2017年07月08日

【色々とみて】113_佐倉城址や武家屋敷の散策と成東駅前広場


 先月、仕事の関係で千葉方面に行くことがあり、その前に少し佐倉に寄ってみました。佐倉へは、(→”歴史民俗博物館へと”)以来、7年ぶりだと思います。ですが、月曜日で佐倉の博物館や武家屋敷などは休館日にあたるため、街を散策を目的にして2時間ほど歩いてみました。佐倉の観光に関しては、佐倉市の観光ガイドhttp://www.city.sakura.lg.jp/などにあります。晴れ

s170708a.jpg まず、京成佐倉駅から佐倉城址へ向かいます。城址にある国立歴史民俗博物館のあたりから、土塁などの城郭の雰囲気が出てきます。城址に建築物の史跡は残っていないのですが、木が生い繁っているものの、城郭の雰囲気が残っており、それらを読み取りながら本丸跡まで進んでいきます。写真は、二の門跡近くの土塁の切れ目を通っていく小道ですが、自然の地形とは違う人工的な造成が独特な雰囲気です。

s170708b.jpg 大小の堀がいくつもあるのですが、東側にはこのような大きな空堀があります。城址の西側は台地の縁になっているので、東側にこのような人工的な防衛の地形を造ったのだと思われます。城址公園内は自由に利用できるようで、この日も幼稚園の子ども達が三逕亭近くへ遊びに来ていてにぎやかでした。目

s170708c.jpg 佐倉城址から武家屋敷方面へ向かいます。一旦、坂を下ってから「ひよどり坂」を登ってから、武家屋敷通りへ行きます。

s170708d.jpg 「江戸時代とほとんど変わらない竹林に囲まれた古径」とのことで、確かにこの通りだけタイムスリップしたかのような別世界です。途中で少し折れ曲がっているので先が見えず、びっしりと背の高い竹林で覆われているので、晴れた日でなかったら少し怖いくらいです。

s170708e.jpg そこを抜けると、きれいに整備された武家屋敷通りに出ます。「通りの景観としても江戸時代の雰囲気をよく残している」とのことで、通り沿いに5棟の武家屋敷が残っているそうです。歩いても江戸時代の通りのようには感じないのですが、武家屋敷という立派な通りのスケールが、現代のスケールに近いからかもしれません。土塁の上に生垣を築いた通り沿いの景観は、これがずっと続いていたと想像すると、とても立派な空間だったと感じます。

s170708f.jpg このように3棟の武家屋敷が公開されているのですが、この日は休館日なので、外からの雰囲気だけを写真に納めます。階段のアプローチと門と生垣越しの茅葺き屋根はとても良い組み合わせで、それぞれ高さも計算されている感じがします。るんるん
 
s170708g.jpg その後、佐倉駅からJR線で移動して、成東駅にも寄ってみました。ちょうど南口駅前広場が工事中http://www.city.sammu.lg.jp/でした。ずいぶん前ですが、成東駅を降りた時の駅や駅前の印象は、古く何も無いという記憶でした。2008年に改修されたそうで、内外ともキレイになり、バリアフリー対応もされて、駅出入口にはこのようなレンガアーチ風のポーチが付いていました。そこからバス乗り場へは、ガラス屋根でつながれるようです。

s170708h.jpg その駅前広場のバス乗り場等の屋根は、軒天に無垢材が張られています。ロータリーの形状に沿った曲線形状と、それに合わせて張られた木の組み合わせが、いい感じです。完成すると、レンガ風・ガラス屋根・木の軒天の組み合わせとなり、成東駅のイメージも大きく変わりました。カメラ

s170708i.jpg 余談ですが、日暮里駅から京成佐倉駅まで乗った京成本線特急は、徐々に廃車が迫ってきた3600形の3678編成でした。キビキビと軽快に走っていて、まだまだいけそうなのですがね。電車

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posted by ki at 21:28| 色々と見て

