2022年10月09日

【光と風と素材の家_メンテ】78_食器洗い乾燥機の回転ノズルを交換してみる


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少し前から、ビルトイン食器洗い乾燥機のノズルの回転が悪くなり、かなりゆっくりになってました。原因がどこかよく分からずでしたが、それでも大体洗えてたので、そのまま使っていました。ちなみに、この食洗機は、庫内配管や給水弁など自前で交換 しながら、毎日使用して13.5年が経過している、パナソニックNP-P60V1PKPKです…。

そこで、試しに回転ノズルを取り寄せて交換してみたら、クルクル回転して元通りになり、音も静かになりました。交換前の回転ノズルも、チェックや掃除もしてみて、特に問題は無さそうだったのですが、それでも回転ノズルが原因だったようです。

上の写真の奥が古いノズル、手前が新しいノズルです。外観からは、洗剤カス?が多少付着してるくらいで、擦り減りなど特に目立った違いは見つかりませんでした…。

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なので、中に何か詰まってるのかなと、古いノズルを切ってみますが、特に目立って、何か詰まったり付着したりはしてません…。もしかしたら、回転ノズルは、結構繊細なバランスで?回転してるのかもで、付着物の影響とかがあるのかもです…。あせあせ(飛び散る汗)

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posted by ki at 16:41| 風.光.素材の家_アイデア

【光と風と素材の家 アイデアとメンテ】 一覧

 引き続きアップしていきます。るんるん
01 [アイデア]月と星とお魚の引戸
02 [アイデア]空間をつないで全館での冷暖房と換気
03 [アイデア]便利な広い土間と再生ガラスカレット
04 [アイデア]室内に風を導く窓+全館冷房室温測定1
05 [アイデア]在来浴室でシンプルに使いやすくする
06 [アイデア]木の加工の雰囲気と見える金物
07 [アイデア]珪藻土の左官壁と杉の板壁
08 [アイデア]手作りアプローチと庭を草花で覆いつくす
09 [アイデア]飾り棚のカエル+白っぽくなった下見板+室温測定2
10 [アイデア]ヒノキ集成材のアイランド型オープンキッチン
11 [アイデア]色々な照明その1(吹抜け・ダイニング・キッチン)
12 [アイデア]色々な照明その2(個室・ホール・屋外・その他)
13 (メンテ) 床のワックスがけとデッキのメンテナンス
14 [アイデア]住まいの環境の評価その1(CASBEE)
15 [アイデア]住まいの環境の評価その2(熱損失係数Q値)
16 (メンテ) 木部のオイル塗布メンテと階段の滑り止め
17 [アイデア]床暖房による全館暖房の室温測定
18 [アイデア]陶器製の洗面器の良い雰囲気と苦労
19 (メンテ) 乾燥による木材の割れと無垢フローリングの隙間
20 [アイデア]打合せスペースはIKEAの家具に
→ 全てを表示(21〜)
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2021年04月09日

【光と風と素材の家_メンテ】77_CO2濃度の測定を、安価な測定器で試してみる


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CO2、ホルムアルデヒド、TVOCの各濃度と、温湿度を測定できる "Air Quality Detecor" です。最近の換気目安の参考になるかのお試しで、Amazonで吟味?して、ダメ元で送料込4,500円ほどで購入したモノです。今のところ、CO2に関しては目安には十分なレベルで機能してます。ホルムアルデヒドとTVOCは、まだよく分かりません。

そもそもCO2の濃度は、さほど正確に測定されるモノではなく、100ppmくらいは誤差の範囲で、数字にさほど意味があるとは思っていないです。概ね1,000ppmを超える状態が継続していると、その室内空気の状態はあまり良くないと、判断するくらいでしょうか。

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試しに先月、住人が3人+5ねこのウチで測定してみると、特に窓開けをしていなくても、どの時間どこでも450ppm(外気は410ppmほど)を超えないようです。室内の湿気排出を重視した設計なので、24時間排気とサッシ換気框と各部納まりなどから、スカスカなくらいのようです。その時の暖房は、床暖房のみです。

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この測定器に呼気を吹きかけると、1,500ppm近くまで上がるので、一応、機能しているのを確かめられます。本当は、石油ファンヒーターの影響も見たかったのですが、今年は片付けるのが早く間に合いませんでした。

