2017年11月15日

【光と風と素材の家_メンテ】62_バルコニー手すり笠木からの雨漏りの簡易対策


s171115a.jpg ルーフ状のバルコニーになっている部分の下階に、少々雨漏りしています。天井を張っておらず剛床の合板が丸見えなので、大雨が続くと剛床に浸みてくるのが目で確認できます。確認できるのは、良い面もありますが、逆に気になってしまう面もあります。写真は、乾いている時に撮ったもので、白っぽい痕が雨漏りの浸み痕です。だいぶ前から気付いていましたが、多少の雨漏りは大丈夫だろうというのと、雨漏りの対策は難しいだろうという推測から、そのまま様子見にしていました。雨

s171115b.jpg ただ、原因は概ね分かっていて、写真の、バルコニーの手すり端部の笠木の取り合い部分から、侵入していると思われます。雨漏りの痕が白いのは、外部仕上げの珪藻土等が一緒に流れているからで、ということは、バルコニーの床防水は関係無いと推測します。

 この外部仕上げは、珪藻土と消石灰を主成分とする左官材で、9年前の建築時に「エコ・クィーン」http://www.ecoqueen.com/に製品としてあったものです。現在は、外部用は販売されていません。珪藻土も、強アルカリの消石灰も、カビなどの繁殖を抑える効果があるので、多少の雨漏りに外部仕上げが一緒に流れているのであれば、まあいいかなと勝手に思っていた部分もあります。

 一方で、この外部仕上げが、雨漏り原因の一つになっていると思われます。撥水を基本とする一般的な外部仕上げとは異なり、吸水したうえで空気中に活発に放湿する性質の外部仕上げなので、雨で濡れると染みたようになりますが、雨が止むとすぐに乾いていきます。ですが、雨が続いたり、量が多かったりすると吸水した状態が続いてしまうことになり、そのたっぷり含んだ水が、防水層を貫通するタッカーなどを通じて下地合板や壁内へ伝わるのではと思っています。

 それでも、通常の外壁箇所であれば、壁内へ侵入することにはならないと思います。しかし、写真の取合い部分は、板金製作の笠木のため、勾配があるとはいえ上に雨水が溜まりやすいうえに、外部仕上げをその笠木に被る納まりにしてしまったので、溜まった雨水を外部仕上げがどんどん吸い上げる結果となっていました。つまり、六尺長の笠木に降る雨の大半を、この笠木端部の外部仕上げが吸水し続けてしまう…という状態で、さすがに吸水過多になっていたと思われます。

 ちなみに、写真の入隅部にかなりの汚れが付着していますが、これも吸水する性質ゆえのようです。手すりや笠木に降り積もった汚れが雨水と共に流れた痕ですが、外壁仕上げが吸水するため下まで流れず、表面の凹凸に残ってしまうようです。それでも、珪藻土等の性質から、有機物であれば分解されて時間の経過と共に消えていくのですが、排気ガスなどによる無機物は分解されないので、そのまま残ってしまうのでは、と推測しています。

 このような外部仕上げの性質を、建築時にそこまで理解できていなかったので、手すりや笠木の納まりに考えが至りませんでした。手すりや笠木の端部は、外壁面に直接接しないような納まりが良かったようです。あせあせ(飛び散る汗)

s171115c.jpg 前置きが長くなりましたが、少し雨漏り対策をしました。前記のように、手すりや笠木に降った雨水が、接する外部仕上げに吸水される量を減らすことを考え、単純に堤防を作ってみました。ホームセンターで売っていたスポンジゴムテープを、手すりと笠木に写真のように二重に貼り、水切りになるよう端部を長めに垂れ下げておきます。本来のコーキング等での作業はなかなか大変なので、テープなら貼るだけで済み、ゴムや接着が劣化してきたら、安価なのでまた貼り替えればいいと割り切れます。見た目も気にしないことにします…。

s171115d.jpg 肝心の効果では、笠木の堤防の効果が大きいようで、ゴムテープをつたって雨水が下に落ちています。手すりの方は木製なので、さほど関係は無いようです。10月は台風などで雨が多かったのですが、最初の写真のような、剛床の下まで浸みてくるような雨漏りは無くなりました。壁内などの見えない部分は、どうなっているかまでは分からないですが…。モバQ

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posted by ki at 20:05| 風.光.素材の家_アイデア