2017年06月13日

【日曜大工仕事】28_破損した浴室すのこの部品交換と調整など


s170613a.jpg 少し前、とあるお宅で、破損した浴室すのこの部品交換と再調整をしていました。浴室すのこは、TOTOの「浴室すのこ(カラリ床)」EWB474http://www.toto.co.jp/を、150mmほど長さを詰めて1,100mmとして使っているものです。破損した状態の写真は撮り忘れましたが、浴槽に入る際の抱え上げ介助で、抱え上げようとした際に過大な負荷がかかり、脚の固定が耐えきらず抜けて、表面材を突き破ってしまったようです。
 この浴室すのこの最大使用荷重を見ると「1176N(120kgf)/ユニット」とあるので、基本は1人使用の想定であり、せいぜい静かに2人載るくらいまでのようです。抱え上げをしようとした際に、その反力も加わり、相当な荷重がかかってしまったものと思われます。

s170613b.jpg しばらく破損したまま無理して使っていたようで、危なかったので、キチンと部品交換ができるまで、一旦、暫定措置をしてました。表面パネルを外して脚の固定と調整をやり直し、破損した表面パネルを身体の触れない側にくるようパーツを入れ替えました。その作業中に、当初設置された時に、脚高さの調整と固定がキチンとされておらず、脚が正しく接地しておらず、固定するパーツも足りない状態なことが分かりました。浴室ドアと床とのクリアランスの関係で、水上側の一部の脚はスペーサーを外さないといけない低さなのですが、外さないままに高さ調整したため、脚固定のネジ山のかかりしろが少なくなり、さらに、脚を固定するためのロックピンも納まらないため省略されてしまったようです。これらも破損の原因になっているようです。

s170613c.jpg この浴室すのこは、本体以外の表面パネルや脚関連部材は、全て部品交換ができるようになっています。そこで、破損と不足している部品を発注することになったのですが、肝心の表面材は常時在庫ではないため、入荷するまでに3週間ほどかかってしまいました。
 入荷した表面パネルは、破損したパネルに合わせて150mmほどの長さにカットします。塩ビ・プラ用鋸を使って切断面を比較的きれいにしたうえで、さらに角取りなどの研磨をします。

s170613d.jpg 右の3つのパーツが浴室すのこの脚です。ネジ山が切ってある脚と、その右は長さを延長するスペーサー(短)、黒いものは脚の下にはめ込むゴム座です。写真は脚からスペーサーを外した状態ですが、スペーサーを外すための治具が左のUの字形のモノです。このスペーサーを外して脚の長さを短くする作業がされていませんでした。

s170613e.jpg 浴室すのこは、暫定時の向きからまた反転して当初の向きに戻し、もう1枚の浴室すのこと見ためが揃うように戻します。実際に浴室に敷いて、もう1枚の浴室すのことの高さを揃え、浴室ドアに干渉しない高さに8本の脚を調整します。脚を調整したら、今度は8本全ての脚をロックピンで固定し、使っているうちに脚の高さが変わってしまわないようにします。

s170613f.jpg 最後に、破損した表面パネル交換して、表面パネルと端部カバーを元通りに取り付けて完了です。ちなみにこのお宅では、この浴室すのこは敷きっぱなしではなく、使用時だけ写真のように敷いています。それ以外の時は、浴室内に立てかけて、浴室の掃除やすのこの乾燥がしやすいようにしているそうです。ですが、このTOTOの浴室すのこはかなり重量があるので、敷いたり立てかけたりの作業は、少し慎重にやる必要があるようです。

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posted by ki at 15:13| 日曜大工仕事など

2017年05月30日

【色々とみて】112_尾山台団地50周年フェス準備と話しをするきっかけ


s170530a.jpg (→”尾山台団地へ手伝い”)や(→”昭和34年団地記事”)にも少し書きましたが、週末、上尾市にあるUR都市機構の尾山台団地の、自治会http://oyamadaidanchi.blog.fc2.com/による「50周年記念フェスティバル」準備のお手伝いを少ししていました。
s170530b.jpg 尾山台団地は、外側はよく通るものの、団地内を歩いたのはほぼ初めてでした。外からの印象とは違い、静かで緑豊かな住環境はとても良い感じなので、建物だけが時代に合わなくなっているという、よくある団地のパターンのようです。
s170530c.jpg 団地ショッピングセンター周辺もキレイになってお店も復活しており、懐かしい雰囲気のスーパーマーケットは周辺からのお客さん含めにぎわっています。晴れ

