考えて、座面のフラットなスツールです。左の1つが通常の高さで、右の3つはカウンター用の同型スツールの、脚を100mm切り詰めたものです。これらの組合せで最大4名までの来客に対応し、私はワークスペースのイスでテーブルに向かうことができます。

■IKEAの設計デザイン指向に感心目
s100225b.jpg そのIKEAのスツールですが、スツールの形に合わせた、台形の段ボールパッケージに入っています。できるだけ組立て済みとしつつも、パッケージの大きさがなるべく小さく納まるという、最適なバランスが考えられていそうです。なおかつ、パッケージを台形に合わせてしまうことで、緩衝材のたぐいは最小限にされているようです。スツールの設計デザインに、どう組立てパックするかまで含まれているんでしょうねぇ。こういうところのデザインは、大好きな領域です。使用のとこだけでなく、生産、流通、販売、廃棄など、デザインしなくてはと思うことは思うのですが...。

s100225c.jpg スツールの組立てに使う金物も、合理的かつ必要な箇所は強度が出る組合せで、なおかつ木材の下加工がとても単純になっているなど、感心してしまいます。木がやや硬めで、六角レンチを多用するので、ちょっと力が必要で手が痛くなるのが気になるくらいでしょうか。
 引き寄せ金物とかは、ホームセンターではあまり種類が売ってないけど、ダボ+引き寄せ金物は強度が出そうなので、使ってみたいと思うのです。ホゾ加工は難しいですし、ビス+接着だと強度はかなわない気がするのですが...。

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2010年02月07日

【堀崎町の家_メンテ】19_乾燥による木材の割れと無垢フローリングの隙間

■梁の表面割れ目
s100207a.jpg 約1年が経過し、乾燥する冬の季節を向かえ、無垢の木材が色々と動いてきました。室内の現しになっている梁や胴差、束、母屋などは、一部で割れが進んできました。さらに1年後の冬の季節ぐらいまでは、早期の乾燥による動きが現れてくるものと思われます。
 左は、今現在で、梁の中で最も大きな表面割れです。割れの発生は、木材の乾燥の具合などによるのですが、この梁は、負担がやや大きく、上下を柱で押さえ込まれているので、そういうことも関係してそうに思えます。その他の半分以上の梁は、まだ目立った表面割れは生じていません。
s100207b.jpg 表面割れの幅を、広そうな箇所で測ると3.5mmくらいです。表面割れの奥行きは、14mmくらいです。このような乾燥による表面割れは、見た目に好まれない場合もありますが、色々な所で行われている曲げや圧縮強度の実験から、強度的には問題無いと考えます。ただ、割れの仕方や金物などとの関係では、注視をするのですが、簡単には交換できる部材ではないのも現実です。

■無垢床材の1〜2.3mmくらいの隙間いい気分(温泉)
s100207c.jpg 無垢の床材は、乾燥と床暖房によって収縮しています。左は、2Fのクルミ(ウォールナット)の無垢のフローリングです。オイルフィニッシュとワックス仕上で、ウレタン塗装はしていません。床暖房が24時間運転でかかっているので、隙間があいてきています。
s100207d.jpg 隙間は、広い箇所で測ると2.3mmくらい空いてます。ただ、このフローリングは、働き巾がやや広い130mmなのと、そんなに硬いタイプの樹種ではないこともあって、この隙間だと思われます。実用上は、ゴミが中に入るくらいで、特に問題はありません。
 反りやうねりは、特に気になるようなものは生じていません。節があるので、節まわりが乾燥収縮で割れて、若干ひっかかる場合は、手入れをしています。手入れの仕方は、次回あたりにまたアップします。

s100207e.jpg こちらは、1Fのメープルの無垢フローリングで、やはり24時間床暖房がかかっています。オイルフィニッシュ(ホワイト拭き取り)とワックス仕上で、ウレタン塗装はしていません。
s100207f.jpg 隙間は、広い箇所で1.2mmくらいです。このフローリングは、働き巾90mmで、メープルは比較的硬い方の樹種になります。特に気になるような、反りやうねりは生じていません。

s100207g.jpg こちらは、床暖房の入ってない3Fと小上がりの、105mm巾の杉の無垢フローリング(縁甲板)です。今のところ、無塗装のままです。床暖房はなくても、収縮の大きい杉のため、室内環境で乾燥が進み、やはり隙間が空いてきます。
s100207h.jpg 隙間は、広い箇所で1mmくらいですが、隙間が生じているのは、全体の1/4くらいだけです。写真にあるように、杉も節が収縮割れしてくるので、引っかかる場合は手入れをしています。

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2010年01月15日

【堀崎町の家_アイデア】18_陶器製の洗面器の良い雰囲気と苦労

■洗面所の陶器の洗面器るんるん
s100115a.jpg 洗面所の洗面器やトイレの手洗器には、既製品ではない陶器製のものを取付けています。洗面器を設置するカウンターが杉などの無垢の集成材の製作品になるので、白い磁器製の既製品の衛生的な感じより、もっと雰囲気や生活感のあるものにしようということからです。逆で、先に陶器製の洗面器を付けたいということで、カウンターを考えたのだったかも...です。陶器は、益子で作陶をしている方が創られたものです。
 洗面所の洗面器は、灰緑色に黄茶っぽい色むらが入っている陶器です。サイズは、直径約450mm、深さ約150mmです。頭を洗わない洗面器としては、このぐらいの直径が最低限で、深さは150mmあれば外にはねることはあまりありません。この洗面器の上端が、カウンター面(床面から+720mm)+40mmくらいまで埋め込んで、取合い部をシールしています。排水配管で洗面器の固定ができたので、カウンターとは特に固定していません。
 洗面器用なので、底が小さく、初めから排水金物用の穴があいてます。水に接する部分は、排水穴も含めて施釉されているので、通常使用のための性能は確保されています。ですが、洗面器の排水金物用の排水穴の径が大きく、一般的な径25や32では取付けできず、径40用のものを利用して、なおかつシリコンで接着して止水するという苦労をしています。

 排水栓は、洗面器のあふれが無いので、基本的に使用しないのですが、それでは不便なので、洗面器脇に写っている置くタイプの排水口栓http://essence-i.com/item_suply.htmlを使っています。そのため、排水穴の化粧カバーは設置せず、排水目皿を入れています。
 水栓は、洗面器に設置できないので、カウンターに設置しますが、濡れた手のしずくが落ちるので、特に水栓まわりはマメな拭き取りが必要です。カウンターは、http://home.kurade.net/article/34186847.htmlのようにたっぷりオイル塗布してあるので、すぐに染みたりカビたりはしないのですが、それでも濡れたままにはできません。本来は、水栓を、ハンドルが洗面器上にくるシングルレバータイプにするのがいいのですが、無意識に給湯を使わないためと水栓費用削減のため、ベーシックなツル口混合栓になってます...。

■トイレの陶器の手洗器とおまけ
s100115b.jpg こちらは、1Fの来客などを想定したトイレの洗面器です。上記の洗面器と基本的に同じです。色は、藍色で表面の凹凸によって、色むらができています。手洗いだけでなく多少洗面的な利用も想定して、サイズは、直径約380mm、深さ約140mmとしたのですが、ちょっと大きくて、トイレのカウンターサイズに埋め込むことができず、カウンターの上に置くような設置になりました。そのため、洗面器の上面がちょっと高く、水栓も高さが足りず高さを延伸しています。

s100115c.jpg ついでなので、3Fトイレの既製品の手洗器です。元は無かったのですが、工事中に方針変更して設置した、TOTOのL90D系の壁掛手洗器です。給排水管を隠ぺいするカウンターも設置するので、上記の手洗器と同様に、カウンターの上に置いた位置で取付けしてみました。

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2009年12月28日

【堀崎町の家_アイデア】17_床暖房による全館暖房の室温測定

■全館暖房室温測定1:外気温1.0℃で室温16.0〜17.5℃いい気分(温泉)
s091228.jpg 夏場の冷房http://home.kurade.net/article/31582510.htmlに続いて、冬場の全館暖房室温測定の報告です。測定方法は夏の時と同じです。
 暖房は、都市ガス熱源の温水式の床暖房のみです。床暖房パネル等の敷設面積は、1F約10平米+2F約24平米の計約34平米(約21畳相当)で、これで1F〜3Fまでの約120平米(吹抜等含む)を温めます。床暖房のコントロールは、室温センサーをOFFにして、マニュアル操作で温水温度(低1〜9高)を調整しています。

 測定日時 2009年11月17日14:30〜15:00頃
 外気温  雨 約8.0℃ (前日:晴れ 約15.0℃最高)
 床暖房  1F土間 OFF
      1F床  1/9
      2Fダイニング(吹抜下部) 2/9
      2F図書コーナー周辺 1/9
      2Fキッチン・洗面所等 1/9
      いずれも朝7:00頃より稼働
 サッシ  YKKapフレミング2 ペアガラス(Low-Eではない)
 窓    全て閉 2,3階窓の一部換気框は開き
 カーテン 3/4程度レースカーテン等引き
 換気扇  24H換気4ヶ所常時換気

