2010年05月06日

【堀崎町の家_メンテ】22_1年が経過した下見板張りの変化

 1年が経過した外壁の下見板張りの様子です。下見板張りについては、http://home.kurade.net/category/749263-1.htmlを参照してください。15mm厚×120mm幅の板を働き幅90mmで、脳天からコーススレッドで留めて張っています。樹種は、杉の赤味とヒノキとヒバと地松を混ぜていて、そのまま無塗装です。
 全体を目で見て、窓からも触った感じでは、不具合が生じるほど動いたり縮んだりしている箇所は無く、しっかりしています。大工さんの仕事に、あらためて感謝です。色味は、北東面と南西面でだいぶ違ってきました。

■シルバーグレーになった北東面
s100506a.jpg 北東面は、シルバーグレーになってきました。白っぽい板から黒っぽい板まで、結構色幅が出てきていい感じです。事前に想像した板色の変化に近い感じです。
 節をみると、地松が白っぽく、黒っぽいのは杉のようです。ヒノキとヒバは、ちょっと区別がつきません...。ちなみに、陽が当たる時間は、日の出から9時半頃までで、夏場の5時間ほど〜冬場の2時間ほどです。

s100506b.jpg 写真は晴天の日の様子です。軒がほとんど出て無いので、雨天の日に雨に濡れると、かなり黒っぽくなります。冬場は、北東から雨が降ることが多く、この北東面は、ちょうど雨に洗い流されて、表面が一番きれいになっている時期かもしれません。サッシからの雨だれの跡も、ほとんど残っていません。

■茶色っぽく油ジミ?のある南西面
s100506c.jpg 一方、南西面は、茶色っぽくムラがある感じになっています。よく見ると、木目がかなり見えます。秋〜冬にかけて、この面はほとんど雨が吹き付けないので、雨水が流れ落ちる下見板の先の部分はグレーになってますが、その他の部分はグレーになっていません。また、木の油分が流れたようなシミのようにもなっています。
 なので、これから春から夏にかけて、南からの雨で壁全体が洗い流されると、全体がグレーっぽくなってくるのかもしれません。

s100506d.jpg こちらの陽の当たる時間は、10時頃から日没の1時間くらい前までなので、夏場の8時間ほど〜冬場の5時間ほどです。北東面に比べて3時間ほど長く、西日で温度が高くなるので、油分が吹き出したようになるのでしょうか...。

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2010年03月22日

【堀崎町の家_メンテ】21_床の節割れの手入れとカウンターと壁の取合い

■無垢床材の節割れの手入れ目
s100322a.jpg 床の無垢フローリングは、節があるので、節割れすると節によっては、靴下などが多少引っかかるようになります。なので、気がついた時に、手入れをします。
 最初に、かんななどで、引っかかる部分を削り取った後、状況をみながらペーパーなどをかけて、均していきます。ですが、オイルフィニッシュとワックスの仕上げがされているので、ペーパーをかけると、その仕上げが無くなって、本来の木の色に戻って周りと色が違ってしまいます。また、床に使うような固い樹種は、無塗装の状態だと繊維がささくれるような感じになるので、手入れをする範囲は、できるだけ狭く抑えます。
s100322b.jpg なので、削ってオイルのとれた部分には、オイルを塗布してからワックスで仕上げます。この時は、バルコニーのデッキに塗布して余っていた、浸透性オイルのリボスのデュブノを、ウエスで軽く塗ります。デュブノが乾いた後、秋に床に塗布したワックスの余りを、ウエスで塗布して仕上げます。ワックスは、ターナーのESHAの米ヌカワックスです。以前の、デッキと床の手入れは、http://home.kurade.net/article/33143660.htmlにあります。
 これで、削って白っぽくなった部分も、周りとなじむ色味に戻ります。