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石鹸ほどの大きさしかないこの測定器ですが、はるばる10日ほどかけて、中国の深圳市から国際郵便 "ePacket"?でやってきました。発送元は運発送業者?なので、送り主が誰かはよく分かりません。でも、追跡有りなので、川崎東郵便局の通関を出るまで、送られてくるのは細かく見れてました。しかし、箱に「E15331W」と型番らしき表示はあるものの、本体には何の表示もありません。でも、5ヶ国語で書かれた取扱説明書には日本語も含まれます。色々気になるのですが、概ね役立ってるのでOKなんでしょうね…。家

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posted by ki at 21:07| 風.光.素材の家_アイデア

2020年11月06日

【光と風と素材の家_メンテ】76_ビルトイン食洗機の配管修理と給水弁交換


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先月また、食器洗い乾燥機の自前修理してました。前回は、2年ほど前 ですね。趣味ネタとしてアップしてますので、食洗機の修理は、自己修理せずメーカー等へ依頼してください。給排水や配線など色々つながっていて、固定もされてますので。

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ビルトインの食洗機、パナソニックNP-P60V1PKPKは、毎日使用して11.5年経過してるので、通常の機器寿命は過ぎていると思います。先月、"庫内排水エラー" と、給水が止まらなくなるのが、ほぼ同時に起こりました。なので、食洗機を引き出して、後パネルを開け原因を探ります。

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"排水エラー" の方は、ゴム配管の劣化でジワ漏れしていたようです。白い配管の下にあるL型のゴム配管が、その白い配管との干渉で、ゴム劣化が進んでしまったようです。上側の白い配管は、2年前にシリコンチューブに自前交換した配管で、2年経過した感じではまだ大丈夫そうです。

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今回は、その時の残りのシリコンチューブを使って、下側を交換してます。2本ある白い配管の下側が、今回交換した配管です。ちょっと折れ気味ですが、閉塞することはなく、シリコンの耐久性があれば大丈夫と思います。

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給水が止まらない方は、運転してない時でも、庫内の水位が、残菜フィルターの上までジワジワ上がってきてました。

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これは、給水弁の劣化不具合なので、写真の給水弁を手配しました。まだ、3,000円ほどで入手可能でしたが、その給水パッキンの一部は仕様変更になっていて?、ウチのタイプはもう無く、既存のものの再利用になりました…。なので、このパッキンがダメになったら引退です。

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給水弁は、水道からの給水ホースと庫内給水管の間に入っているだけです。本体から外し固定具からも取り外して交換し、配管接続と配線をやり直して、元の通り取り付ければ完了です。作業後の、試運転と標準運転1回は問題なく運転され、給水もちゃんと止まりました。1ヶ月ほど経過しても問題なく、これであとどれくらい延命できますかね…。

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posted by ki at 12:28| 風.光.素材の家_アイデア

2020年10月17日

【光と風と素材の家_メンテ】75_毎夏恒例の、全館冷房エアコンの連続運転とその掃除


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1ヶ月ほど前、先月の涼しくなった頃のことです。シーズン中、連続運転しっぱなしだったエアコンを止めました。今夏は涼しい日が挟まらなかったので、記録を見ると、7/20の朝から約57日間の連続運転だったようです。久々に運転を止めたので、停止時の "内部クリーン(弱暖房・送風)" を忘れないようにしたりでした。

ロフトに設置したこのエアコン(5.6kW)1台で、吹抜けと少ない壁を通して、家全体を緩やかに冷房してます。基本ヒト向けですが、家から出れないねこたちに、涼しい場所の提供のためでもあります。局所で短時間、別なエアコンも回す日もありますが、95%以上はこのエアコンが冷房を担ってます。

エアコン電気代を概算すると、8月一ヶ月の、エアコン相当による増分(約15,000円/月)を日数で割ると、約500円/日、涼しめの日400円/日〜猛暑の日600円/日という感じです。ただし、12年前の、断熱気密やサッシ仕様がやや低い住宅のため、最新の断熱・サッシ仕様の住宅より、エネルギー効率は悪いです。この金額は常に、高いとも安いとも捉えられる費用なのだと思います。

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そしてようやく今週、毎年恒例の、そのエアコンとロフトの掃除をしてました。エアコンは、フィルター関係の掃除と、吹き出し口から掃除できる範囲で、フィンやファンに付着したカビなどの除去です。

