2018年02月10日

【光と風と素材の家_メンテ】64_スライドレール掃除と手すり塗布と網戸修理など


s180210a.jpg 正月休みあたりから、ちょこちょこ手入れ作業をしています。まずは、キッチン引出しのスライドレールの手入れです。キッチンはメーカー製品ではなく製作したもので、食器などを収納する引出しには、ソフトクローズ付のスライドレールを使っています(→”10_ヒノキ集成材のアイランド型オープンキッチン”)。その中で、使用頻度の高い引出しの動作が重くなり、ジャリジャリとベアリングの音が少しするようになっていました。使い始めてから9年間ほぼほったらかしで、スライドレールを最大まで引き出すこともあまりやっていませんでした。

s180210b.jpg スライドレールを見ると、ベアリングのグリースと埃がかなり付着しています。なのでまず、アルコール系のお掃除シートで拭き取りをします。8コの引出しで計16本のレールがあるのですが、半分を掃除した時点で、これだけ汚れが取れます。

s180210c.jpg そのあと、防錆潤滑剤として色々に使っている"WD-40"https://www.st-c.co.jp/st-trading/をレールに薄く塗ることで、引出しの動きと音は回復しました。スライドレールのベアリングには手を付けたくないので、ベアリングに影響しないよう、シリコンを含まない"WD-40"で、レール表面が滑るように薄く覆うようにします。スプレー噴射量は少量に抑え、それをペーパーで伸ばしていくような感じです。目

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s180210d.jpg 物干(ルーフバルコニー)の手すりは、アルミの既製品ではなく木製で作っています。木製だと、ねこたちも爪が掛かり、安心して手すりに上がることができます。しかし、木ゆえに一部腐食してしまい、3年前にヒノキで直しました(→”49_腐食してしまった軒柱とバルコニー手すりの交換”)。その後、ヒノキなのをいいことに無塗装でほっていましたが、手すりの木肌のカサカサ感がだいぶ強くなってきました。そこで、ウチで余ってる浸透オイル"デュブノ"を塗ってみました。

s180210e.jpg 塗装前に掃除をあまりしなかったので、黒っぽくなってしまいました。雨とともに落ちてくる空気中の汚れが、かなり蓄積していたようです。上面がフラットなため、徐々に収縮して中央が凹み、なおかつ割れが入ってくるという状態です。やはり、上面は少しでも山のようにして、水が流れるようにしておく方が良いようです。晴れ

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s180210f.jpg 縦すべり窓は、上下にスライドさせるタイプの網戸が付いています。この網戸は、左右のレールをバネの力で押すことで落ちないようになっているのですが、押しながらも上下のスライドで滑ることと両立しなければなりません。そこで、バネに滑る用の黒い樹脂パーツが取り付けられています。しかし、樹脂ゆえに徐々に劣化して、網戸を外す時の衝撃などで固定部分が割れてしまうことがあります。

s180210g.jpg この黒い樹脂パーツがないと、網戸を保持することができなくなり、滑る時にはバネとレールの金属同士が擦れる音がしてしまいます。といって、樹脂パーツだけの交換手配は難しいと思うので、とりあえずアクリル両面テープで貼り付けてみました。網戸は、春になるまではあまり開閉しないので、耐えられるかは春になってからの判断になりそうです。

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s180210h.jpg やまとさん(ねこ)が噛み切った、プリーツ網戸(→”プリーツ網戸の取付”)の、水平に通してあるヒモも修理しています。このヒモが無いと網戸が広がってしまい、ねこたちの行き来や風によって網戸の下が丸開きになり、網戸の意味がありません。

s180210i.jpg 元々のヒモを巻き込む機構は複雑なため、元通りに戻すことはできません。なので、ゴムヒモを買ってきてその伸縮で代用します。ゴムの伸縮はあまり長持ちしないと思いますが、何度でも直せるので、また噛み切られても対応できると割り切ります。モバQ