■カウンターと左官壁の取合いにL形材るんるん
s100322c.jpg 左官仕上の壁と、集成材のカウンターの取合い部分も、集成材や壁が収縮して、隙間があいてきました。左の写真の、テープを貼っていない手前の部分のような感じです。広いところでは、3mmくらいにもなります。
 造付のカウンターを先に設置して、そのあとカウンターの天面まで珪藻土漆喰の左官仕上げをしています。この壁とカウンターの取合い部分に、幅木のような部材を入れておけばいいのですが、見た目と石こうボードの下地の関係で省略していました。写真の箇所はの洗面カウンターは、杉の集成材のため収縮が比較的大きく、左官の仕上材も塗り厚4mm程度と薄いため秋頃から隙間が見えてきました。見た目も気になりますが、見えないカウンターの裏は、仕上のない石こうボードのままのため、水がまわりにくいように対策をします。
 本来は、シールを打って、上から何かで覆えばいいのだと思います。ですが、自分でやりたいので、難しいシール打ちでない方法を考えます。その結果、シールの代わりに、細く切ったビニルテープを貼って、多少水が浸入しにくくし、ヒノキの棒材で覆うことにします。上の写真の黒いテープが、ビニルテープです。
s100322d.jpg 棒材は、できるだけ存在感を抑えるために、細工用の8mmのL断面のヒノキ材にしてみます。それを、発泡系基材のアクリル系両面テープで、左官壁側に貼り付けます。カウンターと壁の隙間は、季節や天候によって今後も動くと思われるので、付け巾木と同じ考え方で、壁に固定してカウンターとは固定しません。左の白いのが、両面テープを貼ったこれから壁に貼り付けるL形材です。奥の方は、壁に貼り付けたL形材の様子です。

s100322e.jpg 全部貼り終わるとこんな感じです。角や三角というのが通常ですが、L形もなかなかいいです。最後に、カウンターと同じ匠の塗油を塗布して終了です。
 同じような隙間があいてきた、キッチンの天板と壁の取合いも、同様の方法でL形材を貼り付けています。

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2010年02月25日

【堀崎町の家_アイデア】20_打合せスペースはIKEAの家具に

■様々に使えるテーブルとイスるんるん
s100225a.jpg ようやく、1階の作業場兼打合せスペースの土間の、打合せ機能の方が整いました。夜に写真を撮ったので、スクリーンが降りてますが、だいたいスクリーンのある範囲が窓です。
 作業場としては、すでに様々な加工作業を土間でやっています。打合せ機能としては、靴を脱がずに土間で打合せができるようにして、奥のワークスペースとつながった使い方もできるようにします。打合せのない時は、テーブルやイスは全て片付けられるようにするのですが、この方法を、半年くらい考えて図面書いたりしてました。コンクリートの壁のアンカーを検討したり、テーブルの脚の仕組みを考えたりしました。が、個人では対応できない問題に色々出会いまして、結局IKEAになりました...。
 テーブルは、1200×600mmのホワイトの天板に、ねじ込み式の伸縮脚を組合わせています。1Fは、コンクリの打放し面などでやや暗いので、ホワイトの天板にしてみました。伸縮脚を使うことで、天板レベルを土間から900mmにできます。土間と奥の床のレベルの差が200mm、ワークスペースの机が床から720mmなので、机とほぼ近いレベルになり、窓の外も見やすいようになります。
 伸縮脚は、土間から600〜900mmの高さで自由に調整できるので、状況によって良い高さに設定できます。また、天板にねじ込んで取付ける単純な構造なので、天板と脚は簡単に取り外してしまっておくことができます。幕板なども無い構造なので、テーブルの下が広く、車いすの人などには使いやすいかもです。その分、華奢なのですが、それを意識していれば問題はないです。
 イスの方は、やはり様々な使い勝手を考えて、座面のフラットなスツールです。左の1つが通常の高さで、右の3つはカウンター用の同型スツールの、脚を100mm切り詰めたものです。これらの組合せで最大4名までの来客に対応し、私はワークスペースのイスでテーブルに向かうことができます。

■IKEAの設計デザイン指向に感心目
s100225b.jpg そのIKEAのスツールですが、スツールの形に合わせた、台形の段ボールパッケージに入っています。できるだけ組立て済みとしつつも、パッケージの大きさがなるべく小さく納まるという、最適なバランスが考えられていそうです。なおかつ、パッケージを台形に合わせてしまうことで、緩衝材のたぐいは最小限にされているようです。スツールの設計デザインに、どう組立てパックするかまで含まれているんでしょうねぇ。こういうところのデザインは、大好きな領域です。使用のとこだけでなく、生産、流通、販売、廃棄など、デザインしなくてはと思うことは思うのですが...。

s100225c.jpg スツールの組立てに使う金物も、合理的かつ必要な箇所は強度が出る組合せで、なおかつ木材の下加工がとても単純になっているなど、感心してしまいます。木がやや硬めで、六角レンチを多用するので、ちょっと力が必要で手が痛くなるのが気になるくらいでしょうか。
 引き寄せ金物とかは、ホームセンターではあまり種類が売ってないけど、ダボ+引き寄せ金物は強度が出そうなので、使ってみたいと思うのです。ホゾ加工は難しいですし、ビス+接着だと強度はかなわない気がするのですが...。