【光と風と素材の家 アイデアとメンテ】 一覧

 引き続きアップしていきます。るんるん
01 [アイデア]月と星とお魚の引戸
02 [アイデア]空間をつないで全館での冷暖房と換気
03 [アイデア]便利な広い土間と再生ガラスカレット
04 [アイデア]室内に風を導く窓+全館冷房室温測定1
05 [アイデア]在来浴室でシンプルに使いやすくする
06 [アイデア]木の加工の雰囲気と見える金物
07 [アイデア]珪藻土の左官壁と杉の板壁
08 [アイデア]手作りアプローチと庭を草花で覆いつくす
09 [アイデア]飾り棚のカエル+白っぽくなった下見板+室温測定2
10 [アイデア]ヒノキ集成材のアイランド型オープンキッチン
11 [アイデア]色々な照明その1(吹抜け・ダイニング・キッチン)
12 [アイデア]色々な照明その2(個室・ホール・屋外・その他)
13 (メンテ) 床のワックスがけとデッキのメンテナンス
14 [アイデア]住まいの環境の評価その1(CASBEE)
15 [アイデア]住まいの環境の評価その2(熱損失係数Q値)
16 (メンテ) 木部のオイル塗布メンテと階段の滑り止め
17 [アイデア]床暖房による全館暖房の室温測定
18 [アイデア]陶器製の洗面器の良い雰囲気と苦労
19 (メンテ) 乾燥による木材の割れと無垢フローリングの隙間
20 [アイデア]打合せスペースはIKEAの家具に
→ 全てを表示(21〜)
posted by ki at 20:01| 風.光.素材の家_アイデア

2017年10月07日

【光と風と素材の家_メンテ】61_無垢フローリングの、ねこの爪キズとゲー痕メンテ


s171007a.jpg 1ヶ月ほど前の週末に、自宅床のオイル・ワックス塗布をしました。かみさんもいくさんも外出していて、5ニャンも昼間は寝てるので、その隙を狙って作業します。2階のウォールナット系の無垢フローリングですが、ねこたちの爪キズとゲー痕がだいぶ目立ってきていました。ですが、床暖のある床なので、手入れできる時期が限られてしまい、なかなか時間のとれるタイミングが合わず、手入れは5年ぶりになってしまいました。
 塗布作業は、1回で2階床全面をというわけにはいかないので、家での生活や家事などが支障ないようゾーン区分して、ゾーンを移動しながらの作業になります。ただ、通れなくなるのは、ワックスの乾燥を待つ30分〜1時間くらいの間だけなので、長時間立ち入れないようなことはありません。目

s171007b.jpg 今回作業は、ねこたちの爪キズとゲー痕をなるべく消すために、少し面倒なフルコースの作業をします。1) ワックス等が付かないよう壁や家具にマスキングテープ貼り → 2) サンドペーパーで汚れやねこゲーをなるべく消す(床表面の荒れはもう諦めて無視)→ 3) 掃除機と固く絞った雑巾で掃除 → 4)ごく薄くオイル(リボスの「デュブノ」)をウエスで塗布して爪キズ等へ浸透 → 5) 表面の残りオイルをペーパータオルで拭き取り → 6) ワックス(ターナーの「米ヌカワックス」)をウエスで塗布 → 7) ワックス乾燥後にウエス等でワックスの拭き取りと磨き → 8) マスキングテープ剥がし…です。
s171007c.jpg 「デュブノ」は浸透させるための下塗りオイルで、サラサラしていて、浸透も乾燥も早いので使っています。他社でも同様なのはあると思いますが、5年前に買った分がまだだいぶ残っていたので…。「米ヌカワックス」を使っている理由は特になく、蜜ろうでないもの、ということで1度使ってみて、良好なのでそのまま変えていない、という感じです。家

s171007d.jpg 写真は小さいですが、右側がオイル・ワックスの塗布前、左側が塗布後です。右側に白っぽく点々と付いている痕が、ねこたちのゲーの痕です。
 ワックスは思ったより残っていたので、キズ・汚れ以外は、さほど違いは出ませんでした。なので、ねこたち次第ではありますが、次回もだいぶ先で良さそうです。
 この週末はまだ残暑で、気温も湿度も高く、日中の最高気温は30℃を超えていました。やはり、オイル・ワックス塗布作業には、気温も湿度もちょっと高く、塗布後に十分に拭き取ってはいるものの、なんとなくベタつき感が出てしまいます。しかし、時間が経過して乾燥がさらに進み、そのうち気温が下がってくると、ベタつき感は無くなります。

s171007e.jpg 夜の、照明による反射の感じと、板とキズによる表情です。板目などがあまりキレイすぎる床より、このぐらいのキズや汚れがある方が、馴染んで親しみやすいように私は思うのです。るんるん