測定結果は、
 1階 :約19.0℃
 2階 :キッチン,ダイニング 約20.0℃
     洗面所  約19.5℃
     小上がり 約19.5℃
 3階 :作業室  約19.0℃
     個室1,2 約19.5℃
     個室3 約18.5℃
 小屋裏:約19.0℃
でした。

より気温が下がってきたところで、再び計測しています。晴れ

 測定日時 2009年12月18日7:00〜7:30頃
 外気温  晴れ 約1.0℃ (前日:晴れ 約8.0℃最高)
 床暖房  1F土間 1/9
      1F床  1/9
      2Fダイニング(吹抜下部) 4/9
      2F図書コーナー周辺 3/9
      2Fキッチン・洗面所等 3/9
      床暖房は常時ONのまま
      晴天の日中は、2Fの設定を上記より1〜2/9下げている
 サッシ  YKKapフレミング2 ペアガラス(Low-Eではない)
 窓    全て閉 2,3階窓の一部換気框は開き
 カーテン 夜間は、レース・ドレープともカーテン等は全て閉
      一部、カーテン無し、ドレープ無し、スクリーン付が有り
 換気扇  24H換気4ヶ所常時換気

測定結果は、
 1階 :約17.0℃
 2階 :キッチン,ダイニング 約17.5℃
     洗面所  約17.0℃
     小上がり 約16.0℃
 3階 :作業室  約16.0℃
     個室1,2 約16.5℃
     個室3 約16.0℃
 小屋裏:計測忘れ
でした。

 室温が16℃くらいになると寒く感じるので、18℃くらいになるように、調整する感じになっています。12/18の前日の夜は、洗面所で約19.0℃だったので、2.0℃くらい一晩で室温が下がるようです。このまま晴れていれば、日中の太陽の光によって2.0℃くらい室温が上がるので、ちょうどいいようです。
 11/17の時は、雨天でもあり寒く感じたのですが、前日までの暖かい室内温度から、あまり下がらないように床暖房が働いたようです。そのため、最低限の温度設定で、十分に温度キープができたようです。
 どうやら、12/18の床暖房の設定だと、夜間や雨天など太陽光のない状況では、外気温が約8℃以上であれば室温は上がり、約4〜8℃くらいだと室温をキープ、約4℃以下だと室温が下がるような感じです。床面温度のこともあって、4/9以上には設定を上げたくないのですが、今後、雪天などで日中の気温が4℃に満たないような日には、室温を下げないようにする何か対応が必要になるかもです。雪

 ちなみに、上記のような全館暖房の条件・設定調整で、床暖房を24時間ONのままだった、この12月末の東京ガスの検針を見ると、給湯分を差し引いた床暖房分は、150立米程度、暖だんぷらん換算で約15,000円くらいかかっているようです。これで、家の中はいつでもどこでも暖かいのですが、高いとみるか安いとみるかは、人によって違ってくるのでしょう...。

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2009年12月13日

【堀崎町の家_メンテ】16_木部のオイル塗布メンテと階段の滑り止め

●木部のオイルフィニッシュ塗布家
s091213a.jpg もう冬ですが、梅雨が空けた頃から少しずつ進めている、木部のメンテナンスのネタです。
 無塗装のままとしていた木部は、陽当たりの良いところから少しずつ焼けてくるので、順次オイルを塗っていきます。鉋やスポンジやすりで下地を均して、いつものオイル「匠の塗油」http://www.ohtaoilmill.co.jp/products/perrilaoil.phpを塗布します。杉集成材の階段の踏み板からスタートして、写真のたくさんある木製の手すり、巾木、吹抜け部分の梁などへと進んでいます。床の杉の縁甲板と、壁の杉の羽目板は、無塗装のままでいく予定です。
 また、同じオイルを塗布したキッチンhttp://home.kurade.net/article/32001357.htmlのヒノキ集成材の天板と、洗面台のスギ集成材の天板も、半年経ったところでオイルの再塗布をします。水栓まわりなどにシミやカビができているので、やすりなどで磨いてから、たっぷり塗布します。ヒノキの集成材の方は、吸い込まない分はキムタオルなどで拭き取るつもりの感じで塗布しています。

s091213b.jpg 一方、階段の側桁と蹴込板は、踏み板や手すりとは違う色味をためしてみようと、違うオイルを塗布します。こちらは、シナの塗装に使って残っている、エシャの「クラフトオイル」にホワイトステインを少し混ぜたものhttp://home.kurade.net/article/28629305.htmlを刷毛塗りして拭き取ります。写真は塗布後で、踏み板の色と比べて側桁は白っぽい感じになってます。ただ、ホワイトが少なく拭き取りをするので、木目はつぶれずに、逆に引き立つ感じになりました。ホワイトの影響で、ほとんどツヤが見えず、少し不思議な印象になってます。

●屋外手すりの再塗装晴れ
s091213c.jpg バルコニーの木製の手すりも、雨と太陽にさらされている部分の塗装が、半年経って薄くなってきていました。ここは、塗装屋さんに塗ってもらった部分なので、その時にもらった残りを再塗装します。オスモの「ウッドステインプロテクター」のバークグレーhttp://www.osmocolor.jp/products/items/woodstain.htmlです。下地の調整をした次に、少しでもオイル分を長持ちさせようかと、http://home.kurade.net/article/33143660.htmlの時に残っていたリボスの「デュブノ」を下塗りしてみたのですが、さすがにほとんど吸われませんでした...。乾燥後、オスモをたっぷり塗装します。かなり沈殿するので混ぜながら塗っていくのですが、今どきなんで、この塗料の臭いはあまり好きではないです。

●階段のすべり止めテープるんるん
s091213d.jpg 階段の踏み板は、オイルのみでワックスはかけてないのですが、特にストッキングで滑るようです。段鼻のトコに溝を掘ったりもしてなかったので、滑り止め対策をすることにしました。色々考えて、ホームセンターで売っている屋内用の透明のすべり止めテープを貼ってみることにしました。日東電工の「素足用アンチスキッドテープ」のクリアというもので、50mm×5mで2千円ちょっとします。
s091213e.jpg このテープを2つの階段の計28段に貼るので、25mm幅×600mmにカットして、さらに剥がれにくいよう角を落とします。これを、減っていく段鼻から4mmほど空けて、貼付けていきます。
s091213f.jpg オイルが塗ってあるので、接着がどうかと思ったのですが、今のところしっかり付いています。透明なので、視覚的に段鼻を示すことはできないのですが、木の雰囲気を残しながらでも、滑り止め効果はしっかりあります。

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2009年11月24日

【堀崎町の家_アイデア】15_住まいの環境の評価その2(熱損失係数Q値)

●熱損失係数(Q値)での評価雪
s091124a.jpg http://home.kurade.net/article/33525019.htmlの続きで、熱損失係数Q値での評価です。Q値については、http://www.ibec.or.jp/pdf/sjuutaku7.htmなどを参照してください。Q値は、住宅の熱の逃げにくさを算定して、主に冬期の暖房時のエネルギー負荷を評価するものだと思います。
 Q値の計算には、NPO法人新木造住宅技術研究協議会さんhttp://www.shinjukyo.gr.jp/の「QPEX ver.2.0」を使用しています。一応再度ですが、この住宅は、各評価基準にそもそも当てはまりにくいため、あくまで自己評価による参考値です。

[結果 Q値]

 住宅全体 熱損失係数(Q値)=3.57(W/m2K)

  各部位 熱損失係数(Q値)=
       屋根・天井 0.30(W/m2K)
       外壁    1.00
       階間部   0.05
       床・基礎  0.41
       開口部   1.34
       換気    0.47

s091124b.jpg 住宅全体のQ値は、該当するIV地域の次世代基準2.7(W/m2K)以下を満たしていません。今どきの数値としては、やや低い方です。その熱損失の約40%が開口部で、外壁と合わせると約65%となり、外壁からの熱損失が大きいことが分かります。
 開口部の熱損失が高い原因は、窓面積が大きいことによるのですが、さらに、サッシとガラスの性能もさほど良くないこともあります。サッシは、通常のアルミサッシで、いわゆる断熱系サッシではなく、ガラスも普通ガラスのペアです。これを断熱サッシと遮熱Low-Eのペアガラスとすると、開口部のQ値は0.90、住宅全体では3.13となります。
 さらに外壁断熱材の、グラスウール10Kの75mm厚とパーフェクトバリア10Kの70mm厚等を、グラスウール24Kの120mm厚とすると、外壁のQ値は0.70、住宅全体では2.81となります。まだ、IV地域の次世代基準を満たしません。あとは、構造の都合上、1,2Fの間も外部扱いのため、床および屋根面積が、一般的な住宅より1.5倍ほど広くなっていることがありそうです。

 IV地域の一般的な外壁断熱の方法の範囲で、次世代基準を満たす住宅とするためには、開口部面積を小さくすることの効果がありそうです。ちなみにこの住宅は、計算用の相当延べ面積約139平米に対して、開口部面積は約38平米もあります。
 開口部の数を減らし、窓を小さくするとそれなりのコスト圧縮になるので、こもって暮らしたい方は、窓を建築基準法ギリギリまで減らして、Q値というか熱損失も減らし、なおかつ費用も圧縮するという方向もありそうです。逆にいうと、開放的な窓など開口部の広い住宅で、次世代基準の熱損失を満たすのは困難ということですかね。