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2010年02月07日

【堀崎町の家_メンテ】19_乾燥による木材の割れと無垢フローリングの隙間

■梁の表面割れ目
s100207a.jpg 約1年が経過し、乾燥する冬の季節を向かえ、無垢の木材が色々と動いてきました。室内の現しになっている梁や胴差、束、母屋などは、一部で割れが進んできました。さらに1年後の冬の季節ぐらいまでは、早期の乾燥による動きが現れてくるものと思われます。
 左は、今現在で、梁の中で最も大きな表面割れです。割れの発生は、木材の乾燥の具合などによるのですが、この梁は、負担がやや大きく、上下を柱で押さえ込まれているので、そういうことも関係してそうに思えます。その他の半分以上の梁は、まだ目立った表面割れは生じていません。
s100207b.jpg 表面割れの幅を、広そうな箇所で測ると3.5mmくらいです。表面割れの奥行きは、14mmくらいです。このような乾燥による表面割れは、見た目に好まれない場合もありますが、色々な所で行われている曲げや圧縮強度の実験から、強度的には問題無いと考えます。ただ、割れの仕方や金物などとの関係では、注視をするのですが、簡単には交換できる部材ではないのも現実です。

■無垢床材の1〜2.3mmくらいの隙間いい気分(温泉)
s100207c.jpg 無垢の床材は、乾燥と床暖房によって収縮しています。左は、2Fのクルミ(ウォールナット)の無垢のフローリングです。オイルフィニッシュとワックス仕上で、ウレタン塗装はしていません。床暖房が24時間運転でかかっているので、隙間があいてきています。
s100207d.jpg 隙間は、広い箇所で測ると2.3mmくらい空いてます。ただ、このフローリングは、働き巾がやや広い130mmなのと、そんなに硬いタイプの樹種ではないこともあって、この隙間だと思われます。実用上は、ゴミが中に入るくらいで、特に問題はありません。
 反りやうねりは、特に気になるようなものは生じていません。節があるので、節まわりが乾燥収縮で割れて、若干ひっかかる場合は、手入れをしています。手入れの仕方は、次回あたりにまたアップします。

s100207e.jpg こちらは、1Fのメープルの無垢フローリングで、やはり24時間床暖房がかかっています。オイルフィニッシュ(ホワイト拭き取り)とワックス仕上で、ウレタン塗装はしていません。
s100207f.jpg 隙間は、広い箇所で1.2mmくらいです。このフローリングは、働き巾90mmで、メープルは比較的硬い方の樹種になります。特に気になるような、反りやうねりは生じていません。

s100207g.jpg こちらは、床暖房の入ってない3Fと小上がりの、105mm巾の杉の無垢フローリング(縁甲板)です。今のところ、無塗装のままです。床暖房はなくても、収縮の大きい杉のため、室内環境で乾燥が進み、やはり隙間が空いてきます。
s100207h.jpg 隙間は、広い箇所で1mmくらいですが、隙間が生じているのは、全体の1/4くらいだけです。写真にあるように、杉も節が収縮割れしてくるので、引っかかる場合は手入れをしています。

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2010年01月15日

【堀崎町の家_アイデア】18_陶器製の洗面器の良い雰囲気と苦労

■洗面所の陶器の洗面器るんるん
s100115a.jpg 洗面所の洗面器やトイレの手洗器には、既製品ではない陶器製のものを取付けています。洗面器を設置するカウンターが杉などの無垢の集成材の製作品になるので、白い磁器製の既製品の衛生的な感じより、もっと雰囲気や生活感のあるものにしようということからです。逆で、先に陶器製の洗面器を付けたいということで、カウンターを考えたのだったかも...です。陶器は、益子で作陶をしている方が創られたものです。
 洗面所の洗面器は、灰緑色に黄茶っぽい色むらが入っている陶器です。サイズは、直径約450mm、深さ約150mmです。頭を洗わない洗面器としては、このぐらいの直径が最低限で、深さは150mmあれば外にはねることはあまりありません。この洗面器の上端が、カウンター面(床面から+720mm)+40mmくらいまで埋め込んで、取合い部をシールしています。排水配管で洗面器の固定ができたので、カウンターとは特に固定していません。
 洗面器用なので、底が小さく、初めから排水金物用の穴があいてます。水に接する部分は、排水穴も含めて施釉されているので、通常使用のための性能は確保されています。ですが、洗面器の排水金物用の排水穴の径が大きく、一般的な径25や32では取付けできず、径40用のものを利用して、なおかつシリコンで接着して止水するという苦労をしています。