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posted by ki at 22:59| 風.光.素材の家_アイデア

2017年08月05日

【光と風と素材の家_メンテ】60_棚板製作で電動工具テストとレンジフード清掃


s170805a.jpg http://home.kurade.net/article/180449519.htmlの続きで、メンテナンスその2です。久しぶりに電動工具の出番がありました。といっても、収納の棚板追加だけなので、ストックしているシナランバー材を切って、棚ダボ用の溝を掘るだけなので、電動工具の使い方と状態を確かめた程度です…。
 サイズを測って、まず丸ノコでカットするのですが、素人オジサンなので、大工さんのように定規当ててサッと切るというのは、ズレてしまったりするのでリスキーです。なので、作業台にランバーをしっかり固定し、ノコ定規用の木材も固定して、丸ノコの扱いだけに集中してカットします。

s170805b.jpg カットの次は、トリマーで溝を掘ります。U溝ピットを使うのですが、安く購入したピットの軸径の加工精度が悪く、太くてはまらないという事態に陥ってました。やむなく、U溝ピットを購入し直して作業するという余計な手間がありました…。
 トリマーは手での保持だけではコントロールできないので、溝を掘る位置と長さに合わせて、ガッチリガイドを固めます。20mmほどの溝を4ヶ所掘るだけなのですが、掘る作業よりガイドを間違いないようにしっかり固定する方に時間がかかります。

s170805c.jpg あとは、細かいバリなどを取って、棚板の正面木口にシナテープを貼れば終わりです。シナテープも長く在庫しているものなので、シッカリ貼り付いてもらうために、ドライヤーでしっかり温めながら貼り付けてから、余った部分をカットします。
 下段の棚板が今回作った15mm厚のランバーで、上段の当初からのランバーは21mm厚です。キッチン収納なので、中はオイル塗装をしてあったのですが、シナの汚れ具合は無塗装とあまり変わらない印象なので、今回は無塗装のままです。家

s170805d.jpg 同じ頃に、http://home.kurade.net/article/32001357.htmlにある、アイランド型キッチンのレンジフードファンのフィルター板も清掃してました。IHなのであまり汚れないとはいえ、こちらは年に数回掃除しているもので、たまたま私が掃除を担当した、ということです…。
 フィルター板は、スチール製のメッシュ状に穴が空いた板状のものです。それを外して、油汚れを分解するため洗剤へつけ置きするのですが、板のサイズが大きいので、ゴミ袋の中に入れてつけ置きします。

s170805e.jpg メッシュ状の穴の掃除が面倒なようなので、今回から、不織布製のかぶせるタイプのレンジフードフィルターを試してみます。フィルター板のサイズは、一般的なレンジフード用のモノが使える大きさで、フィルターをかぶせて裏側から見ると、こんな感じです。

s170805f.jpg レンジフードに取り付けるとこんな感じです。写真は整流板を外した状態なので、整流板の付いた使用時の状態では、白いフィルターは見えません。
 本来のこのレンジフードの設計では、内部の回転ファンから振り払われた油分が、フィルター板を通って下のセンターカバー部分へ貯まることになっています。ですが、フィルター板のメッシュ穴が詰まる状況になってしまうので、そもそもフィルター板より上に油分がなるべく上がらないように、不織布のフィルターを付けてみたという感じです。いい気分(温泉)

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posted by ki at 17:44| 風.光.素材の家_アイデア

2017年07月25日

【光と風と素材の家_メンテ】59_手洗器石けんカス掃除とハンドルや表札交換など


s170725a.jpg 春から最近にかけてのメンテナンスその1です。まずは1階のトイレ手洗器の掃除です。メーカー製とかではない陶器製の手洗器ですが、それゆえ排水金具との取り合いがうまくなく、底に水が貯まる状態になっていました。8年を経て、その貯まる水の縁やその周辺に、石けんカスなどの汚れがこびりついてきてました。日々の掃除はしているものの、ある程度を越えると簡単にはとれなくなってしまいます。陶器が紺色のため、その石けんカスなどは白くとても目立っていました。