[結果 夏期日射取得係数]

 夏期日射取得係数=0.072

 夏期日射取得係数については、http://www.homeskun.com/syouene/syouene/Myuti.htmlなどを参照してください。こちらも、IV地域の次世代基準0.07以下を満たしていません。
 この住宅は、カーテンはあるものの、軒が出てない上に窓にひさしがなく、窓の日射取得は大きくなります。ですが、ダイニングや個室など、メインの採光を北東側にしているため、次世代基準に近い数値に納まっているのだと思われます。

 これで、実際の暖房時の室温と、エネルギー使用量との比較検証をすることで、プランや費用などと合わせて適切なバランスを見つける手がかりにしていきます。

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posted by ki at 18:06| Comment(0) | 堀崎町の家_アイデア

2009年11月09日

【堀崎町の家_アイデア】14_住まいの環境の評価その1(CASBEE)

 最近は、建物に関して、様々な制度や評価が出てきています。どれも基本的には、建物の性能や耐久性などを、ある程度の水準以上に保とうと考えているものだと思います。冬場が近づいてきたので、これらの中で住宅の熱環境等に関連するCASBEEとQ値を、以前に自己評価したものを紹介します。ただ、この住宅は、各評価基準にそもそも当てはまりにくいため、あくまで自己評価による参考値です。

●CASBEEでの評価
s091109a.jpg まずCASBEEですが、CASBEEについては、http://www.ibec.or.jp/CASBEE/などを参照してください。CASBEEは、設備まで含めた住宅の内外の環境を、時間軸を含めて評価しようとしているのだと思います。評価対象をある程度幅広く想定するために、評価ポイントを要点に絞り込んでいるのが特徴のように感じます。評価は、同IBECの「CASBEE-(HD)2007(v1.1)」によってによって行っています。

s091109b.jpg[結果 BEEランク]
 BEEランク(住まいの環境効率)=A★★★★
 BEE値=2.9(環境品質Q=82/環境負荷L=28)

BEE値が0.1ポイント、Sランクには足りませんでした。
文字だけでは分かりづらい場合は、PDFファイル(1.6MB)を参照ください。

[結果 大・中項目]
 Q1=4.4 (室内環境を快適・健康・安心にする)
   暑さ寒さ4.0/ 健康と安全安心5.0/ 明るさ4.0/ 静かさ5.0
 Q2=3.8 (長く使い続ける)
   長寿命に対する基本性能3.8/ 維持管理4.0/ 機能性3.5
 Q3=4.7 (まちなみ・生態系を豊かにする)
   まちなみ景観への配慮4.0/ 生物環境の保全と創出5.0/
   地域の安全安心5.0/ 地域の資源の活用と住文化の継承5.0
 LR1=3.9 (エネルギーと水を大切に使う)
   建物の工夫で省エネ3.5/ 設備の性能で省エネ4.0/
   水の節約4.5/ 維持管理と運用の工夫4.0
 LR2=3.4 (資源を大切に使いゴミを減らす)
   省資源、廃棄物抑制に役立つ材料の採用3.7/
   生産施工段階における廃棄物削減3.0/ リサイクルの促進3.0
 LR3=4.3 (地球・地域・周辺環境に配慮する)
   地球温暖化5.0/ 地域環境への配慮4.0/ 周辺環境への配慮4.0

標準的な住宅とはかなり異なるものの、さすがに3.0を下回る中項目はありません。
Q2「機能性3.5」は、3階建のため車いす配慮が足りないようです。
LR1「建物の工夫で省エネ3.5」は、高断熱仕様ではないため、外壁と開口の断熱性能が足りないようです。
LR2「生産施工段階における廃棄物削減3.0」は、いわゆる建材をほとんど使っていないので、リサイクル配慮材の設計が無いことと、木材等の現場加工のため副産物の抑制やリサイクルの方法が難しいためのようです。
LR3「リサイクルの促進3.0」は、したがってリサイクルや廃棄に関して、正確な情報が提供できないことによるようです。

[結果 ライフサイクルCO2]
 合計=33.71(kg-CO2/年m2) 73%(一般的な住宅参考値比)
    うち3.90:建設 33%
      5.74:修繕更新解体 188%
      24.08:居住 77%

躯体の劣化対策性能が高いと、建設のCO2は少なくなりますが、修繕・更新・解体のCO2は大きくなるようです。CASBEEで計算上扱われているCO2では、70%ちょっとが居住によるもので、そのうち60%程度が給湯と家電製品による結果になっています。

すいません、CASBEEのアップでへばったので、Q値は次回にします...。

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posted by ki at 13:33| Comment(0) | 堀崎町の家_アイデア

2009年10月23日

【堀崎町の家_メンテ】13_床のワックスがけとデッキのメンテナンス

 半年が経過して、無垢の床材が最初のメンテナンスの時期を迎えました。床暖房の入っている1,2Fのメイプルとウォールナットの床材は、最低ワックスがけが必要です。本格的に床暖房を使い始める時期の前に、メンテナンスを終えることにします。一方、3F床の無塗装の杉の縁甲板は、まだ、どうメンテして維持していくか考え中です。
 その他、無塗装のままになっている木部も、順次オイル塗布を進めています。こちらは、また別な機会にメンテを紹介しますが、バルコニーのデッキの手入れは、床つながりで紹介します。

●1階メイプル床にカルデットと米ヌカワックスるんるん
s091023a.jpg 1階のメイプルの床は、http://home.kurade.net/article/28412937.htmlの通り、カルデットのホワイトで1回拭き取ったままになっていました。そのため、表面が多少荒れてきていたので、メンテナンスの機会に続きをやります。
 まず、3Mのスポンジ研磨材の極細目で、表面のザラザラ感を取ります。スポンジやすりは、スポンジによってこする力が分散してかけやすいのと、裏打ち材がいらないので、最近はもっぱらこのたぐいを使っています。スポンジ研磨をした後は、固ーくしぼった布で、表面に残った木粉やホコリなどを拭き取ります。
s091023b.jpg その後、半年ちょっとぶりに2回目のカルデットのホワイト塗布をします。徐々に赤っぽくなるメイプルを白っぽく見せておくためです。1回目と同様に、ウエスで薄く塗り込んでいきます。すぐに乾いてきますが、一応一晩、乾燥させます。

s091023c.jpg 最後に、表面の汚れ防止と自然なつや出しのため、ワックス塗布をします。ワックスは、なんとなく蜜ロウ系ではなくて米ヌカ系のものにしようということで、ターナーのESHAの米ヌカワックスです。これもウエスで薄く塗り広げていき、30分ほどで乾いた後、から拭きをしてほんのりツヤを出します。

s091023d.jpg ワックスをかける前は、つや消しマットな状態でしたが、ワックス後は適度なツヤが出ます。ただ初めのうちは、くつ下で歩くとツルツル滑りますので注意です。

●2階ウォールナット床に米ヌカワックス家
s091023e.jpg 2階のウォールナットの床は、http://home.kurade.net/article/28412937.htmlにあるように、オイルワックス仕上のされた床材を張っています。ので、こちらは表面の汚れや荒れをスポンジ研磨で磨いた後、ワックスを上塗りするのみです。水まわりは、オイルを下塗りしてからとも考えましたが、今回は見送りました。
 ワックスは同じESHAの米ヌカワックスです。写真の右の方が、ワックスを塗った直後で、乾くともう少し落ち着いた感じになります。1階と合わせて40平米ほど塗ったのですが、標準塗装面積と比較すると1/3程度しか使用せず、メンテナンスで上塗りする場合は、かなり少なくて済むようです。かなり余ったので、3階の無塗装の杉床のどこかに、直接塗ってためしてみようかなと思います。

●バルコニーデッキにデュブノとカルデットモバQ
s091023h.jpg 3階バルコニーに置いたデッキもメンテナンスします。デッキは、http://home.kurade.net/article/29123358.htmlに完成当時の様子があります。最終的には、イペ材を張って、無塗装のまま経年変化にゆだねる予定でした。ですが、バルコニーの2/3には透明の屋根があって、その下のデッキ材は、太陽光の影響は受けるものの雨掛かりにならないので、一部が固いまま表面が荒れてささくれて危なくなってきました。雨が当たる部分の方は、表面は多少柔らかくなるので、荒れても多少ましです。こういう場所のデッキには、イペ材は硬すぎたようです。
 方針を転換しまして、表面にオイル分を補充していき、表面の乾燥や荒れや割れをできるだけ防ぐことにしました。まずは、すでに多少荒れてしまっているので、表面を研磨します。電動サンダーまでではないのですが、そこらのやすりでは日が暮れてしまうので、黄色いタジマの研削ツールアラカンでまずはガシガシ削ります。その後、四角いスポンジサンダーの粗目で磨いて仕上げます。
s091023i.jpg デッキの仕上は色々考えましたが、意図的な着色は避けようということで、カルデットのクリアで仕上げることにします。メーカーでは、クリアは推奨されていないのですが、手入れがいつでもできる場所なのでやってみます。ですが、かなりの吸い込みが予想されるので、下地に同じリボスのデュブノを、下塗りと吸い込み止めを兼ねてたっぷり塗ります。30分ほどで吸い込まない油分を拭き取る予定だったのですが、ほとんど拭き取る必要のないくらいに吸い込んでました。一応、このまま一晩乾燥させます。

s091023j.jpg 翌日、カルデットのクリアをこちらもたっぷり目に塗っていきます。写真の右の方が、カルデットを塗った直後の状態です。拭き取りはせず、1時間ほどである程度乾いたら、時間の都合もあったので、すかさず2回目も塗ってしまいます。2回目も遠慮なくたっぷり目ですが、それでもどんどん吸って表面が乾いていきます。

s091023k.jpg また一晩乾燥させて、このような色味になりました。カルデットは、メーカー推奨は3回塗りのようですが、時間がなくて2回で終わりにしました。かなり濃い濡れ色のような感じになり、表面にツヤはありません。多少、オイル吹き戻しがあって、その部分は点々とツヤの部分がありますが、特に気になりません。

