2020年11月06日

【光と風と素材の家_メンテ】76_ビルトイン食洗機の配管修理と給水弁交換


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先月また、食器洗い乾燥機の自前修理してました。前回は、2年ほど前 ですね。趣味ネタとしてアップしてますので、食洗機の修理は、自己修理せずメーカー等へ依頼してください。給排水や配線など色々つながっていて、固定もされてますので。

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ビルトインの食洗機、パナソニックNP-P60V1PKPKは、毎日使用して11.5年経過してるので、通常の機器寿命は過ぎていると思います。先月、"庫内排水エラー" と、給水が止まらなくなるのが、ほぼ同時に起こりました。なので、食洗機を引き出して、後パネルを開け原因を探ります。

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"排水エラー" の方は、ゴム配管の劣化でジワ漏れしていたようです。白い配管の下にあるL型のゴム配管が、その白い配管との干渉で、ゴム劣化が進んでしまったようです。上側の白い配管は、2年前にシリコンチューブに自前交換した配管で、2年経過した感じではまだ大丈夫そうです。

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今回は、その時の残りのシリコンチューブを使って、下側を交換してます。2本ある白い配管の下側が、今回交換した配管です。ちょっと折れ気味ですが、閉塞することはなく、シリコンの耐久性があれば大丈夫と思います。

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給水が止まらない方は、運転してない時でも、庫内の水位が、残菜フィルターの上までジワジワ上がってきてました。

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これは、給水弁の劣化不具合なので、写真の給水弁を手配しました。まだ、3,000円ほどで入手可能でしたが、その給水パッキンの一部は仕様変更になっていて?、ウチのタイプはもう無く、既存のものの再利用になりました…。なので、このパッキンがダメになったら引退です。

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給水弁は、水道からの給水ホースと庫内給水管の間に入っているだけです。本体から外し固定具からも取り外して交換し、配管接続と配線をやり直して、元の通り取り付ければ完了です。作業後の、試運転と標準運転1回は問題なく運転され、給水もちゃんと止まりました。1ヶ月ほど経過しても問題なく、これであとどれくらい延命できますかね…。

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posted by ki at 12:28| 風.光.素材の家_アイデア

2020年10月21日

【色々とみて】146_「ゆめたまごの ちいさなさくひんてん」と"分校カフェ MOZART"


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先週、「ゆめたまごの ちいさなさくひんてん」と、その会場の "分校カフェ MOZART(モザート)" さんを見に、小川町へ行ってみました。

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展示販売されている「アートなショッピングバッグ」や、「ておりん」など裂き織りの雑貨は、緑や自然な素材が多い中では、やさしい感じの楽しさが引き立って感じます。人工的でガチャガチャした建物の中で見るのとは、やっぱり違いますよね。

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下里分校は、ほぼそのままの状態?で残っており、その一部をリノベーションした "MOZART" さんは、とても良いロケーションに素敵な空間です。その日は、あいにくの暗い曇天でしたが…、春は桜もキレイそうです。

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給食風の?定食が食べられるそうですが、時間的にコーヒーだけいただいてきました。しかし、平日はお一人でカフェをまわしているそうで、忙しい日はなかなか大変そうです…。

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カフェで売ってた "どんちゃんふぁーむ" さんの「地大豆きなこ」と「自家焙煎麦茶 極浅」が、美味しいそうで珍しく、買ってきてみました。今日時点では、まだどちらもいただいてないですが…。小川町は、有機農業の割合がとても高い(農地面積の約10%)ことを教えていただき、土日はカフェでも有機野菜を販売してるそうです。目

"ゆめたまご"
https://www.facebook.com/Yumetamago/
"分校カフェ MOZART(モザート)"
http://mozart.shimozato.jp/
"どんちゃんふぁーむ"
https://www.facebook.com/306376606090604/

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posted by ki at 20:07| 色々と見て