s170530e.jpg 「尾山台団地50周年フェスティバル」に関しては、前記の自治会さんのサイトにあります。その中で、自治会の方の「何かお話ができる機会がないものか…」「…創るプロセスでいろんな方とお話ができたら…」ということで、「団地今昔物語」と「灯りのダンボール団地」の準備を少しお手伝いしました。「団地今昔物語」の団地の昔の写真や当時の新聞記事は、掲示の準備をしている段階から、通りがかる多くの方が興味を持って立ち止まって見て、話しかけていかれてました。その様子は撮り忘れて、夜になってから撮ったものしかなかったですが…。懐かしく感じる方々や、写真にご自身が写っている女性の方が話していかれたりと、尾山台団地のとても良い空気感を感じたりしていました。るんるん

s170530d.jpg 「灯りのダンボール団地」は、四角い窓を切り抜き障子紙を貼ったダンボール箱が1つの住棟になり、その中に電球を配線配置して中から照らすものです。

s170530g.jpg ダンボール団地は、尾山台団地の実際の全住戸・住棟分制作され、点灯の際には実際の住棟配置を再現しているので、住民の方の自宅が必ずあるのがとてもイイです。全部で45棟ほどもあるダンボール団地は、芝浦工業大学の学生さんが、2週間かけて製作されたものです。

s170530f.jpg 灯りとダンボールの団地の雰囲気がとてもイイです。さらに、雰囲気団地に暮らす方々が話しをするきっかけ作りのために、住戸の窓には、同大学の学生さんが、その住戸にお住まいの方の話しを聞きながらイラストを描いたセロファンが貼られていきます。

s170530h.jpg 明るいうちから、そのイラストを見ながら話しをされたりする様子が、とてもイイ感じでした。

s170530i.jpg 途中から、住棟の壁面を使って、イベント準備での出会いや昔の団地の写真などの投影も行われ、独特な空間感のコラボになっていたのも、またイイ感じでした。ひらめき

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posted by ki at 15:17| 色々と見て

2017年04月21日

【ばり研通信】88_ばり研に出会い、そこから色々出会い、自分にも出会う


「ばり研」(=ノイエ)は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」193号(2017年3月末発行)の私の連載より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #88

* ばり研に出会い、そこから色々出会い、自分にも出会う *

s170421.jpg 「ばり研通信」が今号でひと区切りとのことで、自分にとって、「ばり研」こと「OMIYAばりあフリー研究会」さんとはどういう存在だったのか、振り返ってみます。「ばり研通信」のこの連載は、2008年の5月に、ばり研のBさんに依頼いただき書き始めましたが、出会いはもっと前の2003年2月までさかのぼります。モバQ
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 私は建築設計会社を辞めた直後で、埼玉都民だったゆえ、仕事その他を含め、さいたま市でどうやって人と知り合っていったらいいか、考えていました。そんな中、当時、福祉の勉強をしていたこともあって、様々な人の暮らしを知りたいと思い、大宮ふれあい福祉センターにあったボランティアセンターへ立ち寄ります。そこでボラセンの方に、「今、来てるから会ってみます?」と「福祉の店 人力車」をやっていることを振られ、障害者に関しては多々不安を感じつつも「ハイ」と答えたのでした。

 そこで、ばり研のAさんと話しをさせていただき、生活の面倒はみれない(賃金は払えない)ことと、ボランティアで良いなら埼玉トヨペット(株)でやっている「はあとねっと輪っふる」に来てみては、と誘っていただきました。その時のAさんのリアリティある?独特な空気感から、行ってみようと思い、そこから10年ほど、毎週土曜日に通わせていただきました。「はあとねっと輪っふる」では、どうしてよいか分からない状況の中、ばり研の方々に話しをしていただいたりフォローしていただいたり、特にBさんやCさんにはお世話になりながら?、そこから一気に、様々な方と出会っていくことになります。

 (一社)埼玉障害者自立生活協会さんとは、「くらしセンターべしみ」での社会福祉士資格の実習を、Dさん他の方々に調整していただき、その実習の中で「わらじの会」の方々と出会い、そこから「埼玉障害者市民ネットワーク」などの方々へと出会いました。(特非)彩の子ネットワークさんとは、「こども☆夢☆未来フェスティバル2004」へ参加した後、Eさん他に誘われて運営委員をやらせていただき、幼稚園生のいくさんと二人で上尾の事務所などへ通いました。そういえば、「はあとねっと輪っふる」にも、いくさんと二人でよく行きましたね。さらに、ばり研でNPO法人の勉強会をした時に、(特非)ハンズオン埼玉のFさんと出会い、ハンズオン埼玉さんの講座などを経て、お父さん同士のつながりや、「ヘルシーカフェのら」、(特非)クッキープロジェクトの方々などと出会いました。これらの出会いは、さらに広がっていくものであり、埼玉都民から急に個人業に転じたトウサン(〜オジサン)にとっては、居場所の手掛かりとなる、とてもありがたいものです。

