2017年09月19日

【日曜大工仕事】29_網戸の張り替え作業をコツを思い出しながら


s170919a.jpg 少し前、某所の網戸張り替えなどをしてました。夏前に時間がとれず、この時期になってしまいました…。20年以上前に、網戸が取り付けられた時のままで、樹脂網が劣化して破れてしまった所を、セロテープでペタペタ貼ってつないでいました。

 写真は張り替え後で、掃き出し窓にある4枚の網戸を張り替えました。この網戸は、中から外の見え方よりも、外から見られる視線を遮りたいとのことで、ホワイトグレー色を選び、網の目も細かめの24メッシュです。逆に、中から外を見る時に網が気にならないようには、ブラック色で網の目もやや大きめを選びます。晴れ

s170919b.jpg 網戸張り替えは、アパート暮らしだった頃以来で久しぶりで、1枚目はコツを思い出すまで少し苦労しました。私の場合は、押さえゴムの端部を網戸の上側にもっていくので、下側から網を上に引っ張りながらゴムを押し込んでいきます。上に向かって網戸の左側を、ある程度先にゴムを押し込んでから、右側で網の水平を確認しながら網を引っ張り、ゴムの押し込みを追いかけるというのを繰り返していきます。網戸の上側は、網を上側に引っ張りながら、同じく左側から右側にゴムを押し込んでいって、余ったゴムを切り、余分な網も切り落として完了です。
 網押さえローラーの、山の高い側を外側に向けて基本的に使う…ということも、作業を始めてから思い出しました…。あせあせ(飛び散る汗)

s170919d.jpg 事前に押えゴムの太さが分からなかったので、ダイオ化成の「太さが変えられるゴム」https://www.dionet.jp/products/を買ってみました。3.5mm、4.5mm、5.5mmに対応するゴムなのですが、太さを合わせるために裂く感触が面白く、なかなか良くできています。結局は、最も標準的な4.5mmだったので、半分だけむいて使いました。
 太さの変わる特性上、ゴム凹凸のスジが目立ち、押し込みでそのスジ真っ直ぐに…というわけにはいかないので、ゴムのスジの見た目が気になる人は避けた方がいいようです。

s170919c.jpg 1枚目の網戸を、探り探りでもなんとかたるまずに張れて、残りの3枚はスムーズに作業が進みました。家

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posted by ki at 13:12| 日曜大工仕事など

2017年09月05日

【色々とみて】115_丸木美術館とヨコハマトリエンナーレと「魔女の宅急便」展


s170905a.jpg 載せられることが少ないので、見てきたネタが続きますが…。先月末、東松山方面へ行った時に、久しぶりに丸木美術館http://www.aya.or.jp/~marukimsn/へ寄ってきました。企画展でやっていた「ジミー・ツトム・ミリキタニ展」に興味があったこともあります。一連の「原爆の図」なども見て回りますが、2回目ですが、絵に入り込まないようにしていないと、自分自身が怪しくなってしまいそうです。

s170905b.jpg 「ジミー・ツトム・ミリキタニ展」では、硬い画材で強く何十本も繰り返される細い曲線や、猫や生き物の目の強さが印象に残ります。それが、画家の方が生きてこられた道に基づいた、強い意志や執着の現れのように感じたりしてました。目

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s170905c.jpg さらに後日、仕事区切りで会議後に横浜へ向かい、横浜美術館などへ寄ってみました。何回も来ているみなとみらい駅ですが、いつもこの地下ホームから吹き抜けて上が見えるところを眺めてしまいます。横浜らしくない?東武50070系だったので、記念に撮っておきました。

s170905d.jpg 開催されている「ヨコハマトリエンナーレ2017」http://www.yokohamatriennale.jp/2017/で、風間サチコさんhttp://kazamasachiko.com/の版画が見れるとのことで、行ってみたいと思っていました。

s170905e.jpg 初の横浜美術館でしたが、上の写真の正面全面を使った難民問題をテーマにした救命胴衣とボートのインスタレーションの前で、グランモール公園にある噴水で小さい子たちが楽しそうに水遊びをしている光景は、その対比まで見越しての作品なのかも…と思ったりしてました。あせあせ(飛び散る汗)