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現機種になってから、吹き出し口のパーツが外せるので、エアコンの掃除は楽になってます。下から見上げると、今年は、昨年などと比べるとカビの付着が少ないです。連続運転でエアコンを止める(水滴などが付着したまま、送風が止まっている)時間が少なかったせいかもですが、はっきりとは分かりません。

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それでも、ファンをブラシや掃除シートなどでゴシゴシすると、固着したカビやホコリが取れてきます。写真の倍くらいは取れたと思います。これで、来年のシーズンまで、このエアコンはお休みです。家

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posted by ki at 22:18| 風.光.素材の家_アイデア

2020年07月06日

【光と風と素材の家_メンテ】74_11.5年経過した外壁の下見板張りと落下防止


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先月までの自粛期間中のメンテナンスで、11.5年経過した外壁の下見板張りのことです。上の写真の、狭い壁面が南東向き、下の写真の、広い壁面が北東向きの壁面です。雨が少し降った後なので、少し湿って黒っぽい状態です。若い頃の勢いゆえの実験で、軒が全く出てないにもかかわらず、思ったより持ちこたえてくれてます。そこに一応、落下防止ビスを追加し始めました。建築時の様子は、【堀崎町の家】4種類もの外部仕上が にあります。

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幅120×厚15の板を重ね30として、杉(主に赤身)・檜・松・ヒバ(だったかな…)を、長さも数種作っての乱張りです。かつ、横方向は削ぎ継ぎで木口を重ねて、そこをビスで押さえ込む(釘類では、板の動きに負けそうに思ったので)…という、手間を減らしつつも少々乱暴な納めです。足場組まないと再塗装ができないので、ならばと初めっから無塗装で…、という無謀です。

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割れたり(上下ともビスで留められてるので)、節が抜けたり、腐食し始めたり、の板がちらほらありますが、まだすぐに大きな問題は無さそうです。見た目は、マニアの人以外には、ただ汚らしい…と思うだけですが…。樹種では、見える範囲ですが、柔らかい杉と松(松ヤニに汚れが付着してそこから腐食する?)が痛みやすそうです。それよりは、サッシからの雨水の流れる位置など、濡れ方と乾きやすさの方が影響大きそうです。

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北東側は、市道に面しているので落下すると危ないです。まだ、すぐに外れそうな板はなさそうですが、一応、脚立で届く範囲で、浮いたり腐食している板に、落下防止用にビスを追加打ちしてました。板に潜らないよう、トラス頭の長ビスで胴縁に留めてます。ビスは、色から浸炭焼入を使ってみましたが、違い見えないのでSUSでよさそうです。新築時は、ビスの種類まで打合せが至らず、大工さんはコーススレッドで留めてくれてました。頭はなるべく潜らないようにしても、やはり頭による凹み部分に雨水が入り、そこから徐々に腐食が始まります。

板の隙間や割れから見える範囲では、下地の防水シートや胴縁の状態は良さそうです。下見板張りがスカスカなので、壁面に湿気がこもりにくいこともあるでしょうか。

あわよくば、傷んだ部分の板だけ交換して、一生モノで…と考えてましたが、さすがにそれは難しそうです…。また板張りを違う方法をやってみるか、素直に金属に張り替えるか、試してみたい塩ビ樹脂サイディングを張ってみるか、どうしたもんか考え中です…。家

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posted by ki at 20:02| 風.光.素材の家_アイデア

2020年06月03日

【光と風と素材の家_メンテ】73_給湯器リモコン・水栓泡沫・収納折戸・洗濯機の対処など


春から初夏にかけては、小さな不具合が出やすいので、ちょこちょこ対処しています。気温が上がってモノが膨張し、湿度が上がって空気中の水分が増え、不具合が起こりやすい時期ではあるのですが…。

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先月、ガスふろ給湯器の台所リモコンが消え、原因を探り対処してました…。一応、リモコン端子原因だったので自前作業してますが、ガス機器なので、何か不具合があった場合は、ガス会社か機器メーカーに点検依頼するのが基本です。

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給湯器自体の動作と風呂リモコンの機能には問題ないので、台所リモコンの接続端子を疑います。給湯器のリモコン端子ケースを開けてみると、接点のU型端子部分で、台所リモコン側は断線、風呂リモコン側もほぼ断線状態でした…。