 排水栓は、洗面器のあふれが無いので、基本的に使用しないのですが、それでは不便なので、洗面器脇に写っている置くタイプの排水口栓http://essence-i.com/item_suply.htmlを使っています。そのため、排水穴の化粧カバーは設置せず、排水目皿を入れています。
 水栓は、洗面器に設置できないので、カウンターに設置しますが、濡れた手のしずくが落ちるので、特に水栓まわりはマメな拭き取りが必要です。カウンターは、http://home.kurade.net/article/34186847.htmlのようにたっぷりオイル塗布してあるので、すぐに染みたりカビたりはしないのですが、それでも濡れたままにはできません。本来は、水栓を、ハンドルが洗面器上にくるシングルレバータイプにするのがいいのですが、無意識に給湯を使わないためと水栓費用削減のため、ベーシックなツル口混合栓になってます...。

■トイレの陶器の手洗器とおまけ
s100115b.jpg こちらは、1Fの来客などを想定したトイレの洗面器です。上記の洗面器と基本的に同じです。色は、藍色で表面の凹凸によって、色むらができています。手洗いだけでなく多少洗面的な利用も想定して、サイズは、直径約380mm、深さ約140mmとしたのですが、ちょっと大きくて、トイレのカウンターサイズに埋め込むことができず、カウンターの上に置くような設置になりました。そのため、洗面器の上面がちょっと高く、水栓も高さが足りず高さを延伸しています。

s100115c.jpg ついでなので、3Fトイレの既製品の手洗器です。元は無かったのですが、工事中に方針変更して設置した、TOTOのL90D系の壁掛手洗器です。給排水管を隠ぺいするカウンターも設置するので、上記の手洗器と同様に、カウンターの上に置いた位置で取付けしてみました。

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2009年12月28日

【堀崎町の家_アイデア】17_床暖房による全館暖房の室温測定

■全館暖房室温測定1:外気温1.0℃で室温16.0〜17.5℃いい気分(温泉)
s091228.jpg 夏場の冷房http://home.kurade.net/article/31582510.htmlに続いて、冬場の全館暖房室温測定の報告です。測定方法は夏の時と同じです。
 暖房は、都市ガス熱源の温水式の床暖房のみです。床暖房パネル等の敷設面積は、1F約10平米+2F約24平米の計約34平米(約21畳相当)で、これで1F〜3Fまでの約120平米(吹抜等含む)を温めます。床暖房のコントロールは、室温センサーをOFFにして、マニュアル操作で温水温度(低1〜9高)を調整しています。

 測定日時 2009年11月17日14:30〜15:00頃
 外気温  雨 約8.0℃ (前日:晴れ 約15.0℃最高)
 床暖房  1F土間 OFF
      1F床  1/9
      2Fダイニング(吹抜下部) 2/9
      2F図書コーナー周辺 1/9
      2Fキッチン・洗面所等 1/9
      いずれも朝7:00頃より稼働
 サッシ  YKKapフレミング2 ペアガラス(Low-Eではない)
 窓    全て閉 2,3階窓の一部換気框は開き
 カーテン 3/4程度レースカーテン等引き
 換気扇  24H換気4ヶ所常時換気

測定結果は、
 1階 :約19.0℃
 2階 :キッチン,ダイニング 約20.0℃
     洗面所  約19.5℃
     小上がり 約19.5℃
 3階 :作業室  約19.0℃
     個室1,2 約19.5℃
     個室3 約18.5℃
 小屋裏:約19.0℃
でした。

より気温が下がってきたところで、再び計測しています。晴れ

 測定日時 2009年12月18日7:00〜7:30頃
 外気温  晴れ 約1.0℃ (前日:晴れ 約8.0℃最高)
 床暖房  1F土間 1/9
      1F床  1/9
      2Fダイニング(吹抜下部) 4/9
      2F図書コーナー周辺 3/9
      2Fキッチン・洗面所等 3/9
      床暖房は常時ONのまま
      晴天の日中は、2Fの設定を上記より1〜2/9下げている
 サッシ  YKKapフレミング2 ペアガラス(Low-Eではない)
 窓    全て閉 2,3階窓の一部換気框は開き
 カーテン 夜間は、レース・ドレープともカーテン等は全て閉
      一部、カーテン無し、ドレープ無し、スクリーン付が有り
 換気扇  24H換気4ヶ所常時換気

測定結果は、
 1階 :約17.0℃
 2階 :キッチン,ダイニング 約17.5℃
     洗面所  約17.0℃
     小上がり 約16.0℃
 3階 :作業室  約16.0℃
     個室1,2 約16.5℃
     個室3 約16.0℃
 小屋裏:計測忘れ
でした。