s170905f.jpg 風間サチコさんの作品は、ニヤリとしてしまう痛烈なテーマと、構図や表現の強さがとても好きです。美術館内の他のトリエンナーレ作品も見てきましたが、私には一番強い印象が残りました。

s170905g.jpg もう一つ、こっそり木版画が展示されていまして、川上澄生さんの「南蛮船図」という1939年の作品です。絵自体にテーマ性みたいなのは無いと思いますが、第二次大戦前に、こういうかつての外国船を楽しそうに表現する文化があったのかなと思うと、それは少し救われるような気持ちになります。ペン

s170905h.jpg せっかくなので、さらに神奈川近代文学館http://www.kanabun.or.jp/まで登りまして、「角野栄子『魔女の宅急便』展」にも寄ってきました。角野栄子さんhttp://kiki-jiji.com/hoge/の本の挿絵には、大人になってからモノトーンの表現がいい感じと思ってから興味をもったのですが、正直、ジジ見たさも少なからずあります…。他の作品の挿絵なども展示されていて、キャラクターの設定ややさしい表現の絵もいいですね。

s170905i.jpg 実は、人生初の港の見える丘公園でしたが、今はあまり港という感じの風景は見えないんですね…。マンション・ガントリークレーン・ベイブリッジ…。地下にある元町・中華街駅と、港の見える丘公園のものすごい高低差も初体験でしたが、こんなに深く、こんなに高かったのですね…。るんるん

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posted by ki at 19:20| 色々と見て

2017年08月20日

【色々とみて】114_「日本の家」展と「プチプチタングル」と杉谷知子さん切り絵


s170820a.jpg 先月ですが、東京国立近代美術館の企画展「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」http://www.momat.go.jp/へ寄ってみました。「日本の家」というタイトルですが、海外での展示会タイトルを邦訳した?ままだと思うので、実際の展示内容は、日本のアトリエ建築家が手がけた住宅の展示です。建築家に関わる方々はこういうのに詳しい方が多いのですが、私は知識的には覚えられないので疎く、純粋に新鮮な気持ちで楽しめました…。

s170820b.jpg 興味ひかれるのは、構成や軽さよりも、やはり「13.新しい土着(Vernacular):暮らしのエコロジー」の住宅になってました。エコロジーというのはよく分かりませんが、土着的なイメージが面白いです。「光の矩形」五十嵐淳さん、「ニラハウス」藤森照信さん、「屋根の家」手塚建築研究所など、知ってはいてもあらためてまた見てしまいます。
 しかし、夏休み時期なのもあり、建築を学ぶ若い人向け…という空気感が強く、オジサンはお呼びでない感じでした。なので、展示場内は撮影可能エリアが広いのですが、あまり撮影する気持ちにはなりませんでした。家

s170820c.jpg その展示出口のところにあった「プチプチタングル」がとても面白い姿をしていて、ついミュージアムショップで買ってみてしまいました。「ファッションデザイナーの津村耕佑さんが考えた」「…おなじみの『プチプチ』をつかったシート状のパズル』だそうで、https://www.fashionsnap.com/the-posts/などにあります。
s170820d.jpg 三角形と四角形があり、それぞれ柔らかめと固めのプチプチが売られてましたが、その中から固めの三角形を1パック12枚を買ってきました。現在も、ウチでそのまま雰囲気があるのでオブジェのようになってますが、どう使うといいか考えています。
 そのプチプチを製造されている川上産業さんの「プチプチSHOP」http://shop.putiputi.co.jp/も、なかなか楽しそうです。るんるん

s170820e.jpg 同じ頃に、恵比寿の「ギャラリーまぁる」さんhttp://galeriemalle.jp/でやっていた、「ライター&切り絵作家」の杉谷知子さんhttps://ameblo.jp/kirie-and-tomoko/の個展にも寄ってみました。版画や切り絵も好きなのですが、Facebookで偶然に見かけて、とても好きな切り絵の印象だったので、フラッと行ってみました。

s170820f.jpg カットされているラインや、切り取られた線の表情、全体の絵の構成など、切り絵独特の強い表現に優しさがあり、とても好きです。少しお話をさせていただき、50歳を過ぎて剪紙から始められて10年ほどとのことで驚きです。

s170820g.jpg 作品の中から、小さめの「涙の成分」というシリーズの1つを、購入させていただきました。絵の構成と女性の髪の表現など、すごいですしイイです。かわいい