 まずは、メラミンスポンジでこすってみますが全く効果無しでした。石けんカスには酸性が効果があるとのことで、クエン酸のキンチョーの「ティンクル」http://www.kincho.co.jp/seihin/で落としてみると、効果ありますがキレイに落とすには至らずでした。ならばと、クエン酸をメラミンスポンジでこすってみたら、逆に石けんカス汚れを広げる結果になり大失敗でした…。

s170725b.jpg 結局、輪っか状になった石けんカスの塊は、マイナスドライバーで陶器を傷付けないよう削り、薄く広がった石けんカスをコンパウンドで全体磨いて削り取る…という、ハード的な方法に頼る結果になりました…。ですが、キレイになってなかなか良い感じです。

s170725c.jpg 洗面脇の収納扉の取っ手も交換しました。元々は、なるべく小さいもので…ということで、ビス1本のつまみだったのですが、高さ1,800mmある扉では開閉に不便で、ホームセンターで売っていたビスピッチ40mmの小さなハンドルに交換していました。そのハンドルに付いてたゴムが剥がれてきてしまいました。

s170725d.jpg 40mmでも小さくて使いづらかったので、再びホームセンターで物色して、今度はビスピッチ70mmのブラウン色のカチューシャハンドルを選んでみました。金属製は冷んやりするので樹脂製のもので、ビス径はメーカーで若干異なるので、前の40mmと同じメーカーの製品にして、ビスは交換せずそのまま使います。40mmの時の穴が残りますが、面倒なので埋めたりせず、今のところそのままです。

s170725e.jpg こちらは、8年経っても本設してないウチの表札です。この仮設の表札は、光沢紙などにプリントして、クリアホルダーに入れたりパウチしたものを、枕木にビス留めしただけのモノです。ですが、臨機応変に変更できるので、表札というより掲示物のような感覚が意外に良くてやめられずにます。
 前回、染料インクジェットプリンターで印刷したものが、約1.5年で色褪せか湿気で飛んだので、今回は顔料インクジェットプリンターで印刷したものに交換しました。せっかくの交換なので、カラーを変えて楽しみます。

s170725f.jpg 光沢紙をラミネートしているのですが、陽のあたる屋外で使うので、ちょっと厚め150μmのアイリスオーヤマのポリエステルフィルムを使っています。

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posted by ki at 20:08| 風.光.素材の家_アイデア

2017年04月08日

【光と風と素材の家_メンテ】58_ガレージミラー交換やクリーナーホルダー付けなど


s170408a.jpg 細かいことですが色々と起きるので対処しています…。まずは、車庫から道路の左右を確認するためのガレージミラーが、北風の強風にあおられて破損しました。ミラーは軽量な樹脂製の大型のものを使っていたのですが、約8年が経過して樹脂劣化でとても脆くなっていたようです。
s170408b.jpg ガレージミラーなので、ステンレスなどの高価なミラーは必要なく、消耗品と考えてまた樹脂製の製品を探します。あまり選択肢はなく、このエーモンの「ガレージミラー(曲面率:1000R 角型)」https://www.amon.co.jp/products2/にして、3,500円弱の樹脂製ミラーです。
s170408c.jpg 交換後はこのような感じで、以前のミラーよりはひと回り小さいです。それでも、ミラーの視認性を優先してサイズと曲率から選んでいるので、普通にごっつく壁にくっついています。
s170408d.jpg 横から見るとこんな感じで、壁付けの金具は以前のものの再利用なので、少し壁から距離ができています。このミラーは、金具に固定後に角度調整ができるように、ミラー部分が締め具付きのボールジョイントになっています。これは細かい角度調整がしやすいのでとても便利です。車(セダン)

s170408e.jpg こちらは、約20年前から使っている既製品のレンジ台です。以前に地震などの揺れで崩壊しないように補強したり、トビラの取っ手を直したりしてますが、なかなか適当な代替品が見つからず、といって製作する気もないので使い続けています…。
 今度は、フラッシュの天板の合板が劣化してきて、レンジの重みに耐えられなく凹んできました。なので、買い替えまでの延命策として、コンパネを載せてビス留めしました…。積層に見える板材がコンパネです。ただ、レンジのコードがちょうどコンパネの角に当たって傷付く可能性があり、コンパネ削るのも面倒なので、コードを養生テープでぐるぐる巻きにしてます。
s170408f.jpg さらに、このレンジ台はコンセントが付いてるのですが、このコンセントまでのレンジ付属のコードも多少劣化しているようで、トースターの使用時にかなり熱く柔らかくなっているのに気付きました。こうなるとコードは危ないので使用をやめ、トースターなども壁のコンセントに直接差すようにします。ちなみに写真は、上のコンパネを敷く前の状態です。レストラン