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なので、どちらもケーブルの傷んでる部分を切り落とし、新たにU型端子を付け直し、接続し直します。手持ちのU型端子に絶縁被覆が無かったので、別途被覆を被せてビニルテープで巻きます。

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端子が痛んだ原因は、経年や風雨の他に、ケーブルがケースの下側から押されて、より線に上向きに無理な力がかかっていたようです。下側から押された原因は分かりませんが、風圧か、雨の跳ね返りか、動物か…とかでしょうか。給湯器が据置型(壁掛型でない)のため、接点等が風雨の影響を多少受けやすいのもあるかもです。

なので、ケース下側の穴保護とケーブル押さえのため、劣化していたスポンジの代わりに、ポリエステルの断熱材を挟みます。そして、各端子も保護のためビニルテープで覆ってみます。

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さらに、閉めたケースの上部分にも、ビニルテープを貼っておきます。問題なく台所リモコンも復帰し、給湯器も普通に稼働しました。この状態で、給湯器の寿命が来るまで、いきたいところです。

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洗面所の水栓パイプの先の、泡沫器も中が破損しました。上の写真は、破損した泡沫器を外した状態です。近くのホームセンターで同じ部品を買ってきて交換です。

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お湯も使う水栓なので、泡沫器の樹脂が痛みやすいと思われます。かつ、泡沫器の中は、水流調整のパーツがぶら下がるような構造のため、劣化したところに、掃除で下からグイグイ押しすぎて折れたようです…。

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少し前には、食品庫トビラの不具合とも格闘してました。ずっと若干の不調を抱えていたのですが、色々調整しても改善しないまま、ついに何かが壊れました。

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トビラを外して原因を探ると、上吊り金具の一部が破断してました…。部品発注しましたが、入荷まで1週間ほどかかります。ウチは、ねこ×5でトビラは必須なので、部品交換までの暫定処置として、破断部品が支障しないよう対処して使用してました…。その後、この暫定処置が意外に負荷が小さく良く、潤滑剤を差して暫定のまま使っています。

このトビラは既製品ではなく、製作の上吊り折戸です。大工さんと建具屋さんが、レールが見えないようにとアウトセット納まりにしてれたので、それゆえ開閉負荷に元々多少無理がありました。それが、圧倒的に開閉回数の多いキッチンの食品庫だったために、11年の間に、かなりの負荷が蓄積されてたようです…。

このトビラの経験から、その後の上吊り折戸の製作では、レールを埋め込めない場合は、アウトセットではなくレールを見せる納まりにしています。

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さらに最近、ドラム式洗濯機(Midea東芝ライフスタイルの「TW-96A5L」2016年製)が、"泡センサー" 関係の不具合?っぽい挙動が起きてます。こちらま未だ解決せず、点検依頼するかも判断できず…です。

"標準" で洗濯すると、3,4分ですぐ排水して "泡消し動作" になってしまいます。液体洗剤なので泡はほとんどたたないですし、洗剤の入れすぎもありません。なおかつ、"標準" 以外なら "泡消し動作" は起こりにくい?…となると、プログラム関係の不具合っぽく、そうなると点検依頼しかないですが…。一応、メモリーなどのリセット(工場出荷状態に戻す)をしてみますが、関係は無さそうです。

"標準" で洗濯する機会が少なく(ほとんど "メモリー" で洗濯してる)、いつから起こるようになったかは不明です。先月から液体洗剤を変えたのですが、どちらもメジャーな洗剤なので、その影響は考えにくいです。なので、"標準" の時だけ制御が入る "ecoモード" が怪しいので、 "ecoモード" をOFFにしたら、"泡消し動作" は起こりません…と、思ったら、別な日には起こりました…。洗濯物の量が多いと起こりやすい?気もしなくはないですが…。

ということで、"泡センサー" に何か付着して?敏感になっている?と仮定して、掃除を考えます。"泡センサー" がどこにあるかは分からないので、通常の手入れの範囲で徹底的に掃除してみます。水だけで槽洗浄をして、乾燥の風道掃除を、洗濯機に付属のパイプを掃除機に付けて、念入りにホコリを吸います…。

その後の、昨日今日は、"泡消し動作" は起こっていませんが、何か効果があったのかは未だ全く不明で、今後も起こるかも…という状態です。素直に、点検依頼をすればいいのですが、再現性がないので、依頼もしづらいのですよね…。