2020年10月17日

【光と風と素材の家_メンテ】75_毎夏恒例の、全館冷房エアコンの連続運転とその掃除


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1ヶ月ほど前、先月の涼しくなった頃のことです。シーズン中、連続運転しっぱなしだったエアコンを止めました。今夏は涼しい日が挟まらなかったので、記録を見ると、7/20の朝から約57日間の連続運転だったようです。久々に運転を止めたので、停止時の "内部クリーン(弱暖房・送風)" を忘れないようにしたりでした。

ロフトに設置したこのエアコン(5.6kW)1台で、吹抜けと少ない壁を通して、家全体を緩やかに冷房してます。基本ヒト向けですが、家から出れないねこたちに、涼しい場所の提供のためでもあります。局所で短時間、別なエアコンも回す日もありますが、95%以上はこのエアコンが冷房を担ってます。

エアコン電気代を概算すると、8月一ヶ月の、エアコン相当による増分(約15,000円/月)を日数で割ると、約500円/日、涼しめの日400円/日〜猛暑の日600円/日という感じです。ただし、12年前の、断熱気密やサッシ仕様がやや低い住宅のため、最新の断熱・サッシ仕様の住宅より、エネルギー効率は悪いです。この金額は常に、高いとも安いとも捉えられる費用なのだと思います。

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そしてようやく今週、毎年恒例の、そのエアコンとロフトの掃除をしてました。エアコンは、フィルター関係の掃除と、吹き出し口から掃除できる範囲で、フィンやファンに付着したカビなどの除去です。

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現機種になってから、吹き出し口のパーツが外せるので、エアコンの掃除は楽になってます。下から見上げると、今年は、昨年などと比べるとカビの付着が少ないです。連続運転でエアコンを止める(水滴などが付着したまま、送風が止まっている)時間が少なかったせいかもですが、はっきりとは分かりません。

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それでも、ファンをブラシや掃除シートなどでゴシゴシすると、固着したカビやホコリが取れてきます。写真の倍くらいは取れたと思います。これで、来年のシーズンまで、このエアコンはお休みです。家

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posted by ki at 22:18| 風.光.素材の家_アイデア

2020年10月11日

【日曜大工仕事】34_水栓と照明の交換、デスクと棚板の取付け、郵便受け交換。


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少し前に、水道屋さんと電気屋さん?してました。とあるお宅で、まず、キッチン水栓の交換をしてました。LIXILの、ホースが引き出せて、浄水カートリッジ内蔵の新しいAJタイプのワンホール水栓です。浄水機能も含め、水栓のパイプの中に全て納まっているので、シンクまわりはスッキリします。

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従前水栓は特殊金具で取り付けられており、その取り外しと比べて、この上面施工金具は作業がラクです。ただ水漏れ防止のゴムパッキンを挟んでの締め付けのため、かなりしっかりボルトを締めても、多少水栓のぐらつき感があるのが僅かに弱点です。

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玄関ポーチの照明も交換してました。アーチ風デザインの玄関に合わせて、DAIKOの、人感センサーの付いた装飾的なデザインのタイプです。従前の照明は、20年近くの経年でセンサーが劣化し、ほとんど点灯しなくなっていました。

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4面を一体で成形されたガラスには、ひび割れ模様が入っています。標準添付は,、通常のカバータイプのLED電球ですが、クリアタイプのLED電球に換えてみると、また雰囲気が違ってくるかもです。ひらめき

キッチン用水栓金具_LIXIL
https://www.lixil.co.jp/lineup/faucet/kitchen/
DAIKO
https://www.lighting-daiko.co.jp/

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"マーブルテラス" さんの事務スペースに、追加の、壁付デスクと棚の取り付けもしていました。当初の造付分だけでは不足するとのことでした。

限られた予算の中なので、ホームセンターの格安処分品で見つけた棚板を、耐荷重を確保するため、受木2面とスガツネのL型棚受金物を利用して取り付けています。デスク板はD400mm、棚板はD300mmで、色が違うのは処分品のためです…。壁の下地LGSと壁のスイッチを、現場合わせしながらの取り付けで、少し時間が掛かりましたが無事取り付きました。

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壁際での施工が多く、フレキシブルシャフトの出番でした。200mmしか持ってないのですが、壁際には十分でした。目