 ばり研さんとは、その後2010年に、ばり研のGさん他のメンバーの通勤やトイレなど支援として、非常勤のスタッフにさせていただきました。ここからボランタリーな立場だけでなく、もう少し当事者に近くという意識で関わることを経験させていただき、現在に至ります。目
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 このような、様々な方と一緒の時間を過ごさせていただく中で、自分で自分のことも、少し考えられるようになったと感じます。私の、だいぶ尖っていたり面倒くさい部分は多少自覚できるようになり、この10年でちょっとは緩くなったと自分では思うのですが、まだですかね…。

 そんな自分も50歳目前になり、10歳以上年下になるばり研や他の若い方々に対して、伝えることは、自分の経験のようにできるだけ多くの人に出会えるよう生きてほしい、ぐらいしか思わなくなってきました。他の人のことより自分の心配に比重を置く歳になってきたのでしょう。というのも、50歳の自分と、していきたいこと、せねばならないこと、できそうなこと、目の前の現実と…などがバラついていて、迷うこの頃です。でも、この大切な迷える時間や余裕が持てるのは、この原稿をちょうど3月11日の午後に書いていたりするので、それはありがたい境遇におかせてもらっていると、感じたりもするのですよね。るんるん
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 今回で、私の連載は終わりです。これまで読んでいただいて、ありがとうございました。ビール

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posted by ki at 10:34| ばり研通信

2017年04月08日

【光と風と素材の家_メンテ】58_ガレージミラー交換やクリーナーホルダー付けなど


s170408a.jpg 細かいことですが色々と起きるので対処しています…。まずは、車庫から道路の左右を確認するためのガレージミラーが、北風の強風にあおられて破損しました。ミラーは軽量な樹脂製の大型のものを使っていたのですが、約8年が経過して樹脂劣化でとても脆くなっていたようです。
s170408b.jpg ガレージミラーなので、ステンレスなどの高価なミラーは必要なく、消耗品と考えてまた樹脂製の製品を探します。あまり選択肢はなく、このエーモンの「ガレージミラー(曲面率:1000R 角型)」https://www.amon.co.jp/products2/にして、3,500円弱の樹脂製ミラーです。
s170408c.jpg 交換後はこのような感じで、以前のミラーよりはひと回り小さいです。それでも、ミラーの視認性を優先してサイズと曲率から選んでいるので、普通にごっつく壁にくっついています。
s170408d.jpg 横から見るとこんな感じで、壁付けの金具は以前のものの再利用なので、少し壁から距離ができています。このミラーは、金具に固定後に角度調整ができるように、ミラー部分が締め具付きのボールジョイントになっています。これは細かい角度調整がしやすいのでとても便利です。車(セダン)

s170408e.jpg こちらは、約20年前から使っている既製品のレンジ台です。以前に地震などの揺れで崩壊しないように補強したり、トビラの取っ手を直したりしてますが、なかなか適当な代替品が見つからず、といって製作する気もないので使い続けています…。
 今度は、フラッシュの天板の合板が劣化してきて、レンジの重みに耐えられなく凹んできました。なので、買い替えまでの延命策として、コンパネを載せてビス留めしました…。積層に見える板材がコンパネです。ただ、レンジのコードがちょうどコンパネの角に当たって傷付く可能性があり、コンパネ削るのも面倒なので、コードを養生テープでぐるぐる巻きにしてます。
s170408f.jpg さらに、このレンジ台はコンセントが付いてるのですが、このコンセントまでのレンジ付属のコードも多少劣化しているようで、トースターの使用時にかなり熱く柔らかくなっているのに気付きました。こうなるとコードは危ないので使用をやめ、トースターなども壁のコンセントに直接差すようにします。ちなみに写真は、上のコンパネを敷く前の状態です。レストラン

s170408g.jpg こちらは、(→”ボッシュクリーナー”)を収納するためのホルダーを、納戸内の壁に取り付けました。クリーナーはそこそこ重さがあり、外したり掛けたりで様々な力がホルダーにかかるので、石こうボードの壁に直接アンカーせず、下地になる板を取り付けてそこに木ビスでしっかり固定します。
s170408h.jpg このような感じでクリーナーが壁に掛けられるようになります。目

s170408i.jpg 最後は、(→”電気工事士受かるが”)などのように電気工事士の資格取得したので、間違えやすかった玄関周りのスイッチの組み替えをしました。電気屋さんを頼むほどの作業ではないので、こういう作業が自分でできるようになりました。
s170408j.jpg スイッチ組み替え後は、これまでの慣れもあるので、スイッチにシールを貼ってまた新しく慣れていくようにしておきます。ひらめき