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posted by ki at 20:51| 色々と見て

2017年08月05日

【光と風と素材の家_メンテ】60_棚板製作で電動工具テストとレンジフード清掃


s170805a.jpg http://home.kurade.net/article/180449519.htmlの続きで、メンテナンスその2です。久しぶりに電動工具の出番がありました。といっても、収納の棚板追加だけなので、ストックしているシナランバー材を切って、棚ダボ用の溝を掘るだけなので、電動工具の使い方と状態を確かめた程度です…。
 サイズを測って、まず丸ノコでカットするのですが、素人オジサンなので、大工さんのように定規当ててサッと切るというのは、ズレてしまったりするのでリスキーです。なので、作業台にランバーをしっかり固定し、ノコ定規用の木材も固定して、丸ノコの扱いだけに集中してカットします。

s170805b.jpg カットの次は、トリマーで溝を掘ります。U溝ピットを使うのですが、安く購入したピットの軸径の加工精度が悪く、太くてはまらないという事態に陥ってました。やむなく、U溝ピットを購入し直して作業するという余計な手間がありました…。
 トリマーは手での保持だけではコントロールできないので、溝を掘る位置と長さに合わせて、ガッチリガイドを固めます。20mmほどの溝を4ヶ所掘るだけなのですが、掘る作業よりガイドを間違いないようにしっかり固定する方に時間がかかります。

s170805c.jpg あとは、細かいバリなどを取って、棚板の正面木口にシナテープを貼れば終わりです。シナテープも長く在庫しているものなので、シッカリ貼り付いてもらうために、ドライヤーでしっかり温めながら貼り付けてから、余った部分をカットします。
 下段の棚板が今回作った15mm厚のランバーで、上段の当初からのランバーは21mm厚です。キッチン収納なので、中はオイル塗装をしてあったのですが、シナの汚れ具合は無塗装とあまり変わらない印象なので、今回は無塗装のままです。家

s170805d.jpg 同じ頃に、http://home.kurade.net/article/32001357.htmlにある、アイランド型キッチンのレンジフードファンのフィルター板も清掃してました。IHなのであまり汚れないとはいえ、こちらは年に数回掃除しているもので、たまたま私が掃除を担当した、ということです…。
 フィルター板は、スチール製のメッシュ状に穴が空いた板状のものです。それを外して、油汚れを分解するため洗剤へつけ置きするのですが、板のサイズが大きいので、ゴミ袋の中に入れてつけ置きします。

s170805e.jpg メッシュ状の穴の掃除が面倒なようなので、今回から、不織布製のかぶせるタイプのレンジフードフィルターを試してみます。フィルター板のサイズは、一般的なレンジフード用のモノが使える大きさで、フィルターをかぶせて裏側から見ると、こんな感じです。

s170805f.jpg レンジフードに取り付けるとこんな感じです。写真は整流板を外した状態なので、整流板の付いた使用時の状態では、白いフィルターは見えません。
 本来のこのレンジフードの設計では、内部の回転ファンから振り払われた油分が、フィルター板を通って下のセンターカバー部分へ貯まることになっています。ですが、フィルター板のメッシュ穴が詰まる状況になってしまうので、そもそもフィルター板より上に油分がなるべく上がらないように、不織布のフィルターを付けてみたという感じです。いい気分(温泉)

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posted by ki at 17:44| 風.光.素材の家_アイデア

2017年07月25日

【光と風と素材の家_メンテ】59_手洗器石けんカス掃除とハンドルや表札交換など


s170725a.jpg 春から最近にかけてのメンテナンスその1です。まずは1階のトイレ手洗器の掃除です。メーカー製とかではない陶器製の手洗器ですが、それゆえ排水金具との取り合いがうまくなく、底に水が貯まる状態になっていました。8年を経て、その貯まる水の縁やその周辺に、石けんカスなどの汚れがこびりついてきてました。日々の掃除はしているものの、ある程度を越えると簡単にはとれなくなってしまいます。陶器が紺色のため、その石けんカスなどは白くとても目立っていました。