"マーブルテラス"_クッキープロジェクト
https://www.cookiesproject.com/

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もっと前の自粛期間中には、自宅の郵便受けの交換もしてました。投函口が大きい郵便受けを安価な中で探して、郵便なので色は赤でいいかなと選んだ、カバポストの前モデルです。

以前の郵便受けは事務所向け製品で、容量は大きいものの投函口が防犯タイプゆえ、"ゆうメール" や "クリックポスト" はおろか、梱包の硬いA4メール便すら入らず、いちいち呼び出しピンポンになってました…。自粛中はさらにピンポン増え、交換したのでした…。

写真のような緑こんもりの枕木なので、旧郵便受けを外した裏は、クモの卵のうがいくつもあったり、アリの巣の入口?が有り、ちょうど卵を運んでたり…でした。申し訳ないですが、一旦退去いただいて作業でした。家

カバポスト
https://cabapost.co.jp/

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posted by ki at 16:06| 日曜大工仕事など

2020年09月20日

【色々とみて】145_「旅するゾウさん」の素敵な絵と、にぎやかなワークショップ


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先週の日曜日は、"マーブルテラス" さんへ「旅するゾウさん」を観に行って、そのままワークショップにも参加してました。「旅するゾウさん」とてもイイです。この絵を描かれた、アーティストのHAMUさんの作品集も見せていただくと、細かくたくさんの色と手数を掛けて描かれていて、大きな動きと繊細な華やかさが合わさって素敵です。

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HAMUさんと、旅することを始められた「旅するゾウさん」の所有者の方もいらしてて、子どもたちと親御さんとスタッフさんで、にぎやかバタバタの楽しい空間でした。
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皆で描きつづけてた100号のライブペイントも、私が帰る頃には、写真のような、なんだかイイ感じになってました。

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ワークショップで、ゾウさん形の絵馬などを、描いたり装飾したりする素材にも、HAMUさんが描かれたパーツがあって、それだけでも楽しい感じです。
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なので、1枚選んで、ネームプレート代わりに胸につけてました。それを最後にサインしていただき、大切にいただいてきました。るんるん

HAMUさん
https://hamu.cc/
「旅するゾウさん」_HAMU
https://blog.hamu.cc/archives/157
"ごはんも食べれるクッキー屋・マーブルテラス"_クッキープロジェクト
https://www.cookiesproject.com/

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posted by ki at 15:24| 色々と見て

2020年08月25日

【色々とみて】144_高規格堤防整備と混在の用途地域と物流施設の工事


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なかなか寄り道する機会が減ってますが、2週間ほど前、荒川高規格堤防整備事業の川口地区に寄ってみました。国のスーパー堤防事業の中止を受けて、おそらく6,7年ほど前から、この中途な状態のままなのでは…と思われます。向こうに見える鉄道橋下の盛土は完了した?ものの、その部分の堤防は、鉄道橋の高さから、前後の堤防計画高より6mほど低い状態のようです。

"荒川高規格堤防整備事業(川口地区)"_国土交通省関東地方整備局
https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000037865.pdf

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その周辺の街を歩くと、高さ100m超高層住宅から戸建住宅までが、隣接してごちゃ混ぜに建っています。元は工場や作業場の多かった地区なので、それに合わせたままの都市計画規制が、このようなことになるようです。都市計画の用途地域等は、本当は、土地利用転換があるたびに、細かくどんどん見直し変更してくのが良いと思うのですがね…。目

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別な日に、浦和美園のカインズに寄った時に、向かいの敷地で "埼玉スタジアム2002" をバックに、イイ感じにクレーンが立ち上がってました。大型の物流施設 "DPL浦和美園" の工事だそうで、この状況下、ようやく?本格的な工事に入れる感じでしょうか。カインズから、埼スタは見えなくなってしまうのでしょうか。

この施設の事業者、スーパーゼネコン(って今言うのかな…)の大和ハウスさん、物流拠点開発にすごい積極的なので、それだけモノは動いているってことなんだと思います。ビル