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posted by ki at 21:57| 風.光.素材の家_アイデア

2017年03月25日

【色々とみて】111_木を使ってリニューアルされた戸越銀座駅へ


s170325a.jpg 先月ですが、木を使って大胆にリニューアルされた、東急池上線の戸越銀座駅に寄ってみました。東急電鉄の「いい街 いい電車 プロジェクト」http://ii.tokyu.co.jp/に、プロジェクト全体のことが載っています。駅舎だけでなく駅ホームの屋根までデザインされる例は少なく、なおかつ、その屋根というか軒天井に木を使うというのが新鮮です。またその駅が、多少都内ローカルな東急池上線とはいえ、都心に近い品川区内にあるというのも驚きです。
 ホームの軒天は、集成材を編んだようなデザインで、まだ日焼けする前の木の色に加えて、その陰影とのコントラストもとてもキレイです。街中なので、周りにこのような色はあまり無く、行った日は快晴だったこともあり、輝くぐらいに目立っていました。私の他にも、戸越銀座に遊びに来た女性の方々が、駅のホームで記念撮影したりしていました。るんるん

s170325b.jpg 木の色がキレイに見えるのは、かなり高く設計された軒先によって、通常は暗くなりがちな軒天に、自然光が多く当たるようにデザインされているからと感じます。
 屋根は軽量な金属屋根だと思うのですが、集成材を多用した軒天はかなり荷重があると思われます。そのため、これらを支える軒桁の鉄骨はかなりせいがありそうです。でも、その重たさを感じさせないように上手いことデザインされていて、桁を支える黒っぽい丸柱もスッキリしたアクセントとしてデザインされています。

s170325c.jpg ホームは、軒天だけでなく、壁面も集成材をパターンに張った仕上げです。対向式ホームなのもあって、ホームにいると、なんだかログハウスというか木のテラスの空間にいるような感覚です。ホームの上屋は建築物でないのだと思うので、実はかなり自由にデザインできるのかもしれません。目

s170325d.jpg 柱を利用した案内表示などの駅設備も、ホームの特徴的な表情になってます。池上線だからかもですが、ここに表示や設備を集約できていて、木の表情をジャマするものがほとんどありません。また、ダークグレー色なのも、木の色に対していいアクセントになっています。

s170325e.jpg 改札の付近に、少し以前の屋根?の小屋組が残されています。積極的なものではないのかもですが、この部分があるために、階段を上がって行くホームの、特別な場所感が高まっている気がします。

s170325f.jpg 蒲田方面行き1番線の改札駅舎です。2番線方が切妻屋根のメインな駅舎だと思うのですが、旧駅舎のY屋根?を利用して、そこに鉄骨フレームの構えを組んだだけというこちらも面白いです。駅名の四角いデザインの切り抜き文字もイイ感じですが、木のホーム、グレー鉄骨の改札など、様々なデザインが組み合さっているのに、それぞれ違和感がないのはなかなか不思議です。電車

s170325g.jpg 新しい駅なのでホーム柵が設置され、乗車位置に関する情報が表示されています。そこにQRコードまであるので読みとってみると「3、2、3」のようです。乗車ドア位置をQRコードにしたようですが、どういう人がどういう時に使うモノなのか、想像ができませんでした…。モバQ

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posted by ki at 16:08| 色々と見て

2017年03月10日

【ばり研通信】87_コンビニ通いも、長い人付き合いの中から


「ばり研」(=ノイエ)は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」192号(2017年2月末発行)の私の連載より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #87