こういうメンテナンス作業も好きなので、楽しいのです(^^)。

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2009年10月08日

【堀崎町の家_アイデア】12_色々な照明その2(個室・ホール・屋外・その他)

○個室の色々スポットライトひらめき
s091008a.jpg 3階の各個室や作業室は、壁面のライティングレールからの照明です。レール対応の色々な器具を、自由に配置できるようにしています。器具の選定は、電球形蛍光灯を含む蛍光灯が使えるか、LEDのタイプのもので、費用の関係でベーシックなタイプのものを選んでいます。
 写真は、個室のとある時の状態です。手前から遠藤照明さんhttp://www.endo-lighting.co.jp/の、EFP20形蛍光灯のスポットライトです。主に、机などで作業をする時を想定した照明なので、昼光色です。EFP20形蛍光灯も、蛍光灯側にインバーターを内蔵するタイプなので、器具の方は非常に単純になってます。
 その奥は、ODELICさんhttp://www.odelic.co.jp/の、E17タイプのスポットライトです。メッキの専用のフードを被せて、下方向に光を限定しています。本来は、レフランプなどを想定した器具なのですが、そこにE17タイプの40W相当のD形電球形蛍光灯を付けてしまっています。夜にベッド上など部屋の一部を照らすことを想定しているので、やはり昼白色です。夜更かしする場合でも、7Wのこれ1灯つけておけば、作業もPCも十分できるので電気代を抑えられます。
 一番奥は、MAXRAYさんhttp://www.maxray.co.jp/のE26タイプのソケットに、60W相当のG形電球形蛍光灯を付けただけのものです。こちらは、天井面も含め空間全体を照らすので、電球色にしています。

○ホールのベース照明とLEDスポットいい気分(温泉)
s091008b.jpg 1階の土間とホールは、杉の化粧野縁の奥のコンクリ面に、40W蛍光灯×2の笠付ベース照明と、スポット用のダクトレールを設置しています。ベース照明は、土間での作業や打合せなどのために、夜でも全体を十分に明るくできるように器具と数を設定しています。
 化粧野縁は、結果としてグレア対策のようになっていますが、それは特に意図した訳ではありません。天井として張ってしまことで狭くなるのを避けるのと、露出配線をあまり気にならなくするために、このような野縁にしています。

s091008c.jpg スポットの方は、広くスペースを照らすタイプとして、左側のMAXRAYさんhttp://www.maxray.co.jp/の、E26タイプのスポットライトに、60W相当レフ形の電球形蛍光灯を付けたものを使っています。一方、狭い範囲を照らすタイプには、右側の東芝ライテックさんhttp://www.tlt.co.jp/の、以前からあるタイプのLEDスポットライトの18度のものを使っています。写真は3灯タイプですが、1灯タイプのものも使っています。どちらもスポットなので、昼白色または白色相当です。
 スポットライトは、写真のように野縁の間から顔を出すような感じになって、下を照射できるようにしています。また、LEDの方は3灯でも7.5Wなので、夜間の防犯用に点けておくこともできます。

○モーガルソケットるんるん
s091008d.jpg これが最安器具です。壁に磁器製のモーガルソケットを付けただけなので、ブラケットとは言えないかもです。そこに、60W相当のG形電球形蛍光灯を付けています。空間全体の照明なので電球色が基本ですが、作業をと伴う洗面所や洗濯脱衣室は、昼白色にしています。
 ちなみにこのモーガルソケット、ホームセンターでも200円ちょっとです。1ヶ所だけ、昔からある黒い壁付用のレセップを使ってみたところもあるのですが、こちらも200円ちょっとです。

○トイレと浴室のブラケット家
s091008e.jpg 1階のトイレの照明です。コイズミ照明さんhttp://www.koizumi-lt.co.jp/のブラケットです。本来は、ガラスのセードの穴の方が下なのですが、これもE17のミニ電球から、40W相当のD形電球形蛍光灯に交換しているので、窮屈な感じとソフトクリームが見えないように、180度回転しています。ちょうど間接照明のように天井面がより明るくなるので、それも良い感じです。
 コンクリート面へ露出配線での取付けのため、照明器具は丸いベースの上への固定となっています。

s091008f.jpg 浴室の照明です。40Wタイプ2灯なのですが、これもE17のミニ電球から、40W相当のD形電球形蛍光灯に交換しています。http://home.kurade.net/article/30330840.htmlにあるように昼白色にしたいので、セードが乳白色でなくて、割れない樹脂タイプの照明器具ということで、東芝ライテックさんのものになりました。

○玄関灯と屋外ブラケットモバQ
s091008g.jpg 玄関灯は、ODELICさんの色ガラスを使ったもので、本当は、クリア電球で、とてもきれいな陰影がまわりに映ったりするものです。ですが、一晩中点灯しておくこともあって、節電のため40W相当のD形電球形蛍光灯に交換してしまっているので、見た印象は少し変わってしまっています。
 玄関灯を含め、以下の屋外照明は、白熱灯又は電球色蛍光灯を、全て昼白色の蛍光灯に交換しています。作業性やより明るく感じること、多少防犯効果が高そうなことなどを考えてです。

s091008h.jpg 屋外の洗い場の上の照明です。ODELICさんのブラケットですが、明るさ確保のため、40Wから60W相当の電球形蛍光灯に交換して、さらに下面を覆っていたガラスを外しています。屋外用のスポットはおおげさになってしまうので、本来は表札程度を照らす照明なのですが、それで明るさを確保できるようにしています。

s091008i.jpg ピロティーの照明の1つです。照明器具は、遠藤照明さんのブラケットで、中の電球形蛍光灯は交換しています。ここは配線ミスから、屋内から点灯操作ができなくなってしまったので、後付けで右の明るさと人感のセンサーを設置しています。このセンサーは、パナソニック電工さんhttp://panasonic-denko.co.jp/のもので、点灯の仕方や時間、感度などを調整できるタイプのものです。これで夜間は、人やねこさん?などが近づくと、点灯するようになっています。

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2009年09月22日

【堀崎町の家_アイデア】11_色々な照明その1(吹抜け・ダイニング・キッチン)

 この住宅は、トイレや納戸を含めた全ての場所は、昼間は照明を使う必要がないように、窓配置などが設計されています。たださすがに、暗い雨天などの場合は、必要になったりはします。
 その照明器具は、色々なものを使っています。ただし、一般的な住宅に使われる、引っかけシーリングはありません。また、白熱灯(電球類)も1つも無く、蛍光灯かLEDを使っています。点灯時間の短縮と白熱灯の未使用で、電気使用量のそれなりの部分を占める照明の使用量の抑制を試みています。
 各スペースの照明は、影となる部分を減らすために、複数の照明によって照らすことができるようにしています。そのため、照明の配置に自由度を持たせるため、ダクトレールを活用しています。ひらめき

○MOKUMOKUペンダント
s090922a.jpg 吹抜け上部の照明は、このMOKUMOKUペンダントのL型です。鳥取県の谷口和紙さんhttp://www.aoyawashi.co.jp/ja/の雲の形をした和紙製のペンダントです。ほんのりと光るので、吹抜け全体を柔らかく明るくしてくれます。本来は60Wの電球なのですが、電球型蛍光灯の60W相当のG形に交換しています。電球色だと、ジャガイモとか言われていたので、昼白色の電球形蛍光灯にして、雲らしく白っぽく光るようにしています。

○電球色のD形電球形蛍光灯
s090922b.jpg 2階のダイニングなどの通常の照明は、60W相当のD形の電球形蛍光灯を使用しています。いわゆるソフトクリームといわれるタイプを裸で使用しています。色は電球色で、これまでの裸電球タイプの照明器具に代わるものとして考えています。これによって、通常支障ない程度の落ち着いた明るさの空間となります。
 MAXRAYさんhttp://www.maxray.co.jp/のE17タイプのソケットに、専用のホワイトの金属カバーを組合わせて、下方向への光を重視しています。よく使われるダウンライトよりは、ずっと広範囲を照らします。ダクトレールは小梁から吊り下げに対応するタイプのものを使用しています。
s090922h.jpg ダイニングから図書スペース、小上がりまでの天井を見た様子ですが、このように電球形蛍光灯とダクトレールの組合せとしています。複数灯の配置など最低限の設定ですが、これら照明の増設や位置移動は、ダクトレールの範囲で自由になっています。