"DPL浦和美園"_大和ハウス工業
https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20200227092250.html

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posted by ki at 18:40| 色々と見て

2020年08月09日

【建物進行中など】45_"杉すのこ" と2×4材で簡易扉を製作する


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先月、市販の "杉すのこ" を利用した扉を製作して、こちらも、上尾市つどいの広場 "あそぼうよ"(http://www.sainoko.net/asobouyo/asobouyo_top.html)に設置しました。上の写真は、移転オープン当初の状態で、さらに夜のため、ひと気が無いです。見えている囲まれた小さい子スペースと、閉められてる間仕切戸の向こうに、スタジオ型の少し大きい子のスペースがあります。

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製作した扉は、その小さい子スペースの出入口です。木戸のような最小限仕様のため、外側から見ると裏っぽさアリアリですが、徐々にそれっぽく装飾等されていくのかも…です。

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内側からは、このような感じです。杉板の赤身の表情が目立ちますが、時間経過とともに落ち着いていくと思います。

スペースの仕切りは、収納やテーブル等を利用して、スタッフの方々で構築してます。仕切りの内側は、プラダンをグルっと張り巡らし、外からのホコリ等の侵入と、中からの小さい子の脱出?を抑えてます。今のご時世の衛生面への対応もあるようです。なので、扉の隙間も同じようにプラダンを張ってつなぎ、隙間を埋めます。

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扉を開くとこのような感じで、すのこの隙間もプラダンを裏張りし、手掛けになる部分にもプラダンを張っています。

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支柱は、2×4材を組んでいます。組むといっても単純な加工で済むように、支柱とする材の4面に沿わして、三方の脚と下枠を、長ビスと接着で固定しています。

支柱は、通常とは直角向きを変え、広い面の側で、扉を受けるのとプラダンの固定ができるようにしています。そのため、扉の開閉の力の影響を受けやすいので、斜材を追加して固めています。2×4材は歪みがあり、支柱の上をつなぐ枠も無いので、支柱の垂直を出すのに苦労しましたが、それなりになんとかなりました。

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扉を取り付けたところです。"杉すのこ" としたのは、安価でそのまま利用でき、かつ軽量で比較的丈夫なためです。縦桟となる部材を追加して、扉として開閉の力が掛かる部位にもビスを追加する程度で、簡易的な扉として十分使えます。扉の丁番は、支柱の見付側に面付するので、フラッシュ丁番を使っています。さらに、フラットなマグネットキャッチを使って、開け閉めに必要な動作も最小限にしています。

オイル塗装は、いつもの太田油脂さんの「匠の塗油」です。「…えごま油をベースにした100%植物油で、有害な石油系の化学物質、防腐剤、重金属などは一切使用しない自然のオイルフィニッシュ…」なので、小さい子が触れたりしても、安心度が高いです。

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設置する前の、扉全体の姿です。手掛けとなる部分に、プラダンをビス留めしています。

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反対側からです。裏張りのプラダンは、四隅を押え板を介してビス留めしてます。目

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この製作の前に、卓上丸のこを導入しました。DIY向けなら安く買えることを知ってですが、板材の切断がとても簡単便利で、もっと早く買っておけば良かったです…。

よく知らない "EVOLUTION" という会社の「F216CMS」という機種です。付属の刃1枚で、木材は幅125mmまで、金属3mm厚まで切れて、1.4万円くらいなら十分です。DIY向け故に角度精度がややアバウトなので、こまめに調整しつつ、こんなもんでしょうと使う感じですが…。家

「匠の塗油」_太田油脂
https://www.ota-oil.co.jp/product/home/oiling/
"F216CMS"_EVOLUTION
https://evolutionpowertools.com/jp/project/mitresaws/f216cms/

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posted by ki at 21:06| 建物進行中など

2020年07月21日

【建物進行中など】44_店舗の既存照明を、子育て支援施設用へ最小限で見直す


先月、上尾市の "つどいの広場 あそぼうよ"(http://www.sainoko.net/asobouyo/asobouyo_top.html)の移転作業の一部を手伝っていました。"あそぼうよ" は7月1日に、本町の根貝戸団地へ移転しています。