 まずは、メラミンスポンジでこすってみますが全く効果無しでした。石けんカスには酸性が効果があるとのことで、クエン酸のキンチョーの「ティンクル」http://www.kincho.co.jp/seihin/で落としてみると、効果ありますがキレイに落とすには至らずでした。ならばと、クエン酸をメラミンスポンジでこすってみたら、逆に石けんカス汚れを広げる結果になり大失敗でした…。

s170725b.jpg 結局、輪っか状になった石けんカスの塊は、マイナスドライバーで陶器を傷付けないよう削り、薄く広がった石けんカスをコンパウンドで全体磨いて削り取る…という、ハード的な方法に頼る結果になりました…。ですが、キレイになってなかなか良い感じです。

s170725c.jpg 洗面脇の収納扉の取っ手も交換しました。元々は、なるべく小さいもので…ということで、ビス1本のつまみだったのですが、高さ1,800mmある扉では開閉に不便で、ホームセンターで売っていたビスピッチ40mmの小さなハンドルに交換していました。そのハンドルに付いてたゴムが剥がれてきてしまいました。

s170725d.jpg 40mmでも小さくて使いづらかったので、再びホームセンターで物色して、今度はビスピッチ70mmのブラウン色のカチューシャハンドルを選んでみました。金属製は冷んやりするので樹脂製のもので、ビス径はメーカーで若干異なるので、前の40mmと同じメーカーの製品にして、ビスは交換せずそのまま使います。40mmの時の穴が残りますが、面倒なので埋めたりせず、今のところそのままです。

s170725e.jpg こちらは、8年経っても本設してないウチの表札です。この仮設の表札は、光沢紙などにプリントして、クリアホルダーに入れたりパウチしたものを、枕木にビス留めしただけのモノです。ですが、臨機応変に変更できるので、表札というより掲示物のような感覚が意外に良くてやめられずにます。
 前回、染料インクジェットプリンターで印刷したものが、約1.5年で色褪せか湿気で飛んだので、今回は顔料インクジェットプリンターで印刷したものに交換しました。せっかくの交換なので、カラーを変えて楽しみます。

s170725f.jpg 光沢紙をラミネートしているのですが、陽のあたる屋外で使うので、ちょっと厚め150μmのアイリスオーヤマのポリエステルフィルムを使っています。

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posted by ki at 20:08| 風.光.素材の家_アイデア

2017年07月08日

【色々とみて】113_佐倉城址や武家屋敷の散策と成東駅前広場


 先月、仕事の関係で千葉方面に行くことがあり、その前に少し佐倉に寄ってみました。佐倉へは、(→”歴史民俗博物館へと”)以来、7年ぶりだと思います。ですが、月曜日で佐倉の博物館や武家屋敷などは休館日にあたるため、街を散策を目的にして2時間ほど歩いてみました。佐倉の観光に関しては、佐倉市の観光ガイドhttp://www.city.sakura.lg.jp/などにあります。晴れ

s170708a.jpg まず、京成佐倉駅から佐倉城址へ向かいます。城址にある国立歴史民俗博物館のあたりから、土塁などの城郭の雰囲気が出てきます。城址に建築物の史跡は残っていないのですが、木が生い繁っているものの、城郭の雰囲気が残っており、それらを読み取りながら本丸跡まで進んでいきます。写真は、二の門跡近くの土塁の切れ目を通っていく小道ですが、自然の地形とは違う人工的な造成が独特な雰囲気です。

s170708b.jpg 大小の堀がいくつもあるのですが、東側にはこのような大きな空堀があります。城址の西側は台地の縁になっているので、東側にこのような人工的な防衛の地形を造ったのだと思われます。城址公園内は自由に利用できるようで、この日も幼稚園の子ども達が三逕亭近くへ遊びに来ていてにぎやかでした。目

s170708c.jpg 佐倉城址から武家屋敷方面へ向かいます。一旦、坂を下ってから「ひよどり坂」を登ってから、武家屋敷通りへ行きます。

s170708d.jpg 「江戸時代とほとんど変わらない竹林に囲まれた古径」とのことで、確かにこの通りだけタイムスリップしたかのような別世界です。途中で少し折れ曲がっているので先が見えず、びっしりと背の高い竹林で覆われているので、晴れた日でなかったら少し怖いくらいです。