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s180210j.jpg おまけで、20年近く使っているダイニングのイスが、徐々にグラつくようになってきています。外れるわけではなく木ボンドまでは入らないので、ビスを打ち込んで引き寄せたりしています。ビスの見た目は、思ったほどは気になりません。いす

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posted by ki at 22:03| 風.光.素材の家_アイデア

2018年01月21日

【色々とみて】118_亀戸天神社あたりと春日部ふれあいキューブの


s180121a.jpg 先月ですが、亀戸方面へ行く機会があり、亀戸天神社http://kameidotenjin.or.jp/あたりへ少し寄ってました。都内生まれ育ちですが、亀戸天神社は初めてです。こんな立派な藤棚があることを忘れていて、ちょっと予想外の風景に驚いたりでしたが、やはり藤のきれいな季節に来るべきでした。写真は、男橋の上から見てますが、亀戸天神社+藤棚+スカイツリーという不思議な景色も、藤が咲いているとより象徴的になりそうです。
s180121b.jpg この季節は寂しい藤棚と池の景色です。それでも観察していると、藤棚の密度が高く、とても手入れされていることを感じます。次回は、藤の季節に寄ってみようと思います。目

s180121c.jpg その近くにある「くず餅」の"船橋屋"http://www.funabashiya.co.jp/の亀戸天神本店です。「くず餅」をよく買っているので行ってみましたが、蔵前橋通り沿いのビルが建ち並ぶ中に、ポツンと昔の姿のまま残っていてとても良い雰囲気でした。防火など法規制がり、こういう雰囲気での建て替えはできないので、可能な範囲で現状の建物を維持してほしいと感じてしまいます。
 この時は、店内でお茶する時間はなく店内は見なかったあとで、帰りに赤羽エキュート店で「くず餅」を買って帰ることになり、少し残念でした。

s180121d.jpg さらに、"亀戸梅屋敷"http://www.kameume.com/という観光物産店があったので寄ってみました。意外に有りそうで無かった江戸の雰囲気のお土産やさんという品揃えで、外国からの方を意識している印象です。
s180121e.jpg 江戸切子協同組合http://www.edokiriko.or.jp/のショールームもあり、手かずのかかった本物の江戸切子はとてもキレイで感動します。後日、購入するために再度行っています。

s180121f.jpg 亀戸には、都内のローカル線?の東武亀戸線が来ています。この日は、2両編成のオレンジ色8000系が運用中でした。晴れ

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s180121g.jpg もう一つ先月、(→”暮らしやすい地域は”)の時に、"春日部ふれあいキューブ"へ行ってました。"山下設計"のページhttp://www.yamashitasekkei.co.jp/works/にあるように、「全国初の鉄骨造と木造のハイブリッド構造」の建物とのことです。外からは、5,6階の木造LVLパネルが写真のように見えるのですが、合板の表情がそのままなので、何か不都合があって中から板で塞いだようにも見えて、少し残念な印象です。板も焼けると思うので、金属やガラスと組み合わせる場合は、合板のままでなくていいのかなと思ったりです。

s180121h.jpg 1Fの多目的ホール部分にしか行ってないのですが、そのトイレのこの鏡の配置は、避けたほうが良かったのではと感じます。右側のトイレサインと矢印が本物で、左側は、それがミラーに映ったモノで、まるで左側にも行けるような錯覚に陥ります。人によっては衝突の恐れがあると思います。床から天井まで高さのある通路幅のミラーが壁に張られているのが原因なので、一部をフィルムで装飾するだけでも、かなり改善されそうに思います。ミラーは姿見の役割のあるのかもですが、通路途中のコーナー部に設置されており、空いていなければ立ち止まることができず、姿見としても使いづらい位置だと思いますので。あせあせ(飛び散る汗)

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posted by ki at 16:42| 色々と見て

