2017年05月30日

【色々とみて】112_尾山台団地50周年フェス準備と話しをするきっかけ


s170530a.jpg (→”尾山台団地へ手伝い”)や(→”昭和34年団地記事”)にも少し書きましたが、週末、上尾市にあるUR都市機構の尾山台団地の、自治会http://oyamadaidanchi.blog.fc2.com/による「50周年記念フェスティバル」準備のお手伝いを少ししていました。
s170530b.jpg 尾山台団地は、外側はよく通るものの、団地内を歩いたのはほぼ初めてでした。外からの印象とは違い、静かで緑豊かな住環境はとても良い感じなので、建物だけが時代に合わなくなっているという、よくある団地のパターンのようです。
s170530c.jpg 団地ショッピングセンター周辺もキレイになってお店も復活しており、懐かしい雰囲気のスーパーマーケットは周辺からのお客さん含めにぎわっています。晴れ

s170530e.jpg 「尾山台団地50周年フェスティバル」に関しては、前記の自治会さんのサイトにあります。その中で、自治会の方の「何かお話ができる機会がないものか…」「…創るプロセスでいろんな方とお話ができたら…」ということで、「団地今昔物語」と「灯りのダンボール団地」の準備を少しお手伝いしました。「団地今昔物語」の団地の昔の写真や当時の新聞記事は、掲示の準備をしている段階から、通りがかる多くの方が興味を持って立ち止まって見て、話しかけていかれてました。その様子は撮り忘れて、夜になってから撮ったものしかなかったですが…。懐かしく感じる方々や、写真にご自身が写っている女性の方が話していかれたりと、尾山台団地のとても良い空気感を感じたりしていました。るんるん

s170530d.jpg 「灯りのダンボール団地」は、四角い窓を切り抜き障子紙を貼ったダンボール箱が1つの住棟になり、その中に電球を配線配置して中から照らすものです。

s170530g.jpg ダンボール団地は、尾山台団地の実際の全住戸・住棟分制作され、点灯の際には実際の住棟配置を再現しているので、住民の方の自宅が必ずあるのがとてもイイです。全部で45棟ほどもあるダンボール団地は、芝浦工業大学の学生さんが、2週間かけて製作されたものです。

s170530f.jpg 灯りとダンボールの団地の雰囲気がとてもイイです。さらに、雰囲気団地に暮らす方々が話しをするきっかけ作りのために、住戸の窓には、同大学の学生さんが、その住戸にお住まいの方の話しを聞きながらイラストを描いたセロファンが貼られていきます。

s170530h.jpg 明るいうちから、そのイラストを見ながら話しをされたりする様子が、とてもイイ感じでした。

s170530i.jpg 途中から、住棟の壁面を使って、イベント準備での出会いや昔の団地の写真などの投影も行われ、独特な空間感のコラボになっていたのも、またイイ感じでした。ひらめき

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posted by ki at 15:17| 色々と見て

2017年04月21日

【ばり研通信】88_ばり研に出会い、そこから色々出会い、自分にも出会う


「ばり研」(=ノイエ)は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」193号(2017年3月末発行)の私の連載より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #88

* ばり研に出会い、そこから色々出会い、自分にも出会う *

s170421.jpg 「ばり研通信」が今号でひと区切りとのことで、自分にとって、「ばり研」こと「OMIYAばりあフリー研究会」さんとはどういう存在だったのか、振り返ってみます。「ばり研通信」のこの連載は、2008年の5月に、ばり研のBさんに依頼いただき書き始めましたが、出会いはもっと前の2003年2月までさかのぼります。モバQ
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 私は建築設計会社を辞めた直後で、埼玉都民だったゆえ、仕事その他を含め、さいたま市でどうやって人と知り合っていったらいいか、考えていました。そんな中、当時、福祉の勉強をしていたこともあって、様々な人の暮らしを知りたいと思い、大宮ふれあい福祉センターにあったボランティアセンターへ立ち寄ります。そこでボラセンの方に、「今、来てるから会ってみます?」と「福祉の店 人力車」をやっていることを振られ、障害者に関しては多々不安を感じつつも「ハイ」と答えたのでした。

 そこで、ばり研のAさんと話しをさせていただき、生活の面倒はみれない(賃金は払えない)ことと、ボランティアで良いなら埼玉トヨペット(株)でやっている「はあとねっと輪っふる」に来てみては、と誘っていただきました。その時のAさんのリアリティある?独特な空気感から、行ってみようと思い、そこから10年ほど、毎週土曜日に通わせていただきました。「はあとねっと輪っふる」では、どうしてよいか分からない状況の中、ばり研の方々に話しをしていただいたりフォローしていただいたり、特にBさんやCさんにはお世話になりながら?、そこから一気に、様々な方と出会っていくことになります。