s170708e.jpg そこを抜けると、きれいに整備された武家屋敷通りに出ます。「通りの景観としても江戸時代の雰囲気をよく残している」とのことで、通り沿いに5棟の武家屋敷が残っているそうです。歩いても江戸時代の通りのようには感じないのですが、武家屋敷という立派な通りのスケールが、現代のスケールに近いからかもしれません。土塁の上に生垣を築いた通り沿いの景観は、これがずっと続いていたと想像すると、とても立派な空間だったと感じます。

s170708f.jpg このように3棟の武家屋敷が公開されているのですが、この日は休館日なので、外からの雰囲気だけを写真に納めます。階段のアプローチと門と生垣越しの茅葺き屋根はとても良い組み合わせで、それぞれ高さも計算されている感じがします。るんるん
 
s170708g.jpg その後、佐倉駅からJR線で移動して、成東駅にも寄ってみました。ちょうど南口駅前広場が工事中http://www.city.sammu.lg.jp/でした。ずいぶん前ですが、成東駅を降りた時の駅や駅前の印象は、古く何も無いという記憶でした。2008年に改修されたそうで、内外ともキレイになり、バリアフリー対応もされて、駅出入口にはこのようなレンガアーチ風のポーチが付いていました。そこからバス乗り場へは、ガラス屋根でつながれるようです。

s170708h.jpg その駅前広場のバス乗り場等の屋根は、軒天に無垢材が張られています。ロータリーの形状に沿った曲線形状と、それに合わせて張られた木の組み合わせが、いい感じです。完成すると、レンガ風・ガラス屋根・木の軒天の組み合わせとなり、成東駅のイメージも大きく変わりました。カメラ

s170708i.jpg 余談ですが、日暮里駅から京成佐倉駅まで乗った京成本線特急は、徐々に廃車が迫ってきた3600形の3678編成でした。キビキビと軽快に走っていて、まだまだいけそうなのですがね。電車

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posted by ki at 21:28| 色々と見て

2017年06月13日

【日曜大工仕事】28_破損した浴室すのこの部品交換と調整など


s170613a.jpg 少し前、とあるお宅で、破損した浴室すのこの部品交換と再調整をしていました。浴室すのこは、TOTOの「浴室すのこ(カラリ床)」EWB474http://www.toto.co.jp/を、150mmほど長さを詰めて1,100mmとして使っているものです。破損した状態の写真は撮り忘れましたが、浴槽に入る際の抱え上げ介助で、抱え上げようとした際に過大な負荷がかかり、脚の固定が耐えきらず抜けて、表面材を突き破ってしまったようです。
 この浴室すのこの最大使用荷重を見ると「1176N(120kgf)/ユニット」とあるので、基本は1人使用の想定であり、せいぜい静かに2人載るくらいまでのようです。抱え上げをしようとした際に、その反力も加わり、相当な荷重がかかってしまったものと思われます。

s170613b.jpg しばらく破損したまま無理して使っていたようで、危なかったので、キチンと部品交換ができるまで、一旦、暫定措置をしてました。表面パネルを外して脚の固定と調整をやり直し、破損した表面パネルを身体の触れない側にくるようパーツを入れ替えました。その作業中に、当初設置された時に、脚高さの調整と固定がキチンとされておらず、脚が正しく接地しておらず、固定するパーツも足りない状態なことが分かりました。浴室ドアと床とのクリアランスの関係で、水上側の一部の脚はスペーサーを外さないといけない低さなのですが、外さないままに高さ調整したため、脚固定のネジ山のかかりしろが少なくなり、さらに、脚を固定するためのロックピンも納まらないため省略されてしまったようです。これらも破損の原因になっているようです。

s170613c.jpg この浴室すのこは、本体以外の表面パネルや脚関連部材は、全て部品交換ができるようになっています。そこで、破損と不足している部品を発注することになったのですが、肝心の表面材は常時在庫ではないため、入荷するまでに3週間ほどかかってしまいました。
 入荷した表面パネルは、破損したパネルに合わせて150mmほどの長さにカットします。塩ビ・プラ用鋸を使って切断面を比較的きれいにしたうえで、さらに角取りなどの研磨をします。