s170408g.jpg こちらは、(→”ボッシュクリーナー”)を収納するためのホルダーを、納戸内の壁に取り付けました。クリーナーはそこそこ重さがあり、外したり掛けたりで様々な力がホルダーにかかるので、石こうボードの壁に直接アンカーせず、下地になる板を取り付けてそこに木ビスでしっかり固定します。
s170408h.jpg このような感じでクリーナーが壁に掛けられるようになります。目

s170408i.jpg 最後は、(→”電気工事士受かるが”)などのように電気工事士の資格取得したので、間違えやすかった玄関周りのスイッチの組み替えをしました。電気屋さんを頼むほどの作業ではないので、こういう作業が自分でできるようになりました。
s170408j.jpg スイッチ組み替え後は、これまでの慣れもあるので、スイッチにシールを貼ってまた新しく慣れていくようにしておきます。ひらめき

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posted by ki at 21:57| 風.光.素材の家_アイデア

2017年02月15日

【光と風と素材の家_メンテ】57_木部のオイル塗装の塗り直しと収納とびらの当たり防止など


s170215a.jpg 正月休みのことですが、天気が良かったので、チマチマと自宅のメンテナンス作業もしていました。まずは、秋にやり残した、窓枠の劣化したオイル塗装の塗り直し作業です。(→”04_室内に風を導く窓+全館冷房室温測定1”)にも書いてるように窓の数が多く、なかなかいっぺんに済ますの難しいので、通常ならやらない気温の低い時期にも作業です…。
 塗り直しが必要なのは、窓枠に普通のスギの無垢板を使い、塗装も荏油100%のオイル塗装のためです。太田油脂さんの「匠の塗油」http://www.ohtaoilmill.co.jp/を好きで使ってますが、ねこたちもいるので、こういう塗料が安心です。それゆえ樹脂塗装とは違い、8年が経過して、日当たりの良い窓枠の部分は、塗装の劣化と白太のやせが積み重なって黒っぽくなってきました。その表面を固く絞った水拭きとペーパーでこすり取り、再び同じオイル塗装をし直します。写真の、奥の角隅のシミは、サッシの結露が染みた跡で、ペーパーかけて跡を無くします。
s170215b.jpg カーテンなどは外して作業しますが、サッシなどのマスキングは面倒なので、塗ってしまってからクッキングペーパーで拭き取るだけです。荏油だけなので、それで特に問題は無いです。昨秋〜今回は、四方全部を塗っていますが、日が良く当たる下枠は、2〜3年でまた塗り足す必要が出てきます。晴れ

s170215c.jpg こちらは、秋に前記の塗り直し作業の際に、転落防止手すりのソケットに貼ったマスキングテープです。ですが、はがし忘れて完全に固着してしまったので、その対処です…。マスキングテープは作業後にすぐはがさないといけないのですが、それを見落とした上に、普段あまり行かないかみさんの部屋だったので、年末まで剥がし忘れに気づきませんでした。
 左が、マスキングテープが固着したソケットで、ここまでテープが劣化してしまうと、のりははがし剤などを使わないととれません。ですが、その作業は曲面相手なのでかなり面倒です。ごまかす方法を少し考えて、ある程度はがしたら、その上から布ガムテープを巻いてしまうことにしました。
s170215d.jpg 取り付けるとこのような感じになり、まあいいかと。本当はこういう時に、(→”109_「LIFE × DESIGN」で暮らしを楽しくする雑貨など”)にあるような、おしゃれなマスキングテープを巻けば、アクセントにあるのかもですが…。布ガムテープもいずれ劣化するので、またその時にどうするか考えます。あせあせ(飛び散る汗)