 (一社)埼玉障害者自立生活協会さんとは、「くらしセンターべしみ」での社会福祉士資格の実習を、Dさん他の方々に調整していただき、その実習の中で「わらじの会」の方々と出会い、そこから「埼玉障害者市民ネットワーク」などの方々へと出会いました。(特非)彩の子ネットワークさんとは、「こども☆夢☆未来フェスティバル2004」へ参加した後、Eさん他に誘われて運営委員をやらせていただき、幼稚園生のいくさんと二人で上尾の事務所などへ通いました。そういえば、「はあとねっと輪っふる」にも、いくさんと二人でよく行きましたね。さらに、ばり研でNPO法人の勉強会をした時に、(特非)ハンズオン埼玉のFさんと出会い、ハンズオン埼玉さんの講座などを経て、お父さん同士のつながりや、「ヘルシーカフェのら」、(特非)クッキープロジェクトの方々などと出会いました。これらの出会いは、さらに広がっていくものであり、埼玉都民から急に個人業に転じたトウサン(〜オジサン)にとっては、居場所の手掛かりとなる、とてもありがたいものです。

 ばり研さんとは、その後2010年に、ばり研のGさん他のメンバーの通勤やトイレなど支援として、非常勤のスタッフにさせていただきました。ここからボランタリーな立場だけでなく、もう少し当事者に近くという意識で関わることを経験させていただき、現在に至ります。目
        *
 このような、様々な方と一緒の時間を過ごさせていただく中で、自分で自分のことも、少し考えられるようになったと感じます。私の、だいぶ尖っていたり面倒くさい部分は多少自覚できるようになり、この10年でちょっとは緩くなったと自分では思うのですが、まだですかね…。

 そんな自分も50歳目前になり、10歳以上年下になるばり研や他の若い方々に対して、伝えることは、自分の経験のようにできるだけ多くの人に出会えるよう生きてほしい、ぐらいしか思わなくなってきました。他の人のことより自分の心配に比重を置く歳になってきたのでしょう。というのも、50歳の自分と、していきたいこと、せねばならないこと、できそうなこと、目の前の現実と…などがバラついていて、迷うこの頃です。でも、この大切な迷える時間や余裕が持てるのは、この原稿をちょうど3月11日の午後に書いていたりするので、それはありがたい境遇におかせてもらっていると、感じたりもするのですよね。るんるん
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 今回で、私の連載は終わりです。これまで読んでいただいて、ありがとうございました。ビール

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posted by ki at 10:34| ばり研通信

2017年04月08日

【光と風と素材の家_メンテ】58_ガレージミラー交換やクリーナーホルダー付けなど


s170408a.jpg 細かいことですが色々と起きるので対処しています…。まずは、車庫から道路の左右を確認するためのガレージミラーが、北風の強風にあおられて破損しました。ミラーは軽量な樹脂製の大型のものを使っていたのですが、約8年が経過して樹脂劣化でとても脆くなっていたようです。
s170408b.jpg ガレージミラーなので、ステンレスなどの高価なミラーは必要なく、消耗品と考えてまた樹脂製の製品を探します。あまり選択肢はなく、このエーモンの「ガレージミラー(曲面率:1000R 角型)」https://www.amon.co.jp/products2/にして、3,500円弱の樹脂製ミラーです。
s170408c.jpg 交換後はこのような感じで、以前のミラーよりはひと回り小さいです。それでも、ミラーの視認性を優先してサイズと曲率から選んでいるので、普通にごっつく壁にくっついています。
s170408d.jpg 横から見るとこんな感じで、壁付けの金具は以前のものの再利用なので、少し壁から距離ができています。このミラーは、金具に固定後に角度調整ができるように、ミラー部分が締め具付きのボールジョイントになっています。これは細かい角度調整がしやすいのでとても便利です。車(セダン)

s170408e.jpg こちらは、約20年前から使っている既製品のレンジ台です。以前に地震などの揺れで崩壊しないように補強したり、トビラの取っ手を直したりしてますが、なかなか適当な代替品が見つからず、といって製作する気もないので使い続けています…。
 今度は、フラッシュの天板の合板が劣化してきて、レンジの重みに耐えられなく凹んできました。なので、買い替えまでの延命策として、コンパネを載せてビス留めしました…。積層に見える板材がコンパネです。ただ、レンジのコードがちょうどコンパネの角に当たって傷付く可能性があり、コンパネ削るのも面倒なので、コードを養生テープでぐるぐる巻きにしてます。
s170408f.jpg さらに、このレンジ台はコンセントが付いてるのですが、このコンセントまでのレンジ付属のコードも多少劣化しているようで、トースターの使用時にかなり熱く柔らかくなっているのに気付きました。こうなるとコードは危ないので使用をやめ、トースターなども壁のコンセントに直接差すようにします。ちなみに写真は、上のコンパネを敷く前の状態です。レストラン