 室温が16℃くらいになると寒く感じるので、18℃くらいになるように、調整する感じになっています。12/18の前日の夜は、洗面所で約19.0℃だったので、2.0℃くらい一晩で室温が下がるようです。このまま晴れていれば、日中の太陽の光によって2.0℃くらい室温が上がるので、ちょうどいいようです。
 11/17の時は、雨天でもあり寒く感じたのですが、前日までの暖かい室内温度から、あまり下がらないように床暖房が働いたようです。そのため、最低限の温度設定で、十分に温度キープができたようです。
 どうやら、12/18の床暖房の設定だと、夜間や雨天など太陽光のない状況では、外気温が約8℃以上であれば室温は上がり、約4〜8℃くらいだと室温をキープ、約4℃以下だと室温が下がるような感じです。床面温度のこともあって、4/9以上には設定を上げたくないのですが、今後、雪天などで日中の気温が4℃に満たないような日には、室温を下げないようにする何か対応が必要になるかもです。雪

 ちなみに、上記のような全館暖房の条件・設定調整で、床暖房を24時間ONのままだった、この12月末の東京ガスの検針を見ると、給湯分を差し引いた床暖房分は、150立米程度、暖だんぷらん換算で約15,000円くらいかかっているようです。これで、家の中はいつでもどこでも暖かいのですが、高いとみるか安いとみるかは、人によって違ってくるのでしょう...。

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2009年12月13日

【堀崎町の家_メンテ】16_木部のオイル塗布メンテと階段の滑り止め

●木部のオイルフィニッシュ塗布家
s091213a.jpg もう冬ですが、梅雨が空けた頃から少しずつ進めている、木部のメンテナンスのネタです。
 無塗装のままとしていた木部は、陽当たりの良いところから少しずつ焼けてくるので、順次オイルを塗っていきます。鉋やスポンジやすりで下地を均して、いつものオイル「匠の塗油」http://www.ohtaoilmill.co.jp/products/perrilaoil.phpを塗布します。杉集成材の階段の踏み板からスタートして、写真のたくさんある木製の手すり、巾木、吹抜け部分の梁などへと進んでいます。床の杉の縁甲板と、壁の杉の羽目板は、無塗装のままでいく予定です。
 また、同じオイルを塗布したキッチンhttp://home.kurade.net/article/32001357.htmlのヒノキ集成材の天板と、洗面台のスギ集成材の天板も、半年経ったところでオイルの再塗布をします。水栓まわりなどにシミやカビができているので、やすりなどで磨いてから、たっぷり塗布します。ヒノキの集成材の方は、吸い込まない分はキムタオルなどで拭き取るつもりの感じで塗布しています。

s091213b.jpg 一方、階段の側桁と蹴込板は、踏み板や手すりとは違う色味をためしてみようと、違うオイルを塗布します。こちらは、シナの塗装に使って残っている、エシャの「クラフトオイル」にホワイトステインを少し混ぜたものhttp://home.kurade.net/article/28629305.htmlを刷毛塗りして拭き取ります。写真は塗布後で、踏み板の色と比べて側桁は白っぽい感じになってます。ただ、ホワイトが少なく拭き取りをするので、木目はつぶれずに、逆に引き立つ感じになりました。ホワイトの影響で、ほとんどツヤが見えず、少し不思議な印象になってます。

●屋外手すりの再塗装晴れ
s091213c.jpg バルコニーの木製の手すりも、雨と太陽にさらされている部分の塗装が、半年経って薄くなってきていました。ここは、塗装屋さんに塗ってもらった部分なので、その時にもらった残りを再塗装します。オスモの「ウッドステインプロテクター」のバークグレーhttp://www.osmocolor.jp/products/items/woodstain.htmlです。下地の調整をした次に、少しでもオイル分を長持ちさせようかと、http://home.kurade.net/article/33143660.htmlの時に残っていたリボスの「デュブノ」を下塗りしてみたのですが、さすがにほとんど吸われませんでした...。乾燥後、オスモをたっぷり塗装します。かなり沈殿するので混ぜながら塗っていくのですが、今どきなんで、この塗料の臭いはあまり好きではないです。