s170613d.jpg 右の3つのパーツが浴室すのこの脚です。ネジ山が切ってある脚と、その右は長さを延長するスペーサー(短)、黒いものは脚の下にはめ込むゴム座です。写真は脚からスペーサーを外した状態ですが、スペーサーを外すための治具が左のUの字形のモノです。このスペーサーを外して脚の長さを短くする作業がされていませんでした。

s170613e.jpg 浴室すのこは、暫定時の向きからまた反転して当初の向きに戻し、もう1枚の浴室すのこと見ためが揃うように戻します。実際に浴室に敷いて、もう1枚の浴室すのことの高さを揃え、浴室ドアに干渉しない高さに8本の脚を調整します。脚を調整したら、今度は8本全ての脚をロックピンで固定し、使っているうちに脚の高さが変わってしまわないようにします。

s170613f.jpg 最後に、破損した表面パネル交換して、表面パネルと端部カバーを元通りに取り付けて完了です。ちなみにこのお宅では、この浴室すのこは敷きっぱなしではなく、使用時だけ写真のように敷いています。それ以外の時は、浴室内に立てかけて、浴室の掃除やすのこの乾燥がしやすいようにしているそうです。ですが、このTOTOの浴室すのこはかなり重量があるので、敷いたり立てかけたりの作業は、少し慎重にやる必要があるようです。

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posted by ki at 15:13| 日曜大工仕事など

2017年05月30日

【色々とみて】112_尾山台団地50周年フェス準備と話しをするきっかけ


s170530a.jpg (→”尾山台団地へ手伝い”)や(→”昭和34年団地記事”)にも少し書きましたが、週末、上尾市にあるUR都市機構の尾山台団地の、自治会http://oyamadaidanchi.blog.fc2.com/による「50周年記念フェスティバル」準備のお手伝いを少ししていました。
s170530b.jpg 尾山台団地は、外側はよく通るものの、団地内を歩いたのはほぼ初めてでした。外からの印象とは違い、静かで緑豊かな住環境はとても良い感じなので、建物だけが時代に合わなくなっているという、よくある団地のパターンのようです。
s170530c.jpg 団地ショッピングセンター周辺もキレイになってお店も復活しており、懐かしい雰囲気のスーパーマーケットは周辺からのお客さん含めにぎわっています。晴れ

s170530e.jpg 「尾山台団地50周年フェスティバル」に関しては、前記の自治会さんのサイトにあります。その中で、自治会の方の「何かお話ができる機会がないものか…」「…創るプロセスでいろんな方とお話ができたら…」ということで、「団地今昔物語」と「灯りのダンボール団地」の準備を少しお手伝いしました。「団地今昔物語」の団地の昔の写真や当時の新聞記事は、掲示の準備をしている段階から、通りがかる多くの方が興味を持って立ち止まって見て、話しかけていかれてました。その様子は撮り忘れて、夜になってから撮ったものしかなかったですが…。懐かしく感じる方々や、写真にご自身が写っている女性の方が話していかれたりと、尾山台団地のとても良い空気感を感じたりしていました。るんるん

s170530d.jpg 「灯りのダンボール団地」は、四角い窓を切り抜き障子紙を貼ったダンボール箱が1つの住棟になり、その中に電球を配線配置して中から照らすものです。

s170530g.jpg ダンボール団地は、尾山台団地の実際の全住戸・住棟分制作され、点灯の際には実際の住棟配置を再現しているので、住民の方の自宅が必ずあるのがとてもイイです。全部で45棟ほどもあるダンボール団地は、芝浦工業大学の学生さんが、2週間かけて製作されたものです。

s170530f.jpg 灯りとダンボールの団地の雰囲気がとてもイイです。さらに、雰囲気団地に暮らす方々が話しをするきっかけ作りのために、住戸の窓には、同大学の学生さんが、その住戸にお住まいの方の話しを聞きながらイラストを描いたセロファンが貼られていきます。

s170530h.jpg 明るいうちから、そのイラストを見ながら話しをされたりする様子が、とてもイイ感じでした。

s170530i.jpg 途中から、住棟の壁面を使って、イベント準備での出会いや昔の団地の写真などの投影も行われ、独特な空間感のコラボになっていたのも、またイイ感じでした。ひらめき

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posted by ki at 15:17| 色々と見て

2017年04月21日

【ばり研通信】88_ばり研に出会い、そこから色々出会い、自分にも出会う


「ばり研」(=ノイエ)は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」193号(2017年3月末発行)の私の連載より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #88