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それまで飲食店だったスペースを、子育てのスペースとしても使えるように、必要最低限の改修をしていました。上の写真は改修前の様子です。Covid-19の今後の経過によっては、将来の飲食店の再開も視野にあるようで、厨房やテーブル等の一部設備は、そのまま残されています。その中で、まず照明の見直しで、年に何回かの資格と知識のちょこっとの出番でした。

バックヤード以外は天井が張られておらず、既存の照明は、ほとんどがライティングレール+スポットライト+ペンダントでした。加えて、店内全体は暗めにして、テーブルをペンダントで明るくする照明です。基本的には、これらをできるだけ再利用しますが、これまで違って、室内は明るい空間にしなければなりません。

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ベースとなる照明の色温度は、5000K(昼白色)にすることにして、色々な照明を検討します。既存のE11ソケットのスポットライトは、ハロゲン電球のため、配光角も色温度も不向きです。

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E11で交換するLED電球としては、オーム電機のLDR7N-W-E11(配光角40°/730lm/6.8W)が良さそうです。この交換だけで済めば安価なのですが、ベース照明とするにはとても足りません。なので、+αのスポット用とすることにして、既に球切れしているハロゲン電球の交換分、10コだけに留めます。

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より明るく安価なスポットライトとして、オーデリックのOS256576ND(配光角105°/1037lm/10.2W)です。GX53ソケットのスポットライトで、LEDフラットライトNO291Pを使います。GX53は蛍光灯時代の規格ゆえ、LEDランプ側の放熱の限界?があるようですが、かなり明るいです。しかし、これで必要な数を揃えようとすると、それなりの金額になってしまいます。

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より汎用的な引掛シーリング照明から、小型で明るいものを探し、アイリスオーヤマのSCL20N-HL(φ200/2000lm/16.1W)です。ライティングレール直付用引掛シーリングを介して取り付けます。とても明るくかつ安価なので、この方法でベース照明とすることにします。

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照明の選択と個数の判断は、現地で実際の空間に取り付けてみて、スタッフの方々と話して決めていきます。上記の他に、ライティングレール用の直管40W蛍光灯サイズのLEDベース照明も、手配して比較検討しましたがやはり高価です。そもそも、ライティングレール用のベース照明は需要が少なく、器具の種類も限られることもあります。

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ということで、活動スペースの方は、小型シーリングライトがポツポツと並ぶベース照明となりました。安価な照明ですが、とても明るくいい感じです。3列のライティングレールで、写真の時は、中央の1列を消灯した状態です。

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こちらのエリアは、コの字状のライティングレールに小型シーリングライトを並べ、奥に1灯だけ直管型のLEDベース照明を使ってます。その直管型照明の特徴を使って、「あそぼうよ」のロゴが照らされています。

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一方、事務スペースとなるエリアは、元通路部分のライティングレール1列(写真左側)しかありませんでした。そこにベース照明(テス・ライティングTFL-8452B-50)を付けても、片側から照らすだけになってしまいます。天井が無く増設が難しいので、ライティングレールから電源を取り、装飾天井部分に、オーム電機のコンセント式ライティングレールRB-K50AWを取り付け、上記のオーデリックのスポットライトを取り付けます。

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その他、洗面化粧室とトイレの、暗かった電球色蛍光灯スポットライトも、昼白色5000Kの明るいLEDスポットライトに交換しました。大光電機のリニューアル用150φの高輝度スポットライトで、LEDダウンライトは安くなりましたね。ひらめき

LDR7N-W-E11_オーム電機
https://www.ohm-electric.co.jp/product/c04/c0404/35633/
SCL20N-HL_アイリスオーヤマ
https://www.irisohyama.co.jp/products/electrical-appliances/lighting-equipment/led-small-ceiling/basic-type/mu-human-sensor
RB-K50AW_オーム電機
https://www.ohm-electric.co.jp/product/c01/c0117/35411/

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posted by ki at 20:42| 建物進行中など