s170408g.jpg こちらは、(→”ボッシュクリーナー”)を収納するためのホルダーを、納戸内の壁に取り付けました。クリーナーはそこそこ重さがあり、外したり掛けたりで様々な力がホルダーにかかるので、石こうボードの壁に直接アンカーせず、下地になる板を取り付けてそこに木ビスでしっかり固定します。
s170408h.jpg このような感じでクリーナーが壁に掛けられるようになります。目

s170408i.jpg 最後は、(→”電気工事士受かるが”)などのように電気工事士の資格取得したので、間違えやすかった玄関周りのスイッチの組み替えをしました。電気屋さんを頼むほどの作業ではないので、こういう作業が自分でできるようになりました。
s170408j.jpg スイッチ組み替え後は、これまでの慣れもあるので、スイッチにシールを貼ってまた新しく慣れていくようにしておきます。ひらめき

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posted by ki at 21:57| 風.光.素材の家_アイデア

2017年03月25日

【色々とみて】111_木を使ってリニューアルされた戸越銀座駅へ


s170325a.jpg 先月ですが、木を使って大胆にリニューアルされた、東急池上線の戸越銀座駅に寄ってみました。東急電鉄の「いい街 いい電車 プロジェクト」http://ii.tokyu.co.jp/に、プロジェクト全体のことが載っています。駅舎だけでなく駅ホームの屋根までデザインされる例は少なく、なおかつ、その屋根というか軒天井に木を使うというのが新鮮です。またその駅が、多少都内ローカルな東急池上線とはいえ、都心に近い品川区内にあるというのも驚きです。
 ホームの軒天は、集成材を編んだようなデザインで、まだ日焼けする前の木の色に加えて、その陰影とのコントラストもとてもキレイです。街中なので、周りにこのような色はあまり無く、行った日は快晴だったこともあり、輝くぐらいに目立っていました。私の他にも、戸越銀座に遊びに来た女性の方々が、駅のホームで記念撮影したりしていました。るんるん

s170325b.jpg 木の色がキレイに見えるのは、かなり高く設計された軒先によって、通常は暗くなりがちな軒天に、自然光が多く当たるようにデザインされているからと感じます。
 屋根は軽量な金属屋根だと思うのですが、集成材を多用した軒天はかなり荷重があると思われます。そのため、これらを支える軒桁の鉄骨はかなりせいがありそうです。でも、その重たさを感じさせないように上手いことデザインされていて、桁を支える黒っぽい丸柱もスッキリしたアクセントとしてデザインされています。

s170325c.jpg ホームは、軒天だけでなく、壁面も集成材をパターンに張った仕上げです。対向式ホームなのもあって、ホームにいると、なんだかログハウスというか木のテラスの空間にいるような感覚です。ホームの上屋は建築物でないのだと思うので、実はかなり自由にデザインできるのかもしれません。目

s170325d.jpg 柱を利用した案内表示などの駅設備も、ホームの特徴的な表情になってます。池上線だからかもですが、ここに表示や設備を集約できていて、木の表情をジャマするものがほとんどありません。また、ダークグレー色なのも、木の色に対していいアクセントになっています。

s170325e.jpg 改札の付近に、少し以前の屋根?の小屋組が残されています。積極的なものではないのかもですが、この部分があるために、階段を上がって行くホームの、特別な場所感が高まっている気がします。

s170325f.jpg 蒲田方面行き1番線の改札駅舎です。2番線方が切妻屋根のメインな駅舎だと思うのですが、旧駅舎のY屋根?を利用して、そこに鉄骨フレームの構えを組んだだけというこちらも面白いです。駅名の四角いデザインの切り抜き文字もイイ感じですが、木のホーム、グレー鉄骨の改札など、様々なデザインが組み合さっているのに、それぞれ違和感がないのはなかなか不思議です。電車

s170325g.jpg 新しい駅なのでホーム柵が設置され、乗車位置に関する情報が表示されています。そこにQRコードまであるので読みとってみると「3、2、3」のようです。乗車ドア位置をQRコードにしたようですが、どういう人がどういう時に使うモノなのか、想像ができませんでした…。モバQ

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posted by ki at 16:08| 色々と見て