●階段のすべり止めテープるんるん
s091213d.jpg 階段の踏み板は、オイルのみでワックスはかけてないのですが、特にストッキングで滑るようです。段鼻のトコに溝を掘ったりもしてなかったので、滑り止め対策をすることにしました。色々考えて、ホームセンターで売っている屋内用の透明のすべり止めテープを貼ってみることにしました。日東電工の「素足用アンチスキッドテープ」のクリアというもので、50mm×5mで2千円ちょっとします。
s091213e.jpg このテープを2つの階段の計28段に貼るので、25mm幅×600mmにカットして、さらに剥がれにくいよう角を落とします。これを、減っていく段鼻から4mmほど空けて、貼付けていきます。
s091213f.jpg オイルが塗ってあるので、接着がどうかと思ったのですが、今のところしっかり付いています。透明なので、視覚的に段鼻を示すことはできないのですが、木の雰囲気を残しながらでも、滑り止め効果はしっかりあります。

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2009年11月24日

【堀崎町の家_アイデア】15_住まいの環境の評価その2(熱損失係数Q値)

●熱損失係数(Q値)での評価雪
s091124a.jpg http://home.kurade.net/article/33525019.htmlの続きで、熱損失係数Q値での評価です。Q値については、http://www.ibec.or.jp/pdf/sjuutaku7.htmなどを参照してください。Q値は、住宅の熱の逃げにくさを算定して、主に冬期の暖房時のエネルギー負荷を評価するものだと思います。
 Q値の計算には、NPO法人新木造住宅技術研究協議会さんhttp://www.shinjukyo.gr.jp/の「QPEX ver.2.0」を使用しています。一応再度ですが、この住宅は、各評価基準にそもそも当てはまりにくいため、あくまで自己評価による参考値です。

[結果 Q値]

 住宅全体 熱損失係数(Q値)=3.57(W/m2K)

  各部位 熱損失係数(Q値)=
       屋根・天井 0.30(W/m2K)
       外壁    1.00
       階間部   0.05
       床・基礎  0.41
       開口部   1.34
       換気    0.47

s091124b.jpg 住宅全体のQ値は、該当するIV地域の次世代基準2.7(W/m2K)以下を満たしていません。今どきの数値としては、やや低い方です。その熱損失の約40%が開口部で、外壁と合わせると約65%となり、外壁からの熱損失が大きいことが分かります。
 開口部の熱損失が高い原因は、窓面積が大きいことによるのですが、さらに、サッシとガラスの性能もさほど良くないこともあります。サッシは、通常のアルミサッシで、いわゆる断熱系サッシではなく、ガラスも普通ガラスのペアです。これを断熱サッシと遮熱Low-Eのペアガラスとすると、開口部のQ値は0.90、住宅全体では3.13となります。
 さらに外壁断熱材の、グラスウール10Kの75mm厚とパーフェクトバリア10Kの70mm厚等を、グラスウール24Kの120mm厚とすると、外壁のQ値は0.70、住宅全体では2.81となります。まだ、IV地域の次世代基準を満たしません。あとは、構造の都合上、1,2Fの間も外部扱いのため、床および屋根面積が、一般的な住宅より1.5倍ほど広くなっていることがありそうです。

 IV地域の一般的な外壁断熱の方法の範囲で、次世代基準を満たす住宅とするためには、開口部面積を小さくすることの効果がありそうです。ちなみにこの住宅は、計算用の相当延べ面積約139平米に対して、開口部面積は約38平米もあります。
 開口部の数を減らし、窓を小さくするとそれなりのコスト圧縮になるので、こもって暮らしたい方は、窓を建築基準法ギリギリまで減らして、Q値というか熱損失も減らし、なおかつ費用も圧縮するという方向もありそうです。逆にいうと、開放的な窓など開口部の広い住宅で、次世代基準の熱損失を満たすのは困難ということですかね。

[結果 夏期日射取得係数]

 夏期日射取得係数=0.072

 夏期日射取得係数については、http://www.homeskun.com/syouene/syouene/Myuti.htmlなどを参照してください。こちらも、IV地域の次世代基準0.07以下を満たしていません。
 この住宅は、カーテンはあるものの、軒が出てない上に窓にひさしがなく、窓の日射取得は大きくなります。ですが、ダイニングや個室など、メインの採光を北東側にしているため、次世代基準に近い数値に納まっているのだと思われます。

 これで、実際の暖房時の室温と、エネルギー使用量との比較検証をすることで、プランや費用などと合わせて適切なバランスを見つける手がかりにしていきます。

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2009年11月09日

【堀崎町の家_アイデア】14_住まいの環境の評価その1(CASBEE)