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posted by ki at 16:19| 風.光.素材の家_アイデア

2019年10月17日

【光と風と素材の家_メンテ】72_サッシハンドルの緩み調整と換気ファンのメンテなど


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少し前に、縦すべり出し窓のサッシハンドルが、緩んでガタつくようになったので調整してました。緩んでも外れることは無く、閉めてる時はガタつかないのでそのままでも大丈夫ですが、一応、外して原因など探ってました。

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ちなみに、サッシのハンドルを交換部品として取り寄せると2,000円ほどで、取り付けもビス2本で枠に留めてあるだけなので、交換は簡単です。

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緩んだ原因は、右に置いてある、回転部品の間に挟んであった樹脂製ワッシャーの劣化脱落でした。ということは今後、他の縦すべり出し窓でも起こるということですが、同じハンドル付きのサッシが18コもあります…。転用できそうな汎用の樹脂ワッシャーを探しますが、無さそうなので、ワッシャーの代わりになる部品の自作を考えます。

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色々試した結果、写真のような形状にプラ板をカットして、隙間に押し込むのができそうです。ワッシャー厚は約0.8mmですが、その厚みのPETプラ板は無かったので、片方を0.5mm厚、もう片方を1.0mm厚にしていけそうです。

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プラ板が透明なので分かりにくいですが、ハンドル回転軸の左右両側に強引に押し込んで、ハンドルの緩みは無くなりました。あとは、PETプラ板の耐摩耗性がどれくらいもつかは、今後の様子見です…。目

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同じ頃に、1階トイレのパイプファンで、回っていても、室内に戻ってくる空気流が多いことに気付きました。

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羽根を外して風道を覗くと、たっぷりホコリが溜まってました。こんな感じのかたまりで、4つくらいをかき出しました。本来パイプファンは、風圧力が小さいので、外壁面に設置して風道は壁厚程度までのものです。ですがここは、外まで60cmほどの距離があるため、外まで押し出されないホコリがたまりやすくなってます。

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これで風道内がスッキリして、戻ってくる空気流も少なくなりました。台風

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もう一つ換気扇ネタで、9月の台風15号とその翌日の激しい3回の雷雨時に、レンジフードファンの排気口から雨水が入り込んで来ました。排気口に面と向かって、相当に強い風雨が吹き付ける時は仕方ないのですが…。レンジ排気口のウェザーカバーは、排熱効率から浅めのタイプが基本で、排気ダクトは外壁汚れ防止のため内下がりの勾配で設計しますので。

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雨水が入り込んでも、レンジがIHの場合は水を拭き取れば済むのですが、ガスの場合は水が乾くまで使えなくなるので、あらかじめカバーなど対策が必要になります。雨

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posted by ki at 21:33| 風.光.素材の家_アイデア

2019年08月30日

【光と風と素材の家_メンテ】71_ドラム式洗濯機の循環水やホースなどへの対処


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建物や設備や家電製品など色々起こるのですが、その原因を探ったり対処法を考えたりが好きだったりします。少し前に、ドラム式洗濯機のカテーテル手術?をしました。ドラム式洗濯機は、以前にも 書いてます "Midea 東芝ライフスタイル" の「TW-96A5L」です。洗浄水の循環によるシャワー機能があるのですが、そのシャワー水がほとんど出なくなってしまい、糸くずなどで詰まってしまったようでした。

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そこで、循環水の経路に何を通し入れてみることを考えます。細くて傷つけないモノということで、壁などへの作品掲示用に所有していた、柔らかいSUSワイヤーが使えました。

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循環水の出口穴からワイヤー差し込みます。少しづつ入れていき、突き当る感じのところまでいったところで、何回か軽く押し引きしてツンツンします。穴の中には、ワイヤーが1m近く入った気がします。

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施術後、無事に本来の2本のシャワー状の循環水に戻りました。

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その後、同じ洗濯機で、給水ホースの洗濯機側でじわじわと水漏れしてるの気付きました。写真は、拭き取ってしまった後ですが、凹みのところに水が溜まりますが、下まで流れるほどではありませんでした。

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給水ホースを外すと、中のゴムパッキンが変形して破けていました。洗濯機の設置時に、かなり締め過ぎだった上に、緩める機会が無いので変形が進んでしまったようです。給水ホース自体は、以前の洗濯機の時に ホースだけ買い換えた ものなので、4年半ほど経過しています。