2017年03月10日

【ばり研通信】87_コンビニ通いも、長い人付き合いの中から


「ばり研」(=ノイエ)は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」192号(2017年2月末発行)の私の連載より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #87

* コンビニ通いも、長い人付き合いの中から *

s170310.jpg 1月末に、セブンイレブン「さいたま東大成店」が閉店し、「さいたま土手町店」へ移転してオープンしました。この「さいたま東大成店」さんは、近くの大宮ふれあい福祉センターでの「福祉の店 人力車」販売の時に、ノイエのメンバーがお昼ご飯を買いに行っていたコンビニです。「人力車」は2001年のスタートらしく、当時を知るメンバーの話しでは、最初からセブンイレブンに買いに行っていたそうなので、かれこれ16年近いお付き合いになるようです。

 当時はまだ、車いす使用の人や知的などの障害のある人が、介助無しに本人だけでコンビニで買い物をすることは、少なかったのではと思います。その中で、障害当事者の生活ための訓練と、お店側を含めた双方の社会経験のために、障害者本人だけでコンビニに買いに行く…というのを、16年間続けてきたのだと思います。特別支援学校の学生さんなどの実習の時は、同様に、コンビニで一人でお昼ご飯を選んで買う、という経験の機会になっていました。
 「さいたま東大成店」の店員さんも、当初は心配なこともあったのではと想像しますが、現在も勤めておられる当時の店長さんや、ほかの店員さんなどから醸し出される、お互いの適度な距離感があるイイ感じの空間は、長い年月を経て関係ができていったのかなと感じます。「さいたま東大成店」の店員さんは、そのまま「さいたま土手町店」へ移るとのことで、引き続き買いに行きたいのですが、くぐらねばならないアンダーパスは階段のみなので、車いすの人は通ることができません。そのため、そのアンダーパスを通れる人で、買いに行く感じですかね。
        *
 その関連で、移転後に「人力車」のお昼ご飯をどうしているか、メンバー同士で取材をしていたので、その内容を載せさせてもらいました。「人力車で販売しているものを買って食べます」「(大宮)駅前のコンビニで買ったり、家から持ってきたものを食べています」「(自宅近くの)駅の近くのコンビニで買うことに決めました。昼食までの時間があるため、温かいものが食べられないのでパンやおにぎりを買って、人力車でカップラーメンなどを食べるようにしていきます」などのようです。「今までは好きなものが買えたけど、買えなくなってさみしい。また、コンビニができれば良いと思った」という話しもありました。
        *
 私も、16年前からコンビニへ行ってるメンバーに、コンビニとの出会いや付き合い方などを聞いてみました。
 Aさんは、養護学校時代に「自主登校で土曜日に昼を買っていた」り、就職して「寮でもコンビニへ行っていた」そうで、当時ばり研でコンビニへ行くようになった時も「慣れた感じで、緊張とかはない」とのことです。コンビニに行っている中では、3,4年前に、朝の時間調整で寄っていた別なコンビニで「毎日『また来たの?』と声をかけてくれていた」りしたそうです。

 Bさんは、「県リハ(埼玉県総合リハビリテーションセンター)の前にコンビニがあって、県リハの食事が1ヶ月ローテで飽きるので、大食いの友達に(県リハの食事を)あげて、夜はコンビニにしたり、甘いもの目的で行ったりしていた」とのことです。「県リハから(訓練のための)お金が出るので、(コンビニの買い物も)小遣い帳をつけて」管理していたそうです。車いすでのコンビニの買い方も聞いてみますが、「頼んでとってもらうのは最初からやっていた」そうで、「混んでると車いすだとちょっと」気を使うぐらいで特に意識することはないようです。

 Cさんは、「ばり研でお昼をコンビニへ買いに行った」のが最初で、「会計の時に大変だなと思った」そうです。今でも支払いは「小銭かスイカかは人の流れ(並び)によって方法を決める」そうで、(レジ脇の)サイドメニューも「人の流れによって決める」そうです。Cさんは車いすで、商品も自分ではなかなか取れないので買い方を聞くと、「取れないものは『すいません』と頼んで、お店の人が来てくれればお店の人に、来れなければそこにいる人に取ってもらう」そうです。「店員さんも(最初の頃は)どうしようかなと思っていたけど、今は『今日は何すんの?』と忙しくなかったら寄ってきてくれる」そうです。通りやすさも気になり、「中の(通路が)広いところ」が良く、「(出入口が)自動ドアでないコンビニは行かない」そうです。

 ちなみに私は、大学時代にコンビニ上の部屋での一人暮らしで、便利で楽しいコンビニ依存生活をして以来、50歳間近の今に至るまで、ずっとコンビニ好きです♪。

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posted by ki at 20:05| ばり研通信