* コンビニ通いも、長い人付き合いの中から *

s170310.jpg 1月末に、セブンイレブン「さいたま東大成店」が閉店し、「さいたま土手町店」へ移転してオープンしました。この「さいたま東大成店」さんは、近くの大宮ふれあい福祉センターでの「福祉の店 人力車」販売の時に、ノイエのメンバーがお昼ご飯を買いに行っていたコンビニです。「人力車」は2001年のスタートらしく、当時を知るメンバーの話しでは、最初からセブンイレブンに買いに行っていたそうなので、かれこれ16年近いお付き合いになるようです。

 当時はまだ、車いす使用の人や知的などの障害のある人が、介助無しに本人だけでコンビニで買い物をすることは、少なかったのではと思います。その中で、障害当事者の生活ための訓練と、お店側を含めた双方の社会経験のために、障害者本人だけでコンビニに買いに行く…というのを、16年間続けてきたのだと思います。特別支援学校の学生さんなどの実習の時は、同様に、コンビニで一人でお昼ご飯を選んで買う、という経験の機会になっていました。
 「さいたま東大成店」の店員さんも、当初は心配なこともあったのではと想像しますが、現在も勤めておられる当時の店長さんや、ほかの店員さんなどから醸し出される、お互いの適度な距離感があるイイ感じの空間は、長い年月を経て関係ができていったのかなと感じます。「さいたま東大成店」の店員さんは、そのまま「さいたま土手町店」へ移るとのことで、引き続き買いに行きたいのですが、くぐらねばならないアンダーパスは階段のみなので、車いすの人は通ることができません。そのため、そのアンダーパスを通れる人で、買いに行く感じですかね。
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 その関連で、移転後に「人力車」のお昼ご飯をどうしているか、メンバー同士で取材をしていたので、その内容を載せさせてもらいました。「人力車で販売しているものを買って食べます」「(大宮)駅前のコンビニで買ったり、家から持ってきたものを食べています」「(自宅近くの)駅の近くのコンビニで買うことに決めました。昼食までの時間があるため、温かいものが食べられないのでパンやおにぎりを買って、人力車でカップラーメンなどを食べるようにしていきます」などのようです。「今までは好きなものが買えたけど、買えなくなってさみしい。また、コンビニができれば良いと思った」という話しもありました。
        *
 私も、16年前からコンビニへ行ってるメンバーに、コンビニとの出会いや付き合い方などを聞いてみました。
 Aさんは、養護学校時代に「自主登校で土曜日に昼を買っていた」り、就職して「寮でもコンビニへ行っていた」そうで、当時ばり研でコンビニへ行くようになった時も「慣れた感じで、緊張とかはない」とのことです。コンビニに行っている中では、3,4年前に、朝の時間調整で寄っていた別なコンビニで「毎日『また来たの?』と声をかけてくれていた」りしたそうです。

 Bさんは、「県リハ(埼玉県総合リハビリテーションセンター)の前にコンビニがあって、県リハの食事が1ヶ月ローテで飽きるので、大食いの友達に(県リハの食事を)あげて、夜はコンビニにしたり、甘いもの目的で行ったりしていた」とのことです。「県リハから(訓練のための)お金が出るので、(コンビニの買い物も)小遣い帳をつけて」管理していたそうです。車いすでのコンビニの買い方も聞いてみますが、「頼んでとってもらうのは最初からやっていた」そうで、「混んでると車いすだとちょっと」気を使うぐらいで特に意識することはないようです。

 Cさんは、「ばり研でお昼をコンビニへ買いに行った」のが最初で、「会計の時に大変だなと思った」そうです。今でも支払いは「小銭かスイカかは人の流れ(並び)によって方法を決める」そうで、(レジ脇の)サイドメニューも「人の流れによって決める」そうです。Cさんは車いすで、商品も自分ではなかなか取れないので買い方を聞くと、「取れないものは『すいません』と頼んで、お店の人が来てくれればお店の人に、来れなければそこにいる人に取ってもらう」そうです。「店員さんも(最初の頃は)どうしようかなと思っていたけど、今は『今日は何すんの?』と忙しくなかったら寄ってきてくれる」そうです。通りやすさも気になり、「中の(通路が)広いところ」が良く、「(出入口が)自動ドアでないコンビニは行かない」そうです。

 ちなみに私は、大学時代にコンビニ上の部屋での一人暮らしで、便利で楽しいコンビニ依存生活をして以来、50歳間近の今に至るまで、ずっとコンビニ好きです♪。

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posted by ki at 20:05| ばり研通信