○シームレス蛍光灯
s090922c.jpg 上の電球形蛍光灯だけでは、細かい作業などをするための明るさが確保できないので、キッチンとダイニングの照明に、ダイア蛍光さんhttp://www.daiakeiko.co.jp/の、シームレス蛍光灯照明も配置しています。シームレス蛍光灯は本来間接照明用のものですが、吹抜け下部の小梁間にも渡すため、できるだけ細いものということで採用しています。

s090922d.jpg 1,500mmの44Wタイプを2本つなげて、3,000mmの細く長い光を、キッチン1ヶ所・ダイニング2ヶ所配置しています。これによって、一般的な住宅の明るい照明と同程度の明るさが確保されています。作業用の照明なので、色は昼白色です。

○ダイニングテーブルのペンダント
s090922e.jpg ダイニングテーブルの照明は、遠藤照明さんhttp://www.endo-lighting.co.jp/の、ごく単純なホワイトの金属製のペンダントです。これも本来は60Wボール形電球仕様なのですが、同じ60W形相当のG形電球色の電球形蛍光灯に交換しています。食事の色を良く見せるために昼白色もためしてみたのですが、どうも違和感があって電球色にしています。
 ダイニングテーブルの照明は、光源がまぶしいので、余裕があれば、できるだけ光源が直接見えないタイプの方が良いと思っています。

○レンジフードの電球交換など
s090922f.jpg キッチンのアイランド型カウンターの上を見上げています。レンジフードに内蔵されている照明も、本来はE17タイプの40Wミニ電球なのですが、60W相当の電球形蛍光灯D形に交換しています。調理作業の色を見やすくするため、色は昼白色にしています。
 レンジフードの隣に、MAXRAYさんのE26タイプのスポットライトに60W相当レフ形の電球形蛍光灯照明が、この時は付いています。レンジ横のカウンターでの作業用の照明です。こちらも作業用なので昼白色です。

○プルスイッチの流し元灯
s090922g.jpg シンクのある壁側のキッチンカウンターの上は収納があるので、ごく普通に、東芝ライテックさんhttp://www.tlt.co.jp/の、20Wタイプの流し元灯を2つ設置しています。器具設置の単純化と点灯操作のしやすさから、ヒモの下がったプルスイッチタイプにしています。

吹抜けのあるダイニングとキッチンまわりの照明を紹介しましたが、まだ、他に多々あるので、次回以降に続きます(^^;)。

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2009年09月08日

【堀崎町の家_アイデア】10_ヒノキ集成材のアイランド型オープンキッチン

■オープンキッチンと天板のヒノキるんるん
s090908a.jpg キッチンはアイランド型のオープンキッチンです。鍋などを見ながらダイニングの人と話しができるように、手前のアイランド状のカウンターにIHクッキングヒーターを設置しています。最近は食器洗い乾燥機があるので、シンクに向かう時間は短いようです。このアイランド状のカウンターは、ぐるっと360度人がまわることができます。シンクは奥の壁際のカウンターの方に設置しています。
 キッチン用品や食品の収納は、この2つのカウンターと、奥の壁面の上部収納、この写真の左側の方にある食品庫と冷蔵庫ですべてまかなっています。
s090908b.jpg 壁際のカウンターです。壁面から視覚的に距離をとるためと配管スペースを兼ねた、幅150mmのライニングを設けています。カウンターの奥行きは650mmあり、高さはシンクの使い勝手の試験的な要素もあって900mmと高くしています。天板はヒノキの無垢集成材、扉や前板はシナです。
 奥の黒い部分は、ビルトイン型の食器洗い乾燥機です。60cm幅のパナソニックNP-P60V1PKPKで、下に専用収納キャビネットN-PC600Kが入っています。どちらもドアパネルは、今のところ製品付属のブラックの化粧パネルのままですが、扉と同じシナなどに交換することもできます。

■カラーステンレスシンク、シャワー水栓、食器収納引出したらーっ(汗)
s090908c.jpg その手前がシンクで、シンクの下はゴミ箱などを置くオープンのスペースとして、配管等のメンテナンスも容易にアクセスできるようにしています。
 シンクは、ステンレスに特殊セラミックコーティングを施した、カラーステンレスのcomoシンクのホワイトです。天板が木製のため、オーバーカウンタータイプを設置して、周囲をシールしています。値段は張りますが、見た目と丈夫さと手入れのしやすさは、その価値がありそうです。

s090908d.jpg 水栓はTOTOのシャワー付きシングルレバー混合水栓TKJ32PB3Rです。あまりモダンなデザインでなく、できるだけクロム面が少ないタイプを探したら、こういうベーシックなタイプになりました。ただシャワーが普通タイプで水の使用量が多くなりがちなので、シャワーが低圧節水タイプのキッチン水栓って、どこかのメーカーで作ってないですかねぇ。

s090908e.jpg 一番手前は、食器などを収納する引出しです。食器も調理場所に近いカウンターに収納しておくと便利です。引出しは、幅550mm×奥行550mm×深さ150〜250mm程度で、重量のある食器に耐える構造とレールにしています。レールは、いわゆるブルモーションのような、閉まる直前にダンパーが速度を吸収したあと、ゆっくり引き込まれる機構が付いています。

■アイランドカウンター、IHとレンジフードファン、食品庫ビール
s090908f.jpg 一方、アイランドの方のカウンターは、色々な作業のスペースを想定して幅1,800mm×奥行900mmと大きめです。こちらの高さは、クッキングヒーターで鍋などを扱うので、一般的な850mmです。天板はヒノキの無垢集成材、扉や前板はシナです。

s090908g.jpg IHクッキングヒーターは、日立の3口IHタイプのHT-C9TWSです。カウンターの天板が木製で、鍋などを直接置きたくないので、トッププレート幅が75cmの広いものを選んでいます。
 レンジフードファンは、アイランド型に対応する富士工業CFDR-902Sです。吸い込み量や汚れのメンテナンスなど実用面重視のため、サイズはやや大きめです。排気ダクトを、室内露出配管して外壁面の梁下レベルに出すために、内蔵のシロッコファンが小型だったのも選択の理由です。

s090908h.jpg 食品庫は、冷蔵庫と並ぶ位置に造っています。この一角に、冷凍〜常温までの全ての食品が収納されます。食品庫は幅800mmくらい×奥行きは600mmくらいあります。ねこさんがいるので、扉は必須です。

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2009年08月24日

【堀崎町の家_アイデア】09_飾り棚のカエル+白っぽくなった下見板+室温測定2

■ダイニング脇の飾り棚にカエルとねこが猫
s090824a.jpg ダイニングの横のスギ羽目板の壁には、12コの飾り棚があります。この壁の裏側には配電盤があるので、家中の大量のケーブルが集まってきます。そのための予備スペースを壁内に確保するため、壁をふかしています。せっかく壁がふけてるので、色々小物を飾れる棚を作ろうかと思ったのでした。

s090824b.jpg 飾る小物は、ちょくちょく替わってますが、この時は6マス?に置かれていました。

s090824c.jpg これは「福を六(む)かえる」という、6匹のカエルさんです。大きな親?ガエルの口の中に、小さな3匹のカエルがいます。もう2匹は、石の上に座っています。なんともかわいいです。

s090824d.jpg こちらは、バリ島?のねこさんでしょうか、カップルのような2匹のねこさんが、ベンチに座って魚釣りをしています。微笑ましいのですが、よく見ると顔がちょっと怖いです...。

■外壁下見板が半年で白っぽいグレーに目
s090824e.jpg 半年経って、外壁の下見板の色味がだいぶ変わってきました。スギの赤味や木の黄色っぽさが抜けてきて、パッと見はかなり白っぽくなってます。いわゆるシルバーとかグレーとかいわれる状態だと思われます。やはり無塗装だと、半年ぐらいでこのぐらい変わるようです。張った当時は、http://home.kurade.net/article/27808144.htmlなどにあります。
 ですが、4種の樹種の差は、期待したほど差が出ていません。多少、スギが黒っぽくなりそうな気配を見せているのと、スギ以外の樹種は、節が目立たなくなってきたという程度で、これもよく見ないと分かりません。
 この先は、どう変化していくのでしょう。予想としては、2年程度でかなり黒っぽくなると思っているのですが、無塗装のため酸化する油分が少ないのと、完全に雨がかりで汚れが定着しにくいので、どうなるか分かりません。
 板のあばれの方も、コーススレッドが効いていて、今のところ問題はなさそうです。こちらは乾燥する季節を迎えるとどうなるか、見ていきます。ビスまわりがやせて緩んだあたりが寿命だと思うのですが、さて何年ぐらいいけますか...。