2018年01月12日

【日曜大工仕事】30_珪藻土左官の手伝いと換気扇まわり作業など


s180112a.jpg 先月ですが、"わらじの会"http://warajinokai.sakura.ne.jp/の中で越谷市にある「くらしセンターべしみ」http://beshimi.sakura.ne.jp/が、施設改修工事に伴い、室内壁を珪藻土でセルフ左官するとのことで、興味があって手伝いに行ってました。「くらしセンターべしみ」は、10年ちょっと前に、社会福祉士資格取得のための実習でお世話になって以来、たまにお邪魔したりしていました。

s180112b.jpg 先月の時は、左官作業の初日だったので、左官材メーカーの方から方法を学びながらでした。使用していた珪藻土の左官材料は、(株)ユーディーの「MPパウダー」http://www.useful-d.co.jp/product/という製品でした。珪藻土+火山灰+すさ+食品糊という自然素材だけで作られており、液性も中性で、作業時の伸びや乾燥、汚した後の掃除なども、とても扱いやすくて良い製品でした。

s180112c.jpg 施設の職員の方に加えて、利用者の方々も左官作業に参加して壁を仕上げていきます。初めて作業する方ばかりだったのですが、コテにすぐに慣れて上手くなる方がいたり、素手で塗っていい感じの表情を作ったりする方など、ドタバタですが作業はなかなかイイ雰囲気でした。
 私自身は、(→”壁の漆喰塗りの誘惑”)以来だったので、かすかな感触を思い出しながらの左官作業でした。「くらしセンターべしみ」では、まだまだこれから期間をかけて3部屋の壁をセルフ左官していくそうなので、今後もお手伝いに行く機会はありそうです。目

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s180112d.jpg 某所の使われていない換気口に、風雨の侵入対策をしていました。ウェザーカバーの交換まで含めて方法を考えた結果、アルミの複合板とアルミアングルでフタすることにして、各部材のプレ加工をして現地で調整しながら取り付けます。

s180112e.jpg 雨掛かりになるので、下のアングルは水切りを兼ねて大きくして先付けして、横と上のアングルで複合板を押さえています。主に屋内用のアルミアングルですが、ステンビスで枠に留めることで大丈夫だろうと判断しました。既存の劣化したウェザーカバーは、仕上モルタルが上に被っているので、このままにしておくことになりました。

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s180112f.jpg 某所のパイプファンの交換もしていました。トイレに設置されているパイプファンが、10年近く経ちモーター音が大きくなってきていました。元々設置されていたのは、簡易シャッター付のタイプでしたが、基本的に24時間常時換気で使うため、現在の電気式高気密シャッターは必要なく、通常のインテリアパネル付パイプファンにしています。家

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posted by ki at 20:09| 日曜大工仕事など

2018年01月02日

【お知らせ】2018年も、よろしくお願いいたします。


s180102.jpg

 今どきは、
 自分の立ち位置を見つめつつ、
 暮らしていくもののようです。

 追い抜こうとして 前に出るよりは、
 出してもらえたと思えるぐらいが、
 ちょうど良いのかも、と感じます。

 前を拓いていくことも、
 それを後ろから支えることも、
 どちらもあって なのですよね。

 私自身は、
 若い方々を支える器に足らないので、
 邪魔しないくらいには ならないとです。

 本年もまた
 よろしくお願いいたします。

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posted by ki at 19:29| お知らせ

2017年12月14日

【色々とみて】117_「オットー・ネーベル展」・あべとしゆきさん・タラブックスなど


s171214a.jpg 秋は興味を感じる展示会が多くなり、先月から今月にかけていくつか観に行っています。こちらは、渋谷の「Bunkamura ザ・ミュージアム」http://www.bunkamura.co.jp/museum/で開催中の「オットー・ネーベル展」です。今度の日曜日12月17日までやっています。
 作品を遠目や印刷物で見ると、単純に描いていそうに感じる抽象表現ですが、実物の表現を観察すると構成などの完成度がとても高く、かなり凝っているのが分かり、とても面白いです。
 私は抽象表現が好きなので、20年ほど前に、ワシリー・カンディンスキーさんにハマってた時代があります。カンディンスキーさんと比べると、ネーベルさんの方が作品の幅がより広く、一つの作品の完成度も高い印象で、展示会を観た後ではネーベルさんの方が好きな印象です。20年前の当時は、バウハウス時代を勉強した中では、ネーベルさんの作品や存在の印象は全く無かったです。かわいい