s170215e.jpg (→”44_引出しハンドル交換と天板の塗装とメンテ”)にも書いている、洗面カウンターの水栓のハンドル下ですが、結局、手塗りのウレタン塗装は完全に防水するには至らず、ずっと水滴があるとその下にわずかに浸透して、集成材にカビが出てきました。そのため、ペーパーで磨いてカビをとらねばならなくなり、磨いた後はもうウレタン塗装はやめ、定期的に磨く前提でシリコン樹脂入りのオイル塗装に変えてました。そのルーチン作業で、頻度は1年に1回くらいです…。分かってはいたのですが、無垢集成材に手からの水滴が落ちる状態で水栓を取り付けるのは厳しいです。たらーっ(汗)

s170215f.jpg 最後は、収納とびらの、当たり防止ゴムの貼り替えとスライド丁番の調整です。年末に、工具や材料を片付けていたら、戸の当たり防止ゴムの余りが出てきたので、閉まる音が大きくなっていた収納とびらを貼り替えました。ゴムに厚みがあるので、合わせてスライド丁番も調整しますが、単純に製作した収納が多いので、とびらの具合は普段もマメに調整しています。家

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posted by ki at 19:57| 風.光.素材の家_アイデア

2017年01月11日

【光と風と素材の家_メンテ】56_小屋裏設置エアコンの故障・交換と清掃など


s170111a.jpg (→【アイデア】02_空間をつないで全館での冷暖房と換気)で小屋裏に設置していた5.0kWのエアコンが、設置から8回目の夏場をちょうど終えたところで電源が全く入らなくなりました。明らかにエアコンの電源まわりが故障したようなので、修理ではなく、閑散期の10月末に交換になりました。写真は、交換後のエアコンです。

 小屋裏のエアコンは、エアコンの冷風を直下の吹抜けを経由させて、1台で屋内の大半を冷やす用に使用しており、最上部に位置するため冷房のみの使用です。ですが、今となっては住宅の断熱性能がさほど高くないため、強めで長時間の連続運転になっていることが多く、また、基本的に連続運転のため、夜間も止めずに弱めで運転されていました。大まかにいうと、夏の2.5ヶ月くらいの間は、ほとんど回りっぱなしという感じです。そのため、エアコンの電源部に、一般家庭での使用想定より負荷がかかっていたと思うのですが、家庭用の壁掛けエアコンに、店舗など向けようなタフな耐久性を期待しても無理ですよね…。あせあせ(飛び散る汗)

 今回はメーカーを代えて、量販店ではなく業者向け型番でMSZ-JXV5616の三菱電機の5.6kW機http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/setsubi/jxv/にしてみます。住宅の状況から、最大能力が高くないと温度を下げられない可能性があるのですが、今どきのインバータ機は最弱時0.6kWまで下がるので、連続運転になればさほど消費電力はかからないのでは…と考えます。ムーブアイなどの省エネ機能は、ほとんど使えないのでOFFにしますが、そのような付加機能が付いてないようなベーシックな機種だと、エアコンの基本的な設計が古くベースの性能が劣ってしまうことを危惧します。

s170111b.jpg エアコンの冷媒配管とドレン管は特殊ルートですが、再利用で全く問題なしとの判断でした。室外機も、以前の機種より少しサイズが大きかったですが、ギリギリですが無事納まりました。敷地境界までの距離が短いため、今回は室外機のショートサーキットの可能性をより下げるため、吹出ガイドを追加しています。

s170111c.jpg 右が、この新しいエアコンのリモコンなのですが、日本国内向けの高齢者仕様?のためか、とても大きいです。最近は、コストダウンで小さい標準リモコンが多い中なので、ちょっとびっくりです。目

s170111d.jpg 小屋裏に設置しているもう一台の日立エアコンRAS-2210RXV5は、使用頻度が少ないので、14年経過したものの特に不具合は無くまだまだ継続使用します。毎年、夏場の使用が終わった頃にフィルターなどを掃除するのですが、このエアコンは下部がガバッと開くので、分解せずともファンや風洞がそれなりに掃除できます。今年になって、掃除機に付属の隙間ブラシが便利なことに、初めて気付きました…。掃除の様子を撮ったのですが斜めになってしまったので、垂直を正しく回転させて余白のある写真になっています。モバQ