■全館冷房室温測定2:外気温34.5℃で室温28.5〜29.5℃晴れ
s090623b.jpg も1つ、http://home.kurade.net/article/30028842.htmlに続いて、2回目の全館冷房室温測定の報告です。やり方は前回と同じで、写真も前回のパクリです。

 測定日時 2009年7月15日14:30〜15:00頃
 外気温  約34.5℃ 晴れ
 エアコン 小屋裏 5kwタイプ28.5℃冷房運転
          2.2kwタイプ28℃冷房運転
      AM10:00頃から5kwタイプ連続運転
      PM13:00頃から2.2kw運転
 サッシ  YKKapフレミング2 ペアガラス(Low-Eではない)
 窓    全て閉 2,3階窓の一部換気框は開き
 カーテン 2/3程度レースカーテン引き
      3階南西向き一部ドレープカーテン引き
 換気扇  24H換気4ヶ所常時換気

測定結果は、
 1階 :約29.5℃
 2階 :キッチン,ダイニング 約28.5℃
     洗面所  約29℃
     小上がり 約29.5℃
 3階 :作業室  約28.5℃
     個室1  約29.0℃
     個室2,3 約29.5℃
 小屋裏:約30.5℃(エアコン近くは約29.0℃)
でした。

 今年の夏は暑い日が少なかったので、7月中の時が外気温が最も高くなりました。この頃は、室温設定が28.5℃と高めになっています。3階作業室の上の小屋裏にある2.2kwも稼働させてみました。
 やはり、小屋裏エアコンの直下、2階ダイニングと3階作業室は、設定温度ぐらいまで冷えます。そこから冷気が流れていく場所では、+1℃という感じです。3階の冷気が直接は流れづらい場所は、+1.5℃くらいです。この1℃や1.5℃は、移動してると温度の違いを少し感じるくらいです。前回涼しかった1階のコンクリは、今回までには室温まで暖まったようです。
 全体としては十分涼しいのですが、29.5℃となると、作業をするとちょっと暑いです。設定温度を下げると、もう少し温度が下がるかもしれませんが、エアコンのある小屋裏は結構温度が高いので、5kw1機だとこの外気温だとギリギリのようです。
 次回は、全館暖房の報告になると思います。その前に、電気とガスの使用量が報告できるかもです。

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posted by ki at 22:40| Comment(0) | 堀崎町の家_アイデア

2009年08月11日

【堀崎町の家_アイデア】08_手作りアプローチと庭を草花で覆いつくす

s090811a.jpg 堀崎町の家の庭兼アプローチができてきました。約32坪の敷地ですが、最優先で車1台分より少し広いくらいのスペースを確保しています。そこが草花で覆いつくされるような感じになり、とても気持ちが良いです。大人たちも子どもたちも、女性陣がほとんどですが、色々と楽しんでいるようです。
 私道との境界は、車の進入防止と土砂流出の抑制のための化粧ブロックの3段積みのみで、フェンスや門トビラは設置していません。機能ポールは枕木の再生品で、インターホンと大型のポストとクリアケースを利用した手製の表札を設置しています。
 私道から玄関へのアプローチは、幅700mmぐらいです。150角程度の3色トラバーチンと枕木を敷いて、パターンを作っています。目地部分は、白い小さめの化粧砂利で埋め、縁石はセメントレンガ系の既製品を並べています。トラバーチンは本来は屋外には向かないのですが、これは既に汚れやすい表面状態の安価のものを使用しています。このアプローチと下記の植栽は、全て奥さんによる施工です。
s090811b.jpg このアプローチの両サイドと道路に面する部分には、イングリッシュガーデン風?に、草花と樹木を敷きつめて植えています。土が見えないようにしたいことと、そうすることで雑草が生えにくくなるのだそうです。銀葉や青い花の植物から、赤や白い花の植物、黄色い花の植物へと、色がなじむような流れで植えているのだそうです。
 このあたりは、ミモザとジューンベリーの2本の樹木と、ブルーデージー、ブルーサルビア、ブルーセージ
ローズマリー、ルリマツリソウ、クフエア、ギボウシ3種、ダリア、センニチコウ3種などの草花が植えられています。
s090811c.jpg アプローチ脇には、カエデ系の樹木アオシダレが植えられています。まだ小さいですが、将来はこのアオシダレをくぐって行く感じにしたいのだそうです。

s090811d.jpg ガスや水道メーターを仕切るラチスの前には、サフィニアなどあり、アプローチ脇にはオリヅルラン、コクリュウが植えられています。奥の方には、オリーブの木も植えられています。

s090811e.jpg アプローチの奥の方は、アオキ、ユーカリ、3種のアジサイの樹木と、オジギソウ、ツワブキ、ギボウシ、アスチルベ、トレニア、クレマチス2種、ハゴロモジャスミンなどの草花が植えられたり、鉢で育てられたりしています。http://kurade.269g.net/article/14701357.htmlにあるような、シソ、ワケギ、トマト、ナスなどの野菜類やブルーベリーも、このあたりに植えられています。

s090811f.jpg 表の市道沿いは和風ゾーンだそうです。ここはフェンスがあるのでアサガオが育っています。その他、フウチソウ、オモト、ナンテン、センリョウ、ユキノシタ、トクサなどが植えられています。
 草取りや植え替え、剪定など色々と大変なようですが、それが庭いじりの楽しさでもあるようです。

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2009年07月29日

【堀崎町の家_アイデア】07_珪藻土の左官壁と杉の板壁

●珪藻土の塗放し左官壁家
s090729a.jpg 壁の仕上は2種類あり、色味や表情の異なる互いが引き立て合うようにして、空間が単調になるのを避けようとしています。
 仕上の1つはこの珪藻土漆喰の左官壁で、多孔質の珪藻土の、活発な吸放湿性などに期待しています。エコ・クィーンhttp://www.ecoqueen.com/という既製品で、タイプと色は珪藻土細粒入のNSZ-3です。既製品でも色々とある珪藻土壁材ですが、その中から、樹脂や防カビ剤を含まない製品であることや、会社を訪ねた時の本気感?や会社の方の雰囲気で決めたのでした。
 この左官壁は、防火の関係で石こうボードを張る壁と、明るくしたい吹抜け部の壁、板壁だと有効幅が確保できない階段部の壁に採用しています。その他の壁は、後記の板壁にしています。
s090729b.jpg コテ仕上は、塗放し仕上と呼んでいますが、上塗りを追っかけで2度塗りしたままの仕上です。なので、左官屋さんが塗っていった自然なコテ跡が残っています。表面は写真のような感じで、たくさんあるツブツブが珪藻土の粒です。押さえのようなフラット感でもなく、模様のような意図的な感じもありません。ですが、ある程度のムラや凹凸があるので、多少の部分補修やキズも、そんなに目立ちません。
s090729c.jpg 壁の構造は大壁なのですが、白い壁面に梁が呑み込まれていくのがあまり好きでなく、左官の作業性の面からも、左官壁は梁下の、胴差等に少しかかった高さで見切って止めます。なので、真壁とは逆に、胴差等が凹んで壁が出っ張っている納まりになっています。この上端の見切りをピクチャーレールで見切ります。左官壁は固いので鋲などは刺さらないので、このピクチャーレールにフックを後入れして、絵などを吊れるようにしています。

s090729d.jpg 一方、下端は普通に、H60mmの杉の巾木をまわして、実用面に配慮しています。

●杉のたて羽目板張りの板壁るんるん
s090729e.jpg もう1つの仕上は、杉のたて羽目板による板壁です。こちらの板壁は、板面の自然な壁の表情づくりと、木材による吸放湿性などに期待しています。

s090729f.jpg 羽目板は、実は、工務店さんが持っていた丸身の目透しの羽目板の実を詰めたものです。設計では糸面でやろうとしていましたが、結果的には、丸身によって壁に適度な表情が付き、床の杉板とも違った印象になったので、かえって良かったようです。羽目板は、上小節に無節をまぜて張っていて、今のところ無塗装のままです。

s090729g.jpg 板壁も大壁なのですが、こちらは板面を天井(上階床合板)面にぶつかるまで伸ばし、梁などを呑み込みます。

s090729h.jpg 下端も、床面に当たるまで羽目板として、特に巾木は必要ないので無しとしています。左官壁と板壁の、こういう見切り方の違いなども、単調にならず飽きない?空間を作るのに貢献しているようです。