2017年02月26日

【色々とみて】110_「It's a Sony展」でソニー製品のデザインを感じて


 今月初め、移動の途中に駆け足で「It's a Sony展」http://www.sonybuilding.jp/の「Part-1」へ寄ってみました。私の世代には、展示されていたプロダクト製品を見ているとなかなか楽しかったです。ソニーの王道?の製品は当然ながら、王道以外の製品デザインも、あらためて見ると完成度がとても高く、感心しきりです。歴代製品のデザインに関しては、https://www.sony.co.jp/Fun/design/に載っているようです。目

s170226a.jpg 今振り返ると、一番代表的な製品は「WM-2 ウォークマンII」かなと感じます。こんな赤いカラーのバリエーションがあった印象はあまりないのですが、この赤が一番好きですね。中学生だった当時は、このブラックボックスのような箱+斜めのボタンというのが、やぼったく感じて好きでなかったのを覚えています。昔からへそ曲がりだったので、皆がこぞってイイという流れになると、オレは違う…みたいな見方もあったかもです…。

s170226b.jpg 「FX-300 ジャッカル」です。発売年を見ると小学生時代なのですが、CMなどからなのか、なんとなくこの手の製品のことを覚えています。立体キューブ型の、各面を最大限に活用するデザインの集大成のような完成度です。特に正面の操作系とグラフィックまで含めたデザインは隙が無いくらいです。現在、電動工具メーカーなどが発売している、キューブ型の現場オーディオのデザインの原型かもしれないですね。
 他にも展示されていた「ICF-5800 スカイセンサー」や「TV-501 Mr.Nello」など、この手の製品デザインが、私にはソニーらしく感じます。ですが、昔も今もですが、私は黒いモノがあまり好きではないのですよね…。あせあせ(飛び散る汗)

s170226c.jpg こちらは、トリニトロン管です。ブラウン管にも違いがある、というのを大学時代に教えてもらい、それ以降のパソコンMacintoshのモニターからテレビへと、20年ぐらいお世話になりました。ということで、表示部が円筒形というのが分かるように、真上から撮ってみました。

s170226d.jpg 「PTC-500 PalmTop」という、パームトップコンピューターだそうです。大学時代は、Apple中心とはいえ、こういう製品に詳しい人たちが色々いたのですが、ソニーにこういう製品があったのは全然記憶になりませんでした。Appleの「Newton」の発売の3年前に製品化されていて、真っ黒とはいえ全体のデザイン完成度はとてもスマートです。後から調べると、機能もかなり優れていたようですが、20万円もしたそうで、パソコンの陰に隠れてしまったのですかね。目

s170226e.jpg こちらは「My First Sony」のシリーズで、私はこういうデザインが好きです。左は、日本未発売?の「EJ-M1000」という、左奥の丸いカードを載せて音を使って遊ぶゲーム機だそうです。右は、「TPM-8000」というカセットプレーヤーのようで、どちらもただ機能を絞ってかわいくしたのとは違い、機能や操作や見た目など全てを一体で企画デザインされているように感じ、大人が所有していたのも分かります。ですが、肝心な子どもたちにとっては、幼稚園生ぐらいになれば、前記の「FX-300 ジャッカル」のような方が、はるかに興味を感じるのだとは思いますが…。

s170226f.jpg 実は意外に好きだった「PS one」の液晶モニタ一体型の「SCPH-140」です。丸みをおびたやさしい印象の本体に、丸い中に四角いモニタと両サイドスピーカーというのが、チープさが全く無くて親しみを感じるデザインがすごいと思ってました。可動部などの合わせ目のラインもとてもキレイだと感じます。こうなると、以前からのデザインのままのコントローラーが、荒く古くさいデザインに感じてしまいます。るんるん

s170226g.jpg 最後はソニーのトランジスタラジオです。こちらは「TR-55」で、置かれている姿はとても高質な雰囲気を醸し出しています。やわらかいカーブとグリーンの色と周波数スケールの文字の組み合わせは、とてもイイです。リバイバルということではなくて、生活の空間に、こういう雰囲気を提供するようなデザインの時代がまた来ると、気持ちも楽しくなりそうに思うのですがね。

s170226h.jpg さらに「TR-52」というトランジスタラジオですが、こちらは後で調べると、日本初のトランジスタラジオになる予定だったけれど、発売できなかった製品のようですね。https://www.sony.co.jp/SonyInfo/にあります。建物みたいなデザインで面白いなと思って見てたのですが、当時も「国連ビル」と呼ばれたそうで、テーブルなどに置かれて建っていると楽しそうです。リンク先にもありますが、フロントパネルが変形してしまったということのようなので、この展示品はフロントパネルは、今の変形しない樹脂で再現したものなんでしょうかね。TV