2017年02月26日

【色々とみて】110_「It's a Sony展」でソニー製品のデザインを感じて


 今月初め、移動の途中に駆け足で「It's a Sony展」http://www.sonybuilding.jp/の「Part-1」へ寄ってみました。私の世代には、展示されていたプロダクト製品を見ているとなかなか楽しかったです。ソニーの王道?の製品は当然ながら、王道以外の製品デザインも、あらためて見ると完成度がとても高く、感心しきりです。歴代製品のデザインに関しては、https://www.sony.co.jp/Fun/design/に載っているようです。目

s170226a.jpg 今振り返ると、一番代表的な製品は「WM-2 ウォークマンII」かなと感じます。こんな赤いカラーのバリエーションがあった印象はあまりないのですが、この赤が一番好きですね。中学生だった当時は、このブラックボックスのような箱+斜めのボタンというのが、やぼったく感じて好きでなかったのを覚えています。昔からへそ曲がりだったので、皆がこぞってイイという流れになると、オレは違う…みたいな見方もあったかもです…。

s170226b.jpg 「FX-300 ジャッカル」です。発売年を見ると小学生時代なのですが、CMなどからなのか、なんとなくこの手の製品のことを覚えています。立体キューブ型の、各面を最大限に活用するデザインの集大成のような完成度です。特に正面の操作系とグラフィックまで含めたデザインは隙が無いくらいです。現在、電動工具メーカーなどが発売している、キューブ型の現場オーディオのデザインの原型かもしれないですね。
 他にも展示されていた「ICF-5800 スカイセンサー」や「TV-501 Mr.Nello」など、この手の製品デザインが、私にはソニーらしく感じます。ですが、昔も今もですが、私は黒いモノがあまり好きではないのですよね…。あせあせ(飛び散る汗)

s170226c.jpg こちらは、トリニトロン管です。ブラウン管にも違いがある、というのを大学時代に教えてもらい、それ以降のパソコンMacintoshのモニターからテレビへと、20年ぐらいお世話になりました。ということで、表示部が円筒形というのが分かるように、真上から撮ってみました。

s170226d.jpg 「PTC-500 PalmTop」という、パームトップコンピューターだそうです。大学時代は、Apple中心とはいえ、こういう製品に詳しい人たちが色々いたのですが、ソニーにこういう製品があったのは全然記憶になりませんでした。Appleの「Newton」の発売の3年前に製品化されていて、真っ黒とはいえ全体のデザイン完成度はとてもスマートです。後から調べると、機能もかなり優れていたようですが、20万円もしたそうで、パソコンの陰に隠れてしまったのですかね。目

s170226e.jpg こちらは「My First Sony」のシリーズで、私はこういうデザインが好きです。左は、日本未発売?の「EJ-M1000」という、左奥の丸いカードを載せて音を使って遊ぶゲーム機だそうです。右は、「TPM-8000」というカセットプレーヤーのようで、どちらもただ機能を絞ってかわいくしたのとは違い、機能や操作や見た目など全てを一体で企画デザインされているように感じ、大人が所有していたのも分かります。ですが、肝心な子どもたちにとっては、幼稚園生ぐらいになれば、前記の「FX-300 ジャッカル」のような方が、はるかに興味を感じるのだとは思いますが…。

s170226f.jpg 実は意外に好きだった「PS one」の液晶モニタ一体型の「SCPH-140」です。丸みをおびたやさしい印象の本体に、丸い中に四角いモニタと両サイドスピーカーというのが、チープさが全く無くて親しみを感じるデザインがすごいと思ってました。可動部などの合わせ目のラインもとてもキレイだと感じます。こうなると、以前からのデザインのままのコントローラーが、荒く古くさいデザインに感じてしまいます。るんるん

s170226g.jpg 最後はソニーのトランジスタラジオです。こちらは「TR-55」で、置かれている姿はとても高質な雰囲気を醸し出しています。やわらかいカーブとグリーンの色と周波数スケールの文字の組み合わせは、とてもイイです。リバイバルということではなくて、生活の空間に、こういう雰囲気を提供するようなデザインの時代がまた来ると、気持ちも楽しくなりそうに思うのですがね。

s170226h.jpg さらに「TR-52」というトランジスタラジオですが、こちらは後で調べると、日本初のトランジスタラジオになる予定だったけれど、発売できなかった製品のようですね。https://www.sony.co.jp/SonyInfo/にあります。建物みたいなデザインで面白いなと思って見てたのですが、当時も「国連ビル」と呼ばれたそうで、テーブルなどに置かれて建っていると楽しそうです。リンク先にもありますが、フロントパネルが変形してしまったということのようなので、この展示品はフロントパネルは、今の変形しない樹脂で再現したものなんでしょうかね。TV