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2009年07月15日

【堀崎町の家_アイデア】06_木の加工の雰囲気と見える金物

■木の加工跡で造った雰囲気を残するんるん
 この住宅は、梁や小屋組などがほとんど現しになっています。これらの木軸組の構造材は、通常のプレカット加工のみのままでの仕上なので、プレカット特有の加工跡がそのまま残っています。普通は、壁や天井の裏側に隠れている木軸組を、そのまま現している状態に近いですが、軸組用の杉材は、現し用にグリーンスマイルさんhttp://kurashi-kinoie.cocolog-nifty.com/gogokinoie/が調達・乾燥してくださった、埼玉・東京あたりのとても良い人工乾燥材です。
 住宅の空間全体で、木の表情や職人さん方々の仕事の雰囲気を、感じたりできるようにしているので、気にならないだけでなく、色々と見えて、考えたり楽しんだりできます。大工さんとしては、やや受け入れがたい考え方のようでしたが...。

s090715a.jpg 左は、梁に小梁が蟻掛けになっているトコですが、梁の小梁の回りにUの字形の凹みがあります。仕口の掛りが不足にならないよう、きちんと蟻掛けの加工された印のようなものです。その分、加工前の梁幅はふかされてますが、梁が現しなので、ギリギリまで凹みを浅くしてくれています。普通は、この後、凹みが平になるよう梁をもう一度加工するのですが、それを省略しています。

s090715b.jpg この左は、羽子板ボルトを引く座金の、プレカットの座掘りです。見える場合は、埋木したりするのですが、それも省略しています。その右の5つの小さい凹みは、プレカットの加工機が木材をつかんだツメの跡です。

s090715c.jpg さらに吹抜けには、梁材の上面に印字される軸組や材の記号が見えています。その他、運搬や建て方の時に付いたバンドの跡やキズなども、基本的にそのままになっています。これらツメ跡や印字などは、プレカット後の表面加工や、完成前に補修をすると分からなくなるのですが、それも省略しています。
 省略したのには、前記の雰囲気作りに加えて、工期やコスト面の要因もあります。大工さんの手による手刻みであれば、プレカットのような加工跡は残らず、仕口もキッチリいくのですが、数時間のプレカットに比べ2,3ヶ月かかります。また、この住宅は木材量が多いため、木工事全体での工事費を抑えなくてはならないこともありました。
 
■整然と見える金物の安心感家
s090715d.jpg 上記のように梁が現しのため、梁の抜け止めの役割をする羽子板ボルトも、見えるままにしています。現し用の見えないタイプの羽子板ボルトもあるのですが、高価なだけでなく、そのための梁の加工がプレカットでできず、手加工となるのでやめてしまいました。
 一般的な羽子板ボルトとプレカットでも、それなりに見せるために、羽子板ボルトの向きを揃え、座金を向きの気にならない丸にしています。ただし金物の性質上、梁の両端の羽子板ボルトが同じ側にならないように、向きを揃えています。羽子板ボルトは、あえて?ごく普通の腰高タイプを使用しています。見慣れてくると、見えることによる安心感というもあるように感じます。

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2009年07月05日

【堀崎町の家_アイデア】05_在来浴室でシンプルに使いやすくする

■やや高い水栓位置と使い方の自由度たらーっ(汗)
s090705a.jpg ほとんどの住宅がユニットバスの時代に、タイルを張った在来浴室で造っています。費用を抑えたい(結果的にはhttp://home.kurade.net/article/27652379.htmlのような施工手間がかかり、あまり抑制にならず...)ことと、水栓を高くしたいこと、タイルが好きなこと...などからです。

 水栓の取出しは床から650mm、ライニングの天端は床から750mmと、やや高めです。今どきは浴槽には自動給湯が付き、水栓はほとんど使わないので、洗い場と浴槽の兼用で水栓は1つとします。浴槽の設置高さは、またぎの安定から浴槽の底面と洗い場の床面の高さを近づけたいので、一般的な浴槽の設置より50mmほど高くしています。そのため、水栓のパイプが浴槽にあたらない高さにするため、やや高くなっています。

 一方、洗い場の方は、姿勢が楽なように、高めのイスに座って洗面器置き台を使います。洗面器置き台は、http://kurade.269g.net/article/12748910.htmlの時のバスラックです。イスとバスラックの天端高さは、どちらも400mm弱なので、床に洗面器を置く前提の水栓高さよりは、かなり高い必要があります。この浴槽と洗い場の条件から、高さ650mmがどちらにもちょうど良い高さでした。

 もうひとつ特徴的なのが、シャワーフックを吸盤式にして、初めから固定していません。そのため、各人が使いやすいシャワーフックの位置を、設定することが可能です。写真のような、右側の低い位置にシャワーを掛けることもできます。この位置は、座りながらシャワーを使ったり戻したりするのがとても楽です。

 照明は、昼白色(ナチュラル色)の電球形蛍光灯に交換しています。浴室は、色々と作業をする場所なので、やや暗く赤っぽい電球より、蛍光灯の方が良いのではと思っています。モザイクタイルと白いタイルの色の対比を、ちゃんと見えるようにしたいというのもあります。器具は、電球タイプのモノでしたが、電球形蛍光灯に交換可能なことを事前にチェックして、選定しています。

■混合栓とバスラックとシャワー家
s090705c.jpg 浴室の混合栓です。一時止水付きの最もベーシックなタイプです。給湯温度を39℃程度の適温給湯にするので、水とのミキシングは基本的に不要です。なので、サーモスタットタイプではなく、単純な混合栓です。パイプを、浴槽とバスラックの両方に届くように、長さ300mmのものに交換しています。そのため、先の色が合ってません...。メーカーは、近くのホームセンターで補修パーツが手に入りやすい、三栄水栓製作所のモノにしています。

s090705b.jpg バスラックは、こんな感じです。洗面器置き台は、使い勝手の自由度や掃除や工事不要や費用の面から、壁に固定しないことにしました。このバスラックの左側にも、シャワーフックが付いています。タダプラの製品で、http://www.tadapla.co.jp/tadapla/bath.htmlにあります。

s090705d.jpg シャワーヘッドは、三栄水栓製作所のSHAMOZYに交換しています。http://www.san-ei-web.co.jp/3a-park/wet_design/shamozy/shamozy.htmlにあります。軽く持ちやすい形で、広く柔らかいあたりのシャワーになります。少ない水量でも、ちゃんとシャワーになるので、節水効果があります。色が華やかなのが良いので、スケルトンアイスグリーンを選択したのですが、元々グリーン系だった右側のモザイクタイルがイエロー系に急遽変わってしまったので、やや浮いています...。

 吸盤式シャワーフックも、三栄水栓製作所のleafyです。http://www.san-ei-web.co.jp/3a-park/wet_design/leafy/leafy.htmlにあります。吸盤は強力で、フックも掛けやすく、回転したり角度が変わったりしてとても良いのですが、その分、やや大きいです。素材の関係か、色がブルーとグレーの2色しかないので、ブルーを選んでいるのですが、これも色がやや浮いています...。

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2009年06月23日

【堀崎町の家_アイデア】04_室内に風を導く窓+全館冷房室温測定1

■室内に風を導くたてすべり出し窓台風
s090623a.jpg この家は、風を通すという命題がありました。窓はできるだけ開けておいて、風が通って空気が動く気持ち良さを感じたいということです。そのために、窓は小さくなっても、風が通り抜けるための数を確保することを優先しています。埼玉の風は、たいてい南北方向に吹くので、建物の中を南北方向に抜けることを意識して、窓の配置をしています。もちろん、風だけで窓位置を決めているわけではありませんが...。

 次に、風をうまく建物の中に引き入れることを考えます。このあたりは、私の個人的な考えで根拠がある訳ではないのですが...。風を引き入れさえすれば、出ていく方は入った量にともなって出ていくのだと思うのです。この風の引き入れのために、写真のような外に開く窓、この住宅ではたてすべり出し窓を採用しています。このたてすべり出し窓を、南または北に向かって開くように設計します。こうすることで、壁に沿って流れる風を、建物の中へと導くフィンの役割を期待します。

 例えば、写真の板張りの外壁は、南西を向いています。今の季節は、風は南〜南南東の方から吹くことが多いので、写真の右側の南の方向に向けて開く、たてすべり出し窓を配置しています。すると南から来た風は、板張りの外壁面にあたって、そのまま外壁面に沿って写真の左側の北西方向に流れていきます。この外壁に沿って流れる風も、建物内に引き込もうということです。このような場合、引違い窓だと網戸も外付けとなり、壁に対してフラットなので、壁に沿って流れる風を建物内に引き入れることは、あまり期待できません。引違い窓は、窓に対して角度をもって入ってくる風を引き入れるのに有効だと思うので、この建物では、南東面だけに引違い窓を配置しています。

 一方、風が出て行く建物反対側の北東面では、たてすべり出し窓は、逆に北方向に開くよう配置しています。そうすることで、建物の外を流れている風に、自然に引っ張られるように、建物の中から風が出ていくように思います。秋から冬にかけては、風の向きがほぼ180度反対になるだけなので、逆方向で同じように風が建物を通っていくと思います。

 2ヶ月ほど経ちますが、風は非常に良く通ります。もちろん、窓だけでなく空間のつながりのあるプランや、吹抜けなどの効果もあります。また、これらたてすべり出し窓は、防犯や転落防止などもあって、全て半開ロックが付いています。写真の状態が半開の時の開き量なのですが、これでも充分に、風が入って通り抜けていきます。

■全館冷房室温測定1:外気温32℃で室温27〜28.5℃晴れ
s090623b.jpg ですが、やはり気温が30度を超えてくると、窓を閉めて冷房することになります。http://home.kurade.net/article/29524000.htmlにあるように、冷房は建物全館単位で行います。今日、外気温が32度まで上がったので、その時の室内の温度を計測してみました。測定には、写真のいくさんの温度センサー計を借ります。2つ温度が出てますが、持っている人の体温の影響の出ない、コード先センサーの上段表示の方で測定します。