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posted by ki at 18:18| 色々と見て

2017年02月15日

【光と風と素材の家_メンテ】57_木部のオイル塗装の塗り直しと収納とびらの当たり防止など


s170215a.jpg 正月休みのことですが、天気が良かったので、チマチマと自宅のメンテナンス作業もしていました。まずは、秋にやり残した、窓枠の劣化したオイル塗装の塗り直し作業です。(→”04_室内に風を導く窓+全館冷房室温測定1”)にも書いてるように窓の数が多く、なかなかいっぺんに済ますの難しいので、通常ならやらない気温の低い時期にも作業です…。
 塗り直しが必要なのは、窓枠に普通のスギの無垢板を使い、塗装も荏油100%のオイル塗装のためです。太田油脂さんの「匠の塗油」http://www.ohtaoilmill.co.jp/を好きで使ってますが、ねこたちもいるので、こういう塗料が安心です。それゆえ樹脂塗装とは違い、8年が経過して、日当たりの良い窓枠の部分は、塗装の劣化と白太のやせが積み重なって黒っぽくなってきました。その表面を固く絞った水拭きとペーパーでこすり取り、再び同じオイル塗装をし直します。写真の、奥の角隅のシミは、サッシの結露が染みた跡で、ペーパーかけて跡を無くします。
s170215b.jpg カーテンなどは外して作業しますが、サッシなどのマスキングは面倒なので、塗ってしまってからクッキングペーパーで拭き取るだけです。荏油だけなので、それで特に問題は無いです。昨秋〜今回は、四方全部を塗っていますが、日が良く当たる下枠は、2〜3年でまた塗り足す必要が出てきます。晴れ

s170215c.jpg こちらは、秋に前記の塗り直し作業の際に、転落防止手すりのソケットに貼ったマスキングテープです。ですが、はがし忘れて完全に固着してしまったので、その対処です…。マスキングテープは作業後にすぐはがさないといけないのですが、それを見落とした上に、普段あまり行かないかみさんの部屋だったので、年末まで剥がし忘れに気づきませんでした。
 左が、マスキングテープが固着したソケットで、ここまでテープが劣化してしまうと、のりははがし剤などを使わないととれません。ですが、その作業は曲面相手なのでかなり面倒です。ごまかす方法を少し考えて、ある程度はがしたら、その上から布ガムテープを巻いてしまうことにしました。
s170215d.jpg 取り付けるとこのような感じになり、まあいいかと。本当はこういう時に、(→”109_「LIFE × DESIGN」で暮らしを楽しくする雑貨など”)にあるような、おしゃれなマスキングテープを巻けば、アクセントにあるのかもですが…。布ガムテープもいずれ劣化するので、またその時にどうするか考えます。あせあせ(飛び散る汗)

s170215e.jpg (→”44_引出しハンドル交換と天板の塗装とメンテ”)にも書いている、洗面カウンターの水栓のハンドル下ですが、結局、手塗りのウレタン塗装は完全に防水するには至らず、ずっと水滴があるとその下にわずかに浸透して、集成材にカビが出てきました。そのため、ペーパーで磨いてカビをとらねばならなくなり、磨いた後はもうウレタン塗装はやめ、定期的に磨く前提でシリコン樹脂入りのオイル塗装に変えてました。そのルーチン作業で、頻度は1年に1回くらいです…。分かってはいたのですが、無垢集成材に手からの水滴が落ちる状態で水栓を取り付けるのは厳しいです。たらーっ(汗)

s170215f.jpg 最後は、収納とびらの、当たり防止ゴムの貼り替えとスライド丁番の調整です。年末に、工具や材料を片付けていたら、戸の当たり防止ゴムの余りが出てきたので、閉まる音が大きくなっていた収納とびらを貼り替えました。ゴムに厚みがあるので、合わせてスライド丁番も調整しますが、単純に製作した収納が多いので、とびらの具合は普段もマメに調整しています。家

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posted by ki at 19:57| 風.光.素材の家_アイデア