2020年07月06日

【光と風と素材の家_メンテ】74_11.5年経過した外壁の下見板張りと落下防止


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先月までの自粛期間中のメンテナンスで、11.5年経過した外壁の下見板張りのことです。上の写真の、狭い壁面が南東向き、下の写真の、広い壁面が北東向きの壁面です。雨が少し降った後なので、少し湿って黒っぽい状態です。若い頃の勢いゆえの実験で、軒が全く出てないにもかかわらず、思ったより持ちこたえてくれてます。そこに一応、落下防止ビスを追加し始めました。建築時の様子は、【堀崎町の家】4種類もの外部仕上が にあります。

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幅120×厚15の板を重ね30として、杉(主に赤身)・檜・松・ヒバ(だったかな…)を、長さも数種作っての乱張りです。かつ、横方向は削ぎ継ぎで木口を重ねて、そこをビスで押さえ込む(釘類では、板の動きに負けそうに思ったので)…という、手間を減らしつつも少々乱暴な納めです。足場組まないと再塗装ができないので、ならばと初めっから無塗装で…、という無謀です。

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割れたり(上下ともビスで留められてるので)、節が抜けたり、腐食し始めたり、の板がちらほらありますが、まだすぐに大きな問題は無さそうです。見た目は、マニアの人以外には、ただ汚らしい…と思うだけですが…。樹種では、見える範囲ですが、柔らかい杉と松(松ヤニに汚れが付着してそこから腐食する?)が痛みやすそうです。それよりは、サッシからの雨水の流れる位置など、濡れ方と乾きやすさの方が影響大きそうです。

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北東側は、市道に面しているので落下すると危ないです。まだ、すぐに外れそうな板はなさそうですが、一応、脚立で届く範囲で、浮いたり腐食している板に、落下防止用にビスを追加打ちしてました。板に潜らないよう、トラス頭の長ビスで胴縁に留めてます。ビスは、色から浸炭焼入を使ってみましたが、違い見えないのでSUSでよさそうです。新築時は、ビスの種類まで打合せが至らず、大工さんはコーススレッドで留めてくれてました。頭はなるべく潜らないようにしても、やはり頭による凹み部分に雨水が入り、そこから徐々に腐食が始まります。

板の隙間や割れから見える範囲では、下地の防水シートや胴縁の状態は良さそうです。下見板張りがスカスカなので、壁面に湿気がこもりにくいこともあるでしょうか。

あわよくば、傷んだ部分の板だけ交換して、一生モノで…と考えてましたが、さすがにそれは難しそうです…。また板張りを違う方法をやってみるか、素直に金属に張り替えるか、試してみたい塩ビ樹脂サイディングを張ってみるか、どうしたもんか考え中です…。家

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posted by ki at 20:02| 風.光.素材の家_アイデア

2020年06月03日

【光と風と素材の家_メンテ】73_給湯器リモコン・水栓泡沫・収納折戸・洗濯機の対処など


春から初夏にかけては、小さな不具合が出やすいので、ちょこちょこ対処しています。気温が上がってモノが膨張し、湿度が上がって空気中の水分が増え、不具合が起こりやすい時期ではあるのですが…。

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先月、ガスふろ給湯器の台所リモコンが消え、原因を探り対処してました…。一応、リモコン端子原因だったので自前作業してますが、ガス機器なので、何か不具合があった場合は、ガス会社か機器メーカーに点検依頼するのが基本です。

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給湯器自体の動作と風呂リモコンの機能には問題ないので、台所リモコンの接続端子を疑います。給湯器のリモコン端子ケースを開けてみると、接点のU型端子部分で、台所リモコン側は断線、風呂リモコン側もほぼ断線状態でした…。

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なので、どちらもケーブルの傷んでる部分を切り落とし、新たにU型端子を付け直し、接続し直します。手持ちのU型端子に絶縁被覆が無かったので、別途被覆を被せてビニルテープで巻きます。