 測定日時 2009年6月23日14:30〜15:00頃
 外気温  約32℃ 晴れ
 エアコン 小屋裏5kwタイプ1機のみ27℃除湿(弱冷房)で運転
      AM9:30頃から連続運転
 サッシ  YKKapフレミング2 ペアガラス(Low-Eではない)
 窓    全て閉 3階窓の換気框は開
 カーテン 2/3程度レースカーテン引き
      3階南西向き一部ドレープカーテン引き
 換気扇  24H換気4ヶ所常時換気

測定結果は、
 1階 :約26℃
 2階 :キッチン,ダイニング,洗面所 約27℃
     小上がり 約28℃
 3階 :各部屋 約28.5℃
 小屋裏:約29℃
でした。

 1階は、エアコンの冷気も下っていくのですが、RC造の打放し面があるので、冷えているコンクリートの影響もあると思われます。2,3階は、ちょっと労働をすると汗をかく感じですが、ほどほどな温度です。
 外気温が30℃台前半であれば、5kwタイプ1機でもなんとかなりそうです。ただ、エアコンを設置している小屋裏の温度が約29℃なので、エアコンはかなりフル稼働に近いのかもしれません。一般的には、やや容量不足なのかもです。なので、もう1機の2.2kwタイプも遠慮せずに稼働させた方が、良い場合もありそうなので、また、もっと暑い日に測定してみようと思います。

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2009年06月12日

【堀崎町の家_アイデア】03_便利な広い土間と再生ガラスカレット

■土間は来客にも作業にも便利るんるん
s090612a.jpg 靴のまま建物内に入れる土間は、色々と便利なので、少し広めに作っています。玄関を入ると、靴のまま行ける収納スペースやトイレなども合わせると、3坪弱ぐらいあります。
 そのうち、写真にあるデスク脇のスペースが1坪弱あり、小さめのテーブルやイスも置ける広さにしています。このスペースは、柔軟に色々と使えるように考えています。上がり框を少し囲むような感じにしているので、ご近所の方との立ち話も、家の内外行き来する子どもたちも、靴を脱がずに腰掛けて過ごすことができます。雨の日でも同じように居ることができます。

s090612b.jpg カウンターテーブルをセットして、来客対応・打合せスペースとしたり、作品等の展示スペースとしても使えます。作業台などを置いて、床上ではできない加工などの作業スペースとしても使います。壁もコンクリートで換気扇も設置していますが、さすがに屋内なので、調理ものはやめといた方が良さそうです。
 このような靴のままの使われ方をするので、トイレも洗面所を兼ねる仕様にして、靴のまま使えるよう土間に設置しています。収納スペースも、土間で使う物だけでなく、室内の床上にも屋外にも置いておきたくない作業用品の収納や、ゴミの一時集積場所などとして考えています。

■再生ガラスカレットの土間仕上ぴかぴか(新しい)
s090612c.jpg 土間の仕上は、写真のような再生ガラスカレット入りのモルタル仕上としています。タイル張りだと、作業するための床としては不安があり、かといってモルタル等の無地の仕上もさみしいので、考えた仕上です。当初は二分砂利入りだったのですが、再生ガラスカレットを見つけ、色味もあって珍しいこともあり採用しました。カレットは混色のタイプで、青、緑、茶、白などが混ざった、5〜13mm程度の大きさのものです。
 仕上方法は、洗い出しと同じような感じで、スポンジで拭き取りをして、最後ペーパーで磨いています。ですが、ガラスカレットが砂利のようにはいかず、左官屋さんと試行錯誤した、非常に手間のかかっている仕上です。セメントも白セメンを混ぜてカレットの色が引き立つようにして、全体としての表情を増すために、砂を入れています。
s090612d.jpg このガラスカレットは、岩手県の廃ガラスリサイクル事業協同組合から、はるばる来ています。埼玉にもガラスのリサイクル工場が5,6ヶ所あるのですが、通常のカレットはそのままでは建材としては使えないそうです。そこからゴミを取り除き、大きさや色を選別して、ケガしない程度に角を落とすなどの工程が必要で、そのため建材等向けの製品として、再生機械も手がける岩手県産?を選んだのでした。環境保全サービスhttp://www.khs.ne.jp/にあります。

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2009年06月01日

【堀崎町の家_アイデア】02_空間をつないで全館での冷暖房と換気

s090601f.jpg この住宅は、壁と天井でキチッと囲まれた部屋は、浴室とトイレしかありません。その他の空間は、平面的なつながりだけでなく、吹抜けや階段や小屋裏なども介して、1階から小屋裏まで一体になっています。そのため空調は、住宅全館での冷暖房と換気としています。どちらかというと、全館空調のために、各空間をつないでいると言った方が正しいかもしれません。

 全館空調とする理由は、1)家中どこでも、できるだけ快適にすごせるようにしたいこと、2)特に冬場の結露をできるだけ避けたいこと、3)設備機器の数を抑え、単純な機器としたいこと、などがあります。
 2)は、個別空調の場合、室温の低い部屋が結露の可能性が高くなります。ガラスがシングルの時代は、室温の低い部屋の窓で結露してたのですが、ガラスが断熱ペアとなると、室温の低い家のどこで結露するか、全く読めない可能性があります。そのため、小屋裏まで含め全体の室温を、できるだけ高く保っておこうという発想です。3)は、個別空調にすれば、その区分ごとにそれぞれ機器が必要になるのですが、全館空調であれば、全体として足りる容量の機器の設置で済ませることも可能です。台風
s090601a.jpg 具体的にどう機器を設置しているかというと、冷房は小屋裏に5.0kWと2.2kWのエアコンを冷房専用として設置しています。どちらも、普通の住宅壁掛け用で、2.2kWは既存の持込み品です。メインの5.0kWの方は、2階ダイニング上の吹抜けの上部の小屋裏に設置して、2,3階の2/3程度と、階段を冷気が降りていくことで1階まで冷やすことを期待しています。2,3階の残りを2.2kWの方で冷やします。

s090601b.jpg 暖房は、1,2階に比較的広い面積に床暖房を入れて、暖気が上っていくことで3階まで温めることを期待しています。床暖房は、都市ガス熱源の温水式ですが、全館暖房を見込んで熱源機の容量には、少し余裕を持たせています。運転方法は冬場の様子をみながらですが、前記2)の理由から、低めの温度で24時間入れっぱなしを想定しています。場合によっては、小屋裏のエアコンを、シーリングファン代わりに送風運転することも想定しています。いい気分(温泉)

s090601d.jpg 換気も、シックハウス等に関連する24時間換気は、全館一体での対応になります。一方、浴室やトイレの局所換気は、24時間換気とは関係なく必要になるので、この浴室やトイレの換気を、24時間換気の排気として回しっぱなしにして、兼用させてしまいます。多湿の浴室やにおいのあるトイレは、恒に排気することで負圧として、他の室内への湿気やにおいの流入を防ぐこともできます。2階の浴室と1,3階のトイレだけでは、排気量も排気場所のバランスも少し足りないので、小屋裏にもう1機24時間換気の排気を取付けて、小屋裏付近での空気の対流も図ります。
 これら排気の換気扇は、全てダクトの無い壁付けのパイプファンとして、省電力化を考えて最近の小型モータータイプとしています。ただ、パイプファンは風雨の影響が大きいため、屋外フードは深形タイプを組み合わせています。
s090601c.jpg この排気に対するための給気は、排気のある浴室とトイレ以外のサッシの換気框としています。この換気框は、サッシが閉まっている場合でも、このスリットを空気が通ることができます。比較的サッシ数が多く、給気としては余裕があるので、季節によって開けておく換気框の方位や階を変えることもできます。家

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2009年05月23日

【堀崎町の家_アイデア】01_月と星とお魚の引戸

s090523a.jpg 2階の引戸には、型抜きした杉板を額にはめて、おとなしいシナの戸のアクセントにしています。戸で空間を仕切った時でも、戸の向こう側の灯りが感じられると、少しつながっている安心感が感じられるのではと思います。額のサイズは200×200mmで、杉板は羽目板の余った部材を建具屋さんが接いで作ってくれたものです。片側にアクリルの型板を入れて、向こうは見えずに、光だけが通るようにしています。この額の高さも、こういうモノに興味を持ちそうな、子どもたちの目に入りやすいよう、戸の高さのほぼ真ん中へんの低い位置に設計してみました。目

s090523b.jpg 上は、小上がりを区切る2本引戸で、月と星です。下は、キッチンと脱衣室を区切る引戸で、お魚です。形に深い理由は無いのですが、小上がりの方は、寝そべって窓から空を見上げる感じがあるかな...と、脱衣所の方は、水まわりでキッチンもあるし...って感じでです(^^;)。抜き加工なので、なるべく単純だけど単なる図形にならないような形を選んでいます。少し雰囲気を出すために、形に動きを持たせるよう、プロポーションや角度などをマジメに?デザインして、原寸図を描いています。抜き加工もあるので、コーナー部はドリル抜きを想定したφサイズにしたりもしています。るんるん

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