普通の水栓でも、ゴムパッキンのタイプ(カートリッジ等ではないタイプ)は、ギュッと締め過ぎるとゴムが変形して、かえって止水が悪くなってしまうので、スーっと閉じるようなイメージが良いです。

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通常は、ホースを買い換えるのですが、まだまだ使えることや、現洗濯機に付属の短くて使ってない給水ホースもあったので、そのホースからパッキンの移植だけで済ませました。

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一応、ホームセンターで汎用パッキンを探したのですが、同サイズ(径26穴14厚3?)は無く、偏心管用?(径26穴16厚2)が使えそうで購入したものの、剛性が足らない気がして試しませんでした。

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余談ですが、もう一つ洗濯機ネタです。ウチは防水パンを設置せず、ドラム式洗濯機を床に直接置き、床に直接設置した洗濯機排水トラップへ排水をしています。その排水トラップは、下階の排水ルートの関係から、洗濯機から1mほど離れた位置にあります。現洗濯機は、機内が部品等でいっぱいなため?、排水ホースの出の高さが低いので、上の写真のような状態になっています。

そのため、洗濯機から排水トラップまでの間、排水ホースは床を這う状態になり、そこに排水が溜まります。排水の障害になるわけではないので、洗濯機の動作には何の問題もありません。ですが、排水が溜まるゆえ、洗濯から出る糸くずや汚れ等も徐々に溜まり、だんだんとそこで発生する臭気が洗濯機へ上がってくるようになりました。

本当は、排水ホースに水が溜まらないようにできるといいのですが、洗濯機の排水とトラップの高さから、なかなかうまい方法がありません。今は、脱水と乾燥の終了前に、手作業で排水ホースを持ち上げて、溜まった水をトラップへ流しています。毎回ではなく、気が付いた時だけですが…。たらーっ(汗)

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posted by ki at 21:18| 風.光.素材の家_アイデア

2019年06月08日

【光と風と素材の家_メンテ】70_ロールスクリーンの洗濯とロフトエアコン試運転


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 先月の暑くなった頃、自宅1階のロールスクリーンの洗濯をしてました。築10年が経過したのですが、ロールスクリーンの洗濯はまだ2回目です…。普通のカーテンは、毎年の季節に1回くらいは洗濯していますが、ロールスクリーンはプルコード式なので、取り外しや取り付け後の調整が面倒なので、やらなくなっていました。しかし、1階のスクリーンは、ねこたちの体が触れ、だいぶ汚れが付いていたので、久しぶりに洗濯することにしました。

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 1階は窓が小さいので、TOSO(トーソー)の「マイテック 小窓」という、洗濯可のロールスクリーンです。この製品(注:2009年仕様)は、ローラーパイプとスクリーンの脱着が止めの無いファスナーになっています。そこで横着して、ローラーパイプは取り外さず、スクリーンを引き出した状態で、スクリーンのファスナーだけ手で外します。ローラーパイプが、その位置から回転しないようにしておき、洗濯後にそのままスクリーンを戻すようにします。

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 スクリーンは久しぶりの洗濯なので、洗濯機ではなく、浴槽で浸け洗いします。濃縮洗剤の"ウルトラアタックNeo"で浸けるので、浴槽の循環口に洗剤が入らないように注意です。浸け洗いした後、洗濯機ですすぎと脱水して、元通りに取り付けて乾かします。最初の写真は、取り付け後の乾燥中を撮ったものです。

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 ファスナーの取り付けには、そのためのスライダーが、ウエイトバーの中に用意されてます。

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 スライダーを使って、スクリーンのファスナーを閉めて取り付けていきます。その際、ローラーパイプが巻き戻ってしまうと、その再調整がやっかいなので、巻き戻らないよう注意しながらです。無事に6枚の、洗濯と取り付けが済みました。

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 こちらは、先月末、30℃を超える暑さになるとのことで、ロフトの掃除と、そこに取り付けている全館冷房用のエアコンの点検をしていました。半年に1回の恒例で、今回は黒い方も手伝って?くれてました。ロフトなので暑くなるので、朝の涼しいうちから始めます。ロフトの埃とねこ毛で掃除機はいっぱいになり、エアコンの試運転は問題なしでした。家

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posted by ki at 21:03| 風.光.素材の家_アイデア