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posted by ki at 18:18| 色々と見て

2017年02月15日

【光と風と素材の家_メンテ】57_木部のオイル塗装の塗り直しと収納とびらの当たり防止など


s170215a.jpg 正月休みのことですが、天気が良かったので、チマチマと自宅のメンテナンス作業もしていました。まずは、秋にやり残した、窓枠の劣化したオイル塗装の塗り直し作業です。(→”04_室内に風を導く窓+全館冷房室温測定1”)にも書いてるように窓の数が多く、なかなかいっぺんに済ますの難しいので、通常ならやらない気温の低い時期にも作業です…。
 塗り直しが必要なのは、窓枠に普通のスギの無垢板を使い、塗装も荏油100%のオイル塗装のためです。太田油脂さんの「匠の塗油」http://www.ohtaoilmill.co.jp/を好きで使ってますが、ねこたちもいるので、こういう塗料が安心です。それゆえ樹脂塗装とは違い、8年が経過して、日当たりの良い窓枠の部分は、塗装の劣化と白太のやせが積み重なって黒っぽくなってきました。その表面を固く絞った水拭きとペーパーでこすり取り、再び同じオイル塗装をし直します。写真の、奥の角隅のシミは、サッシの結露が染みた跡で、ペーパーかけて跡を無くします。
s170215b.jpg カーテンなどは外して作業しますが、サッシなどのマスキングは面倒なので、塗ってしまってからクッキングペーパーで拭き取るだけです。荏油だけなので、それで特に問題は無いです。昨秋〜今回は、四方全部を塗っていますが、日が良く当たる下枠は、2〜3年でまた塗り足す必要が出てきます。晴れ

s170215c.jpg こちらは、秋に前記の塗り直し作業の際に、転落防止手すりのソケットに貼ったマスキングテープです。ですが、はがし忘れて完全に固着してしまったので、その対処です…。マスキングテープは作業後にすぐはがさないといけないのですが、それを見落とした上に、普段あまり行かないかみさんの部屋だったので、年末まで剥がし忘れに気づきませんでした。
 左が、マスキングテープが固着したソケットで、ここまでテープが劣化してしまうと、のりははがし剤などを使わないととれません。ですが、その作業は曲面相手なのでかなり面倒です。ごまかす方法を少し考えて、ある程度はがしたら、その上から布ガムテープを巻いてしまうことにしました。
s170215d.jpg 取り付けるとこのような感じになり、まあいいかと。本当はこういう時に、(→”109_「LIFE × DESIGN」で暮らしを楽しくする雑貨など”)にあるような、おしゃれなマスキングテープを巻けば、アクセントにあるのかもですが…。布ガムテープもいずれ劣化するので、またその時にどうするか考えます。あせあせ(飛び散る汗)

s170215e.jpg (→”44_引出しハンドル交換と天板の塗装とメンテ”)にも書いている、洗面カウンターの水栓のハンドル下ですが、結局、手塗りのウレタン塗装は完全に防水するには至らず、ずっと水滴があるとその下にわずかに浸透して、集成材にカビが出てきました。そのため、ペーパーで磨いてカビをとらねばならなくなり、磨いた後はもうウレタン塗装はやめ、定期的に磨く前提でシリコン樹脂入りのオイル塗装に変えてました。そのルーチン作業で、頻度は1年に1回くらいです…。分かってはいたのですが、無垢集成材に手からの水滴が落ちる状態で水栓を取り付けるのは厳しいです。たらーっ(汗)

s170215f.jpg 最後は、収納とびらの、当たり防止ゴムの貼り替えとスライド丁番の調整です。年末に、工具や材料を片付けていたら、戸の当たり防止ゴムの余りが出てきたので、閉まる音が大きくなっていた収納とびらを貼り替えました。ゴムに厚みがあるので、合わせてスライド丁番も調整しますが、単純に製作した収納が多いので、とびらの具合は普段もマメに調整しています。家

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posted by ki at 19:57| 風.光.素材の家_アイデア