2017年02月05日

【色々とみて】109_「LIFE × DESIGN」で暮らしを楽しくする雑貨など


 先週、「Gift Show」の「LIFE × DESIGN」見本市にちょっと寄ってきました。基本的には、雑貨等を扱う小売販売業向けの卸し見本市なのですが、招待もあったので、暮らしにつながるような洗練された雑貨の世界が、どんな雰囲気なのか寄ってみました。興味惹かれるものが色々あって良かったので、その中の暮らしにつながりそうなモノを、少し紹介してみます。目

s170205a.jpg Studio PI-PA (スタジオピーパ)さんの「いろくみ」http://www.irokumi.jp/というカードパズルです。「色彩のプロがつくった『いろくみあそび』のためのカードセット」で、「さまざまな色や形の『いろくみカード』をくみあわせるだけで、立体的で、色の美しく響き合うオブジェが簡単にできます」というものです。子ども向けのトレーニングだけでなく、「大人向けの本格的な造形ツール」のシリーズもあります。きれいな色とやさしい形状を組み合わせるので、完成した立体もやさしく楽しい感じになるようで、とてもいいです。紙製だそうですが、丈夫な芯材を挟んでいるので「カード」呼ぶピースもしっかりしています。

s170205b.jpg 仲吉商事さんの「NY-craft」という天然孟宗竹を使った食器類で、「agney*」http://www.agney.jp/と「RIVERET」http://www.riveret.jp/という、2種類のブランドから構成されているようです。「agney*」の方の、竹の表情を活かしたとてもかわいい、ランチプレートや「おうちおべんとうばこ」などに興味惹かれました。後でカタログを読むと、ライフサイクルの短い竹を自社の竹山・工場で製材していて、製品の表面コートも独自開発のクリアコートで、洗剤で洗うこともでき、70℃程度まで耐熱性能があり、そのような食洗機ならば対応するようです。これらの成形から塗装まで行う自社工場は、越谷市にあるようですね。るんるん

s170205c.jpg 地図のゼンリンさんの「mati mati」http://www.zenrin.co.jp/goods/matimati/という、地図データをデザインした雑貨です。現在、12の都市の地図デザインがあるようで、それぞれの特徴が見えて地図好きとしてはとてもいいです。その中で「STREET MEMO TAPE」という、はやりのマスキングテープが気になります。各都市の地図の中から、通りに沿って切り出したようなデザインで、広げると通りが伸びている感じになり、アクセントなどにすると楽しそうです。

s170205d.jpg 同じマスキングテープで、本業のカモ井加工紙さんのマスキングテープ「mt」http://www.masking-tape.jp/です。こちらは、サイズもカラーも模様もかなり種類があるようです。さらに「mt CASA」というインテリア用のマスキングテープもあり、「弱粘着仕様」なので、「服を着替えるように、お部屋も気軽にイメージチェンジ」できるそうで、テープ状のものだけでなく三角形や六角形のパターン形状のタイプもあります。インテリアだけでなく家電などの製品も、自分の好みするために、面倒な塗装などに代わって、このようなテープを貼るのが主流になっている感じです。それに役立つ「my mt」という、オリジナルデザインのテープをオーダーできるシステムも用意されていて、ラッピングの時代というのを実感します。ひらめき

s170205e.jpg こちらは、COTA-laboさんの「いろあみど」http://iroamido.jp/です。「看板の担う重要な役割である『街を美しく演出する』その力にこだわります」というCOTA-laboさんによる、「どこの家にもあるアミ戸を、アートやグラフィックのキャンパスに変える」という製品だそうです。白か黒かの選択肢しかなかった網戸ですが、ここまで派手に絵柄がなくても、レースカーテンのような感じで雰囲気が演出できると、普通のお宅でも良い感じになるのではと思います。

s170205f.jpg 最後は、ペーパーワールドさんhttp://www.paperworld.jp/の、ダンボール製スケルトン(骨組み)の「K11-FrameWork」です。室内の中に、もう一つ空間を簡単に演出することができ、軽量で扱いやすいことも良さそうです。単なるダンボールのフレームではなく、かなり強度がある感じに設計された部材を、しっかりと噛み合わせる構造になっていて、全体がガッチリした印象です。そのため、脚元を梁間方向につながくても、床に置いてしっかりと建っているようです。家

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2017年01月22日

【ばり研通信】85_「津久井やまゆり園」で起きた事を言葉に出してみる


「ばり研」(=ノイエ)は、http://blog.goo.ne.jp/neue-blogです。
以下、「ばり研通信」190号(2016年11月末発行)の私の連載より、一部、修正して掲載してます。
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とりあえずいってみますかぁ♪ #85