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端子が痛んだ原因は、経年や風雨の他に、ケーブルがケースの下側から押されて、より線に上向きに無理な力がかかっていたようです。下側から押された原因は分かりませんが、風圧か、雨の跳ね返りか、動物か…とかでしょうか。給湯器が据置型(壁掛型でない)のため、接点等が風雨の影響を多少受けやすいのもあるかもです。

なので、ケース下側の穴保護とケーブル押さえのため、劣化していたスポンジの代わりに、ポリエステルの断熱材を挟みます。そして、各端子も保護のためビニルテープで覆ってみます。

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さらに、閉めたケースの上部分にも、ビニルテープを貼っておきます。問題なく台所リモコンも復帰し、給湯器も普通に稼働しました。この状態で、給湯器の寿命が来るまで、いきたいところです。

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洗面所の水栓パイプの先の、泡沫器も中が破損しました。上の写真は、破損した泡沫器を外した状態です。近くのホームセンターで同じ部品を買ってきて交換です。

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お湯も使う水栓なので、泡沫器の樹脂が痛みやすいと思われます。かつ、泡沫器の中は、水流調整のパーツがぶら下がるような構造のため、劣化したところに、掃除で下からグイグイ押しすぎて折れたようです…。

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少し前には、食品庫トビラの不具合とも格闘してました。ずっと若干の不調を抱えていたのですが、色々調整しても改善しないまま、ついに何かが壊れました。

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トビラを外して原因を探ると、上吊り金具の一部が破断してました…。部品発注しましたが、入荷まで1週間ほどかかります。ウチは、ねこ×5でトビラは必須なので、部品交換までの暫定処置として、破断部品が支障しないよう対処して使用してました…。その後、この暫定処置が意外に負荷が小さく良く、潤滑剤を差して暫定のまま使っています。

このトビラは既製品ではなく、製作の上吊り折戸です。大工さんと建具屋さんが、レールが見えないようにとアウトセット納まりにしてれたので、それゆえ開閉負荷に元々多少無理がありました。それが、圧倒的に開閉回数の多いキッチンの食品庫だったために、11年の間に、かなりの負荷が蓄積されてたようです…。

このトビラの経験から、その後の上吊り折戸の製作では、レールを埋め込めない場合は、アウトセットではなくレールを見せる納まりにしています。

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さらに最近、ドラム式洗濯機(Midea東芝ライフスタイルの「TW-96A5L」2016年製)が、"泡センサー" 関係の不具合?っぽい挙動が起きてます。こちらま未だ解決せず、点検依頼するかも判断できず…です。

"標準" で洗濯すると、3,4分ですぐ排水して "泡消し動作" になってしまいます。液体洗剤なので泡はほとんどたたないですし、洗剤の入れすぎもありません。なおかつ、"標準" 以外なら "泡消し動作" は起こりにくい?…となると、プログラム関係の不具合っぽく、そうなると点検依頼しかないですが…。一応、メモリーなどのリセット(工場出荷状態に戻す)をしてみますが、関係は無さそうです。

"標準" で洗濯する機会が少なく(ほとんど "メモリー" で洗濯してる)、いつから起こるようになったかは不明です。先月から液体洗剤を変えたのですが、どちらもメジャーな洗剤なので、その影響は考えにくいです。なので、"標準" の時だけ制御が入る "ecoモード" が怪しいので、 "ecoモード" をOFFにしたら、"泡消し動作" は起こりません…と、思ったら、別な日には起こりました…。洗濯物の量が多いと起こりやすい?気もしなくはないですが…。

ということで、"泡センサー" に何か付着して?敏感になっている?と仮定して、掃除を考えます。"泡センサー" がどこにあるかは分からないので、通常の手入れの範囲で徹底的に掃除してみます。水だけで槽洗浄をして、乾燥の風道掃除を、洗濯機に付属のパイプを掃除機に付けて、念入りにホコリを吸います…。

その後の、昨日今日は、"泡消し動作" は起こっていませんが、何か効果があったのかは未だ全く不明で、今後も起こるかも…という状態です。素直に、点検依頼をすればいいのですが、再現性がないので、依頼もしづらいのですよね…。

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posted by ki at 16:19| 風.光.素材の家_アイデア