 最近は、建物に関して、様々な制度や評価が出てきています。どれも基本的には、建物の性能や耐久性などを、ある程度の水準以上に保とうと考えているものだと思います。冬場が近づいてきたので、これらの中で住宅の熱環境等に関連するCASBEEとQ値を、以前に自己評価したものを紹介します。ただ、この住宅は、各評価基準にそもそも当てはまりにくいため、あくまで自己評価による参考値です。

●CASBEEでの評価
s091109a.jpg まずCASBEEですが、CASBEEについては、http://www.ibec.or.jp/CASBEE/などを参照してください。CASBEEは、設備まで含めた住宅の内外の環境を、時間軸を含めて評価しようとしているのだと思います。評価対象をある程度幅広く想定するために、評価ポイントを要点に絞り込んでいるのが特徴のように感じます。評価は、同IBECの「CASBEE-(HD)2007(v1.1)」によってによって行っています。

s091109b.jpg[結果 BEEランク]
 BEEランク(住まいの環境効率)=A★★★★
 BEE値=2.9(環境品質Q=82/環境負荷L=28)

BEE値が0.1ポイント、Sランクには足りませんでした。
文字だけでは分かりづらい場合は、PDFファイル(1.6MB)を参照ください。

[結果 大・中項目]
 Q1=4.4 (室内環境を快適・健康・安心にする)
   暑さ寒さ4.0/ 健康と安全安心5.0/ 明るさ4.0/ 静かさ5.0
 Q2=3.8 (長く使い続ける)
   長寿命に対する基本性能3.8/ 維持管理4.0/ 機能性3.5
 Q3=4.7 (まちなみ・生態系を豊かにする)
   まちなみ景観への配慮4.0/ 生物環境の保全と創出5.0/
   地域の安全安心5.0/ 地域の資源の活用と住文化の継承5.0
 LR1=3.9 (エネルギーと水を大切に使う)
   建物の工夫で省エネ3.5/ 設備の性能で省エネ4.0/
   水の節約4.5/ 維持管理と運用の工夫4.0
 LR2=3.4 (資源を大切に使いゴミを減らす)
   省資源、廃棄物抑制に役立つ材料の採用3.7/
   生産施工段階における廃棄物削減3.0/ リサイクルの促進3.0
 LR3=4.3 (地球・地域・周辺環境に配慮する)
   地球温暖化5.0/ 地域環境への配慮4.0/ 周辺環境への配慮4.0

標準的な住宅とはかなり異なるものの、さすがに3.0を下回る中項目はありません。
Q2「機能性3.5」は、3階建のため車いす配慮が足りないようです。
LR1「建物の工夫で省エネ3.5」は、高断熱仕様ではないため、外壁と開口の断熱性能が足りないようです。
LR2「生産施工段階における廃棄物削減3.0」は、いわゆる建材をほとんど使っていないので、リサイクル配慮材の設計が無いことと、木材等の現場加工のため副産物の抑制やリサイクルの方法が難しいためのようです。
LR3「リサイクルの促進3.0」は、したがってリサイクルや廃棄に関して、正確な情報が提供できないことによるようです。

[結果 ライフサイクルCO2]
 合計=33.71(kg-CO2/年m2) 73%(一般的な住宅参考値比)
    うち3.90:建設 33%
      5.74:修繕更新解体 188%
      24.08:居住 77%

躯体の劣化対策性能が高いと、建設のCO2は少なくなりますが、修繕・更新・解体のCO2は大きくなるようです。CASBEEで計算上扱われているCO2では、70%ちょっとが居住によるもので、そのうち60%程度が給湯と家電製品による結果になっています。

すいません、CASBEEのアップでへばったので、Q値は次回にします...。

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2009年10月23日

【堀崎町の家_メンテ】13_床のワックスがけとデッキのメンテナンス

 半年が経過して、無垢の床材が最初のメンテナンスの時期を迎えました。床暖房の入っている1,2Fのメイプルとウォールナットの床材は、最低ワックスがけが必要です。本格的に床暖房を使い始める時期の前に、メンテナンスを終えることにします。一方、3F床の無塗装の杉の縁甲板は、まだ、どうメンテして維持していくか考え中です。
 その他、無塗装のままになっている木部も、順次オイル塗布を進めています。こちらは、また別な機会にメンテを紹介しますが、バルコニーのデッキの手入れは、床つながりで紹介します。