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s171214b.jpg こちらは、あべとしゆきさんhttps://www.abety-art.com/の水彩画展です。勤めていた時の絵の好きな上司の方が、水彩画を教わっていた先生ということをFBで知って、そこから表現に興味を持っていました。そのあべとしゆきさんの展示会が大宮であるとのことで、寄ってみました。
s171214c.jpg "光を描く"というか、他を描くことで"光を生み出す"というか、その光を捉える感覚と技法がスゴいです。観る人が自分自身の光の記憶をたどって、共感するような感覚になります。正直、自分は真逆の、内面などを表現する動きのある抽象画などが好きなのですが、こういう静的な風景などの中で、余白を光に変えていく表現というものもとても興味深いです。晴れ

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s171214d.jpg こちらは、「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」展http://www.itabashiartmuseum.jp/で、板橋区立美術館で来年の1月8日までやっています。インドの出版社「Tara Books (タラブックス)」の、繊細に描かれた独特な民族画による絵本の原画展です。
s171214e.jpg 色々あった絵本の中で、やはり「The Night Life of TREES (夜の木)」が一番好きでした。絵本には19の木のことが描かれているのですが、それぞれを一本の木の中に細かく描き込んだ表現がとても魅力的です。文化の違いなどもあってテーマもなかなか想像が難しいものですが、それらの描き方はもっと想像を超え、夜を表現する黒い紙と合わさりとても神秘的です。
s171214f.jpg なので、日本語版のタムラ堂の「夜の木」https://www.tamura-do.com/絵本-夜の木/を買ってきました。インドでハンドメイド印刷製本されているので、紙の感触やインクの匂いは、それだけで雰囲気を醸し出しています。
 さらに、タラブックスを紹介する「タラブックス」(玄光社)の愛蔵特装版http://tarabooks.jp/sp/があったので、買ってきました。この本の出版に至るいきさつも、タラブックスの本をとても愛する気持ちが伝わってきてイイです。るんるん

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s171214g.jpg さらに、「第8回埼玉県障害者アート企画展『うふっハート埼玉でこんなのみつけちゃった♪』」http://artcenter-syu.com/info/です。ここ数年は毎年行っていて、昨年は(→”障害者アート感じる”)にあります。毎年開催ですが、常連の作家さんも少しずつ作品が変わってきていたりで、新鮮な出会いがあります。
 私は、島田素美子さんの「おに」と、渡邉あやさんの水色と金と黒の「飛行機」の作品が好きでした。今年は展示会場も作品も撮影ができたのですが、観ただけは写真ではなかなか載せられないです。目

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posted by ki at 15:29| 色々と見て

2017年11月29日

【光と風と素材の家_メンテ】63_掃除しやすい小屋裏エアコンと雨具を乾かす方法


s171129b.jpg 1ヶ月ほど前のことですが、(→”56_小屋裏設置エアコンの故障・交換と清掃など”)で新しくなった小屋裏設置エアコンの初めての掃除をしました。10月は雨続きで、曇雨天時は小屋裏が暗く、照明を持って上がる気はないので、晴れの日まで延び延びにしていました。
 自動フィルタークリーニングが付いていますが、それでもシーズン終わりにはフィルターを外して掃除します。さらに、吹き出し口からファンや風道を掃除するのですが、今度の機種、三菱電機MSZ-JXV5616は、吹き出し口の上下フィンが外せ、左右方向のフィンを開くことができ、掃除しやすくてイイです。