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2016年10月19日

【光と風と素材の家_メンテ】55_パイプファン交換とサッシ調整と食洗機の排気排水


 特殊な家のスタイルもあって、やはり1年に何回かは調整したりメンテナンスしたりしています。使う部分や設備などは、手入れをしながら家を使っていくのが本来なのですが、最近は、そういう感覚は薄くなっている気がします。ですが、完全に壊れて不具合になる前に、ちょっと気にしておくと事が小さいうちに対応できることがあります。ほぼ実験住宅のような自宅ですが、夏頃に少し手入れした設備関係を載せておきます。家
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s161019a.jpg 壁付きの小型の換気扇であるパイプファンを2ヶ所交換しました。
 パイプファンは小型で壁の穴も小さくでき、構造や取付けも簡単です。ですが、小さい分、必要な換気量を確保するために回転数を高く、単純なプロペラ型ファンのため、ファンの羽根やモーターの回転音が大きめで、ほこりなどの付着でさらに音が大きくなっていきます。そのため、定期的にファンやモーター周りの清掃する必要があるのですが、一般の方には室内カバーを開けて中までの清掃は、なかなかしないのが現状と思います。24時間換気などでの長期間連続運転が長期間経過すると、高回転故に、ほこりなどで羽根にかかった負荷などの影響を受け、モーターの軸受けなどから、ファンの回転音とは別に異音がしたりします。性能的にはさほど問題はないのだと思いますが、音が気になる場合は、モーター手入れは普通には難しいので、交換することになります。
 上は、3階のトイレの交換後のパイプファンです。トイレを24時間換気で負圧にしているので、8年近くほぼ回り続けていたこともあり、掃除しても回転音がかなり大きくなっていました。やや換気量が過大だったこともあり、以前と同じ100φサイズのパイプファンですが、少し換気量が少なめにして、室内がインテリアパネルと呼ばれる写真のカバー型のタイプに交換しました。音は断然静かになり、パネルより換気量が減ったことの影響が大きそうです。

s161019b.jpg 下は、浴室の交換後のパイプファンです。浴室も24時間換気して負圧にして湿気を排出しているので、こちらも8年近くほぼ回り続けていました。やはり音が大きくなり、浴室なのでその音が響くのでこちらも交換しました。浴室には、湿気などに配線などが対応してる対応品である必要があります。こちらも換気量を減らして減音を考えますが、入浴後などの湿気の排出は減らしたくないので、スイッチON後に4時間くらい強で回り、その後に弱に切り替わるタイプのパイプファンに交換しました。つまり、一旦スイッチを切ってまたONにすれば、また強になるという単純な強弱切り替えタイプです。台風

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s161019c.jpg サッシの調整も、自分で調整する範囲ですがいくつかありました。引違い窓より、縦すべり窓などの開き系の窓を使うことが多いので、ヒンジのような稼働パーツが、開閉を繰り返したり外の汚れが付着したりするうちに、少しづつ影響を受けるようです。引違い窓は、密閉や風通しなど性能的には今ひとつですが、構造が単純なので事後の不具合が少ないのが、広く使われる理由でもあるようです。
 上は、木造用の既成の縦すべりアルミサッシですが、新築時に、サッシの可動窓の寄せの調整が間違っていたようで、多少枠に擦ったりしていたのですが、特に気にせず使ってきました。ふと、ずっとサッシに貼ったままになっていた施工注意ラベルを読んで、本来、吊り元側に寄せる調整をすることに気づきました。すべての縦すべり窓を見ると、逆側に寄せて調整されている窓が何枚かあったので、下側のビスを緩めて5mmほどですが動かして調整しなおしました。当然ながら、サッシ枠に擦らなくなりました…。

s161019d.jpg 下はRC造部分のビルサッシの縦すべり窓ですが、1階なのでヒンジ部にかなりの泥?が詰まってきて、サッシに無理な力がかかり開閉時に異音がするようになっていました。なので、掃除をしますが、狭い部分と下側の見えにくい部分なので、なかなか苦労します…。モバQ