●1階メイプル床にカルデットと米ヌカワックスるんるん
s091023a.jpg 1階のメイプルの床は、http://home.kurade.net/article/28412937.htmlの通り、カルデットのホワイトで1回拭き取ったままになっていました。そのため、表面が多少荒れてきていたので、メンテナンスの機会に続きをやります。
 まず、3Mのスポンジ研磨材の極細目で、表面のザラザラ感を取ります。スポンジやすりは、スポンジによってこする力が分散してかけやすいのと、裏打ち材がいらないので、最近はもっぱらこのたぐいを使っています。スポンジ研磨をした後は、固ーくしぼった布で、表面に残った木粉やホコリなどを拭き取ります。
s091023b.jpg その後、半年ちょっとぶりに2回目のカルデットのホワイト塗布をします。徐々に赤っぽくなるメイプルを白っぽく見せておくためです。1回目と同様に、ウエスで薄く塗り込んでいきます。すぐに乾いてきますが、一応一晩、乾燥させます。

s091023c.jpg 最後に、表面の汚れ防止と自然なつや出しのため、ワックス塗布をします。ワックスは、なんとなく蜜ロウ系ではなくて米ヌカ系のものにしようということで、ターナーのESHAの米ヌカワックスです。これもウエスで薄く塗り広げていき、30分ほどで乾いた後、から拭きをしてほんのりツヤを出します。

s091023d.jpg ワックスをかける前は、つや消しマットな状態でしたが、ワックス後は適度なツヤが出ます。ただ初めのうちは、くつ下で歩くとツルツル滑りますので注意です。

●2階ウォールナット床に米ヌカワックス家
s091023e.jpg 2階のウォールナットの床は、http://home.kurade.net/article/28412937.htmlにあるように、オイルワックス仕上のされた床材を張っています。ので、こちらは表面の汚れや荒れをスポンジ研磨で磨いた後、ワックスを上塗りするのみです。水まわりは、オイルを下塗りしてからとも考えましたが、今回は見送りました。
 ワックスは同じESHAの米ヌカワックスです。写真の右の方が、ワックスを塗った直後で、乾くともう少し落ち着いた感じになります。1階と合わせて40平米ほど塗ったのですが、標準塗装面積と比較すると1/3程度しか使用せず、メンテナンスで上塗りする場合は、かなり少なくて済むようです。かなり余ったので、3階の無塗装の杉床のどこかに、直接塗ってためしてみようかなと思います。

●バルコニーデッキにデュブノとカルデットモバQ
s091023h.jpg 3階バルコニーに置いたデッキもメンテナンスします。デッキは、http://home.kurade.net/article/29123358.htmlに完成当時の様子があります。最終的には、イペ材を張って、無塗装のまま経年変化にゆだねる予定でした。ですが、バルコニーの2/3には透明の屋根があって、その下のデッキ材は、太陽光の影響は受けるものの雨掛かりにならないので、一部が固いまま表面が荒れてささくれて危なくなってきました。雨が当たる部分の方は、表面は多少柔らかくなるので、荒れても多少ましです。こういう場所のデッキには、イペ材は硬すぎたようです。
 方針を転換しまして、表面にオイル分を補充していき、表面の乾燥や荒れや割れをできるだけ防ぐことにしました。まずは、すでに多少荒れてしまっているので、表面を研磨します。電動サンダーまでではないのですが、そこらのやすりでは日が暮れてしまうので、黄色いタジマの研削ツールアラカンでまずはガシガシ削ります。その後、四角いスポンジサンダーの粗目で磨いて仕上げます。
s091023i.jpg デッキの仕上は色々考えましたが、意図的な着色は避けようということで、カルデットのクリアで仕上げることにします。メーカーでは、クリアは推奨されていないのですが、手入れがいつでもできる場所なのでやってみます。ですが、かなりの吸い込みが予想されるので、下地に同じリボスのデュブノを、下塗りと吸い込み止めを兼ねてたっぷり塗ります。30分ほどで吸い込まない油分を拭き取る予定だったのですが、ほとんど拭き取る必要のないくらいに吸い込んでました。一応、このまま一晩乾燥させます。

s091023j.jpg 翌日、カルデットのクリアをこちらもたっぷり目に塗っていきます。写真の右の方が、カルデットを塗った直後の状態です。拭き取りはせず、1時間ほどである程度乾いたら、時間の都合もあったので、すかさず2回目も塗ってしまいます。2回目も遠慮なくたっぷり目ですが、それでもどんどん吸って表面が乾いていきます。

s091023k.jpg また一晩乾燥させて、このような色味になりました。カルデットは、メーカー推奨は3回塗りのようですが、時間がなくて2回で終わりにしました。かなり濃い濡れ色のような感じになり、表面にツヤはありません。多少、オイル吹き戻しがあって、その部分は点々とツヤの部分がありますが、特に気になりません。

こういうメンテナンス作業も好きなので、楽しいのです(^^)。

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