s171129c.jpg 小屋レベルなので、下階からのホコリなどあまり上がってこないので、さほど汚れてはいませんでした。ただ、ダイニングキッチンの吹抜け上空でもあるので、多少油っぽい汚れが付きやすく、これらは自動フィルタークリーニングでは取れづらい汚れです。
 暖房運転せず冷房運転のみなので、エアコン内が湿気った状態になりやすく、カビなども付きやすくなります。そのため、冷房運転の最後はエアコンの乾かす運転をして、ファンや風道をお掃除シートなどで拭いて、来年の梅雨にまた使い始めるまで、なるべくキレイにしておきます。

s171129d.jpg 掃除後にフィルター類を取り付けた後、正しく取り付けられているかエアコンがセルフチェックします。その自動フィルタークリーニングの動作を見ていましたが、その動きはなかなか細やかでした。目

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s171129a.jpg こちらは、同じ雨がずっと続いてた頃の、ある日の1階土間の上空です。ルーバー状に木を組んだ天井を想定外の使い方をしていまして、3人分の傘やカッパを乾かすためルーバーに吊られて、にぎやかです。
 翌日も雨なのでまた使いたいのですが、屋外だと乾かないので、室内に入れて乾かします。ですが、土間に置いておくとねこたちが色々としてくれるので、上空利用になりました。空気清浄機で空気を回し、換気扇からなるべく湿気も逃し、気温が低い時は土間の床暖房も入れてとやると、実はよく乾きます。この見た目は、もう来客が無いことが前提になっていますが…。雨

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posted by ki at 21:24| 風.光.素材の家_アイデア

2017年11月15日

【光と風と素材の家_メンテ】62_バルコニー手すり笠木からの雨漏りの簡易対策


s171115a.jpg ルーフ状のバルコニーになっている部分の下階に、少々雨漏りしています。天井を張っておらず剛床の合板が丸見えなので、大雨が続くと剛床に浸みてくるのが目で確認できます。確認できるのは、良い面もありますが、逆に気になってしまう面もあります。写真は、乾いている時に撮ったもので、白っぽい痕が雨漏りの浸み痕です。だいぶ前から気付いていましたが、多少の雨漏りは大丈夫だろうというのと、雨漏りの対策は難しいだろうという推測から、そのまま様子見にしていました。雨

s171115b.jpg ただ、原因は概ね分かっていて、写真の、バルコニーの手すり端部の笠木の取り合い部分から、侵入していると思われます。雨漏りの痕が白いのは、外部仕上げの珪藻土等が一緒に流れているからで、ということは、バルコニーの床防水は関係無いと推測します。

 この外部仕上げは、珪藻土と消石灰を主成分とする左官材で、9年前の建築時に「エコ・クィーン」http://www.ecoqueen.com/に製品としてあったものです。現在は、外部用は販売されていません。珪藻土も、強アルカリの消石灰も、カビなどの繁殖を抑える効果があるので、多少の雨漏りに外部仕上げが一緒に流れているのであれば、まあいいかなと勝手に思っていた部分もあります。

 一方で、この外部仕上げが、雨漏り原因の一つになっていると思われます。撥水を基本とする一般的な外部仕上げとは異なり、吸水したうえで空気中に活発に放湿する性質の外部仕上げなので、雨で濡れると染みたようになりますが、雨が止むとすぐに乾いていきます。ですが、雨が続いたり、量が多かったりすると吸水した状態が続いてしまうことになり、そのたっぷり含んだ水が、防水層を貫通するタッカーなどを通じて下地合板や壁内へ伝わるのではと思っています。