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s161019e.jpg おまけですが、こちらは、パナソニックのビルトイン型の食器洗い乾燥機です。その熱風の出る排気口の網目の向こう側に、たくさんの洗剤ゴミが詰まっていました。最近使っている洗剤が「ジョイ ジェルタブ」https://www.myrepi.com/tag/myrepi-joy-joy-product-geltabなので、その外皮が一部残って排気に上がってきているような気がします。

s161019f.jpg この網目は外す方法が無いようなので、楊枝で細くしながら網目から少しづつ出して、掃除機で吸い取るという地味な作業ですべて取り出しました…。サイクロン掃除機のカップ底には、けっこうな量貯まってしました。

s161019g.jpg 8年ほぼ毎日稼働して、不具合なくきている食洗機です。食洗機は、排水の流れが悪くなりそこから不具合が起こることが多いようなので、排水ホースに少し気を使っています。ウチは床排水ではなく壁から屋外に出す排水のため、食洗機の排水も本来の食洗機下を使った排水が組めません。
 そこで横からキッチン排水へ合流するようにしてますが、その部分で、取り外しに必要なホースの余長を少し引き寄せてループにして、下がったたるみができないようにしています。たるみがあると、そこに残渣みたいなものがたまっていき、徐々に食洗機の押し出す排水ポンプの抵抗になるようになり、庫内の排水がうまくいかなくなります。いい気分(温泉)

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2016年06月15日

【光と風と素材の家_メンテ】54_照明器具の蛍光灯などをLEDで置き換えるが…。


 7年が経過してくると、照明器具の蛍光灯類がぼちぼち寿命を迎えてきます。1日平均5時間程度の点灯でも約1,800時間/年になり、7年で12,600時間と、長寿命タイプの蛍光ランプでも耐用時間に達します。そこで、実質選択肢がLEDのみになった中から代替を探しますが、一般的な電球型や直管蛍光灯タイプ以外は、少し探さないといけないのが現状のようです。目

s160615a.jpg 奥側の横長の照明器具は、ダクト用プラグタイプの照明器具で、前に置いてるEFP20形という安定器内蔵コンパクト形蛍光ランプを使います。電球形蛍光灯と同様に安定器内臓なので、照明器具側がシンプルになり、器具全体として安価なので使っていました。しかし、EFP20形蛍光ランプはあまり普及せず、開発した東芝のみが製造していたような状況で、2015年3月で生産が終了し入手できなくなりました。
 EFP20形蛍光ランプは代替ランプは全く無いので、照明器具自体の買い替えが必要になり、手前のLED素子が正方形に並んだプラグタイプの照明器具、オーデリックOS256037を仕入れてみました。壁付けダクトでは、若干照明の向きを調整しづらいですが、明るさはEFP20形とほぼ同じで消費電力7.5Wと約60%減です。るんるん

s160615b.jpg 左は、E17口金の「パルックボールプレミア」のD形EFD15です。電球形蛍光灯の中では性能が良いので、「パルックボールプレミア」を多々使用してきましたが、こちらも2015年6月で生産が終了し入手できなくなりました。LED電球で代替品を探しますが、E26口金に比べてE17口金の電球はサイズがかなり小さく、LED回路の収蔵や放熱に不利なため、500lmを超える明るさの製品がなかなかありませんでした。昨年あたりから出回り始めた中から、右はアイリスオーヤマのLDA8L-G-E17-6T2です。760lmありEFD15より少し明るいくらいで、消費電力7.7Wと約20%減です。
s160615c.jpg 明かるさはこのように代替できるのですが、左の、ダクトに白いカサと螺旋状の電球形蛍光灯という妙な見た目が好きだったのですが、LED電球に置き換えると、いたって普通になって若干つまらなくなります…。ひらめき

s160615d.jpg 他でも置き換えで少し考えるのが、レフ形電球を使った天井のダウンライトの電球です。一般的な電球形のLED電球に置き換えても大きな問題は無いと思いますが、なるべく光りを下向きに有効に使いたいので、やはりレフ形に適したLED素子の配置をした電球を探します。しかし、プロ照明ではなく、住宅の照明程度の製品は少ないのが現状です。
s160615e.jpg 上は、100Wレフ形電球を置き換えた左のレフ形電球形蛍光灯を、さらに置き換えたLEDレフ形電球で、ヤザワコーポレーションのLDR10LHです。下は、E17口金の40Wレフ形電球を置き換えた、オーム電機のLDR4L-H-E17 A9です。モバQ

s160615f.jpg こちらは余談です。左は、天井裏などを照らす時に使う作業用ランプで、使われているF32W形電球形蛍光灯がとても大きいです。右が上記のD形EFD15電球形蛍光灯なので、大きさがよく分かります。同じくらいの光量があるLED電球を考えると、素子や電源はかなりの発熱量になりそうなので、現場で扱うには蛍光灯のままが良い気がしますが、蛍光灯はガラスなので割れる心配がありますか…。いい気分(温泉)

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