* ばり研に出会い、そこから色々出会い、自分にも出会う *

s170421.jpg 「ばり研通信」が今号でひと区切りとのことで、自分にとって、「ばり研」こと「OMIYAばりあフリー研究会」さんとはどういう存在だったのか、振り返ってみます。「ばり研通信」のこの連載は、2008年の5月に、ばり研のBさんに依頼いただき書き始めましたが、出会いはもっと前の2003年2月までさかのぼります。モバQ
        *
 私は建築設計会社を辞めた直後で、埼玉都民だったゆえ、仕事その他を含め、さいたま市でどうやって人と知り合っていったらいいか、考えていました。そんな中、当時、福祉の勉強をしていたこともあって、様々な人の暮らしを知りたいと思い、大宮ふれあい福祉センターにあったボランティアセンターへ立ち寄ります。そこでボラセンの方に、「今、来てるから会ってみます?」と「福祉の店 人力車」をやっていることを振られ、障害者に関しては多々不安を感じつつも「ハイ」と答えたのでした。

 そこで、ばり研のAさんと話しをさせていただき、生活の面倒はみれない(賃金は払えない)ことと、ボランティアで良いなら埼玉トヨペット(株)でやっている「はあとねっと輪っふる」に来てみては、と誘っていただきました。その時のAさんのリアリティある?独特な空気感から、行ってみようと思い、そこから10年ほど、毎週土曜日に通わせていただきました。「はあとねっと輪っふる」では、どうしてよいか分からない状況の中、ばり研の方々に話しをしていただいたりフォローしていただいたり、特にBさんやCさんにはお世話になりながら?、そこから一気に、様々な方と出会っていくことになります。

 (一社)埼玉障害者自立生活協会さんとは、「くらしセンターべしみ」での社会福祉士資格の実習を、Dさん他の方々に調整していただき、その実習の中で「わらじの会」の方々と出会い、そこから「埼玉障害者市民ネットワーク」などの方々へと出会いました。(特非)彩の子ネットワークさんとは、「こども☆夢☆未来フェスティバル2004」へ参加した後、Eさん他に誘われて運営委員をやらせていただき、幼稚園生のいくさんと二人で上尾の事務所などへ通いました。そういえば、「はあとねっと輪っふる」にも、いくさんと二人でよく行きましたね。さらに、ばり研でNPO法人の勉強会をした時に、(特非)ハンズオン埼玉のFさんと出会い、ハンズオン埼玉さんの講座などを経て、お父さん同士のつながりや、「ヘルシーカフェのら」、(特非)クッキープロジェクトの方々などと出会いました。これらの出会いは、さらに広がっていくものであり、埼玉都民から急に個人業に転じたトウサン(〜オジサン)にとっては、居場所の手掛かりとなる、とてもありがたいものです。

 ばり研さんとは、その後2010年に、ばり研のGさん他のメンバーの通勤やトイレなど支援として、非常勤のスタッフにさせていただきました。ここからボランタリーな立場だけでなく、もう少し当事者に近くという意識で関わることを経験させていただき、現在に至ります。目
        *
 このような、様々な方と一緒の時間を過ごさせていただく中で、自分で自分のことも、少し考えられるようになったと感じます。私の、だいぶ尖っていたり面倒くさい部分は多少自覚できるようになり、この10年でちょっとは緩くなったと自分では思うのですが、まだですかね…。

 そんな自分も50歳目前になり、10歳以上年下になるばり研や他の若い方々に対して、伝えることは、自分の経験のようにできるだけ多くの人に出会えるよう生きてほしい、ぐらいしか思わなくなってきました。他の人のことより自分の心配に比重を置く歳になってきたのでしょう。というのも、50歳の自分と、していきたいこと、せねばならないこと、できそうなこと、目の前の現実と…などがバラついていて、迷うこの頃です。でも、この大切な迷える時間や余裕が持てるのは、この原稿をちょうど3月11日の午後に書いていたりするので、それはありがたい境遇におかせてもらっていると、感じたりもするのですよね。るんるん
        *
 今回で、私の連載は終わりです。これまで読んでいただいて、ありがとうございました。ビール

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posted by ki at 10:34| ばり研通信