 それでも、通常の外壁箇所であれば、壁内へ侵入することにはならないと思います。しかし、写真の取合い部分は、板金製作の笠木のため、勾配があるとはいえ上に雨水が溜まりやすいうえに、外部仕上げをその笠木に被る納まりにしてしまったので、溜まった雨水を外部仕上げがどんどん吸い上げる結果となっていました。つまり、六尺長の笠木に降る雨の大半を、この笠木端部の外部仕上げが吸水し続けてしまう…という状態で、さすがに吸水過多になっていたと思われます。

 ちなみに、写真の入隅部にかなりの汚れが付着していますが、これも吸水する性質ゆえのようです。手すりや笠木に降り積もった汚れが雨水と共に流れた痕ですが、外壁仕上げが吸水するため下まで流れず、表面の凹凸に残ってしまうようです。それでも、珪藻土等の性質から、有機物であれば分解されて時間の経過と共に消えていくのですが、排気ガスなどによる無機物は分解されないので、そのまま残ってしまうのでは、と推測しています。

 このような外部仕上げの性質を、建築時にそこまで理解できていなかったので、手すりや笠木の納まりに考えが至りませんでした。手すりや笠木の端部は、外壁面に直接接しないような納まりが良かったようです。あせあせ(飛び散る汗)

s171115c.jpg 前置きが長くなりましたが、少し雨漏り対策をしました。前記のように、手すりや笠木に降った雨水が、接する外部仕上げに吸水される量を減らすことを考え、単純に堤防を作ってみました。ホームセンターで売っていたスポンジゴムテープを、手すりと笠木に写真のように二重に貼り、水切りになるよう端部を長めに垂れ下げておきます。本来のコーキング等での作業はなかなか大変なので、テープなら貼るだけで済み、ゴムや接着が劣化してきたら、安価なのでまた貼り替えればいいと割り切れます。見た目も気にしないことにします…。

s171115d.jpg 肝心の効果では、笠木の堤防の効果が大きいようで、ゴムテープをつたって雨水が下に落ちています。手すりの方は木製なので、さほど関係は無いようです。10月は台風などで雨が多かったのですが、最初の写真のような、剛床の下まで浸みてくるような雨漏りは無くなりました。壁内などの見えない部分は、どうなっているかまでは分からないですが…。モバQ

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posted by ki at 20:05| 風.光.素材の家_アイデア

2017年10月26日

【色々とみて】116_「ぷるすあるは」さん「子どものきもち絵本原画展 part.3」


s171026a.jpg 週末に、さいたま市プラザノースで開催されていた、「ぷるすあるは」さんhttps://pulusualuha.or.jp/の「子どものきもち絵本原画展 part.3 ─ ぷるすあるはのチアキのアイデアが生まれるところ」へ行ってみました。「ぷるすあるは」さんは、今年の3月にあった展示会で初めて知り、それ以来、活動やちあきさんの絵やイラストに興味があり、SNSなどをフォローしたりしていました。3月の展示会のことは、(→”ぷるすあるはライブ”)に書いています。目

s171026b.jpg 展示会の会期を使って、ちあきさんが作品を創り上げていく「ライブペインティング」があり、作品の作られていく過程を少し見れたり、最後にどうなるかも分からない…というところが、私はとても好きです。写真は、最終日の朝の、製作途中の様子です。今回は、当初の予想を超えた「ライブ工作?」になっていったそうで、平面的には納まらず?空間に広がって、基地?工房?部屋?…と、表現する言葉が見当たらないイイ感じでした。。創作工作?好きな身としては、とても魅力的な空間になっていました。

s171026c.jpg ダンボールで作り始めたら、やはり、どんどん立体に広がっていったとのことです。立体というか、1コ1コの何かしらの思いが込められた?ちょっと気になるパーツ?の、集合体?みたいな感じでがイイです。るんるん