* 「津久井やまゆり園」で起きた事を言葉に出してみる *

s170122.jpg 障害者週間前なので、今年7月に「神奈川県立津久井やまゆり園」で起きた事を考えてみます。しかし、ノイエのメンバーと話すには、10月末時点で得られる客観的な事実が少なすぎます。そのため、そこで起きた事を各々がどう認識しているかに絞り、言葉に出してみるだけでも大事かなと考え、私の方で6つの質問にして話しをしました。「」はメンバーの言葉、・は私の言葉ですが、単語や語尾の整合や掲載できない表現、重なる内容などは、多少編集して掲載しています。
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@何が起こったのか、どんな事が起こったのか。
「入所施設にいた人を、元職員の人が一晩で何人も殺した」「元職員が逆恨みで、関係ないそこに入所している人たちを身勝手な理由で殺していった」「通り魔事件かと思ったが、ニュースで元職員だと分かった」「職員が、知的障害者の人とかお年寄りとかをナイフで刺した」「残虐な殺人事件が起こった」「死んでしまった」「ほとんど虐待ぐらいに考えている」。
・以前勤めていた若い男性が、ひと気のない深夜を狙って、逃げたり抵抗したりほとんどできない人たちを多数殺傷した。

A起きた事を知った時、何を思ったか、どう感じたか。
「職員の仲間割れかな」「やな気持ちになった」「死んだから悲しい気持ちになった」「なんてことを、関係ない人たちを危害を加えるのはおかしい」「殺した人がどんな気持ちでいたのか、が最初」「殺された本人と残された家族は、気持ちが通じ合っていたのか」「知的障害者と聞いて、障害者が人を刺したというのにびっくりした」「うちの施設にもそういう人がいたらどうしよう」「殺人とかから、どう逃げたらいいか分からなく不安」。
・深夜にそんなに多数を殺傷したと知って怖い。そこまで深刻化するまで警察も呼べないのはどうしてだ。

B「津久井やまゆり園」は、どういう場所、どんな場所だと想像するか。
「自然がいっぱいありそう」「広いところ」「建物自体が大きく、入所者や職員が何人もいたのでは」「知的障害の人が生活している場所」「老人とか知的とかのホームのような所」「知的障害者と高齢者が一緒に住む所」「知的・精神・身体障害者とか、コミュニケーションができない人がいるのかな」。
・本人や周りの事情などで、地元で暮らせないとされた障害者を隔離していた時代に造られた古い施設。ここに暮らす人で、日中、施設の外へ出かけている人は少ないのではないか。

C亡くなられた人は、どういう人、どんな人だと想像するか。
「そこで日常生活を送っている人たち」「そこの施設に入ってお世話になっていた人たち」「ベッドで寝ている人たち、身体障害の人が多かったのかな」「寝たきりの人だったり、自分では発言するのが難しい人」「コミュニケーションのうまくとれない人」「テレビでは、言葉がしゃべれなかったり、お年寄りが多く、動けない人をほとんど刺したと聞いた」「暗い人たち、死ぬと暗いから」。
・そこで暮らしていた、自分で逃げたり身を守ったりができない方々。

D他の事件と違い、Cのほとんどの人は、名前などが公表されないのは、どうしてだと想像するか。
「個人情報が分かるから」「施設側の個人情報がたくさん載っていて、それを持ち出して世間の人に知らせるものではなかったのでは」「一人や二人は名前を出してもいいと思うけど、全部出すと大変なのかな」「障害者だから、差別かな」「遺族の希望もあるのかな」「出さないでくださいと家族が言っているのかな」「巻き込まれなかった、まだいる人の気持ちも考慮したのでは」。
・本当の名前や年齢などが分からない人が含まれているのでは。施設の仮名でも不詳でも世の中に伝えないと、生きて暮らしていた事実自体を、否定していると受け取れてしまう。

Eそのような事を起こした人は、どうして起こすに至ったと想像するか。
「自分のまわりにはそういう人がいないで、どうしてそう思ってしまったのか」「殺した相手の人と何があったのか、もっと他に方法があったのでは」「仕事のストレス・人間関係・給料かなと思った」「恨みがあったのかな」「巻き込まれた人の気持ちを無視したのでは」「その人が言った言葉で『障害者はいらないのにな』と言ったのがとても気になる」「『障害者なんて世の中から消えてしまえばいい』という言葉が一番印象に残っている」「こういう人は、介護とか施設とかに働きに来ないでほしい」「下の世話するが、結局他人だし、しんどいしつらいのもあるのかな」「老人だと痴呆の人もいて、分かってくれる人もいないのでつらいのかな」「最近は、関係ない人に危害を加えることが増えてきたと思う」。
・何にそこまで追い詰められていたのだろうか。事を起こす対象は何でも良かったように感じるが、過去に経験していた障害者が、その自己防衛機制の理屈に当てはめられたのか。事を起こした人もそこに暮らしていた人もどちらも、我々の社会がはじき出していた人たちなのではないのか。

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posted by ki at 17:48| Comment(0) | ばり研通信