s171026d.jpg そういえば「工作」よりも、もっと「自由に何かを作ったりすること」を表現する言葉が無いですね、みたいな話しをしたりしていました。「創作」は広すぎる気がしますし、お高い感じの「アート」は違いますよね…きっと。
 子どもたちも大人たちも含めて、好きに何を作っても描いてもいいみたいな、常設の工作工房みたいなのが本当にあると、原稿用紙を前に固まるタイプ?は、とても居心地がいいかも、と話したりしてました。

s171026e.jpg 「ライブ工作?」の他に、展示されている個々の原画や絵、来訪者向けの創作コーナーのぬりえなどのイラストなども、とてもイイです。とても難しい、子どもや人の内面にある様々な気持ちを表現しようとしているのに、それがこれだけ伝わってくるというのは、スゴイことなのではと思うのです。アート

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posted by ki at 18:58| 色々と見て

2017年10月07日

【光と風と素材の家_メンテ】61_無垢フローリングの、ねこの爪キズとゲー痕メンテ


s171007a.jpg 1ヶ月ほど前の週末に、自宅床のオイル・ワックス塗布をしました。かみさんもいくさんも外出していて、5ニャンも昼間は寝てるので、その隙を狙って作業します。2階のウォールナット系の無垢フローリングですが、ねこたちの爪キズとゲー痕がだいぶ目立ってきていました。ですが、床暖のある床なので、手入れできる時期が限られてしまい、なかなか時間のとれるタイミングが合わず、手入れは5年ぶりになってしまいました。
 塗布作業は、1回で2階床全面をというわけにはいかないので、家での生活や家事などが支障ないようゾーン区分して、ゾーンを移動しながらの作業になります。ただ、通れなくなるのは、ワックスの乾燥を待つ30分〜1時間くらいの間だけなので、長時間立ち入れないようなことはありません。目

s171007b.jpg 今回作業は、ねこたちの爪キズとゲー痕をなるべく消すために、少し面倒なフルコースの作業をします。1) ワックス等が付かないよう壁や家具にマスキングテープ貼り → 2) サンドペーパーで汚れやねこゲーをなるべく消す(床表面の荒れはもう諦めて無視)→ 3) 掃除機と固く絞った雑巾で掃除 → 4)ごく薄くオイル(リボスの「デュブノ」)をウエスで塗布して爪キズ等へ浸透 → 5) 表面の残りオイルをペーパータオルで拭き取り → 6) ワックス(ターナーの「米ヌカワックス」)をウエスで塗布 → 7) ワックス乾燥後にウエス等でワックスの拭き取りと磨き → 8) マスキングテープ剥がし…です。
s171007c.jpg 「デュブノ」は浸透させるための下塗りオイルで、サラサラしていて、浸透も乾燥も早いので使っています。他社でも同様なのはあると思いますが、5年前に買った分がまだだいぶ残っていたので…。「米ヌカワックス」を使っている理由は特になく、蜜ろうでないもの、ということで1度使ってみて、良好なのでそのまま変えていない、という感じです。家

s171007d.jpg 写真は小さいですが、右側がオイル・ワックスの塗布前、左側が塗布後です。右側に白っぽく点々と付いている痕が、ねこたちのゲーの痕です。
 ワックスは思ったより残っていたので、キズ・汚れ以外は、さほど違いは出ませんでした。なので、ねこたち次第ではありますが、次回もだいぶ先で良さそうです。
 この週末はまだ残暑で、気温も湿度も高く、日中の最高気温は30℃を超えていました。やはり、オイル・ワックス塗布作業には、気温も湿度もちょっと高く、塗布後に十分に拭き取ってはいるものの、なんとなくベタつき感が出てしまいます。しかし、時間が経過して乾燥がさらに進み、そのうち気温が下がってくると、ベタつき感は無くなります。

s171007e.jpg 夜の、照明による反射の感じと、板とキズによる表情です。板目などがあまりキレイすぎる床より、このぐらいのキズや汚れがある方が、馴染んで親しみやすいように私は思うのです。るんるん

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posted by ki at 22:59| 風.光.素材の家_アイデア